基本的な使い方

本家の翻訳もどきです。英語読める人は本家のBasic how-to読んでください。

Step 1: HFSLIPフォルダの準備

HFSLIP.zipをダウンロードして中身をフォルダに解凍する。(ここでは HFSLIP フォルダとする)
HFSLIP フォルダのパスには、空白や全角文字が含まれないようにした方が安全。
例: D:\HFSLIP

HFSLIP フォルダの HFSLIP.CMD をダブルクリックで実行する。(うまくいかない時は拡張子をbatに変更する)
これによりファイルを配置するフォルダ群(HF、HFSVCPACK、etc.)が自動的に作られる。
それぞれのフォルダの意味はこの下、もしくは[フォルダの説明]を参照するように。

Step 2: Windowsのソースをコピーする

WindowsのインストールCDの中身を SOURCE フォルダの中にコピーする。
全てをコピーする必要はない。最低限必要なのは、I386 フォルダと、CDのルートにあるファイル群(bootfont.binなど)。
よく分からなければ全てコピーしておくように。

Step 3: サービスパックの追加

HFSLIPでサービスパックを統合したい場合は、そのインストーラーを HF フォルダに入れる。
詳しくは公式サイトを参照。

Step 4: ホットフィックスとプログラムアップデートの追加

対応しているホットフィックスと、各ファイルの配置フォルダについてはHotfix update lists (特にTomcat76の方)を参照。
(選択するOSは SOURCE フォルダのOS)

基本的にホットフィックスは HF フォルダに入れる。
CABファイル(IE6 for Win2k、DirectX 9.0c、etc.)は HFCABS フォルダに、
MSIファイルはHFSVCPACK_SW1に入れる。(ただしMSXMLのインストーラー(MSI)はHFに入れるように)
また、セットアップ中に自動インストールしたいホットフィックスは、HFSVCPACK_SW1 or HFSVCPACK_SW2に入れる。
(詳しくは公式サイト参照)
IE6、DX9、WMP9/10は必須ではない。またswflash.cabを HFCABS フォルダに入れればFlash Playerを統合できる。

特記事項 :
サービスパックを HF フォルダに入れて統合する場合、そのサービスパック用のホットフィックスが必要になる。
例えば SOURCE フォルダのWindows XPがSP1で、HF フォルダのサービスパックがSP2の場合、
Windows XP SP2 用のホットフィックスを用意する。
同様に、Win2kにIE6を統合する場合は、IE5ではなくIE6のホットフィックスを HF フォルダに入れる必要がある。

Step 5: サイレントスイッチレスインストーラーの追加 (任意)

サイレントスイッチレスインストーラーは、インストールスイッチなしで無人インストールできるインストーラーのこと。
サイレントスイッチレスインストーラーは HFSVCPACK に入れる。
インストーラーパッケージやその作成方法はインターネット上で検索して見つけてください。
例: http://www.ryanvm.net/msfn/ など。

Step 6: CDイメージの作成に必要なファイルの準備 (任意)

HFSLIPは自動でISOイメージを作成できる。また作成したISOはどのライティングソフトでも普通にそのまま扱える。
どうやってCDに書き込むか、またブータブルにするかよく分からない人は、この手順を実行することを勧めます。

必要なファイル (HFTOOLS フォルダに入れること)

BBIE.EXE はWindowsのインストールCDからブートイメージを抽出するのに使う。
(ブートイメージは自動的に HFTOOLS フォルダに BOOT.BIN として保存される。
初回実行時はインストールCDをCD-ROMドライブに入れておくこと。

MKISOFS と CDIMAGE は ISOイメージ作成に使うプログラム。
これらのプログラムがISOをブータブルにするのにBOOT.BINを使用する。

MKISOFSはパッケージによってcygwin1.dllが同梱されていることがある。
cygwin1.dllが同梱されている場合はそれもHFTOOLS フォルダに入れるように。なければmkisofs.exeだけでOK。

Step 7: Windowsセットアップ中のHFSLIPのDOS窓を消す (任意)

セットアップ終了まで残り約13分の場面で、HFSLIPというタイトルのDOS窓が出現する。
もしこのウィンドウを見えないようにしたい場合は、CMDOW.EXE を HFTOOLS フォルダに入れる。

注意:
CMDOW.EXEをアンチウイルスソフトがトロイと誤検知して、勝手に削除してしまうことがあるので注意。
その場合はアンチウィルスソフトを一時的に無効にするなど、各自対処するように。

上級ユーザー向け注意:
CMDOW.EXE は HFEXPERT でも対応しているが、HFTOOLS と同時には入れないように。

Step 8: HFSLIPを実行する

管理者権限をもったアカウントでログインしていることを確認。(でないとMSIファイルの展開が上手くいかない)
各フォルダを再チェックし、問題がないことを確認したら、HFSLIP CMD をダブルクリックしてプログラムを実行。
初めにイントロダクションを数ページ読む。(エンターキーで読み進める)

イントロダクションの一部についての特別な注意
~省略~
DRIVER.CABの圧縮方式を選ぶところは、よく分からなければエンターを押せばOK。(自動的に"A"になる)

イントロダクションの最後のページで、"I have read the instructions" と入力し、エンターを押す。
まったりする。

作業が終わり完了メッセージが表示されたら、ウィンドウを閉じる。
更新されたソースが SOURCESS フォルダに、
またISOイメージが (Step 6を実行した場合) HFSLIP フォルダのルートにできているはず。

もう一度HFSLIPを実行する場合は、SOURCESS フォルダを新たに作成できるように削除orリネームしておくこと。

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最終更新:2010年05月06日 16:08