触れれば溶かす飴細工 [アリカ アルム]

アリカさんが入室しました
アリカ : (夕方、日が落ちてから 1人勤務)
アリカ : …(物憂げに窓の外見ている
アリカ : (すっかり喫茶も修復され、2階席+屋上席(3階席)まである
アルムさんが入室しました
アルム : (公園にやってくるフード付外套
アルム : (ぶっ飛んだはずの腕は…生えており
アルム : (包帯…の代わりにアルミホイルのようなものが巻かれている
アリカ : (気づかない様子でテラス側見てる
アルム : (喫茶の方へと歩いていき
アルム : ・・・、
アルム : (窓の外からアリカを見て
アルム : (こんばんわ) (窓ごしに挨拶―声は届かないのでそう口が動くのが見えるぐらいだが
アリカ : ッ!([球]から抜刀して抜き打… 半分ぐらい窓に刀が食い込んだところで止まる
アリカ : (切っ先がアルムの顔の前に)っはぁ、なんだアルムくんか
アルム : お、おう。(切っ先目の前に
アリカ : 全然気づかなかったよ…びっくりしたなもう(斬られた窓から声が聞こえる
アルム : びっくりしたのはコッチだよ。(目線で切っ先指して
アリカ : (その刀を抜くと、窓が元通りになっていく いつもの絶対に傷つかない刀)
アリカ : (左手で表から入って、のジェスチャー
アルム : (頷いて
アルム : (足で入り口をゆっくり開けて
アルム : (入店
アリカ : …(その様子を見遣り)いらっしゃい。…まだ、手は動かないの?
アルム : あぁ、いや、念の為ね?(軽く動かして上げてみせる
アリカ : アルムくんにしては慎重だね…
アルム : 紹介してもらった所は良かったし、守護も効いてるからたぶん大丈夫だと思うんだけどさ。
アルム : せっかくぐるぐる撒きになってる所だし、崩しちゃ悪いかなって(アルミホイル見て
アリカ : そのビジュアルはどうにかならなかったのかな(苦笑し
アルム : 重病人っぽいよね?(アルム的には包帯と同じ扱いらしい
アリカ : そうだね、うん。そういうことにしとこう。…あ、席へどうぞ。
アルム : そんなに…変かな?(アリカの反応見ながら誘導されてく
アリカ : なんかそういうの親戚の子がやってるの見たことが…
アルム : …え? 親戚の子も両腕吹き飛ばされたの?
アリカ : ちがう、そうじゃない。…そこは、おいといて…
アルム : そうじゃない…なら良いけど…?
アリカ : アルミラムくん、ご注文は?
アルム : クリームシチュー…あと、名前まで変えなくていいから。(アリカ見上げ
アリカ : 気のせい気のせい。クリームシチューね、待っててアルミくん。
アリカ : (厨房へ
アルム : ・・・。(それを見送り
アルム : なんか、急に切りつけてきたけど…
アルム : 物騒なことに巻き込まれてる…いや…
アルム : 前から結構切りつけてたっけ………?
アルム : 切りつけてた…な。
アリカ : お待たせ、クリームシチューだよ。あさりとか入ってるよ。
アリカ : 他にもほうれんそうとか豚肉とか(言いつつ、鍋ごと持ってくる
アルム : あれ、メニュー…アレンジしてくれたんだ?
アリカ : 鉄分豊富で揃えてみた(皿に盛り付けて差し出す
アリカ : …アルムくんは鉱核生物みたいに、金属押し付けて食べられたりしないよね?
アルム : いや、食べられるよ。 変則的な亜人だけど…鉱核生命分類だからね。
アルム : でも「食事」として取るのは…人の区分のものが多いから…
アルム : (鉄分豊富なメニューを見て
アルム : なんだろ、店員さんに…言うのも変だけど…?(座ったままアリカ見上げ
アルム : ありがとう。いただくよ。
アリカ : どうぞ、お召し上がりくださいな。
アルム : (アルミホイルの先から手を出して
アリカ : …不便そうだね。
アルム : (カサカサとアルミの音鳴らしながらスプーンでシチューを食べる
アリカ : 食べさせてあげようか?
アルム : え。(一口食べようとしたまさにその時、停止
アルム : え?
アルム : え。
アルム : い、いや、両腕全く動かないってわけじゃあないんだよ?
アルム : (停止したままアリカ見上げ
アリカ : あ、じゃあいいかー。邪魔しちゃったね、どうぞどうぞ。
アルム : う、うん。平気。(カサカサ動いて
アルム : (シチューを一口
アルム : ほら、平気?(カサカサ
アリカ : そっかー、平気かー。うんうん、残念だなー。
アルム : ぅ、治りが早いのは良い事でしょ…、(カサカサとアルミの音鳴らしながらスプーン動かす
アリカ : そうだね。…いいことだね。
アルム : うん。(カサカサ
アルム : (鉄分豊富特性シチューをカサカサと音を鳴らしながらゆっくり食べていく
アリカ : 早く治るといいね。それで、…また次にあの襲撃者が来たら、どうする?
アルム : もうじき治るさ…で、あの襲撃者か…
アルム : おそらくアイツは…別にターゲットが居たんだろうな。(思い出しながら
アリカ : (退避直前に現れた男は、アリカも確認している)…うん
アルム : だから、アイツと今頃決戦してるんじゃないかな?
アリカ : …なら、うん、安心かな。
アルム : アイツに限らず襲撃者はいくらでも来そうだけどね。この戦闘喫茶なら。(皮肉っぽく笑って
アルム : ・・・(カサカサとシチューを食べる
アリカ : そうだよねぇ…はぁ。
アルム : ・・・(カサカサとシチューを食べながら
アルム : 別にどんな襲撃者が来ても闘ってやれるさ。
アリカ : 1人で?
アルム : 治りかけてるし…それに両腕無くても闘いようはあるよ。
アルム : …うん、1人でも。(アリカ見上げて
アリカ : そっか。なら、早く治さないとね。
アルム : 大丈夫だって。紹介してくれた所も良い所だったし。
アリカ : 時計みたいな名前のお店だったよね。異世界の人がやってるっていう…
アルム : 異世界の技術も使われてるんだろうな…まさに隠れ家的お店だった。(違う?
アリカ : うんうん(シチュー追加しつつ
アルム : (鍋たっぷりの鉄分豊富シチューのおかわりを貰う
アリカ : …そうだ、そのうち私、シーナに帰るかもしれない。
アルム : え?
アルム : …なんで?
アリカ : お家の方から、帰還命令が来てて…すぐに、じゃないけど。
アルム : そう、なんだ…?
アルム : なんだろ、跡継ぎ…とか?
アリカ : …まあそういう関係。
アルム : そっか。
アルム : (カサカサとシチュー食べて
アルム : …お見合いとか?
アリカ : お見合い…いや、違う。その…
アリカ : 実家に帰って、…そのまま住み込むというか。
アルム : …ん?(アリカ見上げ
アリカ : (アルムの方は見ていない テーブルに目を伏せて
アルム : …そ、っか
アルム : 帰還命令…ね。
アルム : (どうしよう。こんな時。明らかに望んでいない、そう見える。きっとそうなんだろう。
アルム : (でもアルニラム=コンフェットの人生経験では解答は1つしかない。
アルム : (ぶっ壊す。
アルム : (力で商会を上り詰めたように、力で亜人貴族に入り込んだように、力でアルジールもオニールも滅ぼしたように。
アルム : (でも、それ…で、?
アルム : じゃあさ、
アルム : (きっとそれじゃあ彼女は喜ばない。あまりにもエゴだ。反社会的だ。
アルム : 派手に暴れて家ぶっ壊して逃げちゃう?(アリカ見上げて提案する
アリカ : 
アリカ : できるわけないじゃん。お父さんもお母さんも、弟も妹もいるんだよ。
アリカ : 親戚の子もいるし、お爺様もいる…
アルム : (普通だ。物凄く普通。普通の解答だった。
アルム : (でも、普通に<そう>務めていると、思ったから。
アルム : でも、帰りたく無いんでしょ…?
アリカ : どう、かな… 里での生活も、私は…悪くないとは思う。
アルム : あ、あれ?(間抜けな声だして
アリカ : 確かに修行のために出てきたけど…
アリカ : でも、潮時かなって。
アルム : …なんでさ?
アリカ : なんでだと思う?(微笑んで
アルム : ぅ(微笑まれて口ごもり
アルム : (たぶん「なんで」かわかってる。
アルム : (でも「それ」を言ったら…?
アルム : まだ、決めるには…早いんじゃない?
アルム : (クソみたいな返答だ。さっきまで家をぶっ壊すと息巻いてた人とは思えない
アリカ : そうかな、…じゃあ、もう少し考えてみる。
アルム : あ、あれ?(間抜けな声だして
アルム : あぁ、そうだね。
アルム : もう少し考えてからでも…
アリカ : ──考えて何か変わるかわからないけど。
アリカ : そうだね、考えてみるよ。
アルム : うん、
アルム : じゃあもう少し
アルム : この喫茶でアリカさんからシチューを貰えるワケだ?(そんな風に言ってアリカ見上げて
アリカ : シチュー以外でも、作ってあげるよ?
アルム : 
アルム : そうだね。
アルム : うん。もっと色々と…おねがいしたいよ。
アリカ : そっか。なんでも聞けるわけじゃないけど、言ってね。
アルム : …うん。
アルム : (カサカサとシチュー食べて
アリカ : (──少し時間をもらおう。
アリカ : (それで何が変わるかはわからないけれど。
アリカ : (無力な自分なままで終わるのか、それとも… わからない
アリカ : (目の前のアルムくんは帰ってほしくなさそうだが、なら… なら、言ってくれても
アリカ : (いいのに…
アリカさんが退室しました
アルムさんが退室しました

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最終更新:2018年07月02日 12:43