-烟- [燦 ソニア]

燦さんが入室しました
 : (––––––数刻前、フォルフラントの噴火口に見える影
 : (溶岩のなかに使っている2mの巨体。それは、お風呂に入っているかのようである…
 : 許せん……、
 : やはり偽りのユートピア……
 : 見過ごすことはできん!!(ざばぁっと溶岩から出る
 : やはり…出向くしかない…
 : (–––––そして数刻後、
 : (フォルフラント中央郊外にある槍の前に立つ一人の影。
 : (さきほどの巨体である。
ソニアさんが入室しました
ソニア : (ここの柱は
ソニア : (30mほどの高さで、細い せいぜい直径も5mほど
ソニア : (その上に降り立つ)ああ…
ソニア : 珍しい、とても珍しい
 : ……出たか、小娘……
 : お前の愚行、眼に余るものがある…
 : (昼、そして天候は晴れ
ソニア : (柔らかく、しかしはっきりと)あなたに言われたくありません。
 : お前はユートピアを誤解してる…感情を剥ぎ取った統治など偽りにすぎない…
ソニア : 力を持ちながらヴァースへの侵攻は止められず…抗魔の争いも止められなかった
 : 争いは止まぬ。
ソニア : その力の責務すら果たせなかった者に、今これからの未来に口出しはさせません、
 : 民が生きている限り争いは止まぬ。それが世界の摂理…
 : ユートピアとは、語源からすれば、どこにもない場所のことを示す…
 : だが、平和を願う民の感情こそが…
 : ユートピアなのだ…
 : すでにヴァースにユートピアは実現している!!
 : なぜそれがわからぬ!!
ソニア : 守護無き地の怨嗟を聞いたことはありますか。
ソニア : 飢えに苦しみ、守護を長く受けた者からの迫害
ソニア : 魔物の脅威は止まず、同じ人間からも奴隷のような扱いの地域もあります。
 : だが……守護無き地にいながら誰も恨まずに生を全うするものもおる……
ソニア : ──平等とはいえません。
ソニア : 「も、いる」で…
ソニア : 迫害された者がまるで過ちのようにされるのは
ソニア : 心苦しいことです。本当の未来は、これから切り開きます。
 : 過ちではない
 : だが、お前の所業は…そのような民を無下にするのと同義!
 : 善に溺れ、お前には何も見えていない…
 : そう……ユートピアが……
 : 私が、ヴァースをユートピアへと導く
 : そう私が、太陽だ
ソニア : 語るに及ばず。過去の亡霊風情、もう一度眠りにつくといいでしょう、
 : 私は負けるだろう…だが礎となれるのならば、それでいい…
ソニア : 殺めはしません。新たなる未来の地を見ていただければ…
 : 全力で行くぞ……!小娘……!
ソニア : それがいかに素晴らしい世界か、わかりますから!
 : (燦の骨格がミシミシと唸りを立てながら、光り輝く
 : (限られた天使のみが使える技能
 : (神性解放
ソニア : (闘気全開)私の力は星の力、たかだか恒星の一つの名乗りで
ソニア : 世界を照らせると思わないことです(大剣を形成
 : (5mの巨体 6枚の羽 見ればわかる天使の出で立ち 
ソニア : …侵略者め
 : ウオオオオオオオオオ!!!!!(オーラで剣を形成し、咆哮する
 : (固有結界。天上、そして周囲が炎で包まれる。天を覆う炎
ソニア : ──「災厄」、カウントスタート
 : (上空へ飛翔
ソニア : (柱の上にて巨体へ構える
 : 燃え尽きよ……!!(炎の球体を生成し、
 : (それがさらに巨大化していく
 : (50mの人口太陽を放擲>ソニア
 : (人工
ソニア : (大剣を片手でまっすぐに太陽に向け)【原初の炎】
ソニア : (──たかだか3000度、容易く飲み込み白い炎が飛翔
 : ……やはり効かぬか。
ソニア : (そのまま白き鳥が羽ばたく 周囲がプラズマ化しはぜる
 : やはり勝てぬ勝てぬ…!!フハハハハ!!!
 : このような戦いは初めてだ…!苦境も心踊る!!
ソニア : こちらは効きませんが、そちらはどうでしょう。星の終わりを見せましょう。
 : ……十
 : むっ…(6枚羽が燦を包むように閉じる
ソニア : 燃え尽きよ、鳥よ(白き大鳥が突撃
 : (体内温度の極限までの上昇。それと共に圧倒的な硬化。
ソニア : (…白き鳥はそれそのものはただのビッグバンアタックである
 : (並の戦闘者には傷一つ負わせることができないだろう。……が?
ソニア : (燦を覆うように羽で包み、…そのまま星の死を始める
ソニア : (すなわちブラックホール
 : 星の死…なるほど……
 : (燦の姿が一瞬立ち消える
 : (高位の天使のみが使用することのできる転移魔法
 : (距離をとった場所に出現
ソニア : (消えた直後、そのまま周囲を巻き込み、黒点と化して消える
 : 九……。フハハハハハ……!!!
ソニア : これでも、油断はしていないつもです。
 : 噂には聞いておった。書物で読んだぞ…!!
 : たしか、そう。それは危険なのだ!!
ソニア : (大剣を掲げる 周囲の空間が沸き立ち、使い魔である白き鳥が無数に出現)
 : だが……(人工太陽を再び生成
ソニア : (どれもこれもが先ほどの鳥と同じ威力)
 : 私が太陽だ…(人工太陽を放擲するが…
 : (着弾する前に、転移したのか、消失する
 : おお……!!これは…!!
 : 思ったよりどうしようもないぞ…!!フハハハハ!!
 : 逃げるしかないな…!!(再び転移。上空に出現する
ソニア : (炎の天蓋を見遣り
 : ……シッ!!(そのまま急降下し刺突
ソニア : 、む!?(逃げるもんだと思ってたらしく、白き鳥も反応せず直撃
 : このまま、貫いてやろう…!!(そのまま体調5mの天使が速度Sで自らもろとも地面にダイブする
 : 行っただろう、礎になると…!
ソニア : 捨て身、ですか(柱から落ち、そのまま大地に
ソニア : (闘気全開にて受けるが、完全に威力を殺すことはできない
 : (衝撃が砂塵となってあたりに立ち込める…
ソニア : (周辺には白き鳥が旋回)です、が
ソニア : (オーラ大剣を片手で掴む)それでは私に届かない
 : ……ぬ………
 : ウオオオオオオ!!!(そのまま剣から直接に爆裂する闘気を注ぎ込む
 : 体ごと爆ぜよ…!!!!!!
ソニア : (闘気バーストで相殺)いかに天使とはいえ
ソニア : その扱いで武器精霊に勝てると思わないことです…!!
ソニア : (体表にて受け流し、爆裂を内部でなく外で引き起こす
 : 八……
ソニア : (そのまま、起き上がりと共に腰だめに片手を
 : フン……
ソニア : ■■■■“星” ──
 : 真っ向から切り刻んでくれるわ…!(剣を振りかざし
 : (オーラの乗った鋭い斬撃の一撃
ソニア : 疑剣なれど…4S-Stab(何も持っていない手で、それに“突き”を見舞う
 : ム……?
ソニア : (… 大剣を容易く粉砕し、羽を貫き、固有結界に風穴が空く
ソニア : 真名、星皇剣解放(出現する、白銀の…大剣
 : ぐ……
 : ウオオオオオオ!!!(固有結界を再構築し、
 : 七……
ソニア : 4S-…
ソニア : Slash(横一閃
ソニア : (巨体ごと真一文字に世界を裂く
 : ヌ……?
ソニア : (とすん、と大剣を地面に立てて)裂けなさい
ソニア : (胴体、羽、世界ごと上下に分断
 : (分断される
ソニア : …(瞑目し)大きい相手にはこれに限りますね。
ソニア : 私に星皇剣を抜かせたこと、誇るといいでしょう。
 : ……さて、私は礎と……なれたか…グフ(血を吐く
ソニア : (目を開く)行先はヴァース上なれど不明です。
 : だが…(ソニアが気を抜いた一瞬、さきほど転移させた人工太陽が
ソニア : (白き鳥の群れが降下
 : (槍のすぐ側から槍に飛来。人工太陽が槍を燃やし尽くす
 : (条件は自らの敗北とともに発動
ソニア : …残念ですが、私と同じ性質なんですよ
 : ……フ、無駄足だったか……
 : 無念だ……だが……
 : 後を託そう……
ソニア : (白き鳥が爆裂、黒点と化し飲み込む ワームホール
ソニア : (…なぜか喫茶送りだ!
 : (喫茶に送られる
燦さんが退室しました
ソニア : (星皇剣を消し)呼び出した「災厄」は、無駄になりましたか
ソニア : ──理想郷、ではないでしょう、
ソニア : 望むのはだれもが平等である世界
ソニア : 争いのない世界
ソニア : ですがそれは最後には…きっと認められるでしょう
ソニア : (柱の転移機能で消える
ソニアさんが退室しました

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最終更新:2018年07月20日 15:57