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死神さんとぼくら―間章一」(2007/08/28 (火) 15:21:14) の最新版変更点

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「しぃさ~ん!!」 一匹のAAが汗だくになりながらもこちらにかけよってきた。 「あら?モラ君どうしたの?」 彼はモララー。左耳に一本の切れ目が特徴。新人の死神で、私の後輩。 もし、生きていたとしたら小学生の中学年ぐらいの精神年齢… 「しぃさんは、何で、死神になったんですか?ハア…ハア」 息が切れてる… 「そ、それだけのことを聞くためだけにここまできたの!?」 「は、はい…」 私は今とある用事のため現世に来ていた。人通りが少ない裏路地。天界(あの世)から、ここまで来るにはかなりの体力が必要で、それはモナ先輩でも私でも大変なことことだ。 「全く…。じゃあ質問に答えるわね。」 モラ君の目からは、とても気持ちが高ぶっていることがわかる… 「やったぁ!!」 「あのね…」 言いかけたそのとき、後ろの方から新たな声が 「しぃは~ん。そないとこで何やってはるんですか?」 すると、モラ君が 「げ、現世の人間!?」 っと、驚いて言うので、そっとつぶやき返す。 「そうよ。」 彼女は『のー』。現世の人間(正しくはAA?)で、私がまだ生きていたころの友達。実際にはいまでもそうだけど… 彼女には、かなりの霊感があって浮遊霊だけでもなく、死神や怨霊まで見えたりする。 「しぃはん?誰やそいつは?」 のーが不思議そうに問いかける。 「あぁ、この子はね、私の後輩のモララーよ。」 「は、はじめまして!!よよ、よろしくおながいします!!」 がちがちに緊張しながらも挨拶 「そうかぁ、かわええなぁ。緊張しとるんか?っま、お仕事がんばってや。」 のーは、優しくモラ君にはなしかける 「あ、ありがとうございます!!がんばります!!」 (やったぁ。ほめてもらっちゃった♪) 「しぃはん。もうわい行くで。」 「そう。じゃあまたどこかでね。」 のーの姿が見えなくなるまで二人で見送った… しぃ→モララー [ねぇ、しぃさん。ひとついい?」 「ん?別にいいわよ?」 どんな質問でも答えますよと言っているみたいな顔だ… 「僕まだよくわからないんだ。僕たちは天界に住んでるじゃん。(居るといったほうがいいかな?)」 「ええ、そうよ。っで?」 しぃさんの顔が引きつる。なんかまずいこと言っちゃったかな; 「その、なんていったらいいのかな…?天界に居る僕たちはこの現世に行くことができるよね…。だから他の事は可能なのかなって?」 しぃさんはしばらく考えこんでからこういった。 「ええ。可能よ。さっき私たちが現世に行ったようにね。ちょっと待ってて。」 しぃさんはそう言うと一枚の紙に何かを書き始めた。 しばらくしてその紙を僕に突き出す。 「こ、これは?」 その紙には、こう書いてあった。 『天国 |↓ |天界(あの世) | ↑↓  |  L→現世 |        | 地獄←――」 』 「この世界はね、上から天国、天界、現世、地獄、となっているの。 この矢印は、『そこには移動可能』ってことを表してるわ。」 へぇ~ 「じゃあ、天国から天界に行ったときは天国には戻れないの?」 「いいえ。戻れるわ。ただし、地獄から天界にはある時を除いてはもどれないわ。」 ある時?それってもしかして… 「そのある時ってもしかして…」 「そう。月に一回ある新しい死神を選ぶときよ。」 やっぱりそうだったんだ… 「さあ、次の当番はモラ君よ。がんばって、死魂をみちびいてあげてね。」 「はぁい。」 なんか忘れてるような気がする……   [[<<>死神さんとぼくら―二人目]]  [[TOP]]  [[元ネタ有りTOP>元ネタ有り]]  [[>>>死神さんとぼくら―死神モララー]]
「しぃさ~ん!!」 一匹のAAが汗だくになりながらもこちらにかけよってきた。 「あら?モラ君どうしたの?」 彼はモララー。左耳に一本の切れ目が特徴。新人の死神で、私の後輩。 もし、生きていたとしたら小学生の中学年ぐらいの精神年齢… 「しぃさんは、何で、死神になったんですか?ハア…ハア」 息が切れてる… 「そ、それだけのことを聞くためだけにここまできたの!?」 「は、はい…」 私は今とある用事のため現世に来ていた。人通りが少ない裏路地。天界(あの世)から、ここまで来るにはかなりの体力が必要で、それはモナ先輩でも私でも大変なことことだ。 「全く…。じゃあ質問に答えるわね。」 モラ君の目からは、とても気持ちが高ぶっていることがわかる… 「やったぁ!!」 「あのね…」 言いかけたそのとき、後ろの方から新たな声が 「しぃは~ん。そないとこで何やってはるんですか?」 すると、モラ君が 「げ、現世の人間!?」 っと、驚いて言うので、そっとつぶやき返す。 「そうよ。」 彼女は『のー』。現世の人間(正しくはAA?)で、私がまだ生きていたころの友達。実際にはいまでもそうだけど… 彼女には、かなりの霊感があって浮遊霊だけでもなく、死神や怨霊まで見えたりする。 「しぃはん?誰やそいつは?」 のーが不思議そうに問いかける。 「あぁ、この子はね、私の後輩のモララーよ。」 「は、はじめまして!!よよ、よろしくおながいします!!」 がちがちに緊張しながらも挨拶 「そうかぁ、かわええなぁ。緊張しとるんか?っま、お仕事がんばってや。」 のーは、優しくモラ君にはなしかける 「あ、ありがとうございます!!がんばります!!」 (やったぁ。ほめてもらっちゃった♪) 「しぃはん。もうわい行くで。」 「そう。じゃあまたどこかでね。」 のーの姿が見えなくなるまで二人で見送った… しぃ→モララー [ねぇ、しぃさん。ひとついい?」 「ん?別にいいわよ?」 どんな質問でも答えますよと言っているみたいな顔だ… 「僕まだよくわからないんだ。僕たちは天界に住んでるじゃん。(居るといったほうがいいかな?)」 「ええ、そうよ。っで?」 しぃさんの顔が引きつる。なんかまずいこと言っちゃったかな; 「その、なんていったらいいのかな…?天界に居る僕たちはこの現世に行くことができるよね…。だから他の事は可能なのかなって?」 しぃさんはしばらく考えこんでからこういった。 「ええ。可能よ。さっき私たちが現世に行ったようにね。ちょっと待ってて。」 しぃさんはそう言うと一枚の紙に何かを書き始めた。 しばらくしてその紙を僕に突き出す。 「こ、これは?」 その紙には、こう書いてあった。 『天国 |↓ |天界(あの世) | ↑↓  | └→現世  |         | 地獄←――┘』 「この世界はね、上から天国、天界、現世、地獄、となっているの。 この矢印は、『そこには移動可能』ってことを表してるわ。」 へぇ~ 「じゃあ、天国から天界に行ったときは天国には戻れないの?」 「いいえ。戻れるわ。ただし、地獄から天界にはある時を除いてはもどれないわ。」 ある時?それってもしかして… 「そのある時ってもしかして…」 「そう。月に一回ある新しい死神を選ぶときよ。」 やっぱりそうだったんだ… 「さあ、次の当番はモラ君よ。がんばって、死魂をみちびいてあげてね。」 「はぁい。」 なんか忘れてるような気がする……   [[<<>死神さんとぼくら―二人目]]  [[TOP]]  [[元ネタ有りTOP>元ネタ有り]]  [[>>>死神さんとぼくら―死神モララー]]

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