2011年4月のすぐさん
2011年4月
スーホの白い馬
▽
No.1
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すぐさんは、私の左肩に前足を掛けて上手に抱かれる。
お母さんが、赤ちゃんにミルクをあげた後、ゲップをさせる時の体勢に似ている。
おしりをポンポンされるのに合わせて尻尾をフリフリ、大人しくしている。
お母さんが、赤ちゃんにミルクをあげた後、ゲップをさせる時の体勢に似ている。
おしりをポンポンされるのに合わせて尻尾をフリフリ、大人しくしている。
一方、お豆は落ち着きがなく、すぐさんと同じようには出来ない。
そこで、四肢を抱えて横抱きにしている。
「ん~?」と不思議そうに私の顔を見上げて来るのが可愛いっちゃあ、可愛い。
そこで、四肢を抱えて横抱きにしている。
「ん~?」と不思議そうに私の顔を見上げて来るのが可愛いっちゃあ、可愛い。
赤いフリースを着てお豆を抱きかかえた時、ふと閃いた。
これってあの、名作絵本の表紙絵にそっくり!
得意になって相方に報告すると、怪訝な顔をされてしまった。
読書をしない人だとは知っていたけれど、絵本とも縁がなかったのね…。
少し悲しくなってしまった。
これってあの、名作絵本の表紙絵にそっくり!
得意になって相方に報告すると、怪訝な顔をされてしまった。
読書をしない人だとは知っていたけれど、絵本とも縁がなかったのね…。
少し悲しくなってしまった。
春ですね
▽
No.2
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先週末、満開になった桜の花弁が、我が家の屋上に数枚落ちていた。
近所の神社から飛んできたのだろうか。
うららかな日和に、気持ちが和む。
猫たちの屋上散歩の引率も楽になった。
近所の神社から飛んできたのだろうか。
うららかな日和に、気持ちが和む。
猫たちの屋上散歩の引率も楽になった。
猫たちの身体は桜よりも一足早く春を察知したようで、ひと月ほど前から抜け毛が増えて来た。
この時期は、朝、掃除をしても、夜、フローリングの上をサッと手で払うと猫毛の束が出来る。
屋上でブラッシングする時間も長くなった。
やってもやっても抜けるので、一匹につき2度ブラシの目が詰まったら終了にしているが、遊びながらなので相当の時間、屋上で過ごしている。
この時期は、朝、掃除をしても、夜、フローリングの上をサッと手で払うと猫毛の束が出来る。
屋上でブラッシングする時間も長くなった。
やってもやっても抜けるので、一匹につき2度ブラシの目が詰まったら終了にしているが、遊びながらなので相当の時間、屋上で過ごしている。
やはり室内にいるより、屋外の方が猫たちは生き生きとして来るようだ。
見よ、すぐさんのこの精悍な立ち姿!
この人工芝が本物の草原だったら、どんなに素敵だろう。
見よ、すぐさんのこの精悍な立ち姿!
この人工芝が本物の草原だったら、どんなに素敵だろう。
小春日和、たんぽぽが咲き乱れる中に座り込んで呆けている野良さんの幸せそうなことといったらない。
日に何度も散歩をせがまれると、面倒に思うことも多いのだが、すぐさんとお豆にはせめて屋上で、春を満喫していただこうと思う。
日に何度も散歩をせがまれると、面倒に思うことも多いのだが、すぐさんとお豆にはせめて屋上で、春を満喫していただこうと思う。
年々歳々
▽
No.3
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すぐさんとお豆の両方にブラシがけしていると、毛並みの差がよくわかる。
個体差か、年齢的なものなのか、お豆は猫っ気そのもののやわ~とした毛なのに対し、すぐさんは概ね固め。
しかも、ちらほら白髪が混じってきている。
個体差か、年齢的なものなのか、お豆は猫っ気そのもののやわ~とした毛なのに対し、すぐさんは概ね固め。
しかも、ちらほら白髪が混じってきている。
猫の年齢を人間の年齢に換算するのはナンセンスなんてことも言われているが、目安として猫の8歳は人間の60歳前後。
いつの間にやら私の年齢を追い越している。
御髪に白いものが混じるのも当然と言えば、当然か。
睡眠時間も長くなってきたし、以前ほど活発に遊ばなくなった。
いつの間にやら私の年齢を追い越している。
御髪に白いものが混じるのも当然と言えば、当然か。
睡眠時間も長くなってきたし、以前ほど活発に遊ばなくなった。
ついつい残された時間を考えて、心持ちゴワっとしたすぐさんの背中をしんみりなでていると、お豆がヤキモチを焼いて「ぴゃお~う」と割って入る。
お豆はまだまだ、甘えたい盛り、遊びたい盛り、食い盛り。
こんな時期も、いつの間にか過ぎ去ってしまうのだ。
どちらの時間も大切にしたいが、どっちも一遍に相手にするのはとても難しい。
自分、不器用ですから。
お豆はまだまだ、甘えたい盛り、遊びたい盛り、食い盛り。
こんな時期も、いつの間にか過ぎ去ってしまうのだ。
どちらの時間も大切にしたいが、どっちも一遍に相手にするのはとても難しい。
自分、不器用ですから。
惨敗

待ちに待った春の訪れとともに、招かざる客もやって来た。
それは、蚊!
家の裏に太い側溝があるせいか、暖かくなってくると毎年大量の蚊がは発生するのだ。
屋上の白い壁に点々とたかる蚊を見ると寒気がする。
にゃんこさん方に悪い病気を運んでくる可能性があるので、見つけたら容赦なく成敗することにしている。
それは、蚊!
家の裏に太い側溝があるせいか、暖かくなってくると毎年大量の蚊がは発生するのだ。
屋上の白い壁に点々とたかる蚊を見ると寒気がする。
にゃんこさん方に悪い病気を運んでくる可能性があるので、見つけたら容赦なく成敗することにしている。
しかし、奴らとて命がけ。
おニブなおばさんの魔手から難なく逃れ、遂には家の中にまで侵入して来る。
薄暗い場所で目の前を通過され、見失う悔しさよ。
おニブなおばさんの魔手から難なく逃れ、遂には家の中にまで侵入して来る。
薄暗い場所で目の前を通過され、見失う悔しさよ。
先日も一匹、どこからか蚊が紛れ込んでいた。
いるのはわかっていても捕えられずにいたのだが、お豆坊が目ざとく見つけた。
リビングのドアの向こうで浮遊しているらしい。
後ろ足立ちになり、右へ左へ前足を振り回して獲物を狩ろうと悪戦苦闘する姿は、盆踊りでも踊っているような風情。
「猫じゃ猫じゃ」でも流したらぴったりなんじゃなかろうか。
いるのはわかっていても捕えられずにいたのだが、お豆坊が目ざとく見つけた。
リビングのドアの向こうで浮遊しているらしい。
後ろ足立ちになり、右へ左へ前足を振り回して獲物を狩ろうと悪戦苦闘する姿は、盆踊りでも踊っているような風情。
「猫じゃ猫じゃ」でも流したらぴったりなんじゃなかろうか。
お豆が去った後のガラスは足跡でベタベタになっていた。
ゲンナリしながら拭っているうちに、かがんで露わになった背中の辺りに痒みが…。
お豆、あんたも結局捕まえられなかったのね。
ゲンナリしながら拭っているうちに、かがんで露わになった背中の辺りに痒みが…。
お豆、あんたも結局捕まえられなかったのね。
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