DoJa-5.0→DoJa-5.1の変更点
- DoJa-5.0→DoJa-5.1の変更点
- 主な新機能
- 追加されたクラス
- [任] CipherPBE
- [任] CipherSessionKey
- [信][任] DDPConnection
- PKCS7SignerInfo
- [任] RandomNumberGenerator
- [任] SpeechAssistantInformation
- [任] SpeechFeatureData
- [任] SpeechListener
- [信][任] SpeechRecognizer
- [任] SpeechResult
- [任] SpeechResultInformation
- [任] SpeechResultNBEST
- [任] SymmetricCipher
- [任] Canvas2
- [信][任] GraphicsOGL2
- [任] IrReceiver
- [任] Pedometer
- [任] PedometerData
- [任] PedometerSettings
- [任] Pulsemeter
- [任] SpeechListener
- [任] SpeechSynthesizer
- 変更のあったクラス
- 削除されたクラス
主な新機能
対応機種
- DoJa-5.1
- D系:D905i
- F系:F905i, F905iBiz, F906i, F-06A, F-09B
- N系:N905i, N905iμ, N905iBiz, N705i, N705iμ,
N906iμ, N906i, N906iL, N706i, N706ie, N706iII, N-03A, N-05A - P系:P905i, P905iTV, P906i, P-03A, P-04A, P-05A, P-10A, P-03B, P-05B, P-07B, P-01C
- SH系:SH905i, SH905iTV, SH906i, SH906iTV, SH706i, SH706iw, SH-02A
- SO系:SO905i, SO905iCS, SO906i, SO706i
- DoJa-5.1LE
- F系:F884i, F884iES, F706i, F-02A, F-04A, F-10A
- L系:L-04A, L-06A, L-01B, L-02B, L-03B, L-01C, L-03C
- P系:P705i, P705iμ, P705iCL, P706iμ, P706ie, P-06A
- SO系:SO705i
音声認識のサポート
- SpeechRecognizerなど
- 音声入力を漢字かな混じりのテキストに変換できる
- 認識の信頼度やフリガナ情報の取得も可能
- トラステッド専用
- 音声入力を漢字かな混じりのテキストに変換できる
身体活動計のサポート
- PedometerやPulsemeterなど
- ネイティブの歩数計や脈拍計にアクセスできる
- 歩数計は各種データの取得が可能
- 脈拍計は測定の実施が可能
暗号化機能の強化
- SymmetricCipherなど
- DoJa-4.1で導入されたデジタル署名が強化された
追加されたクラス
[任] CipherPBE
- PBE(Password Based Encryption)オブジェクトを生成する
- CipherSessionKeyを生成可能
- オプションAPI
[任] CipherSessionKey
- セッション鍵を表現する
- CipherPBEのメソッドで生成する
- オプションAPI
[信][任] DDPConnection
- 音声認識バックエンドサーバーとのDDP通信用インタフェース
- HttpConnectionを継承している
- トラステッドアプリ専用 / オプションAPI
PKCS7SignerInfo
- 署名者情報を表現する
- PKCS7SignedDataのメソッドで取得可能
[任] RandomNumberGenerator
- 暗号化機能向けの乱数を生成する
- オプションAPI
[任] SpeechAssistantInformation
- 音声認識の補助情報を表す
- 音声入力レベル、S/N値、音声の有無を取得できる
- オプションAPI
[任] SpeechFeatureData
- 音声認識の特徴量データを表す
- 取得できるデータは内部データの参照なので注意
- オプションAPI
[任] SpeechListener
- 音声認識の特徴量抽出処理のイベントリスナ
- 各種イベントの通知を行う
- オプションAPI
[信][任] SpeechRecognizer
- 音声認識機能へのアクセスを行う
- サスペンドなどの状態になった場合、インスタンスの再取得が必要
- トラステッドアプリ専用 / オプションAPI
[任] SpeechResult
- 音声認識の結果を表す
- SpeechResultNBESTが実装している
- オプションAPI
[任] SpeechResultInformation
- 音声認識の認識結果のステータスを表す
- 認識結果の候補数、候補そのもの、ステータスコードなどを取得可能
- オプションAPI
[任] SpeechResultNBEST
- 音声認識の認識種別がN-BESTの場合の認識結果候補を表す
- 文字列として認識結果を取得できる
- SpeechResultを実装している
- オプションAPI
[任] SymmetricCipher
- 共通鍵暗号での暗号化/複合化を行う
- アルゴリズムはDES、3DES、AESに対応
- 暗号化のサンプルコードがクラスの説明に記載されている
- オプションAPI
[任] Canvas2
- 横向きのキャンバスを使用できる
- コンストラクタの引数で向きを決定する
- 回転は右または左に90度のみで180度回転は不可
- 描画する内容も向きに合わせて自動的に回転する
- 単純に横長のCanvasとして座標計算して描画すればよい
- オプションAPI
[信][任] GraphicsOGL2
- OpenGL ES 1.1の拡張機能相当のグラフィックス機能を実現する
- トラステッドアプリ専用 / オプションAPI
[任] IrReceiver
- 赤外線受信機能を使用できる
- 赤外線送信機能と併用すれば学習リモコンが作成可能?
- オプションAPI
[任] Pedometer
- ネイティブの歩数計から情報を取得する
- 1日単位のデータと累計データを取得できる
- オプションAPI
[任] PedometerData
- 歩数計のデータを表すクラス
- Pedometerから取得する
- 歩数、歩行距離、脂肪燃焼量などを保持する
- オプションAPI
[任] PedometerSettings
- Pedometerの設定を行う
- 歩数計の身長と体重を設定可能
- オプションAPI
[任] Pulsemeter
- ネイティブの脈拍計を制御する
- 任意のタイミングで脈拍の測定を実施可能
- オプションAPI
[任] SpeechListener
- SpeechSynthesizerのイベントリスナ
- 読み上げの完了またはキャンセルを通知する
- オプションAPI
[任] SpeechSynthesizer
- 文字の読み上げを実行する
- 読み上げスピードと声の種類を設定可能
- 実装されている端末は存在しない?
- オプションAPI
変更のあったクラス
[任] AccelerationSensor
- ダブルタップイベントとダブルタップの位置の検出ができるようになった
[信][任] Bluetooth
- 機器登録処理後に接続を切断するかどうかを取得/設定できるようになった
[信] CallRecord
- タイムゾーンを指定して発着信日時を取得するオーバーロードが追加された
Camera
- フォーカスの種類にハードウェアによる機構が追加された
[信][任] DirectBuffer
- セグメントを解除するメソッドが追加された
- 使用するセグメントを設定できるようになった
[信][任] DirectBufferFactory
- short[]、float[]、int[]を引数に取るオーバーロードが追加された
[信][任] FloatBuffer
- FloatBuffer同士の演算が行えるようになった
- FloatBufferとMatrix4fの演算を行えるようになった
MApplication
- 現在の状態(活性化状態/非活性化状態)を取得できるようになった
- 以前は開発者が状態を管理する必要があった
- タイムゾーンを指定して送信日時を取得するオーバーロードが追加された
[信][任] Matrix4f
- 視点座標への変換となるように行列の要素を設定するメソッドが追加された
Message
- タイムゾーンを指定して送受信日時を取得するオーバーロードが追加された
ObexConnection
- 通信モードを表す定数が追加された
PhoneSystem
- より詳細なエリア情報を取得できるようになった
- HSDPAエリア、FOMAエリア、ローミングアウト中、通信中、セルフモード、圏外、不明
- DEV_SERVICEAREA(圏内か圏外のみ取得可能)と関連する定数が非推奨になった
ScheduleDate
- タイムゾーンを指定するコンストラクタが追加された
[信][任] Tuple3f
- Tuple3f同士の加算が行えるようになった
[信][任] Tuple4f
- Tuple4f同士の加算が行えるようになった
- Matrix4fとの乗算を行えるようになった
[任] Graphics2
- 垂直同期の間隔を取得できるようになった
- 垂直同期に合せてダブルバッファリングの終了を行えるようになった
- Graphics#unlock(true)相当の機能を実行する
[任] PhoneSystem2
- リバーススタイルを表す定数が追加された
削除されたクラス
なし
- 今回のバージョンアップでクラスは削除されていない