そのあと [セレン 輝空]

輝空さんが入室しました
セレンさんが入室しました
あやしい警察官さんが入室しました
あやしい警察官 : それじゃ、ご協力ありがとうございました~(―――時は夕方。
あやしい警察官 : (車椅子と未完の人形を回収し去っていくモブ警察。 ……モブ警察?
あやしい警察官さんが退室しました
セレン : よろしくお願いしますねーっ(喫茶EM チリンと退店する彼等を見送る
輝空 : あぁ………(警察達を見送り
セレン : (人形―サルバドールの話を一通り聞き、魔道警察に引き渡しを終え…
セレン : (何時の間にか日暮れに差し掛かる時間になっていた。
輝空 : ………(喫茶のテーブル席に隣り合って座る二人、向かいの席に居た人形はもう居ない
輝空 : 興味深い…そして悲しい話だったけど、
セレン : いやー……びっくりする事だらけでしたね。
輝空 : 同情も憐憫も禁物だね。(セレンに、というより自分にも言い聞かせるように
輝空 : どんな境遇や理由があっても街の民を襲っていい理由にはならないさ。
セレン : …、(隣見上げて
セレン : それは…、確かにそうかもしれないですけど…。(再びテーブルに目線を戻しつつ
セレン : (セレンは情深い…言ってしまえばその場の感情に影響されやすい気質の持ち主。
セレン : (人形の身の上を知った事で、輝空の言葉に素直に頷けない心境にある
輝空 : 誰も彼も自分の魔術と人生の我欲だけを通していたら…
輝空 : この街<キアシス>は壊滅してしまう。だから、哀しいと思っても、許しちゃ駄目さ。
セレン : …そう。 そう、ですね…
輝空 : それより君、自分の心配をした方が良いんじゃないか?
セレン : 皆が大変な思いをしたのは事実ですもんね。 うん、それはやっぱり――
輝空 : …街を守ってボクを助けて、今度は襲撃者の過去まで心配するなんて。人が良すぎるね?
セレン : ぇっ、私ですか?(笑って
セレン : ほら、人って助け合うものじゃないですか。その為にはまず、自分から手を伸ばさないとっ
輝空 : はぁ。他に誰かいるかい?(少し緊張の解れたように溜息ついて
セレン : それに、先輩にも沢山助けて貰ったじゃないですか。
輝空 : ボクは優秀だからね。キアシスを背負って立つ未来を考えれば当然さ。
セレン : じゃあ、私も優秀だからという事で。(ニコッと
輝空 : ふふっ、言うじゃないか。(思わず笑って
輝空 : けどまあ無理は行けないよ。連戦で相当疲れているはずだろう?
セレン : それもお互い様ですよー。先輩だって戦い続きでしたよね?
輝空 : ふぅ…そうだね。(観念したように
輝空 : 少し…この喫茶の便利な施設の力でもお借りしようか。入院する程の事でもない。
セレン : あぁ、確か休憩室があるんでしたよね。
輝空 : それと簡易な応急処置セットもね。薬草か何かでもあれば良いんだが…
輝空 : 少し、見てくるよ。(立ち上がり
輝空 : 君はここに座っていなよ。(そう言って、つま先立ち歩きで店の奥へと歩いていく
セレン : ぁ。私も―(追って立ち上がり―― 今更だけどスカートめっちゃ溶けてる
輝空 : …ついてくるとは思ったけど、(まぁ、止めても聞くまい
輝空 : (二人で店の奥へと
セレン : (輝空の後に続いて地下への階段を下りていく
輝空 : ボクは魔力の回復さえ出来れば外傷はかすり傷程度だけど…
輝空 : (君は?と
セレン : 私は…無傷とは行かないですけど、直撃はだいたい避けて――  。(己の体を確認し、 ぁ。と
セレン : だ、大丈夫ですっ!(それとなく手で隠しつつ歩く
輝空 : …。この街は守護も強いから致命傷じゃあなきゃ大丈夫だろうけど、念の為薬を塗っておくと良い。
セレン : はい。(素直に
輝空 : …。(セレンには振り返らず薬品棚漁る
セレン : へぇ、ホントに色々置いてあるんですねー。救急セットに…(休憩室内を見渡しつつ
輝空 : …あった。魔力を回復する薬草だ。(古臭い瓶詰めの草を手に取り
輝空 : ボクはこれだけでいい。少し苦いけど、君も使うかい?
セレン : はいっ、量が足りるなら是非。(輝空の元に歩み寄り
輝空 : なら…そうしようか。(と、言うが、瓶は渡さず
セレン : ぁ、コレって確か本に載ってた…ミストグローブ原産の薬草ですよね。
輝空 : そうだね…だいぶ年季が入ってる。効能は確かだろうけどさ。
輝空 : じゃあボクはコレを持って先に行くよ。(何故か薬草の瓶を渡さず振り返り
輝空 : (代わりにプラスチック容器に入った現代風塗り薬を渡し
輝空 : 君はコレで外傷を。
セレン : ?(受け取り
輝空 : ボクは外傷はないからね………先に行ってるよ。(言葉少なに、さっさと来た道を戻ってしまう
セレン : は、はい。(何か様子に違和感を感じつつ…
セレン : (背中を見送り
輝空 : (医療の心得もない同年代の異性が、わざわざ塗り薬を塗ってあげるなんて、紳士的に考えて有り得ないだろう。その必要もない。
輝空 : …(自分でどうにかできない場所じゃあないしね
輝空 : (地下から地上へ
輝空さんが退室しました
セレン : (塗り薬持って、個室の一つを拝借
セレン : …先輩も治療に来た筈なのに。 気を遣わせちゃったのかも。(うーん、と
セレン : …とにかく、処置しないとねー。(自身の外傷を確認し、
セレン : (あちこち塗布 ~治療タイムだ!~
セレン : ―――(ブラウスがベッドに放られる 少年が嬉しいかもしれなくもないカットが入り―――省略!
セレン : ふぅ。(パタリ、とドアが閉じられ 廊下に出てくる
セレン : (棚から拝借した白のタオルが腰に巻かれている サービス終了。
セレン : (身形整った姿で階段を上がり、再び店内へと
輝空さんが入室しました
輝空 : おっと、(お盆持って喫茶店内を給餌している似合わない姿
輝空 : 早かったね。(先程まで二人が居た席に、なにか汁物のお椀を2つ置く
セレン : 先輩?(何かキョトンとして
輝空 : ま、ちょうどいいかな。こっちも準備が出来た所だ。
輝空 : (机に置かれるエビ入りトムヤンクン。二人分の作り立て。
セレン : ―。(立ち込めるいい香り) これ…先輩が?
輝空 : ああ、そうだよ。(席の横に立ちお盆を退ける
輝空 : 今日日、薬草をそのまま摂取するなんて現代魔術師の胃袋には少し刺激的だからね。
セレン : えぇー、すっごい!料理も出来るなんて知りませんでしたよ!
輝空 : 温めて柔らかくして、苦味を打ち消してくれる…この料理が―――あぁ、そんな頻繁にするわけじゃあないよ。
輝空 : 薬草摂取に必要だから覚えたまでさ。さ、どうぞ、君の分もちゃんとあるよ。
セレン : ゎー!ありがとうございますっ!(パァッと明るい顔で席に歩み寄って
セレン : …というか、今この匂いで思い出したんですけど、私今日お昼ごはん食べにココに来てて…
セレン : …つまり! スッゴクお腹が空いてますっ!
輝空 : ならちょうど良かったかな。
輝空 : 薬草調理なんて滅多にしないモノだからね、少し作りすぎてしまったかと思っていたんだ(穏やかに笑み
輝空 : そうだ…苦味を打ち消すとは言ったが…辛い食べ物が平気かは聞いてなかったな。
セレン : 私ですか? 好き嫌いは無いです!(きっぱり
輝空 : 健康的で宜しい。(席に座り
セレン : (同じく座り
輝空 : ボクは辛い料理は好きな方だよ。毎週食べる程じゃあないけどね。
セレン : そうそう、先輩の好きな食べ物教えてくださいよ。 いただきますっ(両手合わせて
輝空 : いただきます。(両手合わせて
セレン : それにしても、…トムヤムクンって結構凝った料理ですよねー。薬草の調理法としてわざわざ?
セレン : (口に運び) おいしーい!(忙しい
輝空 : ふふっ。(美味しそうに食べるセレンに、思わず自然と笑みが溢れる
輝空 : 薬草の調理法として覚えたのがキッカケだよ。(自分も食べて
輝空 : せっかく魔力を取り戻そうって時に、苦い思いはしたくないからね。
輝空 : とはいえ…そうだね。自分の作れる料理では一番好きかもしれないね。
セレン : 薬草って結構、きつい味の物も多いですもんね。
輝空 : 体を張っていろんな薬草の効能を食べ比べてくれた先人たちには敬意しかないけど…
輝空 : やっぱり美味しく食べたいからね。
セレン : こういう回復の仕方ってなんだか新鮮ですね。(ふふっと
セレン : なんだか先輩って、すっごい良いお父さんになりそうですよねー(笑って
輝空 : 
輝空 : ふっ、はは。何を言い出すかと思えば、(目を見開いたあと、目を閉じて笑って
輝空 : 魔術家系の継承は長男の務めだからね。立派な父にだってボクはなるさ。(そんなキアシス的回答
セレン : もーっ。真面目ですねー?(笑って
セレン : 大きなお家だと…やっぱりそういう所も気にするものなんですね。月並みですけど。
輝空 : そりゃあそうさ。
輝空 : ボクはあのリーズベルトの家系、だからね。(いつもの調子で
セレン : それに未来の市議会員ですし?(ふふっと
輝空 : あぁ、そうだとも。
輝空 : 自分の家庭を築いて、家族も街も守る。そのぐらいやってのけないとね。
セレン : もちろん先輩自身も、ですよね?
輝空 : あぁ、そのつもりだよ。
セレン : つもりじゃなくて絶対です!(明るい調子だが、念押すように
輝空 : 、っ? …うん、そうだね。
輝空 : 絶対に、そういう未来にするさ。
セレン : はいっ。 よろしくお願いしますよ!
セレン : (――誰かが傷付いて、とか、犠牲になって、とか、 …そんなの、全然嬉しくないですから。
輝空 : 
輝空 : (街を襲う理由、襲われる理由、守る理由、守られる理由………今日はまだ夜も前なのに色んな事があった……
輝空 : (それより…
輝空 : (このトムヤンクン…薬草仕込みとは思えぬほど美味い…
輝空 : (ボクには気付いていなかっただけでもしかして料理の才能も…?
輝空さんが退室しました
セレンさんが退室しました