34 名前:創氏改名説明コピペ[] 投稿日:04/01/07 21:03 ID:ml/x6ve3

 創氏改名は強制であったとよく言われますが、具体的にはこうなります。
「創氏 = 家族名を作る事 = 強制」
「改名 = 個人名を変更する事 = 任意(本人の自由)」
 朝鮮には家族が共有する名前であるfamily name(家族名)がありませんでした。金とか
朴とかってのはfamily nameではなく、男系血族集団の名前であるclan nameなんですね。
だから、日本やアメリカと違って中国や朝鮮では夫婦で姓が異なります。
 仮に、徳川家康さんを戸籍登録するとしましょう。徳川さんは源氏なので、
「clan name(氏族名) = 源 : family name(家族名) = 徳川 :given name(個人名) = 家康」
となります。日本の戸籍制度で登録するのに使用するのは、このうちの「家族名 + 個人名」 ですね。
 ところが、朝鮮には家族名がありません。たとえば金正日さんの場合は
「clan name(氏族名) = 金 : family name(家族名) = 無し : given name(個人名) = 正日」
なのです。それで、新たにfamily name(家族名)を作れというのが「創氏」です。
 別に朴や金といった氏族名を廃止したわけではなく、氏族名に関しては国は関知しない
から勝手にやってくれということですね。強制なのはあくまでも「family name(家族名)
を作れ」という点だけであって、どういう「family name(家族名)」にするかはあくまで
当人の自由、当然のことながらそのfamily name(家族名) が金であろうが朴であろうがノー
プロブレム。またfamily name(家族名)を考えるのがめんどくさく、役所に届出をせずほっ
たらかしにしてあった場合は、それまでの世帯主の姓である金や朴がそのまま自動的に新
しいfamily name(家族名)として戸籍登録されました。これが、「創氏が強制だったのは
明らか」の実際の内容です。
 また、改名した場合でも元の姓名は本貫として戸籍に記されていたので姓を取り上げたことにはなりません。
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此の邊りの經緯は「韓国は日本人がつくった
朝鮮総督府の隠された真実:黄文雄著 平成十四年 徳間書店刊行」に詳しく述べられてをります。
概略を述べれば、滿洲國に住む朝鮮人達が漢人から樣々な迫害や差別を受け、それに對抗する方策として大日本帝國臣民と同じ名前を欲し、時の朝鮮總督南次郎大將に陳情・嘆願したのがその端緒です。

興味深いのは”創氏改名”の元となる、朝鮮總督府政令第十九號(昭和十四年十一月十日)の中の、朝鮮民事令十一條が正式に施行された日付です。
それは翌年の昭和十五年二月十一日です。賢明な讀者は既にお氣付きかも知れませんが、この日は將に皇紀二千六百年の紀元節に當ります。朝鮮人の要望を端緒として、紀元二千六百年記念事業の一つとして”創氏改名”が許可されたと云ふこともまた事實です。

昭和十四年十月二十二日附の總督府官報にも「半年間に限り希望する者には創氏改名を許可する。半年を經ても屆け出ない者に關しては從來通りの姓名とする。」旨が明記されてゐます。即ち、希望者のみの申告制であったことがここにもはつきりと現されてをります。
結論から申上げて、所謂”創氏改名”は日本統治下の朝鮮に於て日本名を朝鮮人に名乘る樣に強制したものなどでは斷じて有りません。

TITLE:せいろん談話室
DATE:2003/09/24 16:36
URL:http://ez.st37.arena.ne.jp/cgi-bin/danwa/kiji_display.cgi?thread_id=200306-002&kiji_id=00011


祖父は戦前、釜山の近くに住んでおり、
戦後命からがら逃げ出してきました。
平成元年になくなった祖父は生前、創氏改名は強制ではなかった。強制したのは朝鮮人の村長(面長?)や巡査で、日本人から誉めてもらおうと勘違いして、陣頭に立って創氏改名の旗振りをしたから、強制されたと勘違いする者が出てきた。当時朝鮮に住んでいた日本人は、名前で見分けがつかなくなるので、創氏改名に反対だったということを教えてくれた


TITLE:せいろん談話室
DATE:2003/09/24 16:39
URL:http://ez.st37.arena.ne.jp/cgi-bin/danwa/kiji_display.cgi?thread_id=200306-002&kiji_id=00014


日本名を頂かねば生活し辛い不満はあったろうし、全てを納得はできないと思う。
しかし、当時の朝鮮政府が朝鮮人に義務教育を実施し、ハングルを公用語にできる体制
がなく、支配階級は自らの体制護持のみ考え、文字すら与えようとしなかった情勢を
鑑みず、責任を全て今の日本社会に押付ける姿勢は到底認められない。
恨むべきは無力であり、解決しようとしなかった朝鮮人民の思考であり、決して日本の
統治方法の是非、しいては日本社会批判に向けられるべきではない。

都合の悪い歴史は隠蔽し、ナショナリズムで覆い隠す社会構造のままでは、今後の
発展は疑問です。その証左に、慮政権は現在、組合に政策決定すら阻害され、存亡の
淵に立たされています。

TITLE:せいろん談話室
DATE:2003/09/24 17:09
URL:http://ez.st37.arena.ne.jp/cgi-bin/danwa/kiji_display.cgi?thread_id=200306-002&kiji_id=00033
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麻生氏の「創氏改名」についての発言の内容はともかく何故軽々に前言を翻し撤回をするのか
「発言の内容が誤解を招いたようで残念だ」「私の意図するところとは違った」これはおかしな
話である。卑しくも多くの国民の支持を得て国会に登壇し政権の中枢にいる人物がこのように簡単に発言を翻すのは国民に対する愚弄行為である。


TITLE:せいろん談話室
DATE:2003/09/24 18:06
URL:http://ez.st37.arena.ne.jp/cgi-bin/danwa/kiji_display.cgi?thread_id=200306-002&kiji_id=00052
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創氏改名 参考資料 - 投稿者:S・Kぷ(62歳男性)  投稿日:2003年06月06日(金)

創氏改名の議論の「参考資料」として、昭和十五年二月の朝鮮総督府法務局の『氏制度の解説 ━氏とは何か 氏は如何にして定めるか━ 』に掲載された「南次郎総督」の談全文を掲げる。


 司法上に於ける内鮮一體の具現 ─ 内地人式氏の設定に就て─
                  
                    南  總  督 談

歴史的考證に依れば、朝鮮は太古の所謂「根の國」と覺しく、大和民族と朝鮮民族とは同祖同根であつて、一串不離の血縁的聯繋を有して居る。而して兩民族は地理的環境を異にせる爲自ら風俗文物を異にしたけれども、併合以來一視同仁の御仁政に因り内鮮融和統合して本來の一體の姿に還元せんとして居るのである。殊に今次事変を契機として半島民衆が帝國の堅持する確乎不動の大陸政策の中に、共同の理想、共同の使命、共同の運命を感得し、皇國臣民としての國民意識に燃えて眞に内鮮一體たらんとする思想動向と生活態度とを鞏化進展して來た次第である。斯くて皇國臣民たる信念と矜持とを抱懐せる半島人の一部に、法律上内地人式の氏を稱へ度き希望を抱ける者の生ずるに至つたことは豫て余の承知せる所であるが、同祖同根の内鮮兩民族が渾然一體たらんとする秋に際り、個人の稱呼を同一形式に據らんとする要望の擡頭せることは質と相表裏して形の上に於ても、内鮮一體の具現が高調に達したものと謂はねばならぬ。
此の度朝鮮民亊令が改正せられ其の内容は親族法の諸種の點に亙つてゐるが、其の内半島人の眞摯且熱烈な要望に對へて半島人が法律上内地人式の「氏」を稱へ得る途を拓いた點は改正の重要な眼目であつて、内鮮一體の線に沿うた親族法上に於ける劃期的改正であると謂ふことが出來る。
一體内部精神の充實緊張が十分であるならば、形概観の如何は敢て之を問ふべきでないとも考へられるが、解脱、涅槃の幽玄、縹渺の境地も、其の第一歩は五慾七情を禁壓した肉體の苦行から始まるので、古来心を整ふる第一の捷径は、先づ形を整ふるに在るとも謂はれ、心構の上に及ぼす形の影響は洵に重大なものであると信ずる。
本令の改正は申す迄もなく半島民衆に内地人式の「氏」の設定を強制する性質のものではなくして、内地人式の「氏」を定め得る途を拓いたのであるが、半島人が内地人式の「氏」を稱ふることは何も事新しい問題ではない。即ち往時内地に渡航した多の半島人が内地人式の「氏」を稱へて以來既に二千年を閲して居ることは、「桓武天皇紀」、嵯峨天皇の御代勅命を奉じて撰ばれた「新撰姓氏録」の記載に徴し昭昭として明瞭なる所であつて、今日判然其の多數の氏を指摘し得る次第である。而も内地人式の氏を稱へた之等無數の半島人は大和民族に薫化融合し、今日寸毫も半島人たる裔を留めて居ない程度に皇國臣民化して居る状態である。故に内鮮一體の理想から謂へば、全半島民衆が近き将來に於て往時の渡航半島人の如く、形容共に皇國臣民化する日の到來することが望ましい次第である。
惟ふに司法の領域に於ける内鮮一體の具現に付ては(1)氏名の共通(2)内鮮通婚(3)内鮮縁組の三項目を擧げ得るが、「名」に付ては昭和十二年以來半島人も内地人と同様の「名」を附し得ることになつて居り、内鮮通婚が逐年激増し半島人が内地人の養子となる數も年年逓増することは顯著なる事実であつて此の度の朝鮮民亊令の改正に因り、前述した如く半島人も内地人式の「氏」を名乗ることが出來又異姓の者も養子たり得ることになつたので、内地人も半島人の養子となることが出來ることになつたから、前述した三項目が全部實現を見茲に司法上に於ける内鮮一體具現の途は正に完全に拓かれた譯である。我半島民衆の福祉の爲洵に欣快に存ずる次第である。

TITLE:せいろん談話室
DATE:2003/09/24 18:30
URL:http://ez.st37.arena.ne.jp/cgi-bin/danwa/kiji_display.cgi?thread_id=200306-002&kiji_id=00065
最終更新:2007年03月17日 17:53