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「しぃさ~ん!!」
一匹のAAが汗だくになりながらもこちらにかけよってきた。
「あら?モラ君どうしたの?」



彼はモララー。左耳に一本の切れ目が特徴。新人の死神で、私の後輩。
もし、生きていたとしたら小学生の中学年ぐらいの精神年齢…



「しぃさんは、何で、死神になったんですか?ハア…ハア」
息が切れてる…
「そ、それだけのことを聞くためだけにここまできたの!?」
「は、はい…」
私は今とある用事のため現世に来ていた。人通りが少ない裏路地。天界(あの世)から、ここまで来るにはかなりの体力が必要で、それはモナ先輩でも私でも大変なことことだ。
「全く…。じゃあ質問に答えるわね。」
モラ君の目からは、とても気持ちが高ぶっていることがわかる…
「やったぁ!!」
「あのね…」
言いかけたそのとき、後ろの方から新たな声が
「しぃは~ん。そないとこで何やってはるんですか?」
すると、モラ君が
「げ、現世の人間!?」
っと、驚いて言うので、そっとつぶやき返す。
「そうよ。」
彼女は『のー』。現世の人間(正しくはAA?)で、私がまだ生きていたころの友達。実際にはいまでもそうだけど…
彼女には、かなりの霊感があって浮遊霊だけでもなく、死神や怨霊まで見えたりする。
「しぃはん?誰やそいつは?」
のーが不思議そうに問いかける。
「あぁ、この子はね、私の後輩のモララーよ。」
「は、はじめまして!!よよ、よろしくおながいします!!」
がちがちに緊張しながらも挨拶
「そうかぁ、かわええなぁ。緊張しとるんか?っま、お仕事がんばってや。」
のーは、優しくモラ君にはなしかける
「あ、ありがとうございます!!がんばります!!」
(やったぁ。ほめてもらっちゃった♪)



「しぃはん。もうわい行くで。」
「そう。じゃあまたどこかでね。」
のーの姿が見えなくなるまで二人で見送った…




しぃ→モララー



[ねぇ、しぃさん。ひとついい?」
「ん?別にいいわよ?」
どんな質問でも答えますよと言っているみたいな顔だ…
「僕まだよくわからないんだ。僕たちは天界に住んでるじゃん。(居るといったほうがいいかな?)」
「ええ、そうよ。っで?」
しぃさんの顔が引きつる。なんかまずいこと言っちゃったかな;
「その、なんていったらいいのかな…?天界に居る僕たちはこの現世に行くことができるよね…。だから他の事は可能なのかなって?」



しぃさんはしばらく考えこんでからこういった。
「ええ。可能よ。さっき私たちが現世に行ったようにね。ちょっと待ってて。」
しぃさんはそう言うと一枚の紙に何かを書き始めた。



しばらくしてその紙を僕に突き出す。
「こ、これは?」
その紙には、こう書いてあった。



『天国
|↓
|天界(あの世)
| ↑↓  |
└→現世  |
        |
地獄←――┘』



「この世界はね、上から天国、天界、現世、地獄、となっているの。
この矢印は、『そこには移動可能』ってことを表してるわ。」
へぇ~
「じゃあ、天国から天界に行ったときは天国には戻れないの?」
「いいえ。戻れるわ。ただし、地獄から天界にはある時を除いてはもどれないわ。」
ある時?それってもしかして…
「そのある時ってもしかして…」
「そう。月に一回ある新しい死神を選ぶときよ。」



やっぱりそうだったんだ…
「さあ、次の当番はモラ君よ。がんばって、死魂をみちびいてあげてね。」
「はぁい。」





なんか忘れてるような気がする……


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