エンドレスサマー・開店! [群青 コハチ]

青アロハの店員さんが入室しました
青アロハの店員 : (青い海、白い砂浜、ごった返す海水浴客! オクターンのビーチは大盛況!
青アロハの店員 : (立ち並ぶ出店や休憩所などの一角に位置する海の家。その名もエンドレスサマー。ES。
青アロハの店員 : (そんな海の家でせっせと働く青アロハの男性店員。上はアロハシャツ、下は水着、そのうえから「えんどれすさまー」とプリントされたエプロンを着ている
青アロハの店員 : (なp雑に装着したガンホルスターに刀を差している
青アロハの店員 : (その男の名は
青アロハの店員さんが退室しました
群青(夏)さんが入室しました
群青(夏) : (時は15時を回り、昼食ラッシュからようやく解放された模様
群青(夏) : (一階はお食事処と併設のシャワー、二階は休憩所というそこそこ大きな海の家
群青(夏) : ふぅ、少しは休憩が取れるか(汗を拭いながら椅子に腰かける
群青(夏) : いやはや、路銀を稼ぐつもりがまた妙なことになったものだ……
群青(夏) : (滞在期間の延長により尽きかけた路銀。群青はアルバイトで稼ごうとETで見つけた募集に応募した。ETの店員募集だと思っていたのだ
群青(夏) : (しかし現実は非常である。それは人手不足になりつつあった海の家ESの店員募集だったのだ
群青(夏) : (かくして海までやってきた群青は店長から無理矢理アロハシャツを着せられ、食事スペースでウェイターの真似事をしつつ
群青(夏) : (時折持ち込まれる巨大生物のカニやらマグロやらの解体をして日銭を稼いでいるのだった
群青(夏) : (真水が出せることがバレたのもいけなかった。まさかシャワーのタンクが空になったからといって給水をさせられることになるとは)
コハチさんが入室しました
コハチ : (入店してくるライダース…もとい、トレインのジャケットを羽織る女性
群青(夏) : いらっしゃいませ! おひとり様でよろしいでしょうか?(すぐさま気を取り直してやってくる
コハチ : っはぁーー。危うく茹でダコになるところでした…(バイザー外して
コハチ : ぁ、はい! 一人です!(ごっちゃりしたショルダーも抱えている。仕事上がりのようだ
群青(夏) : それではこちらのお席をご利用ください(きびきびと案内する
群青(夏) : ふむ……鉄道警備隊の方ですか?(ジャケットに気づき
コハチ : (カウンター席に案内され、木目タルの椅子に腰を下ろして――
コハチ : ぁ、は、はい。そうなんです。 ちょっとメンテがあって……やっと終わって
群青(夏) : それはそれは。暑い中お疲れさまです(冷水の入ったコップを置きつつ
コハチ : 。ありがとうございます…(力無く笑って
コハチ : まぁ……それくらい忙しい方が、いろいろ考えなくて済むんですケド…
群青(夏) : ふむ。いろいろ、ですか。何かお悩みでも?
コハチ : ん”、、いろいろ、と言いますか、悩みと、言いますか……
コハチ : …、店員さん。店員さんに訊きたいんですケド(向き直して
群青(夏) : はい。なんでしょう?
コハチ : 店員さんは、お付き合いしている人とか、気になっている人、居ます……?(ゴクリ、と
群青(夏) : お付き合いしている方はいませんが……(少し考え)そうですね。気になっている方ならいますね。
コハチ : …!(目が輝いて) そ、その人とは上手く…いってるんですか…!?
群青(夏) : そうですね……上手くいっている、というのがどのような状態なのかにもよりますが
群青(夏) : その方は今日も健やかに過ごせているはずなので、それなりに上手くやってはいると思います(言葉を選びながら
群青(夏) : すみません。どうも曖昧な回答で。
コハチ : い、いえ……そう、ですか……
コハチ : その……ベタな話、なんですケド…
コハチ : 立場とか、種族とか、色々あると思うんです、そういうのが気になってしまった時、
コハチ : 店員さんならどうします…?
群青(夏) : ふーむ……(腕を組んで考える
群青(夏) : お客さんはそのお相手と立場や種族が違うことを悪いことだと考えているんですか?
コハチ : ……どう、でしょう。
コハチ : 立場はともかく、種族はちょっと気になっちゃう、と言いますか……
コハチ : 前例がないと言うか……(誤魔化すようにグラスを傾けながら
群青(夏) : 前例がないから不安、ということでしょうか?
コハチ : ……(悩むような表情で
群青(夏) : それとも、相手とは立場や種族が違う自分が受け入れてもらえるかどうかが不安、といったところでしょうか?
コハチ : そうですねー…そうかもしれないです。
コハチ : 店員さんなら、何とかしちゃうってことです?
群青(夏) : ……どうでしょう。何とかする、というのは簡単なことではないですから(苦笑い
コハチ : そう……です、ねぇ……
コハチ : (時計を見て はっとして) ぁ、もう行かないと…!
群青(夏) : ああ、これはすみません!(奥からペットボトルのミネラルウォーターを取り出し
群青(夏) : これはサービスです。お客さんが今後どうされるかはわかりませんが、意中の方と上手くいくといいですね(それを渡す
コハチ : わ、わざわざありがとうございます…!(嬉しそうに
コハチ : そ、そう、ですね……、多分、私自身の気持ちが大きいと思うので…(少し照れて
群青(夏) : ええ、迷ったら大きく踏み込んでみるのも一つの選択ですよ(自分のことを盛大に棚に上げながら
コハチ : 、ありがとうございます。 そ、そのー…
コハチ : 店員さんも、その人と、もっと上手く、楽しめたら良いですね…(ボトル片手に微笑んで
コハチ : 、いけない、ほんとに行かないと(ワタワタと荷物やらまとめて
群青(夏) : そう、ですね。はは……(苦笑いで見送る
コハチ : それでは! また!(ペコペコ頭を下げて 出入り口でまたペコペコして出ていく
コハチ : もしもし、センパイ――(耳元の端末でコーリング
コハチさんが退室しました
群青(夏) : ありがとうございましたー
群青(夏) : むう、もっと上手く……か(頬を掻く
群青(夏) : っといかんいかん。夕方のラッシュに向けて巨大カニの解体を済ませなくては!
群青(夏) : 店長、こっちは頼みます!(厨房へ声をかけて裏手へと消える
群青(夏)さんが退室しました

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最終更新:2018年08月10日 13:55