クランケ・ロレの第二夜『虚影』 [フィウミ カルク ココス ディッセ クレメル]

ー ーさんが入室しました
ー ー : ○o。. ― ― ―
ー ー : 「スケープゴートがやられたか…!しかし奴は我ら六名の中でも…最弱ゥ~ッ!☆」
ー ー : 「まぁまぁ。かわいそうに。頭を撫でてあげましょうね」
ー ー : 「奴の事はてんで理解できなかった。何とも戦わず、地に這い蹲り、一体何が成せるというのか!」
ー ー : 「…けれど。真っ先に『犠牲になる』のは、実に【生贄<かれ>】らしかったのかもしれないね」
ー ー : 「………。」
ー ー : (彼等はお互いを認識していた。各々の心情と信条を理解していた。
ー ー : (彼等はお互いを共有していた。競争者の戦いを、散りゆく様を見届けた。
ー ー : (そして、各々の心情と信条を以て、「あれではダメだ」と結論付けた。
ー ー : (彼等にとって最も有効なやりかたは――もっとも強い生き様は、己自身が選んでいる。
ー ー :  ― ― ― .。o○
ー ーさんが退室しました

 

 

フィウミさんが入室しました
フィウミ : (日も暮れてしばらく経ち、夜が深くなってきた頃のEM。
フィウミ : ぐすっ…。(やや目を腫らしながら通常学生がいるはずもない時間のバーに入店する学生が一人
フィウミ : (とはいえ、平静を取り繕うことには慣れている。
フィウミ : (何事もなかったかのような表情に戻りつつ、人気のない席に座る。
カルクさんが入室しました
カルク : おつかれさまです。(店奥から出てくる いつもの店員姿では無く私服 丁度上がりのようだ
フィウミ : (カルクの方を見やる
フィウミ : (そこにいることが気取られないように身を屈めて隠れる
カルク : (時刻は夜。静かなバータイム故、客の入りも少ない。
カルク : (そんな中、テーブル席に見覚えのある姿を見つけるのは、自然、…なのだが…
カルク : …。(どう見ても隠れてる。
カルク : …(明らかに隠れてる。 …声を掛けるべきか迷う、が。
カルク : … 委員長ですよね?(こういう時は掛けるタイプだ。
フィウミ : あー、カルクくんこんばんは〜。バイトだったんだ。(意地でも何も気取らせないように平然とした表情で
カルク : はい。先程上がった所ですね。
フィウミ : そっか、お疲れさまー。遅くまで偉いねー、ふふ。
カルク : ありがとうございます。 …委員長は何を? 晩時にはやや遅いですけど…
フィウミ : え、いや課題が終わってなくてさ〜
フィウミ : 勉強できそうな場所に来たんだ〜
カルク : あぁ、そうでしたか。 遅くまでお疲れ様ですね。
フィウミ : そっちこそー。それじゃあね。おやすみー
フィウミ : (と言いながらカバンから本を取り出す
カルク : …。(何となく違和感を覚える。先程隠れようとした事もそうだし、少し目が赤い。
フィウミ : (ぱら、ぱらっと本をめくる
カルク : …(そもそもこんな時間に外にいる時点で… だが、悟られまいとしているのも明らかだ。
カルク : (こういう時、どちらを選ぶか迷って…
カルク : …何かあったんですか?(結局突っ込んでいくタイプだ。
フィウミ : ……はぁ。(なんとなく察しのいいことは知っていた。
フィウミ : ………いや、お母さんとちょっと喧嘩しただけ。(笑顔を崩さず
フィウミ : よくある親子げんかだよー。よく気づいたねー。
フィウミ : (嘘をついて追求されるなら、いっそ本当のことを言ってしまえばいい。
カルク : …。まぁ、こんな時間ですからね。
フィウミ : そうそう。カルクくんもはやく帰りなよー
カルク : …余計なお世話かもしれませんが、誰かに話すと楽になる事もあるかもしれませんよ。
フィウミ : ありがとう。でも、いつものけんかだから。
カルク : …… そうですか。分かりました。(目を閉じ答える
カルク : …無粋な事を言いましたね。 何か暖かいものでも飲んで、ゆっくりされて行ってください。
フィウミ : ………。
フィウミ : …、うん。またね。
カルク : …。(フィウミの沈黙に、少し動きを止めて)
カルク : …何か話したくなったら、いつでも聞きますから。
フィウミ : ………。(おそらく聞こえてはいるが、特に何も答えず、振り返らず。
フィウミ : (そう、それはフィウミにとっては日常。
フィウミ : (父が家を出て行って以来、母との会話はどれもが「家柄の維持」に関係するものに。
フィウミ : (生活感のない部屋にももう慣れたはずだったのに。
フィウミ : ……。(でも、気取られてはいけない。誰にも。
フィウミ : (ぱらぱら、と本のページをめくる。が、もちろん内容は何も読んではいない。
カルク : …(開いた本を見つめる横顔から、なかなか視線を外す事が出来ない。
カルク : (このまま立ち去っても良いものかと。やんわり拒絶を受けてるというのに、馬鹿な話―――
カルク : ――――
カルク :  ・・・ (え?
カルク : (フィウミのテーブルの隣で、突然、ドサリと何かが倒れる音がする
夜の喫茶さんが入室しました
カルク : (何も予兆は無かった。 物音も、気配も無かった。
フィウミ : ・・・、え。
夜の喫茶 : (ただ、いつの間にか喫茶の床に人が倒れていて、 
夜の喫茶 : (その背中には厨房の包丁が深々と突き刺さっている
フィウミ : …い、
フィウミ : いや…(突然の事態に萎縮して大声がでない
フィウミ : (そのまま背後の壁に向けて後ずさりをする
カルク : ――、、 、(突然の事に事態を把握できない 地に這い、なんとか顔を上げる
カルク : 委員長、 逃げ…… っ
フィウミ : (そうか、刺されているのは、カルクくんなんだ……
フィウミ : (どうしよ、助けないと
フィウミ : (……ゆっくりとした足取りで倒れているカルクの方向へ向かう
フィウミ : とにかく…回復魔法を……(ぶつぶつと詠唱。リーズベルトの学生なら習う初級回復魔法
カルク : っ、、 駄目です、 恐らくまだ近くに――  ッッ
カルク : (背中からブシュウッと血が噴き出る ―― 血塗れの包丁が宙に浮いている
フィウミ : (血…、血だ……。
夜の喫茶 : (宙に浮いた包丁が、そのまま委員長に向かってまっすぐ飛んで来る!
フィウミ : (一時的な錯乱状態のなか、初級回復魔法をカルクに
フィウミ : い、いやあああ…!(次の瞬間に目に入る包丁
カルク : っ、、(治療魔法を身に浴び
カルク : (回復を受けるが、包丁が飛んでいく――間に合わない!
フィウミ : (着弾するほんの寸前で土壁を自分の前面に展開
夜の喫茶 : (土壁に阻まれ、包丁がカランと床に落ちる
フィウミ : なに…、これ…。
フィウミ : (咄嗟に床に落ちた包丁を拾い上げる
夜の喫茶 : (べっとりと血で汚れている以外はごくごく普通の包丁 仕掛けも魔力も無さそうだ
フィウミ : なんで包丁が…。なんで、なんで。(包丁をぼーっと見つめる
フィウミ : ……カルクくんは…?(カルク方向に目をやる
カルク : っ委員長、大丈夫、―(地に膝をつき立ち上がろうとするが、…体がうまく持ち上がらない感覚
フィウミ : (とにかく、喫茶店内を見回して原因を探ろうとする
フィウミ : どうしよ、どうしよ……(普段は学生。血の匂いがする戦闘に慣れている訳ではない。
夜の喫茶 : (カルクのに誰の姿も無い 飛び散った血で床とテーブルが汚れているくらい
フィウミ : ……なんで誰もいないの?(軽いパニック状態
カルク : (何の気配も、違和感も感じ取れないまま ―――体だけが異質を実感する。
フィウミ : とにかく…(立ち上がろうとするカルクの肩を支え、安全な場所に移動させようとする
カルク : ―――、っ、( ガクンッと力が抜ける 回復を受けた分、傷は癒えている筈なのだが…
フィウミ : ––––おも、いっ(力が抜けた人間を引きずれるほどのパワーはフィウミにはない
カルク : (…おかしい、何か、奪われ――…?)
カルク : 委員長、僕には、構わず……!(視線を向けたその先で、新たな刃がきらめくのを見
フィウミ : そうだ、泥人形で(泥人形を生成しようとする
カルク : っ!!(力の入らぬ体で、思いっきり体重掛けてフィウミと共に転ぶ
フィウミ : (なすすべなく転ぶ
カルク : (宙に浮いたフォークがカルクの肩に3本傷を付ける この軌道、フィウミを狙っていた
フィウミ : !(カルクを傷つけるフォークに気づきながら
フィウミ : 私が…、
フィウミ : 私が何したっていうの……
夜の喫茶 : (答える声も、姿も無い。血の付いたフォークがカランと地に落ちるのみ
フィウミ : (ようやく頭が回転しはじめる。
カルク : ッ、、(己の魔人能力が、普段はこういう時こそ活きる筈だ。だが―――
フィウミ : (フィウミが考える可能性は三つ。幽霊か、何らかの能力か、遠隔操作魔法か。
フィウミ : (目的はわからないが、いずれにせよ私たちを
フィウミ : (殺そうとしている
カルク : (自己強化する為の素が足りない、そんな感覚)……魔力を、奪われたのかもしれません。
ココスさんが入室しました
フィウミ : 魔力を…
ココス : こんばんわー今日も元気に~!――!?(元気な声で入店してきて、異変に気づく
夜の喫茶 : (いつもの店内いつもの喫茶!そして血塗れの床とテーブル
ココス : 血…? 儀式の最中ってワケじゃあないのよねー?(観察しながらフィウミ見て構える
フィウミ : (怯えた目。儀式ではなさそうだ。
ココス : (黄色Tシャツ 赤ミニスカ ベリショ猫耳巨乳娘
カルク : …以前現れた襲撃者に、そういった力を持つものがあったと…、(疲労困憊の様子で切れ切れに喋る 以前いた察しの良い店員(いつもは)
ココス : 大丈夫…じゃ、ないわよね? ・・・(思案し)見えない敵に襲われている最中?
フィウミ : た、助けて、ください…
ココス : (ココスは戦闘経験A 察しも悪くはない
ココス : (その言葉に、フィウミへ駆け寄る
フィウミ : (カルクから流れる血を見ていると、気が遠くなってくる
ココス : 大丈夫。みんな生きてるんだから! 倒れてるのは店員さん…そして貴女は学生さんね?(落ち着かせる為に状況確認
フィウミ : はい、学生です
フィウミ : 急にカルクくんが刺されて……、それで包丁も飛んできて…、
カルク : …すみません、初撃を貰ってしまい。 応戦したいのは山々なのですが、如何にも…
ココス : うんうん。でも安心して!(フィウミの話を聞きながら努めて明るく。
フィウミ : 魔力が、魔力が吸われる…。(しどろもどろの説明
ココス : 彼も貴女も助かっちゃうんだから。キアシス最強の精鋭部隊が幸運にもやってきちゃったんだからね!(フィウミにウィンクして
フィウミ : ……?
フィウミ : (そうだ、とにかく落ち着かないと…。
ココス : さあ、かかってきなさーい怪奇現象!(立ち上がって店内に向けて叫ぶ
カルク : …(何やら聞き覚えがあるが、まあ後だ。
夜の喫茶 : (ギ… ギ… (軋む音がして
夜の喫茶 : (3人の頭上にあるライトの吊り紐が切れ、落下してくる
ココス : ポルターガイストっ!(即座に反応して飛び上がりライトを殴り飛ばす
フィウミ : ライトが、…?(フィウミが気づくのと同じタイミングで殴り飛ばされているライトを見る
夜の喫茶 : (空中でライトが砕け、殴り飛ばされすっ飛んでいく
フィウミ : (ココスの動きを見てかなりの手練れと知り、少し安堵する。
ココス : 今日はランチが遅めだったから夕飯喫茶に食べに来たのにーっ!(着地して文句ぶーぶー
フィウミ : (思案を進める。魔力を吸う、という能力の性質から遠隔操作魔法は考えにくい。
フィウミ : (きっと、近くに使用者がいる。それが幽霊かそうでないかはわからないにしても。
夜の喫茶 : (― 店の中のテーブルが、椅子が、まるで波に打たれたように揺れ持ち上がり
フィウミ : (地面に手を触れ
ココス : この怪奇現象成敗したら店員さんにディナー注文しちゃうから!寝ないでよね!(カルクへ気付けの声掛け
夜の喫茶 : (一行の元に次々と襲い来る――見えない津波に押し流されたように
フィウミ : 蛇の王さま…!(魔法陣を展開。そこから軽い砂嵐が吹き荒れる。ダメージはないが魔力が宿っている。
カルク : …、えぇ、喜んでお受けしましょう。 ――(とか言ってる間に色々来てる
フィウミ : っ!(そして押し寄せるテーブルに気づくフィウミ
ココス : 安心してっ!(喫茶の床をぶち抜いて机椅子を吹き飛ばしながら現れる巨大な尾
ココス : 「助けて」と言われた以上、あたいはその期待に答えるわ!(ココスのスカートから伸びた尾っぽが床下へとつながっている
夜の喫茶 : (流されたテーブルが椅子が、巨大な尾に次々と吹き飛ばされ、堰き止められ
ココス : 召魔憑着<しょうまひょうちゃく> サンド・ワーム!
ココス : (告げる。彼女の召喚魔術の名。
ココス : (召喚した魔物を自らに憑依させて闘うバトルスタイル
フィウミ : …!(せき止められるテーブルを見ながら
ココス : (召喚には何らかの契約と…呼び出すための媒体と準備が必要なはずだが…またそれは次の機会に…
フィウミ : とにかく、(砂に込められた魔力で店内全域をサーチ
ディッセさんが入室しました
カルク : …召喚魔法…?否、更に特殊な…
ディッセ : (窓を叩き割って布の塊が転がり込んでくる
フィウミ : (どこかに隠れた人物がいないか、を調べる
ディッセ : 悪いな――(地滑りしながら起き上がり
夜の喫茶 : (やや静寂。 店内全域がサーチされるが――
ココス : 新手!? いや。違うにゃ!
ディッセ : (奥の部屋の方に風刃マシンガン。家具瓦礫をふっとばして退路確保
夜の喫茶 : (『異常は無い』という異常な結果が示される。
フィウミ : そ、そんな…(結果を受けて動揺する
ディッセ : あとで弁償する(手負いのカルクに呟きつつ
カルク : …、いらっしゃいませ。(小声で返し、フィウミの様子を片目で
ディッセ : さ、て。 随分な状況だな(身構えるココスと、手負いのカルクと共に立つフィウミに――
ココス : 学生ちゃん。どうかしたにゃ?
フィウミ : 隠れた能力者がいるかと思ったのに、
フィウミ : どこにも…
ココス : ええー!それは謎深めりね! でもナイストライ!(明るいマン
カルク : …遠隔操作の類でしょうか。ですがそれにしては、如何にも物理的というか…(思案し
フィウミ : 幽霊、
夜の喫茶 : (ピシィッと4人の傍の窓ガラスに亀裂が入り
フィウミ : ……幽霊、かも。
夜の喫茶 : (鋭利な破片が次々と飛んで来る
フィウミ : (ぶつぶつと詠唱し
ココス : 幽霊ー!? それは―っっと!(巨大化した右掌が破片を薙ぎ払う
ディッセ : 、(ローブを翻しガード
夜の喫茶 : (続けて隣の窓が割れる! 次々に迫り来る硝子片
フィウミ : (自分とカルクをおおうように土壁を生成
ココス : 召魔憑着 グリズリー!(巨大化した右の熊手でガラス片を雑に薙ぎ払う
ディッセ : 不可視というのも厄介だな(巨腕の影に退避しつつ
カルク : …そう、指向性があります。 …すみません、手を煩わせてしまい(硝子を防がれ、申し訳なさそうに
ココス : (頭に猫耳(C) 右手にグリズリーの熊手(B) お尻からサンドワームの尾っぽ(A) ()内はランク
フィウミ : 、ほんとだ。
ココス : (そう!何気に猫耳も召魔憑着なのだ。でも巨乳は自前にゃ!
ココス : あたい達を狙って打ってるって事ねー? 防ぎっぱなしはシャク!
夜の喫茶 : (やがてガラス攻撃が止む 冷たい風の吹きこむ店内
ディッセ : …… 範囲索敵<エリアサーチ>(概ね喫茶内外周辺に対し索敵
フィウミ : ごめん、いったん置くね(土壁を解除しカルクを床にそっと置く
ココス : ねーねーこの前会った…熟練っぽい人! なんか良い手ないの――もうやってる!?
ディッセ : (生命反応、魔力反応、続いて熱反応
カルク : …はい。ありがとうございます。(冷静に現状を見る。…手練が2人も居る。それに、今の自分では、足手纏いになるだけだろう。
フィウミ : (地面に手を触れ、魔法陣を展開
フィウミ : (さらに、ぶつぶつと何やら詠唱。魔法陣の範囲を広げていく。
ココス : (ふむふむ。学生ちゃんは地面を使う魔術師なのね。オッケーオッケー。
ココス : (あたいってば何気に戦闘パターンめちゃんこあるから味方と相性悪いの出さないようにしないとね!
夜の喫茶 : (ディッセの範囲索敵<エリアサーチ> の結果が示される。 『異常・反応・一切無し』
ディッセ : ただ、彼女が既に索敵済みだからな。 …なるほど、やはり反応無しか。
ココス : 検証結果は多いほうがいいのよ! ナイストライ!(親指をディッセに立てる
ココス : (サンドワームのしっぽがミニスカの中にズルズルと収納されていって消える
ディッセ : 初級の小細工だからな。 それ以上の幻視覚か。あるいは概念そのものか。
ココス : (どう考えてもお尻に入る体積じゃあなかったが、なんらかの魔術応用だろう
ディッセ : (範囲索敵を解除。 となると接敵反応<エネミーサーチ>も効果が薄いか。
ココス : 幻惑系かぁ~ あたいの今日の献立にはそれは入ってないわぁ~
ディッセ : メインは接近戦か? ハンター殿。
フィウミ : 、。(魔法陣の範囲を広げていく
ココス : その通り! キアシスの全魔法使いでも本調子のあたいに接近戦で勝てる人なんていないんだから!
夜の喫茶 : (もう滅茶苦茶な店内だが、瓦礫のような家具が再び波に乗ったように浮き上がる
ディッセ : なるほど。となればシンプルに切り分けていく他あるまいな(次のウェーブを視界に乗せて
夜の喫茶 : (壊れ砕けた家具が再び津波の様に迫る>ALL
フィウミ : …!上昇する岩!(浮き上がった場所に向けて明後日の角度の地面から投石攻撃
フィウミ : 砂の軍勢!(そして鉄パイプのようなものをもった泥人形を多重生成
ココス : てい!(右掌の熊手で家具の第一波を雑に跳ね除け
フィウミ : (泥人形はみな空をパイプで殴りながら家具が浮遊した方向に殺到する
夜の喫茶 : 『―!』 (投石が空中で斜め上逆方向に跳ねる 何かにぶつかったように
ディッセ : (ココスの影で波をやり過ごしつつ) ――ふむ?
フィウミ : そこ!(空をパイプで殴りながら「そこ」に殺到する泥人形軍団。
フィウミ : (一撃一撃の威力は高くないが数は多い
夜の喫茶 :  (音も無く軌道を変えた投石 続けて泥人形がそこをわらわらと囲う
ココス : おおおお!?いってこーい!砂の軍勢ー!(砂の軍勢の周囲の障害を払う植物の蔦
フィウミ : (単調で機械的な動きをただ繰り返しながら前に進む泥人形たち
ディッセ : ”誰か”が居るパターンか。事象系なら厄介だったが――(これなら、と
夜の喫茶 : (鉄パイプはほぼ空を切るが、「そこ」には何か空間があるかのよう。何かにぶつかるように弾かれる
ココス : 召魔憑着鞭樹木!(周囲の害獣を鞭で迎撃するミストグローブの樹木。
夜の喫茶 :    (何かがいる。音も無く殴打を受け続けている
ココス : (頭に猫耳(C) 右手にグリズリーの熊手(B) 左肩に融合する数多の蔦鞭(A)
フィウミ : (ゔぉぉ、と低い笛のような音を出しながら、同じ箇所を取り囲み機械的に殴打し続ける泥人形たち
夜の喫茶 : 『―――』(無抵抗に殴打を受け続けている ――が、
夜の喫茶 : (突然、泥人形が「そこ」を中心に、八方に吹っ飛ばされる
フィウミ : (吹き飛ばされる泥人形たち
ココス : ああっ泥んこ達ー!!?
ディッセ : そう簡単に本丸は攻められないか。 ……学生の姉さん、アンタの兵士は多少の水は平気か?
夜の喫茶 : (泥人形の土埃で汚れ、僅かにシルエットが映った――ようにも見えたが、 それも払われ、再び消えうせる
フィウミ : …はい(ちょっと柔らかくなるけど
ディッセ : 助かる。(小風刃を一発だけ飛ばし――カウンターの向こうにある蛇口を切り飛ばす
夜の喫茶 : (ぶっしゃー!
ディッセ : ココス、初撃は任せるぞ(風魔法で水を”拾う”
ココス : まっかせなさいっ!
ココス : (言うや否やその方向に向けて跳んでいる
ディッセ : (迸る水が水竜のようにうねり、周囲を回転する潮流に
ディッセ : 疑似式・空中水流<ネーレウス・フェイク>。
夜の喫茶 : (泥人形が次々宙に浮き、跳び来るココスに次々投擲される
フィウミ : ああ…泥ちゃんたちが…
フィウミ : でも、そっか…。
ココス : (左肩に融合した数多の蔦が泥人形達をバシバシ捕まえていく
ディッセ : (蛇口の水量なので本来に届かないが、それでも横殴りスコールレベルである
フィウミ : (宙に浮いた泥人形が一気に崩壊。硬度を無くした土くれに戻っていく。
フィウミ : (そして横殴りの水。泥状となりあたりを包む。
ディッセ : さて。(実態としてそこに居た。土埃で影も映った。
夜の喫茶 : (周囲一帯が泥に包まれ―――
ディッセ : (断続的に水流を浴びせれば、そこに居ればわかる。 泥であれば形もより明確に把握できるであろう
ココス : にっへっへ~!(右手の巨大熊手を植物の蔦がテーピングしていく
ココス : 怪奇現象なんのその! 助けの声に応えて悪を成敗! いざ参らん必殺のぉ~おおッ!!
夜の喫茶 : 『―――!』(水流が、泥が、小さな小さな人の形を作り上げていく
夜の喫茶さんが退室しました
クレメルさんが入室しました
クレメル : 、ぁ…!(怯え縮こまる、小柄なワンピース姿のシルエット
ディッセ : ――子供?
ココス : (その姿を視認し、 にかっ と笑って
ココス : 「森の熊さんパンチ!!!」(容赦なく"そこ"へ拳を叩き込む
クレメル : 見つかった。見つかった。見つかった ―――!(たたらを踏み後退する――無意味!
クレメル : (超巨大パンチを直撃し ――窓ブチ抜いて店外に思いっきりフッ飛ばされる
フィウミ : 幽霊じゃ、なかった。(ぺたりと座り込む
クレメル : 、、、!(雨の降りしきる広場にベシャッッ
ディッセ : さて……見た目で惑わす系であって欲しいが。
ココス : (そしてあたいも着地ポイントにベシャッッ
ディッセ : 近づけさせない。頼めるか?(他の店員にカルクのフォローを
ディッセ : (カルクの避難を見送りつつ、自らも窓から外へ
クレメル : 見つかった。見つかった。見つか―――(這いつくばり、何度も滑りながら立ち上がり、一目散にココスから逃げ出す
カルク : (店員に促され、安全な場所に退避させられていく
カルクさんが退室しました
ココス : ぺっぺっっぺー!文字通り泥水啜っちゃったー!(顔から泥に突っ込んで
フィウミ : (………、カルクくん行っちゃった。
クレメル : 見つか――!(雨に泥が落ちていく が、悲しいかな、今日は雨降りで、雨足も強い
ココス : ってー!? あの子まだ動けんのー! タフー!(遅れて店外へ走り出す
ディッセ : (駆け、空を踏んでクレメルに先回りし着地
クレメル : (絶えず降り続ける線上の雨に、不可視のの姿ははっきりと見えているだろう
クレメル : 「…!」(ディッセの姿にビクッと足を止める
ディッセ : 生憎だったな。 俺にお前は見えていないが(何かあれば先手が取れるよう意識。
ディッセ : お前は俺が見えているし、その雨では体も冷やすだろう(しかし対話の意図も垣間見える
クレメル : …、…!(クレメルの役割は『そこにいない』事。
クレメル : (認識不可能の体と、認識不可能の魔力が武器。誰もが自分の存在に気付かむ事が役割を果たす前提条件
ココス : ちょちょちょちょーい!(遅れて後ろからやってきて、クレメルへ飛び込み抱きつき
クレメル : (だが、既にこうして「見つかって」)―――
クレメル : ――― ぁ。(今、こうして
クレメル : (「つ か ま っ た」
ディッセ : 何故このようなことをす――る?(バックアタックハグ見つつ
ココス : つかまえたぁ~♪(ぎゅっと。本来見えない"その子"を捕まえて
クレメル : (ココスに抱きつかれ、何も無いはずの”彼女”は確かに捉えられた。彼女の役割を失った。
クレメル : ――― な、ぜ? なぜ………(何もない筈のそれが、確かに罅割れていく
ココス : 消えちゃう!?え?ちょ、ちょま!ちょまー!?消えちゃうの!?
ディッセ : 消えるだろうな。それだけ強力な概念兵装ならば、相応のコストなりリスクがある。
クレメル : ―――― 生き残る、
ディッセ : …概ね、見つからない前提の制約か。
クレメル : ……強い、力。 力……が、いるの。 魔力……(ぽつりぽつりと。消え入りながら零す言葉。
ココス : …!? なるほどね! じゃあコレが…(ぎゅっと握りしめた感覚を確かめて
クレメル : ――― ロレ<役割>の 為に ―――
ディッセ : ――”生き残る” 確かにそういったか。
ディッセ : (ココスを静止するように腕を差し出す。あの時と同じであれば、もう十分の筈だ。
クレメル : … わたしは、だめだった。  ロレには、なれな ………――
クレメル : (ココスの腕の中で、項垂れるように脱力し――― じゅわりと霧散する。そんな名残すら認識できやしないが
ココス : む。(ディッセの静止の腕をみて、何かを取りやめ、
クレメル : (人型の影が溶け、ほどけ――風に乗り、どこかに流れるように、消えて―――いったのだろう。
クレメルさんが退室しました
ディッセ : ―――、
ココス : 消えちゃった。
ココス : (立ち上がって
フィウミ : 終わった…、のかな。(へたり込みながら外の風景を見ている
ディッセ : ――――(降りしきる雨の中、先程まで”居た”場所を見下ろしている
ココス : (召魔憑着が解かれていく。全て体内へと戻っていくように
ココス : ふむ。ふむふむ。(何か納得したように
ココス : コレにて一件落着にゃ?(猫耳はそのまま
ディッセ : ……そのようだな(暫く思慮していたようだが、やっと返事し
ココス : 食べそこねちゃったにゃ~…(…。滅茶苦茶になった店内を振り返り
フィウミ : (そういえば…。
フィウミ : (私は何であんなに動揺したんだろう。他人なんてどうでもいいと思っているのに。
フィウミ : (そうか。
フィウミ : (……突然のことだったから。きっとそうに違いない。
フィウミ : (「何か話したくなったら、いつでも聞きますから。」
フィウミ : やーだよっ、と。(スカートをぽんぽんと払い、立ち上がる。
フィウミ : ……今日は不良少女になろ〜。(カバンを持ち上げて、休憩室の奥に消えていく
フィウミさんが退室しました
ココス : へい。熟練っち。
ココス : お店がもう滅茶苦茶だが、あたいは所詮戦闘しか出来ない脳筋魔術師。修理までは手伝えないZE。
ディッセ : ディッセだ。それは語弊がある。
ココス : うむ。じゃあディッセっち。あたいはココス。
ココス : 勝利を讃えてなんか食べにいきましょー!お腹ペコペコにゃー!!
ディッセ : 先日聞いた。お前はへべれけだったが。
ディッセ : (ふぅ、と息を吐いて) あれだけ散らしておいて捨て置くこともできまい。
ディッセ : 飯なら片付けてからだな(喫茶の方へ歩みつつ
ココス : っまーーー。
ココス : そうなるよにぇ~~~(喫茶の方へ向かっていく
ディッセ : ――――
ディッセ : 散らかせば片付ける。道理だからな。
ディッセ : (そう、理由はあるのだ。
ココス : (そう、理由はあるのだ。
ディッセ : (理由や原動なく家具が飛び交うはずもない。動かしているモノが居た。
ディッセ : (不可視の根拠もあった。 ただ、わけもなく不認であるわけがない。
ディッセ : (理由なくして起きる事象などない。
ディッセ : (「ロレ<役割>の為」 「強い魔力」
ディッセ : (『生き残る』
ディッセ : (……『勝利せねばならない』
ディッセ : ……生の呪いと云うべきか。 はたまた、巣くう病魔と称すべきか。
ディッセ : (双方相見えたからこそ感じる、奇妙な共通点。 彼、彼女らは、何であったか。
ディッセ : (共通し、他にも複数居るのであれば。 それは偶発的な呪いというよりは。
ディッセ : (自嘲する。 生死間際の襲撃者に対して、救いが必要だと云うのか。
ディッセ : (それでは、忌みし襲撃者ではなく、治癒せし患者である。
ディッセ : ……、(どうだかな、と一人呟きつつ店内へ
ディッセさんが退室しました
ココス : (あたいは食べ損ねた
ココス : (散らかる店内へ
ココスさんが退室しました