トラッキング対象とは別撮りの映像や写真を使ってトラッキングする

撮影時に手持ち移動やドリーは実は稀で、三脚でパンのみのショットの方が多い。
また、夜間の撮影でトラッキングポイントが少ないなど、
撮影した映像がトラッキングしにくいケースがあります。

SynthEyesの場合は同じ場所を写した複数のショットをドッキングさせることができるので
現場で別カメラでトラッキングしやすい映像を押さえておいたり、数枚写真を撮っておき
このトラッキング対象の映像とは別の映像(または写真)でトラッキングを済ませ、3次元解析まで終わらせた上で
トラッキング対象の映像は6点だけ手動で追跡して
両者の同一点を合体させるという方法があります。

そうすると本来トラッキングできない映像でも
カメラの動き・3D座標を割り出せるので、現場では別カメラを回すといいかもしれません。


また、上記の方法はオブジェクトトラッキングの場合にも効果を発揮する。
例えば走ってくる車のショットで、車をオブジェクトトラッキングをする場合なんかだと
画面内の車の写っている部分だけしかトラッキングポイントがない。
車全体の形状は出せない。
そこで、先に車を止まった状態でしっかりと360°別撮りで映像に押さえておいて
これでトラッキングを済ませ、実際の走ってくる車のショットは6点だけ手動で追って
ドッキングさせる。
先に別撮りする時は本番じゃないからトラッキング用のシールだらけにもできる。

やりかたはMulti-Shot Tracking参照

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最終更新:2013年12月01日 02:41
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