この作品を見て、これほどまでキャラクターを殺していいものなのだろうか?
と思った作品は今までになかったと思う。
主人公ザマショウにほど近い、マーベルフローズンやギブン達はストーリーの
架橋まで殺さずいたが、他のサブキャラはためらわず切り捨てていった。
後になって、この作品の監督の特徴であることが判ったのだが、この作品
は20年前に放映されず、今放映されていたら、画風もよりリアルになることか
ら必ず教育上の問題で放送ストップになるか、深夜アニメとして放送されてい
たと思われる。特に、ルーザが愛娘リムルを殺すシーンは間違いなく問題視
されるだろう。このシーンは私がこの先記憶に残るシーンであったことは間違
いない。ただ逆に、戦場ではこういった仲間をすぐに失ってしまうことが当たり
前な世界であるが故に、このようなストレートな展開になっていたのかとも感じた。
それにしても、今思い返しても、全キャラが非業な最期を遂げていったなぁと思う。
- ただ唯一キーンは、最後に幸せを勝ち取った感がある。
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最終更新:2009年09月26日 16:05