煙る街からの来観者 [珊瑚 辰砂 春夏秋冬]

珊瑚さんが入室しました
珊瑚 : (店内清掃中の店員
珊瑚 : ギャー!!(ガシャーン
珊瑚さんが退室しました
春夏秋冬さんが入室しました
春夏秋冬 : ~♪(鼻歌まじりにテラスにて
春夏秋冬 : (喫茶では珍しく本業の絵描きをしている模様 しかし画架は外ではなく内――店内に向いている
春夏秋冬 : (水墨や墨絵と思いきや、鉛筆でデッサン調。
春夏秋冬 : ~♪(カリカリカリ
少年さんが入室しました
少年 : (広場を歩いてくる
春夏秋冬 : んんー?(視線やって
少年 : (目深にキャスケットを被りその上からゴーグル シャツにサスペンダー、皮手袋とスチームパンク風
少年 : (どうやら年若い少年のようだ 立ち止まり、外から喫茶の外観を眺め見る
少年 : 此処が噂の…(呟き
少年 : (店内には入らず、まず周囲を一周しようと歩く
春夏秋冬 : (背凭れに肘かけて見ていたが、画も中断して席から降りる
少年 : (喫茶の建物を見ながら歩いている その際にテラスの外側を通る
春夏秋冬 : よう?(柵から身を乗り出して声掛ける
春夏秋冬 : どうした坊(ぼん)、一人かい?
少年 : 、(春夏秋冬を見て)客人がいたのか。これは失敬。(軽く頭を下げ
少年 : (が、坊と呼ばれて露骨に眉を寄せる)だが単独行動を咎められる歳じゃない。心配は無用だ。
春夏秋冬 : はは、そりゃ悪かったね。 噂に当てられて来たタチかい?
少年 : 噂…あぁ、神がどうとかという話か。生憎そういった事に興味は無い。
少年 : まあ、遠因になったとは言えるかもしれないがな。
春夏秋冬 : んん、なんだい、調べ物って感じには――見えるけどさ?
春夏秋冬 : よ、っと(柵に手をつき、ぴょんと飛び越し降りる
少年 : 僕はこの「喫茶店」を調べに来たんだ。
少年 : 先日の、幾度にわたる大破壊。この街は驚くべき早さで『修復』された。特にこの喫茶EBは。
春夏秋冬 : へぇ、その調べ物ってわけかい。
春夏秋冬 : 確かに――見る見る内に立て直されていく建物を見ると、いっそ芸巧品に見えてくるのは確かだね
少年 : あぁ、一体どういった技術によってソレが行われているのか、それを知りたくてね。
春夏秋冬 : この街の茶飯前だと思ってたけど……まぁそりゃそうか(普通じゃないわな、と
少年 : ああ。強い加護の影響もあるのだろうが…それだけという訳ではなさそうだ。
少年 : 応用できる技術があるなら習得したいんだ。オニール・シティは復興の最中だからな。
春夏秋冬 : お、やっぱりオニールのもんなのかい?(ずいっと寄って
少年 : 、 わかるものなのか?(近寄られてちょっとたじっと後退
春夏秋冬 : ああ、使い古したひまし(※工業油のこと)の匂いに、印矩の匂い
春夏秋冬 : そうとう書き物に囲まれてるか、綴ってると見たね。さしずめ機巧屋か錬金屋かい?
少年 : なるほど、敏いな。流石は画工と言ったところか。
少年 : 如何にも。僕は装具技師―そして修復屋だ。 君の言うところの機巧屋になるだろう。
春夏秋冬 : あ~この職人の匂いってのは良いもんだねぇ 専門家に会うのも久々だよ(ずいずい寄って
春夏秋冬 : それで…装具技師サマなんだね? あたしが画工ってよくわかったね(筆背負ってるけど
少年 : ち、近い!(なんか目瞑って離れつつ
少年 : 君も墨とインクの匂いがする。彼方(テラス)には画架がある。筆を背負っている。解らない訳が無い!
春夏秋冬 : はは、そりゃそうか! ご明察だね、装具技師?(少年と視線合わそうと前屈みになると着崩した着物が胸が胸が谷間が
少年 : くっ!(なんか思いっきり顔逸らして
少年 : ―そ、それにしてもだ画工。君のような職種の人間までこんな所に来るのだな。
少年 : (身長はそこそこだが、顔付きは童顔で可愛らしい部類 キャスケットの端からは赤毛がちらつく 
春夏秋冬 : ((装具技師サマ? だった
春夏秋冬 : ああ、あたしも本来は根無し草だったんだけどね?
春夏秋冬 : ここにいると向こうから超常ってのが舞い込んで来やがる。
春夏秋冬 : 神様もそうだが、べっぴんも多い! 筆が捗るってもんさ
少年 : 話を聞くに、何かを引き寄せる力があるのは確かなようだな。(真面目に
少年 : 画工ならば見栄えのするものを求めるのも納得だな。
春夏秋冬 : ああ、そういう意味じゃ……縁を結ぶ依代なのかもしれないねぇ?
少年 : …ふむ、しかし。(店を見遣って
少年 : 一見すると本当に、何の変哲も無いごく普通の建造物だな。
春夏秋冬 : そうさなぁ…あたしも最初はそう思ったよ
春夏秋冬 : ま、見た目じゃ判らない分、思わぬ所で驚くと思うよ?
少年 : 成程。肝に銘じておこう。(腕組んで
春夏秋冬 : (店見上げる彼を見遣って
春夏秋冬 : …あたしは春夏秋冬(ひととせ)ってんだ。 あんたは?
春夏秋冬 : 坊(ぼん)、じゃ嫌なんだろう?(んん?と傾げて
少年 : 、あぁ、失礼。名乗りが未だだったな。(春夏秋冬の方向いて
少年 : 僕は―― 南城。
少年 : 南城辰砂<タツサ>だ。よろしく、春夏秋冬殿。
少年さんが退室しました
辰砂さんが入室しました
春夏秋冬 : 南城…辰砂……南城……?
辰砂 : …うん?(怪訝そうに
春夏秋冬 : ――ちょっといいかい?(両頬に触れ、顔を覗き込む
辰砂 : っ――なん!?(キャスケットから見える赤毛 薄橙の瞳
春夏秋冬さんは退室されたようです
春夏秋冬さんが入室しました
春夏秋冬 : ーー夕焼け雲写したような真ん丸な目、その顔付き(マジマジさわさわ
春夏秋冬 : 赤毛もそっくりとはね、間違いねぇ(毛先撫でて
辰砂 : ま。、、待て!
辰砂 : 近いどころじゃ、な、 いっ!(思わずバッと振り払う
春夏秋冬 : 、っとと! 悪い悪い、舞い上がっちまったよ。
春夏秋冬 : 辰砂あんた……珊瑚の弟だね?
辰砂 : 、、すまない。(少し下がって
辰砂 : ――…何?(想定外に出た名前に)君は姉を知っているのか?
春夏秋冬 : おうともさ! いゃ会いたいと思ってたらこんなすぐに会えるとはね?
春夏秋冬 : 珊瑚に似て美麗じゃないか。んん?(覗き込むように
辰砂 : そうだったのか、(春夏秋冬の視線から気まずげに顔を逸らし
辰砂 : 変わった巡り合わせもあるものだな。
春夏秋冬 : はは、違いないねぇ。
春夏秋冬 : 縁を結ぶとは言ったけど……まさしく事実は奇なりって話だね?
辰砂 : つまり…あれも此処に来ているという事か?(難しげな顔で
春夏秋冬 : …珊瑚のことかい?
辰砂 : あぁ。何だ、昔から神出鬼没というか…
辰砂 : 何処に現れるか分からない所があるからな。不思議では無いんだが。
春夏秋冬 : 珊瑚ならここで店員してるよ?(親指で差して
辰砂 : 店員んん???(眉間に皺寄せて
春夏秋冬 : お似合いだよ?
辰砂 : 、…そ、そうか。 いやあいつ、永遠に学生やってると思いきや何やってるんだ…?
辰砂 : ―まあいい。それはもういい。僕の理解の範疇外なのは今に始まった事じゃない。
辰砂 : しかしまあつまり、顔を合わせるかもしれないんだな…(何か難しい顔して
春夏秋冬 : 何だい何だい、気まずいことでもあるのかい?
春夏秋冬 : 珊瑚、あんたのこと褒めてたよ? 良くできた弟だって
辰砂 : 気まずい事は無い。何一つ無い。だが、(続く春夏秋冬の言葉に
辰砂 : ~~~(はぁ、と溜息)そういう所だ。(キャスケット目深に
辰砂 : 余りべた褒めしてくるきょうだいというのも、やり辛いものだろう。
春夏秋冬 : 何、良いじゃないか。実際そうなんだろう?(ずいっと寄って
辰砂 : 、(春夏秋冬が寄った分だけ下がる
春夏秋冬 : ……、?
春夏秋冬 : ……(1歩だけ寄ってみる
辰砂 : 、(サッと一歩引く
辰砂 : ……すまない。先程から非礼なのは承知してる。だが、
春夏秋冬 : ………
辰砂 : ……    得意では無いんだ。(目を閉じ、眉間に皺寄せて、手を制すように前に出しながら
春夏秋冬 : ……苦手なのかい?
辰砂 : 君に不徳があるわけではないとは重ねて弁明しよう。僕自身の問題だ。(目閉じたまま
春夏秋冬 : 何だい、男の体が好きってことかい?
辰砂 : そういう事でもない!!(頭抱えて
春夏秋冬 : んん、てことはあれかい? 辰砂。
春夏秋冬 : ーー照れてんのかい?
辰砂 : ――は(図星突かれて赤面
春夏秋冬 : お、図星だね?(したり顔で
辰砂 : だ、だからっ!得意では無いと言って!
春夏秋冬 : ーーーーじゃあ、得意になってみるかい?
辰砂 : ――?! な、何を言ってる!
春夏秋冬 : 機巧屋なんだろう? 何、この体も似たようなもんさ
春夏秋冬 : ちょっと、やわらかいだけさーー(声が近づいてくる
辰砂 : ――ま、待てっ。話が飛躍しすぎだ!
辰砂 : 己の身はもっと大事にしたまえ!!(ぎゅっと目を瞑って
春夏秋冬 : おや、奴さんは堅物でいらっしゃる(後ろから吐息、肩に手が掛かる
辰砂 : っ―!?(ゾワッと
春夏秋冬 : ほら……興味があるなら、瞑ってないで、こっちを向きな?(気分良さそうに
辰砂 : 、、、春夏秋冬殿、流石にそんな、その、それは……!
春夏秋冬 : (ゆっくりと、指から順に離していってしまう
辰砂 : 、、、
辰砂 : (ちら、と、ちょっとだけ片目開けて後ろを見る
春夏秋冬さんは退室されたようです
春夏秋冬さんが入室しました
春夏秋冬 : (ぷにぃ(頬
辰砂 : 、っ(ぷにん
辰砂 : な!!?(頬押さえてババッと
春夏秋冬 : やっぱ興味あるんじゃないか(にや~っと笑って
辰砂 : な、、な  なんて奴だ…!!(ワナワナ
春夏秋冬 : (ふふーん?と辰砂の顔見て
春夏秋冬 :  、 、 、(唇だけで唱える。辰砂にしか判らない
辰砂 : ―― 、
春夏秋冬 : (ーーす、け、べ  とからかうように
辰砂 : ~~~!!!(ボンッと真っ赤に
辰砂 : き、、きさま! なんて奴だ! 表に出ろ!(外です
春夏秋冬 : ーーっぷ、あっはっは!
春夏秋冬 : 悪い悪いそう怒んなさんな!(お腹押さえてヒーっと
辰砂 : わ、笑うなぁ!!?
春夏秋冬 : だ、だってあんまりにも辰砂がウブだからさぁ?(口元抑えて
辰砂 : 、、、くっ……からかったな……(めっちゃ悔しそうに帽子で顔隠して
春夏秋冬 : ふふ、悪かった悪かった。ちょーっと悪乗りが過ぎたね?
辰砂 : (頬押さえてはぁぁ、と溜息)いや、構わない。元はと言えば僕の不徳の致す所。
春夏秋冬 : そんな事言って(ん〜?と覗き込む
春夏秋冬 : 飾らなくたって良いじゃないか。それが普通の反応だろう?
辰砂 : っ、(ザザザと下がり
辰砂 : … 普通の範疇ではないだろう。苦手は理解しているんだ。(眉間に皺寄せて
春夏秋冬 : ふぅん、姉が居れば女の扱いぐらい慣れてそうなもんだけどねぇ?
辰砂 : …むしろアレが原因なんだが…(小声
春夏秋冬 : ひといな辰砂! 結構胸はあったよ!?(地獄耳
辰砂 : そういう問題か!!(思わずビシィと
辰砂 : (こほん)……と、ともかくだ。(話を変えるように
辰砂 : 折角ここまで来たんだ。僕は内装も見てみたい。
春夏秋冬 : っぁあ、そういえばそうだったね?
春夏秋冬 : はは、とんだ道草食わせたね。 詫びに軽く案内しようか?(肩すくめて
辰砂 : ああ、それは助かるな。
春夏秋冬 : あいつかまつった(ニッと笑って
辰砂 : 頼めるだろうか。春夏秋冬殿。
春夏秋冬 : っても案内するほど何かあったかねぇ?(背を向けて歩き出す
春夏秋冬 : ほら、知ってるだろうけど正面戸はこっちだよ(手をひらひらと
辰砂 : ああ、其方から来たからな。把握している(誘導を受け、素直について歩く
春夏秋冬 : (からんころーん
春夏秋冬 : ま、中は至って普通の茶店だよ(歩いてく
春夏秋冬 : 地下に試合場があるらしいけどね?(コンコン、とヒールで床を小突いて
辰砂 : 確かに…一見取り立てて変わる所は無いようだ。(店内の造り、柱の位置等を観察しながら歩く
辰砂 : 試合場?広場だけではないんだな。(足元に視線を遣り
春夏秋冬 : まぁ大体は広場で済ましてるねぇ。
春夏秋冬 : ほら、バレンタイン、だろう? あれが特設の厨房だよ
辰砂 : …バレンタイン?(完全に忘れてた顔で
春夏秋冬 : あたしもあそこで珊瑚に菓子作り習ったんだよ?
辰砂 : ―…ん? なんだこれ??(今更カウンターに気付く
春夏秋冬 : なんだ、知らないのかい?
辰砂 : あ、ぁぁ。オニールではこんなもの無かったぞ…!?
春夏秋冬 : あ、あー…、そうか、そっちにはないのかい、これ
春夏秋冬 : どれ…(がさごそ)……ほら(小袋差し出す
辰砂 : (ずっと元オニールと工房に引きこもっていた装具技師、カウンターは見事に0
辰砂 : 、ん
辰砂 : …良いのか? 今返礼になるような物は持っていないんだが…
春夏秋冬 : 見返りなんか良いんだよ、ほんの気持ちサ?
春夏秋冬 : (言って、二人のカウンターが増える
辰砂 : そうか。…では、有難く頂こう。(受け取り、カウンターが+1
春夏秋冬 : お、増えたね(見上げて
辰砂 : 何だ、チョコの受け渡しの数なのか。これは(増えた数字を見つつ
春夏秋冬 : 察しがいいねぇお若いの。その通りさ。
辰砂 : 状況から推測できる。だが…つまりどういう事だ(困惑顔
春夏秋冬 : ほら、詳しいことはあの瓦版見なよ(壁のポスター差して
辰砂 : (ポスターを見る ― チョコ化身! ― バレバレ! ― カカオ!
辰砂 : … … … はぁ…??
辰砂 : …なんだこれは。世界規模でこんな(訳の分からない)事になってるのか…?
春夏秋冬 : 笑っちまうだろう? お天道様もよほど退屈なんだろうね(肩すくめて
辰砂 : あ、あぁ。危うく何も知らずにカカオになる所だ。
辰砂 : … ふむ、男女の区別は無いのか。(ポスター読んで
春夏秋冬 : ぁあ、男から贈ってもいいね。
春夏秋冬 : (肩ポン)くれてもいいんだよ?
辰砂 : 、(ビクッ
辰砂 : 元よりその心算だ!(何かムキになって
春夏秋冬 : おお、いいねぇ、その調子だよ(微笑んで
辰砂 : 消費するのみは性に合わないんだ。生み出し、作り出す側でありたい。技師としてはな(何か言いつつ特設キッチンへ
春夏秋冬 : …あげる宛はあるのかい?
辰砂 : … 。
春夏秋冬 : 男ばかりに配っても誤解されるよ?
春夏秋冬 : ぁあ、そういや本命?とやらを渡すと1発で上がり、だね
辰砂 : …其方はより難しい条件だな。
辰砂 : そもそも女子に配って回るだけでハードルが高いというのに…
辰砂 : …と、ともあれ。君に返す分は作ろう。
春夏秋冬 : ふふ、そりゃ期待しちまうね?
辰砂 : (特設キッチンの棚からエプロンを見繕う(何故だ。妙な動物柄しかない
辰砂 : …(猫ちゃんエプロンを選び出し身に着ける
春夏秋冬 : はは、めんこいじゃないか?
辰砂 : …他に無かったんだ!(赤面しつつ
春夏秋冬 : 珊瑚の趣味が高じたねぇ。見てても良いかい?
辰砂 : (あ、あいつの所為か…!(ワナワナ
辰砂 : …構わない。好きにしたまえ。(言って、備え付けのレシピをパラパラ捲る
春夏秋冬 : おうさ、そうさせてもらうよ
辰砂 : (サンプルからメニューを選び、その通りに作っていく姿勢 基本に忠実堅実スタイル
辰砂 : ―― しばらくお待ちください ――
春夏秋冬 : ーー 途中何度も茶々入れされながら ーー
辰砂 : ―― 諸々の工程を経て 完成! シナモンショコラトリュフ!
辰砂 : 良し。(ラッピングの材料まで取り揃えてある 丁寧にリボンを掛け
春夏秋冬 : へぇ、流石だね、器用じゃないか。
春夏秋冬 : (トリュフと辰砂を交互に見て
辰砂 : (茶色の小さな箱に赤いリボン 両手で持って
辰砂 : では早速だが、受け取ってくれ。春夏秋冬殿(差し出す
春夏秋冬 : では、ありがたく?(したり顔で微笑み、両手を取る
辰砂 : っんな?!
春夏秋冬 : はは、冗談だよ(するりと指を抜けて、包を拐う
辰砂 : 、、……(たじっと口結んで春夏秋冬を見てる
辰砂 : き、君と言う奴は…
春夏秋冬 : (早速 包を開けてーーぱくり
辰砂 : (味は上々 甘さの中でスパイスがアクセントになる一品
春夏秋冬 : ……(味わうようにむぐむぐ
春夏秋冬 : ーー、美味い!(うん!と素直に感想
辰砂 : 、そうか。 それは良かった。(少しほっとしたように
辰砂 : 自炊はしても、人に振る舞う機会はあまりないからな。何よりだ。
春夏秋冬 : やるねぇ辰砂、あたしは料理とか苦手だから尊敬するよ(2個、3個とひょいぱく
春夏秋冬 : (そして増えるお互いのカウンター
辰砂 : (カウンターが2に
春夏秋冬 : 配るんなら案外早く終わりそうだね?
辰砂 : 少なくとも、待ちの姿勢よりはよほど建設的だろうな。(頭上を見て
辰砂 : そうだ、君の菓子を食べてみても?(先程貰った小袋を見遣って
春夏秋冬さんは退室されたようです
春夏秋冬さんが入室しました
春夏秋冬 : ぁあ、構わないよ。 辰砂のあとだから何だか照れくさいけどね?
辰砂 : (袋を丁寧に開けて、一個口に放る さく
辰砂 : …(もぐもぐ
春夏秋冬さんが退室しました
春夏秋冬さんが入室しました
春夏秋冬 : (無難に普通のチョコクッキーではある
辰砂 : ふむ、謙遜していたが美味しいじゃないか。
春夏秋冬 : そりゃ嬉しいよ。大先生に習って作ったからねぇ。
辰砂 : …あぁ、姉と作ったと言ってたな。
春夏秋冬 : ああ。珊瑚とも交換すれば、その数字とやらを一気に稼げるんじゃないのかい?
辰砂 : 確かに理論上はそうだが…(むむむと複雑そう
辰砂 : もうあまり姉弟でべったりという歳でも無いだろう(腕組んで
春夏秋冬 : ふふ、弟さんは心中複雑と見える
辰砂 : …(むむむ)君にきょうだいはいないのか?いれば解ると思うが。
春夏秋冬 : んん? いるよ、兄様と姉様がね。 あたしは末っ子なのさ。
春夏秋冬 : けどもう何年も会ってないねぇ。10年近くなるんじゃないかな
辰砂 : そうだったのか。(末っ子と聞きちょっとだけ意外そう
春夏秋冬 : 仲は悪くないんだよ? みんな風来坊過ぎるのさ(笑う 深刻そうな感じでは無さそうだ
辰砂 : 自由人だらけという事か(納得したように
春夏秋冬 : そうなるね、おかしくていけねぇや(はは、と
春夏秋冬 : 辰砂、だから姉に甘えるってのは、悪いことなんかじゃないよ?
春夏秋冬 : もちろん歳なんだ関係ないね! …ぁあ、まぁ、今は複雑な年頃なら仕方ないけどね?
辰砂 : 、(春夏秋冬を見て
辰砂 : …… 何というか、妹らしからぬ物言いをするな。君は。
春夏秋冬 : そうかい? まぁ、ほとんど一人っ子みたいなもんだったが……何か変だったかい?
辰砂 : いいや。…随分しっかりしているんだな、と思っただけだ。
春夏秋冬 : ……、そいつぁどうも。謙遜せず受け取っとくよ(にんまり微笑んで
辰砂 : …まぁ、姉との交換の件は、……最終手段として考えておこう。
春夏秋冬 : はは、まぁそれでいいよ。
春夏秋冬 : まぁ、何だい。珊瑚に言い辛いんならあたしんトコに来な? 口外厳禁で何でも乗ったげるよ。
辰砂 : それは…有り難い申し出だが、(春夏秋冬見て
辰砂 : …どうにも不思議だ。会ったばかりの僕にこんな風に親身になってくれて。
辰砂 : 君、相当なお節介焼きだな?
春夏秋冬 : んっ……それは……そうかもしれないね?
春夏秋冬 : 辰砂は何か放っておけない感じがするもんでさぁ。…余計なお節介だったかい?
辰砂 : む、それは僕が頼りなく見えるという事か?
春夏秋冬 : その逆だよ。 頑張ってるんだろう?
辰砂 : 
辰砂 : …自分が未だ、様々な庇護の下にいる事は解っている。その上で、成るべく一人で立ちたいと思う。
春夏秋冬 : ……(ちゃちゃ入れせず、聞き入る
辰砂 : …だから、その。君の厚意それ自体はとても嬉しく思うが、
辰砂 : 安易に受け取るのを良しとしない自分がいるんだ。…面倒な事を言っている自覚はあるが。
春夏秋冬 : (じ、っと 菫色の丸い瞳で見つめる
辰砂 : 、(春夏秋冬の瞳を見る 目を逸らせない
春夏秋冬 : (じーーーっと
辰砂 : 、………
春夏秋冬 : 良いじゃないか(ニッと
辰砂 : 、何?
春夏秋冬 : 良いよ。それで(納得したように瞑目して
辰砂 : …(少しきょとんと
春夏秋冬 : 我が身の背丈で何処までいけるか挑戦する、良いじゃないか?
春夏秋冬 : ほまれってヤツだよ。粋だと思うよ、そういう生き様。
辰砂 : …そうか。何か、そこまで言って貰えるとむず痒いな。
春夏秋冬 : あはは、まぁ、背伸びするんなら応援するってことだよ!(背中バンバン
辰砂 : っっ!そう言われると身も蓋も無いな!(バンバン叩かれて
辰砂 : …、、全く。 さて、僕はそろそろ行くとしよう。
春夏秋冬 : ああ、またいつでも顔出しなよ。
春夏秋冬 : 喧嘩吹っ掛けられるかもしれないけどね? まぁ、戦えるんだろう?(手袋見遣って
辰砂 : あぁ、勿論だ。場を知らず訪れるような無鉄砲じゃないさ。(腕を持ち上げて拳握って見せて
辰砂 : こんな所に来るんだ。君も闘れるんだろう?
春夏秋冬 : はは、当然さ。次来た時は辰砂から誘ってくれるかい?
辰砂 : 良いだろう。画工の腕前の程を見せてもらおうじゃないか。(笑って
辰砂 : (多めに作ってラッピングしたチョコを荷物に仕舞って
春夏秋冬 : 応ともさ(ニッと笑う
辰砂 : それではな。春夏秋冬殿。(店の外へと歩き去る
辰砂 : (カランカラン
辰砂さんが退室しました
春夏秋冬 : (見送り、テラスへと戻る
春夏秋冬 : (画架の前に座り込み、絵を再開――
春夏秋冬 : ぁあ、うん。そうだねぇ…
春夏秋冬 : (一部をばっさりを消していき、書き足していく
春夏秋冬 : (爛漫な女性店員の日常を描いていたが、そこにとある男の子を足して
春夏秋冬 : あの二人なら、こんな感じかね?(想像に筆を奔らせながら
春夏秋冬 : ~♪(鼻唄混じりに
春夏秋冬さんが退室しました

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最終更新:2018年02月22日 09:29