喫茶に持ち込む矛盾物と不純物 [秋穂 テッサ]

秋穂さんが入室しました
秋穂 : (夜風を切りながら広場を滑っていくペダルの影
秋穂 : (いつものように喫茶の横に停めて降りる
秋穂 : (よく見るとフランクフルトを咥えている。 …途中の露店で買ったらしい
秋穂 : (学校帰りに立ち寄ったため、すっかり遅くなったが、移動中になってやっと気付いた
秋穂 : 七夕、ですねー…(むぐむぐ食べながら入店。
テッサさんが入室しました
テッサ : いらっしャ…なんだあんたか
秋穂 : ぁ、こんばんは。 …飲食持ち込みってマズかったですか?
テッサ : いいんじャないか?剣や銃の持ちこみより飲食物の持ち込みが厳しい喫茶はたぶん無い
秋穂 : なら、よかったです(他にも買ったのか、手提げ袋も持っており
テッサ : なんでそんなに買い込んで喫茶にくるんだ。
秋穂 : え、それはほら。
秋穂 : 露店があったので。つい、こう
秋穂 : 良かったら一緒に食べませんか?(がさり、と袋を持ち上げて
テッサ : 露天…ああ、七夕か
テッサ : 彦だの織だの、わたぴにはわからんが…貰えるもんは貰う
秋穂 : ええ、ではぜひぜひ。 あ、飲み物はないので烏龍茶とかを。
テッサ : はいよ、麦茶ならタダっぴョん(厨房に
秋穂 : (席に付き、がさがさと中の物を広げる
テッサ : (麦茶もってきて)冷え冷えだ
秋穂 : (たこ焼き、焼きそば、たい焼き、フライドポテト、たこせん……これかぶってるぞ
テッサ : それで、戦闘者とやってみた感想は?わたぴが呼んだんだが
テッサ : (席について勝手にフライドポテトとって口に
秋穂 : テイルさん、ですよね?
秋穂 : いえ、流石は、という言葉しか出ませんでした。
テッサ : そうそう、戦闘バカ。
秋穂 : バトルジャンキー、とか呼ばれるそうですね? ええ、はい
テッサ : あいつらはバカだ。どうバカかわかるか?
秋穂 : はじめは手を抜かれていいるものと思っていましたが…(フランクフルト食べ終え、ノートを広げる
秋穂 : 勝ち負けや……究極、生死よりも戦闘そのものを楽しみたい、って事ですか?
テッサ : そういうかんじ。あいつらフォーデンに行かないんだよ
秋穂 : テイルさんもそうでした。 いえ、勿論本気でないのは事実そうなんですが
テッサ : いや、あいつらは“本気”だ。だからバカなんだよ
秋穂 : 今思うと、私との戦闘を、楽しみたかったんだな、と。
秋穂 : はい。”本気で、バトル”ってことなんですね
テッサ : “自分ルールで戦っている限り、死んでもOK”っていうクッソバカだ
秋穂 : なるほど。
テッサ : そういうやつに、支援だったか?できるって?
秋穂 : エキサイティングですよね(ノートにテイルについてのメモを追記し始める
テッサ : できるもんなら見てみたいもんだっぴョん(たい焼きを噛み千切り
秋穂 : 難しいとは、思います(筆を走らせながら
秋穂 : なので、工夫を凝らしています。
秋穂 : 私なりの、ですが(ノートにはテッサのメモもある
テッサ : わたぴは支援してもらうより、1人で倒してもらったほうが楽なんだがなぁ
秋穂 : それはそうですが…(ペンを持ってんー、と
秋穂 : 如何ともし難い状況、あると思います。
テッサ : そしたら逃げるんだっぴョん。
秋穂 : その間に、誰かが倒してくれる、ということです?
テッサ : いや、倒す必要ないだろ?
秋穂 : ……(少し難しい顔をして
テッサ : 自分の身が一番大事、なんなら時間稼ぎでもしてくれれば最高に支援だな!
秋穂 : 確かに、ここだと、そうなるんでしょうか……(うむむ、と口元抑える
秋穂 : (レウカが襲撃された日の事を思い出す――
テッサ : 特に守りたいものなんか、今は自分の身しかないんで。あんたにはあるのか?
秋穂 : いえ。どうでしょう。 自分の命以上、と言われると怪しい所です。
テッサ : わたぴにャ誇りだーなんだってのもないしな
秋穂 : でも、現実を見て生きています。
秋穂 : 学校に襲撃があったあの日、教員ですら全く歯が立たず。
秋穂 : …学んでいる理想論だけではダメだと痛感しました。
秋穂 : (自治組織EVが来てくれるまで、どれだけ被害が出たことか。
テッサ : あんた、過去を語りたがりがちだが、結局今生きてるんだろ?
秋穂 : …。
テッサ : ならいいじャんか、学生は大変だなぁ
秋穂 : 、すみません。 バックボーンは何か考えていると、つい。
秋穂 : ……(ポテトに手を伸ばし、もぐもぐと
テッサ : 生き残れればそれが一番、えらいってことだっぴョん
秋穂 : テッサさんの言うこと、正しいと思います。
秋穂 : でも、何でしょう、甘いんですかね、私。
テッサ : 身の程知らずってだけだっぴョん。
秋穂 : 転びかけたら、手をつい差し出してしまう、そういう感覚なんです(むぐむぐ
テッサ : せめてあの戦闘バカに、魔器を使わせられるぐらいになってからだーな(I★PADで先日の戦闘見て
秋穂 : …………。(ボッコボコにされてる自分を見て閉口
テッサ : お褒めの言葉やら励ましの言葉やら、聞きたいならわたぴ以外にどーぞ
秋穂 : 、そういう風に見えました?(初めてむ、と
テッサ : がんばってる私にアドバイスーみたいな感じ、ばりばりっぴョん。
テッサ : なんならだいたい全部誉めてくれる上に適切なアドバイスしてくれる、血達磨とかいうやつ紹介しようか?
秋穂 : う……(ゼロではない
秋穂 : でも、違います。 違うって言わせてください。
テッサ : 言うだけならタダだ。いい文化だなぁ、でも言い過ぎたらタダじャない。
テッサ : ぶっちャけ気持ちが悪いんだよ、研究してあなたを支援しますって?
テッサ : そこまでしろって誰に頼まれたって話じャん。
秋穂 : ……。
テッサ : ほんとに支援?違うだろ、“支援したい自分のため”とかじャないのか?
テッサ : 最高の支援は、そいつ1人で問題が解決することだ。抗魔金属もぶちぬく攻撃?円盤を落とすレーザー?
テッサ : それとも1兆度とかの炎がお好みか?そういうやつが居れば、解決だよ
テッサ : 立ち向かう勇気とかバッカなこと言い出すなよ、わたぴらは命が一つしかないんだからな。
秋穂 : ……、(テッサ見つめたまま
テッサ : 支援なんかより、まだ若いんだから、問題解決したいならキアシスとかいって勉強しな。
秋穂 : (バンッ!とテーブル叩いて立ち上がり
秋穂 : 違います!!
秋穂 : ち、、違わなくはないんですが、、、違います!
テッサ : どっちでもわたぴにャ興味の無いことだが、飯の代ぐらいに聞いてやるよ。
秋穂 : 支援だなんて言って、押し付けがましいのも、気持ちが悪いのもわかります
秋穂 : 最高の支援だって、私や、誰かが一人で解決できるのが一番です、わかってます!
秋穂 : でも、私は、私の周りに、そんな事出来る人は居ません!
秋穂 : ここの戦歴を見ました、”伝説の”此処でだって、そうではないんですか!?
テッサ : さあ、場所なんか関係ないさ。
テッサ : やりたいやつがやればいいってだけだろ?
秋穂 : ですが、一人で最高の解決策を持つ人なんて、そうそう居ないはずです。
テッサ : だから自分が支援すれば、弱い戦闘者が強くなって解決ってか?
秋穂 : ち、、違います! そんな、そんな目線ではないつもりです!
テッサ : まあだろうな。それぐらいはわかる。
秋穂 : 私は、、戦地に向かう皆さんの背中や、横顔が――好きなんです
テッサ : (なんかいきなり違う方向きたな!?こいつの本性か!?)
秋穂 : それがもっと輝けたら、って考えて……
秋穂 : それに、”ここ”で通じるだけ尖らせるには、私にはこれ(支援)が、限界目一杯なんです
テッサ : あんた、いくつ?
秋穂 : ……17。
テッサ : …ん!?わたぴより年上か…!?…それはいいが、魔法使いだっけ?大成するのはもっとオジだのオバだのだろ
秋穂 : …………、
テッサ : 限界とか目一杯とか、早いんじャないか?
秋穂 : ……わかります。焦ってるのも。
テッサ : (たこ焼きもぐもぐ
秋穂 : 襲撃や戦いとの結果と、私のやり方が直接紐付いてないことも。
秋穂 : (そう、助ける前に、倒せれば、どんなに良いか。
秋穂 : 憧れや、好きだって気持ちでやってる点が、気持ち悪さの原因だと……思います。
テッサ : 変な建前たてるから気持ち悪いんだよ。
秋穂 : ……すみません、大きな声を出して(頭を下げる
テッサ : “支援されてる姿が好きだから支援します”ってほうがよほど理屈屁理屈通り越して
テッサ : 喫茶EBらしいっぴョん。
テッサ : どうせエゴしかないんだ、わたぴのエゴは独り善がり。
秋穂 : …………
テッサ : あんたもわたぴになんか言われたぐらいで折れそうにならないぐらい
テッサ : 図太く汚いエゴをもてばいい、がんばれ!
秋穂 : …何でそこで励ますんです。 ズルくないですか?(立ったまま、むう、と
テッサ : それが立ち回りってやつだっぴョん(がはは、と
秋穂 : ………、(眉寄せて
秋穂 : ……、(長い溜息
秋穂 : ありがとうございます、テッサさん(もう一度頭下げる
テッサ : 喫茶のルールの確認をしただけだっぴョん。
秋穂 : …でも、言われなかったら、きっと私、勘違いしたままでした。
テッサ : 別に気づいても気持ち悪いままだからな?
秋穂 : それどうしたら治りますか。
テッサ : さあなぁ、言われて気にしないようになるぐらいになれば治るんじャないか
秋穂 : それはお互いに、ってことですか。
テッサ : ん?わたぴは不治の病にかかってて、気に入らないものは気に入らないままなんだ
秋穂 : テッサさん、おいくつなんですか。
テッサ : 16だと思うが。
秋穂 : 年下じゃないですか!(バァンとまた叩く! さっきは聞き逃してた
テッサ : 誤差だ誤差。
秋穂 : 何自分の中に限界作ってるんですか! 食べられないものは一つでも少ないほうが良いです!
テッサ : そうか、じャあアレルギーってことにしよう。
秋穂 : じゃあ、ってなんですか!? 後出しは無しです!
テッサ : 正義感アレルギー。そう、わたぴはなんかいいことしようとしてるやつが直視できないんだよ
秋穂 : 大なり小なりそんなの誰だってありますよ。
テッサ : そっか、それはよかった。
秋穂 : こじれたツンデレって吹聴しますよ?
テッサ : 年下をいじめるなんて、悪いやつだっぴョん…
秋穂 : 誤差です誤差。
テッサ : 大きく違うのでは?
テッサ : わたぴは年下、あんたは年上。此処には無限の隔たりと優位性が見え隠れしているっぴョん。私が言い出した場合に限る。
秋穂 : そこまで弁が立つ人に、そのケースは適用できません。無効です、無効。
テッサ : 年上の傲慢な判決だ…
テッサ : (都合のいいときだけ年下ぶる
秋穂 : 言いましたね? ではバトルしましょう、バトル!
秋穂 : (外を指差す 七夕前夜の星降る夜に何を言い出しているのか
テッサ : 他の戦闘バカとやってな!ま、やったとしてもわたぴが負けるとは思わないが!
秋穂 : なおこれは禁止です。(トントンとテーブルと小突く
秋穂 : 手持ちだけでやってください。 ――さぁ出る! ハリーハリーハリー!
テッサ : 食べ過ぎて調子が悪いから、別のやつ呼んでいいか?
秋穂 : だーめーでーすー! 実戦だって待ってくれないですよ!
テッサ : あーあー、年下をいじめる悪い大人がいるっぴョん。
テッサ : (なんだかんだと試合はしない テッサに試合という文字は無い
テッサ : (仕方なく応戦するか、さもなければ逃げる
秋穂 : (のれんに腕押し。押し問答で騒がれる夜の喫茶――七夕前夜であった
テッサさんが退室しました
秋穂さんが退室しました

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最終更新:2018年07月10日 09:01