清海魚 [オル アラタ ジロウ]

オルさんが入室しました
オル : (蝉の鳴き声すら聞こえない、灼熱の真昼――
オル : (よろよろと裏路地を進む、2mを越す大男。
オル : (よく見ると肌は青黒く、民族衣装めいた格好をしているが
オル : (真上からの直射で深い影となり、顔つきが見て取れない
オル : ………(朧気な視界で、列車をリメイクした喫茶を見て
オル : …み
オル : みず……(バターン!
アラタさんが入室しました
アラタ : あらー!(カランカラン (慌てた様子で喫茶から出てくる店員
アラタ : あ、あんた大丈夫ね!? (倒れてる何者かに駆け寄る
オル : す、すまない……水を、、こう、できれば大量にかけていただきたく……
アラタ : 熱中症そ!?干からびとるそ!?今涼しいとこに――冷やすそ?まず冷やすそね!
オル : う、うぐ……
アラタ : 待っちょってねー!(ぱーっと店内に走って
アラタ : (慣れた様子で水バケツ4つくらい持って戻ってくる
アラタ : 行くそよー!(バケツひっくり返して ざばー!>オル
オル : (ざばー!!
アラタ : もいっちょ!(ざばばー!
オル : (ざばばー!!
オル : ―――、(ぐ、と握り手に力が入る
アラタ : ぉ、ぉぉ?(全部ざばーして
オル : (バッと跳躍! 凄い全身のバネだ!
オル : (クルクルと回転し後方に着地し
アラタ : おおおー!!?(大袈裟に仰け反ってびっくり
アラタ : なんよ!おにーさん急に元気やないね!
オル : 復活、したゾー!!(両腕を上げる巨漢
オル : (獣人、半魚人、いわばそういう印象を受けるだろう
オル : (体型こそ人だが、髪の代わりにヒレや尾びれがあり、いわゆるシャチが乗っかっている。
オル : (それに、”ルカ”と遭った人は彼に印象の違いを受ける。
オル : (より魚人的、より流線で鋭角的である
オル : おお、君は! 君か!! 俺を助けてくれたのは!(アラタ見てのしのし近づき
アラタ : おー! ずんずん歩けちょるね! 元気で何よりそよ!(巨漢、そして人外の姿に怯むような様子も無く
アラタ : 水とか飲んでかんで大丈夫ね? あんためっちゃ水ん中おりそうやん
オル : ああ、見ての通りだ! 礼を言う!(ニカっと鮫歯笑顔
オル : そしてその通りだ。慧眼だな君は! そう、それはそうとして水が飲みたい!
アラタ : そりゃーねぇ、この時期暑さでやられるひと本当に多いけんね。気を付けないけんそよ。(そしてそんな世話にも慣れてる、と言った様子で
アラタ : さーさ、お店にいらっしゃい~♪(先導して歩いてく 流れるような案内!
高身長の男さんが入室しました
高身長の男 : (店内の席に座ってサングラス越しに来店者を見る
高身長の男 : アラタっちお疲れっしょ! 人助け成功した感じ~?
高身長の男 : (シルバーカラーのぶっといリーゼントを生やした高身長の男
オル : ああ、邪魔するゾ!(言って、やや窮屈そうに入り口をくぐる
アラタ : うんうん、すっかり元気そよ。でも今から何か飲んでもらおうと思っちょるん!(店内の男に気さくに返事
オル : やや、おま――あなたは?
高身長の男 : そりゃあ良かったっしょ! ―~って、んぁ!?(窮屈そうに入り口くぐる巨体見て
オル : あ、いや、これは失礼(咳払いし
アラタ : OS-1がやっぱいいんかねー。ポカリ?ダカラ?色々あるそ… どしたん?
アラタ : あぁ、…… そーやん!おさかな天国やね!
オル : 私はオル・オルフィーネ。ここより遥か東の海、オルフィーネ領海から来た。
オル : おさかな天国!? ……確かにそうだゾ!(アラタに笑って
高身長の男 : Oh,タビのヒトー! ヨウコソにこらヘー!(急に片言になりサングラス上げ直す
高身長の男 : ココはハジマリのキッサ、エレナントカトレイン。疲れ癒やすイイネー!
オル : 命の恩人! それにたっぱのある御仁の名前は?
アラタ : はい~?あんたなんでそげな変な喋り方になっちょるね ジロウさん?(あっさり名を呼ぶ店員
高身長の男 : Oh,な、な、ナマエね?ナマエ、知ってるヨ?ちょ、、、、!!?!(アラタ見て
高身長の男さんが退室しました
ジロウさんが入室しました
ジロウ : あ、あーーーっと、(気まずそうにサングラス取って、
オル : ジロウ……? んん?(聞き覚えのある名前と、よく見ると見覚えが
アラタ : あたしはアラタっち言うそ。あんたはオルさんち言うんね。 …なんその、(2人の様子見て
アラタ : おさかな同士あんたら知り合いかね?
ジロウ : や、やあ、アニキ。 奇遇っしょ~(真っ黒なクリクリした目を見せてご挨拶
ジロウ : (リーゼント状にガッチガチに固めた頭のソレも…熱冷まシートでまきまきしたホオジロザメの頭
ジロウ : (肌色露出が少ないようにこのクソ熱い中革ジャン着込み(中に保冷剤沢山仕込み)
ジロウ : やー…おさかな出身だとバレないようにしてたんだけど…名前は油断したっしょ~ハハ(オル兄に笑う
オル : ジロぉ!? ジロウじゃないか…!?!(バタバタあちこちにブツかりながら近寄って
オル : お前、元気にしてたのか!!? こっちに来て何日は!? ルカは!? ルカはどうしてるんだ!?
ジロウ : おーっとステイステイ!落ち着けアニキ!ココは海中じゃあないんだぜ!?(怒涛に近寄ってくるオル兄へ手を伸ばす
オル : っと! 、!(仰け反るようにブレーキして吊るしてるランプに頭を打つ
アラタ : 何やあんたら仲良いやないね。安心したそよ(言って一旦厨房に退き
ジロウ : へいへいへいへーい?(オル兄が転ばないように腕取り
アラタ : (2ℓお水と2ℓポカリとグラス2コ持って戻って来て傍のテーブルに置く
オル : ぁ、ぁあ、 すまないジロウ!(頭を振って
ジロウ : 咄嗟に尾ひれで調整出来ない不便な空間っしょー? 地上世界って?
ジロウ : 礼には及ばないぜアニキ? お陰様でちょびーっとオレっちのが地上慣れしてるっしょ?
オル : なるほど、まだまだ鍛錬の余地がありそうだ…!
ジロウ : あーで、ルカっちならそのーえっとー、(クリクリとした目が泳ぐ(おさかなだけに
オル : おお、ありがとう命の恩人! して、名前は!(水分補給セットを見てアラタに
ジロウ : デ―…いや? 買い物中で…、モっちが見てるから大丈夫っていうか?うん。邪魔出来ないていうか?(アラタに気を取られてる間にぼそぼそと
アラタ : アラタよ! …ん?デート?(食いつきが良い
アラタ : 今デートっち言わんかった??
オル : アラタ! アラタというのか命の恩人! いい名前じゃないか――(笑顔が
オル : ってデートだとぉぉぉおお!?(驚愕に振り向く
ジロウ : た、たはー?! アラタっち一々クリティカルでオレっち…(恐る恐るオル兄を見上げる
アラタ : んん、今思い出したけんど…ルカちゃんっちあの、
アラタ : 星座大戦で恋バナ部したルカちゃんの事やないね!(おさかなsと姿を見比べるよーに
オル : どっどういうことだジロウ!!(振り向いて
ジロウ : こ、恋バナ部~んーーー!!アラタっち~~~!(次々とクリティカルワード繰り出すアラタにリーゼント抱えて
オル : 恋バナ!!?(また振り向いて――後頭部から伸びる太く長い尾ヒレで後ろの椅子が倒れる
ジロウ : ま、ま、ま、落ち着こーぜアニキー?へいへいへいへーい?(両手上げて降参のポーズ
アラタ : な~んあの子、恋はまだっち言いよったんに隅に置けんやないね~?(テンション上げて―ると倒れる椅子
オル : っと、す、すまない!(慌てて振り向いて椅子を―(振り向き尾ビレビンタ>二人
アラタ : ねーねー、一体誰と――へぶちー!!(ベチーン
ジロウ : (咄嗟にアラタをかばってリーゼントがビンタ2発を受ける
オル : (ビンタといったが、これ、スイングだ! リアルイルカサイズの尾ひれがブゥン!
アラタ : ――と思ったら!?(ベチーンしてたのはジロウだった!
ジロウ : っっ痛!!(衝撃にくるっと空中ターンして、着地
オル : !? っは、何だ!?(椅子を戻して振り向き戻し
ジロウ : アニキー!? だからココは海中と違うってー!? 危ないっしょー!?(熱冷まシートが解れて…
ジロウ : (ジロウに乗る大きなホオジロザメの頭が姿を表す
オル : す、すまない…二人とも大丈夫か…!?
アラタ : あ、あたしはお陰さまで無事そよ(ジロウの方を見て
ジロウ : 余裕っしょ? アニキのパワーは凄いけど、オレっちダテに鍛えられて無いっしょ?(アラタに笑み
ジロウ : (床に落ちた熱冷まシートの断片を拾う
オル : …それで、デートとは、一体誰なんだゾ!?(率先して破片を拾いつつ
アラタ : ありがとね!(ジロウに軽く)そうよデートっち!何何!詳しく聞かせて欲しいそよ!
ジロウ : そ、そ、それはー…?それはっしょー…?(目が泳ぐ
オル : ルカの護衛はお前たち二人だった筈だ! ま、まさかモクザが……!?
アラタ : ああ、あの全然隠れきれちょらんかった人!?
ジロウ : い、いやアニキ?!(そ、それは不味い流れっしょ!
ジロウ : そそそういやまだルカっちから本戦の結果聞いてないっしょ!?っしょ!?
ジロウ : や、やー、ルカっちったら…(何か考えて…
ジロウ : 「私ぃ大好きなオル兄様にぃ自分で結果伝えたいっしょ~!」って言ってたから~?
オル : そ、それともヒトか…!!?(ドンッとテーブルを叩いて前のめり 2Lのペットボトルが一瞬浮く
アラタ : ひゃー!?(ビックリ
ジロウ : オレっちから言うわけには―――あひ!?これじゃダメっしょ!?(ペットボトル見て
オル : ルカ…! おお、ルカ……! なんといじらしい……!!(腕をぶんぶんしながら
ジロウ : や、やばいっしょ…? このままだとルカっちに………?(ぼそぼそと
オル : ……!(ペットボトルの一つを掴んで
オル : アラタ、いただくゾ!(言ってキャップを外す(回転式なのにズボォッっと
アラタ : どおぞー!…ってあんたそれ回すんよ!もう取れちょるけど!
オル : (ガッブガブポカリ飲む
オル : ――。 美味ッ!? なんゾこれは……!!?(目をまん丸くしてボトル見て
アラタ : ふっふっふ……水分補給の定番ドリンクそよ。夏場は特に大人気!
ジロウ : …い、今しかないっしょ!?(ポカリ感激してる隙に
ジロウ : そろそろ交代の時間って…モっちが言ってた~気がするっしょ~…?(そろーりそろーり出口へ
オル : これが、ヒト族の、定番なのか…!(ジロウの背びれ掴んでる
ジロウ : ひゃぁん!(ビーン
オル : 我々は食することはあっても呑むことはなかった……これは大いに感激だ!
アラタ : うんうん、…おろろ、もしかしてあんたは地上に来て短いそ? (視線はジロウ 逃がさないぞーとジト目しつつ
ジロウ : (そ、そうだったっしょ…アラタっちも味方する気サラサラなかったっしょ…!(視線を感じ
オル : ああ、つい半日ほど前の話だゾ!(グッ、とポーズして(片腕は掴んでるキープ
アラタ : 最近どころやないやーん!
オル : ああ、だからこうして……よし、決めたゾ!!(ガバっと立ち上がると、車両が軽く揺れる
オル : ジロウ! ルカのところまで案内してくれ!
アラタ : ひょえー!(グワングワン
ジロウ : だぁかぁらぁ海中じゃあないっしょ!!(揺れ動き
ジロウ : …っげ。(アニキに振り向き
オル : これはルカが決めることだ! 俺が口出すことでは無い!(厚い信頼
オル : しかし、気にはなるゾ!!(熱い出歯亀
アラタ : それすんっごいわかるわぁ!(わかるガール
オル : わかってくれるか、流石だアラタだ!
ジロウ : わわわかったっしょ…あ、案内するっしょ!(両手上げて降参のポーズ
オル : よし、そうと決まれば話が早い!(解放し
ジロウ : アラタっち、TAXI呼んでくれるっしょ…?(店員にあくまで普通のおねだり
オル : アラタ!(振り向き
アラタ : はーい!
オル : アラタにも協力してほしいゾ!!(ずずんと前に出て
ジロウ : 考えろ…(このままこのシスコンアニキをルカっちの元に案内したらデートは無茶苦茶っしょ…
ジロウ : 考えるっしょ…(しかし…嘘の場所を案内してもいずればバレるっしょ…なら…
オル : ヒレがツマミになるまで歩き回ったが、ここはあまりに広い!
ジロウ : それは歩いてるからっしょ、アニキ。
ジロウ : TAXIって乗り物なら超早く着くっしょ…?(コレだ…!
オル : 土地勘がある者が居ると助かるゾ! ――乗り物だと?!
ジロウ : そうっしょ。アラタっち、TAXI説明したーげてっしょ。
アラタ : あぁ、タクシーっち言うんはね、お金払ったら目当ての場所に連れてってくれる車ん事よ。
ジロウ : 超便利っしょ? 地上に来たらみんな使うっしょ。(店外へと歩き出す
アラタ : つまり土地勘が無くてもひとっ飛びそ! …あんたちゃんと案内するんやろうね?(ジロウ見つつ
ジロウ : あああ、当たり前っしょ?(ルカっちを守りながらアニキの質問攻めを回避するにはもう…
オル : 何と……こちらでいうリュウグウのようなものか…!
ジロウ : (この地上童貞アニキを―(車酔いで)―殺すしかないっしょ…!!(クリクリ目に宿る使命感
オル : っは、そうか。店番か。 すまない、アラタ、一方的なお願いをした……!(頭を下げる
ジロウ : アニキ行くっしょー?(アラタに余計な勘ぐりをされない内に急ぐっしょ…
アラタ : あぁ、いいんよいいんよ。今はあたししかホールおらんけねぇ
アラタ : 今度報告聞かせてそよー!?(2人に
オル : ああ、すぐに行くー!(ドッタドッタしながら外へ
ジロウ : オッケーい。アラタっち色々ありがとっしょ! また来るっしょー!!(手をぶんぶん振ってお別れの挨拶
アラタ : はーい(手を振り見送り
オル : 勿論だとも! また来るゾー!!(ふっとい腕をブンブン振って
ジロウ : (TAXIへ乗り込む
アラタ : ―― あ。そうやん(店内で一人思い出す
ジロウ : 「とりあえずニコランドまで…Vドリフト走法で頼むっしょ…」(こっそりお願い
アラタ : お代は………… モクザさんにツケておけばいいかね?
アラタさんが退室しました
オル : (同じく乗り込んで
オル : (某TAXI映画よろしくエンジンを唸らせて発進する――!
ジロウさんが退室しました
オル : (――が、酔うどころか目をキラキラさせながら質問攻めをうけるはめになったジロウ。
オル : (「あれは地獄だったっしょ」 後に語る――
オルさんが退室しました

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最終更新:2018年07月23日 11:57