骰子

   「丁なれば機あり、半なれば…まぁやんぬるかな。諦めも肝心で御座る」

 『骰子(サイ)』
種族:武器精霊(刀)
年齢:20ぐらいに見える
性別:男 かなり中性的で発声しないとどちらかわからない
服装:黒と灰色の和装、御侍。
外見:灰色の長髪を背で纏めている。
   前述の通り、中世的な顔立ちであるが声は普通に男である。

口調:ベッタベタの御座る口調であり、一人称も拙者ときわまる。デュフフとか。
   名前を知っていれば~殿、知らなければ貴殿は…といった形であり基本的に丁寧。

性格:甘味が大好き、そして嘘をつけない、つこうとしてもすぐバレるびっくりするほど馬鹿正直。

出身:シーナ地方出身の武器精霊。鉄火場通いの刀匠から十数年前に生まれた刀である。
   その名はサイ、つまりサイコロを示す。名づけと生みの親のオヤっさんは既に寿命で他界した。
   刀としての、つまり刀使いとしての技前は一流。ただ、武器精霊としてのいわゆる神格はあんまりない。

性能:高ランクの武器精霊は一般的に「超耐久、超防御、超筋力」と三拍子揃っている。
   生身の存在ではないためタフでパワーに際限がなく、さらに特殊な性能を持つ。セラとか。
   しかし骰子は攻撃性(技)は鋭いものの、耐久や防御、そして筋力は普通の戦闘者である。出身故。

造刀:特に宣言なく虚空から刀を生み出す。あまり強度はなく、数合の斬り合いか数人斬れば刃毀れし消える。
   いわゆる“オーラ斬り”が可能であり、物質・非物質・エネルギー問わずこの武器で対処できる(すぐ壊れるが)。
   鞘は生み出さないが、生成時の勢いを利用した擬似抜刀術、さらには使い捨てることによる連続の居合が可能。

丁半:戦闘スタイルの1つ。丁は偶数のことで、半は奇数のこと。半丁でも通じる。
   骰子はやたらと偶数である丁が好きである。ゾロ目だと偶数になるからだろうか。
+ ...
その正体は事象干渉能力。発動時の“カニチャ秒数”により発生する。
丁(偶数)であれば骰子に有利に運ぶが、半(奇数)では特に効果は無い。
デメリットが一切無い恐るべきリターンを持つが、そもそも発生を制御できない。

   自身の攻撃時
【R】の宣言と共に放たれた攻撃が丁を得た場合、あらゆる防御を無視する。
すなわち空間的に断絶してようが、本体が無敵だろうが無視してダメージが発生する。
とつてもない攻撃強度だが、回避不能では無いためあたるかどうかは技量次第。

   相手の攻撃時
相手が骰子を含む効果の宣言を行った場合、その時に丁であれば無効化する。
いかなる神格の一撃であろうと、特殊能力の発動であろうと一切を無視できる。
とてつもない防御強度であり、すなわち1/2であらゆる攻撃を無効にする。

 余談1
+ ...
当然ながら連続して殴られればあたる確率も格段にあがっていく。
だがBCにおいての戦闘は基本的に相手の対応を待ちつつとなる。
すなわち一方的に無茶な連撃を受けることは少ない、優秀な防御である。
 余談2
+ ...
…と思われたが、肝心なときに発動しねぇ。やんぬるかな。


骰子:自身の召喚も武器精霊の特徴だが、あんまりしない。してもそんな強くないのはある。
   本体は黒塗りの柄と黒く波打つ刃紋を持つ刀。自身を消して武器化してナンボ。
+ ...
装備された場合、特に知覚能力と機敏さ…つまり迎撃・回避能力が一気に向上する。
また、“丁半”が持ち手依存になるため効果範囲が広がる。凡刀召喚も可能。
この形態では、“イカサマ”と呼ばれる裏必殺剣も使えるらしい。
あとは武器精霊化していると攻撃や効果の対象にならないぐらいである。

ただでさえ防御性能の高い丁半を普通の戦闘者が持てば、圧倒的であろう。
+ ...
…と思われたが、マジ肝心なときに発動しねぇ。やんぬるかな。



   戦闘性能
CL:A/S※
SL:A/B※
ML:-/-※
LL:-/-※
耐久:B 防御:B 筋力:B 知覚:S
速度:A 機敏:S 空中:D 経験:A
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最終更新:2016年02月24日 00:29