エターナルクロニクルとは、人類の剣として人類の敵と戦った「聖剣士」と呼ばれる英雄たちの伝説が書き連ねられた文書を指す。
これは聖剣士クリエイスが台頭しはじめた頃に世界を旅していたリム・フラッフィーという詩人が存命中に書き溜めていた日誌が死後160篇にわたる書籍として出版されたことに始まる。
リムが記した聖剣士の記録の部分が抜き出され、以後事実を知る人間が書き足していくことでそれまで大まかな部分以外はばらばらに伝えられてきた聖剣士の戦いの記録が一つの歴史書となり、永きにわたりベストセラーとなった。
しかしそこには憶測や脚色、根も葉もない作り話も絶えず、ほどなくして記録の矛盾が指摘されるようになると著者間の軋轢が生じて派閥が生まれ、挙句は身勝手なプライド同士が衝突するだけの論戦が高じて編者の一人が殺害されるという事態に発展した。
その後関係者らは次第にデスクから姿を消していき、やがて出版権の浮いた127巻の文書は中途半端なまま世界各地の書庫に眠ることとなった。
時を経てこの「聖剣士の記録」という身も蓋もないタイトルのついていた歴史書がネットを介して手軽に読めるようになるといつしか「エターナルクロニクル」として知られるようになったが、誰がはじめにそう呼んだのかは定かではない。
これは聖剣士クリエイスが台頭しはじめた頃に世界を旅していたリム・フラッフィーという詩人が存命中に書き溜めていた日誌が死後160篇にわたる書籍として出版されたことに始まる。
リムが記した聖剣士の記録の部分が抜き出され、以後事実を知る人間が書き足していくことでそれまで大まかな部分以外はばらばらに伝えられてきた聖剣士の戦いの記録が一つの歴史書となり、永きにわたりベストセラーとなった。
しかしそこには憶測や脚色、根も葉もない作り話も絶えず、ほどなくして記録の矛盾が指摘されるようになると著者間の軋轢が生じて派閥が生まれ、挙句は身勝手なプライド同士が衝突するだけの論戦が高じて編者の一人が殺害されるという事態に発展した。
その後関係者らは次第にデスクから姿を消していき、やがて出版権の浮いた127巻の文書は中途半端なまま世界各地の書庫に眠ることとなった。
時を経てこの「聖剣士の記録」という身も蓋もないタイトルのついていた歴史書がネットを介して手軽に読めるようになるといつしか「エターナルクロニクル」として知られるようになったが、誰がはじめにそう呼んだのかは定かではない。
本作「エタクロ」においては、エターナルクロニクルに描かれた英雄譚の事実の部分および事実と異なるエターナルクロニクルの記述への指摘、そしてこの世界のどこにも記録されていない語られざるエピソードなどを気の向くままにつらねていくものとする。
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