魔器

   魔器と魔具
「魔器使い」。それは各々、独自の魔器を手に戦う者達。
そんな彼らの武器である魔器と、魔具についての解説ページ。


魔器とは何か

魔剣や伝説の武器、といったもの。魔具(マジックアイテム)と似て非なるもの。
一番の違いは、それがキャラクターを構成するに至る独自性を持つことである。
独自の魔器をアピールポイントにしたキャラクターの要素の一部。それが魔器である。
特に戦闘用魔器は他に無いオンリーワンの性能を持つことがあり、この傾向を強める。

設定的な面では、永続性を付与されたアイテムである。
メタ的な面では、キャラクターシートの一部である。
どちらにしても、その特性は“破壊不能”を第一に持っていると言える。
もちろん、爆弾のような使い方をする魔器もあるだろう。
ただ、それも目的を果たさず破壊されるほどヤワではないはずだ。

魔器の作成

誰しも作れるわけではなく、専門職が居る。レイゼンなどに多い。
素材は希少金属、霊銀(オリハルコン)、魔銀(ミスリル)など。
融魔金属(マナタイト)もこの系列。基本的には魔銀を保有していると思えばいい。
これらの金属を利用した魔気は「永続性」を得る。風化せず、戦闘中に劣化しない。
職人によって属性や様々な特性を与えられ、魔剣や魔弓となっていく。
されには繊維として扱うことで衣などにもできるが、戦闘に耐えうるものは希少。





魔具とは何か

一方、世界観としてありふれた魔法の道具が魔具であり、家庭にも広く伝わる。
最近でいえば魔導列車のパーツも魔具と言える。これらは普遍的なものである。
いわゆる汎用アイテムの地位にあるのがマジックアイテムといえよう。

設定的な面では、魔力などにより作られたアイテムである。
メタ的な面では、誰しも持つことができる(オンリーワンでは無い)。
最も、強力な魔具ならば魔器との境界は薄れていくだろう。
どこから魔器になるのか、その区切りは難しい。

魔具の作成

こちらは魔法使いが行う。産業魔導士は常に不足している。
1から組み上げるものもあれば、既製品に付与するだけのものもある。
魔器は基本的に金属を重要視するが、こちらは金属だけでなく鉱石や時には木材も用いる。
グランシスの枝から作られた杖は魔器に引けをとらない性能を有するとも。
魔具の性能が魔器に追いついたとき、それをどちらとして扱うかはキアシスでも度々議論される。




古代魔器

厳密には「オーバーテクノロジー」的な立ち位置であり、厳格には魔器ではない。
異世界から落ちてきたアイテムであり、魔器同様に特殊な性能を有するものである。
ただしその材質は不明。どう作られたのか、なぜ古代なのかよくわかっていない。
ともかく「異世界の武器」であれば古代魔器と言っていいだろう。



武器精霊

魔器は武器精霊になりうるかといえば、可能性はある。何人かいる。
ただ全体で見れば特別なことではない。長年大切に使われた箪笥も精霊になりうる。
魔器であれ、魔具であれ道具であれ、どんなものでも最初の条件は満たす。
しかし人格を得るだけの存在条件は厳しいものであり、ぽこぽこ生まれるわけではない。
基本は長年使われることだが、レイゼンは武器精霊の生成に一定の割合で成功している。
異世界の武器精霊のような苛烈な性能はないが、「使われる」ことで脅威の性能発揮するだろう。

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最終更新:2018年07月23日 21:50