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現世 夕方ごろ



ここはとある病院
そのうちの個室で二人のAAがいた
ベットに横たわっているのはフーン族で水色のAA
そしてそれを静かに見守る同じフーン族で黄緑色のAA



ピッ ピッ ピッ ピッ 



と水色のAAの心拍数を告げる
「弟者……」
心配そうに見守る中そっとつぶやく黄緑色のAA



突然!
ピーーーーーー(ry



弟者と呼ばれたAAの心臓が停止したことを告げた
「そ、そんな!…と者?弟者!?」



そのとき異変に気づいた医者が部屋へ飛び込んできた
「せ、先生!お、弟者が!弟者が!!」
「落ち着くんだ。兄者くん…」
「っえ…?」
この言葉には何で俺の名を知っている
という気持ちも込められていたが
ある別の気持ちの方が大きかった



「弟者……」






 サヨウナラ





~~~~~~~~~~~~ 






「ようこそ。いらしゃい。」




「こ、ここは?お前は…死神?」
「ここはあの世。そして僕は死神。」
今回の魂はフーン族かぁ…。
しぃさん、フーンにはけっこう苦労したとか言ってたなぁ……
そういえばこの人体中傷だらけだけどうしたんだろ?



「な、なぁ…。なんで俺ここに居るんだ…?い、いつのまに!?」
…違う意味で苦労するかも…
「ハァ…。そういう魂って本当に困るんだからな。」
「すまん。本当に知らんのだ…」
「じゃあ、教えてあげるよ。君はついさっき病院で息を引き取ったのさ。」
「そうか…」
「何一人で納得してるの?」
「話すと長くなりますが、何か?」
「別にかまわないけど…;」
ちょうど一話一話が短くて困ってたんだぁ



「じゃあ話すぜ。」





「俺は流石 弟者。
流石家の次男として生まれた。
ちなみに兄とは同い年だ。つまり双子。
流石家は…まぁ普通(?)の家族さ…;」
「な、なるほど…;」
普通って言うのかな…?ここ天界でもある意味有名なんだけどなぁ…
「で、家は知らないうちに大量の借金を抱えていたみたいで…」
「それは、それは…」
お気の毒に…
「やっぱ毎日借金取りがくるわけよ。やくざ五人がな。
っでそいつらは俺と兄者に毎回毎回一本ずつ傷をナイフでつけていくんだ。
『大丈夫。いたくないよ』って。
はじめは足、次は手、胴、頭、耳、と」
「……。」
「ちなみに母者、父者はどっかに連れて行かれた。
妹者や末者が居たから母者はおそらく手出しできなかったんだろうな。」
もう借金取ちゃうやん…



「最終的には、末者も妹者も殺されて…。俺たちは何にもしてやれなかった…。」
ひどい。てか作者…。無理ありすぎなんじゃ…?
「家に残ったのは俺と兄者だけ。俺は変な薬を飲まされ続けた。おそらく麻薬だろう。兄者は痛々しいほどの暴行を受けてたな。」
「信じられないことする人が本当に居るんですね。」
まさかとは思うけど、リアルにはいないよな…。ねぇ。
「続けるが、明くる日。借金取が来なくなったんだ。俺と兄者は大いに喜んださ。けど、母者たちはいつまでたっても帰ってこなかったんだ。」
「え!それって、ま、まさか…。」
「そう。母者たちはもう地上にはいない…。」
よほどの借金だったんだね…。
…しぃさんは何か知ってるかも?
「で俺は誓った『必ずしやこの手で奴等に仇を討つ』ってな。」
「で、全員殺れたんですか?」
そう言うと弟者さんは僕と目を逸らしてこう言った。





「一人だけ生き残った…。」






「弟者さん、一つ聞いてもいいですか?」
「ん?何だ?」
弟者さんの目は不安に満ちていた。
「未練ってありますか?」
突然目つきが変わる。
「あるさ。あるに決まってる。」
やっぱり、生き残った最後の一人の…。
「じゃあ、現世へ?」
僕の心を読んだのか、こう言った。
「俺の未練はそっちのことじゃない。兄者だ。」
「貴方のお兄さん?」
今にも泣き出しそうなのがわかる。
「そう。兄者は今一人だろ。あいつ、一人じゃ何にも出来ないんだ。殺しを働いたのは俺だけであって兄者は何にも関係ない。」
「では、貴方の望みは何ですか?」
弟者さんは今までにもない真剣な目つきでこう言った。







「俺を死神にしてくれないか。」






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