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2010年1月のすぐさん

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2010年1月

風穴

No.1 ▼次へ

正月二日、相方が突如居間の壁を一部ぶち抜いた。
ガリガリ、ゴリゴリ凄い騒音に驚いて目を覚ますと、寝巻姿の相方がノコをふるっていたのでびっくり。


我が家ではすぐさんが自由に出入りできるようにありとあらゆるドアが半開きにしてある。
冬場も居間のドアが半開きなので、暖気が逃げてしまい光熱費が馬鹿にならない。
そこで、すぐさん用の抜け穴を作ることにしたらしいのだ。

空けた穴に向かって1時間も2時間もじっと思案していたりしたもので、こいつ、ノープランで壁をぶち抜きやがったなとまったく信用していなかったのだが、なんということでしょう!
二日がかりで素敵な抜け穴が完成した。
これに塩ビで軽量のドアをつけるらしい。
すぐさんもお気に召したようで、スイスイと行き来している。

しかし、隙間どころか大きな風穴が開いているので足元が前より寒い状態。
相方よ、早くドアもつけてください。


風穴続報

No.2 ▼次へ

冷気も通り抜ける風穴状態で工事がストップしていたすぐさんの抜け穴。
相方も、危機を体感的に悟って早々にドアを作成してくれた。

すぐさんが開けやすいように、軽めの塩ビを蝶番で止めた簡単な作りだが、木目シールを貼ったりして見た目はなかなか凝っている。
ドアがついたおかげで冷気が抜けなくなったリビングはホカホカ。
しかし、すぐさんまで通り抜けられなくなってしまった。
これまでは半開きのドアに前足をひっかけて上手に開けていたのだが、「押して入る」という動作がどうにも馴染まないらしい。
悩んだ相方がいろいろ検索して、「焦らずじっくり待ちましょう」という結論に至り、リビングにひとがいない時は抜け穴のドアを開け放っておくことにした。
結局、暖気は逃げてゆく…。
「すぐさんは賢いから来年の冬にはきっと!」
親馬鹿な期待を寄せつつ、再びドア開け係に甘んじるワタクシなのでした。


試される自制心

No.3 ▼次へ


最近のすぐさんはコタツの中で、私の脛をまくら代わりにくたっと伸びている。
ずっと同じ体制でいるとお尻が痛くなってくるので、足を動かすと「ぶぎゃあ」と文句を言われる。

「あたしゃあ、てこでもここをうごかないよ」というふてぶてしい態度。
しかし、傍らにスタンバイしておいたお菓子の袋をガサゴソさせるとヌルリとこたつ布団の間から這い出してくる。
スナック類だと匂いをかいでフイッとまた中に戻るのだが、これがおせんべいだと平静でいられなくなる。
ひとが口にくわえているのを横取りしようと、右往左往。
油断していると、せんべい目がけ猫パンチを繰り出す。
袋の口が開いていようものなら頭を突っ込んでペロペロ。
気いて「あっ!」と声を上げても、上目遣いに私を睨みつけながら更に急いでペロペロしまくる。
なんて泥棒猫みたいな真似を…ハシタナクテヨ。

三白眼の凶悪な相を浮かべ、じっと見つめられるとかなり心苦しい。
でも、人間の食べるものなぞ猫の健康によいはずがないので、心を鬼にしておすそ分けはしないことにしている。
その他にも、身悶えするほど食べたがるのが、海苔、シーチキン。
切り落としたときに出たカスや空き缶からその味を知ってしまったのが彼女の不幸のはじまりだった。
味を知っているだけに、匂いだけでお預けされるのは辛かろう。
やはり、時々「ちょっとだけよ」と言ってしまう。
他人がやっていると、あ~あ~ダメじゃんと思うのに自制しきれない自分が哀しい。


すぐりホール

No.4
よく猫の鳴き真似をする。真似歴はかれこれ7年。鳴き真似をすると傍にやってきて、すぐさんも一緒になって鳴く。
何と言っているのかはわからない。もしかしたら、「ババァ!飯!!」とか連呼しているのかもしれない。

先日、エアパッキンの芯をメガホン代わりにして鳴いてみた。
びっくりするほどよく響く。
すぐさんは、チャリチャリチャリチャリ大慌ての鈴音で駆けつけて来た。
声の聞こえてくる筒の先を一生懸命覗き込んでいる。
面白そうなので私も覗いてみたら、やっぱり面白かったので激写。
吸い込まれそう?