フォルフラント

項目   情報          
所属地方 フォルフラント地方
都市名  山都フォルフラント
都市規模 小~中規模
主要種族 半分は人間、他はまちまち
統治形態 観光組合による代理運営
気候   高山気候

南部に密林が広がり、北部にはそれに加え豪雪地帯という厳しい地域であるフルプラント山脈。
そんなフルプラント山脈南部の中腹に存在する高原地域。そこにあるのが山都フォルフラントである。
夏には草原すら見られる豊かな自然に囲まれる。そんな中、穏やかに立ち上る蒸気が目印である。

温泉街を有する観光名所。麓までは比較的整備された道路があり、麓にはランドール鉄道の駅がある。
このフォルフラントを中心にしてさらに標高の高いところには秘湯を有する村々がある。
ただの秘湯ではなく、ものによっては解呪や治癒の力があるとかなんとか…。

―都市情報(地域情報)―



各地方行きのバスと道路

麓と街まではバスの本数が多いが、ツァラド地方、レノマーサ地方へのバスは極端に少ない。
日に1本ということも珍しくなく、さらに秘湯の村々へは月に数本、または徒歩のみといった状態である。
かつて鉱核生命の協力を得て作られた道路は頑丈ではあるものの、道幅が狭いのが原因のひとつ。

フォルフラント中央

ミド・デリー川の上流に位置するフルプラント山脈南部中腹の閑静で穏やかな都市。
フォルフラント地方では最大の大きさを誇るが、セントラルやシドリーなどの大都市とは比べるべくもない小さな街。
寒さに強い、特徴的なカラーリングの木造建築住宅が立ち並ぶ。
街の主要交通網は鈍行の旧式路面列車が使用される。
夏は避暑地として一部の層に人気であるが、その反面冬は厳しく、人通りはめっきり少なくなる。ランドマークは時計塔。待ち合わせなどに使用される。
街を少し離れれば、木造建築と和風の温浴施設が入り混じる奇妙な光景が広がる。

時計塔

自動的にメンテナンスされ、正確に時を伝えるフォルフラントの時計塔に入り口は見当たらない。
噂では時計塔の内部は異次元に繋がっており、迂闊に立ち入れないように入り口を消したという。
ヴァースには各地に「異世界入り口説」が存在しているが、どれも眉唾ものである。

フォルフラント東(通称 湯けむり地区)

平原を東に抜けていくと、近くに位置するシーナ・モモヤマの影響を受けた和装建築が増えていく。
なかでもフルプラント火山の活動によって作られる温泉の密集地域は、ひとつの観光街になっており、総称して「湯けむり地区」と呼ばれる。
街中は「湯けむり地区」の名前の通り、温泉から沸き起こる湯けむりでつねに包まれている。

田舎ではあるが遊技場、酒場など一通りの施設は揃っている。
着物を着た施設員、浴衣を着て街を闊歩する旅行客、近郊の海の魚を使用する新鮮な魚介料理など、和風温泉街の風情を堪能できる。
夏には季節の風物詩として花火大会が行われるが、これもシーナ・モモヤマの文化の影響と言えるだろう。

なお「湯けむり地区」は下位区分として、いくつかの温泉街に分かれている様子。
また「湯けむり地区」のみに温泉施設が存在する訳ではなく、フルプラント山中の秘湯を含め、さまざまな施設がフォルフラント中に点在している。

フルプラント市

ヴァースの大陸内で最大の高さを誇る「フルプラント火山」中腹に存在する小さな都市。
ちょうどフォルフラント地方の真ん中に位置する。

土地を生かした放牧が盛んな、とりたてて特徴のない田舎の町。
フォルフラントからアクセスの悪いレノマーサ地方、ツァラド地方へ抜けようとする旅行者のための中継地の役割を果たしている。
ランドマークは、広大な土地をふんだんにつかったスキー場。
またフルプラント山中には、独自の文化を発展させた少数集団がいくつか存在するとか、しないとか。

フォルフラント西平原

フルプラント市からラプレーン方面に山を抜け、西部に進んでいくと、見渡す限りの広大な草原が広がる一帯が現れる。
この平原には小規模な村、マーケット、遊牧民のような生活を営む集落などが点在している。
フォルフラント東部・中部からのアクセスはほぼ皆無。
そのため、フォルフラント中央より雨都ラプレーンとの結びつきが強い。
ただし冬の厳しさのため温浴施設は存在している様子。

フルプラント火山の影響によって、隆起し入り組んでいるフォルフラント中央周辺に比べ開拓が容易に見えるが、人口は中部・東部よりもさらに少ない。
フルプラント火山、ギド山脈、雨都ラプレーンに囲まれているため気候の変動が激しいこと、
そしてギド山脈から稀に現れる魔物など、一般人が手のつけられないレベルのモンスターが生息することが理由と考えられる。
そのため動物を含めて生息者は軒並み屈強な者たちが集う。
珍しい種族の割合も通常より高い。

秋の終わりには一週間ほどかけて、散らばっているフォルフラント西部の人々が集う祭りが開催される。
英雄の魔物退治を模した催しが行われるが、厳しい越冬の準備のための交易・情報交換などの役割を果たしている。

(旧情報)

各地方行きのバスと道路

麓と街まではバスの本数が多いが、ツァラド地方、レノマーサ地方へのバスは極端に少ない。
日に1本ということも珍しくなく、さらに秘湯の村々へは月に数本、または徒歩のみといった状態である。
かつて鉱核生命の協力を得て作られた道路は頑丈ではあるものの、道幅が狭いのが原因のひとつ。

時計塔

自動的にメンテナンスされ、正確に時を伝えるフォルフラントの時計塔に入り口は見当たらない。
噂では時計塔の内部は異次元に繋がっており、迂闊に立ち入れないように入り口を消したという。
ヴァースには各地に「異世界入り口説」が存在しているが、どれも眉唾ものである。

追記・修正、訂正大歓迎

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最終更新:2018年05月20日 20:22