カウントダウン [アルマナフィア ミッちゃん 元老院の皆様 ヴァール=ハイト ウツセ ドラゴ]

 

アルマナフィアさんが入室しました
アルマナフィア : ……、ウルファングも倒れていた、か。
アルマナフィア : (雨のキアシス。報告を魔術回線の黒電話で受ける。時刻は午前2時。
アルマナフィア : (研究者連合のトップ、アルマナフィア。美容魔術の大家であり、ヴァースの化粧品産業の一角を占める。
アルマナフィア : (リーズベルト大学初期の功労者でもあり、年齢は不詳。
アルマナフィア : ……ウルファングはなにも説明しないらしいが、それほど強い相手だったのか……
アルマナフィア : それともスケベ心につけこまれたか……、(思案中
アルマナフィア : (フィリア=アルマナフィアは戦闘の心得はさほどないが、知識と経験、そして公明正大な性格もあって人望が厚く、研究者連合のトップを担っている。
アルマナフィア : (もちろん、研究者連合の仕事にやる気はない。
アルマナフィア : (名うての魔法使いが襲撃された。この手の報告はすでに何件も受けた。
アルマナフィア : 一体、誰が……。(どれも心理的な隙を突かれ魔力吸収の被害に合っている。
アルマナフィア : ……緊急事態だな…、準備をしないと。
アルマナフィア : (元老院、市議会への連絡の準備に取り掛かる。
アルマナフィア : (……と思ったその時。
アルマナフィア : (–––カラーン、と来客用のベルが打ち鳴らされた。
ミッちゃんさんが入室しました
ミッちゃん : (カラーン、と来客用のベルが打ち鳴らされる。
ミッちゃん : おーい開けとくれよー(そしてドンドンというノック
アルマナフィア : ……(この声。そして、こんな時間に急に来るのは…間違いない。
アルマナフィア : ミっきゅ〜〜ん!!(最近できた彼氏(20代)だ。
アルマナフィア : 今行くね〜〜♡(とっとっとっ、と入り口駆けて
アルマナフィア : (ドアを開けると
ミッちゃん : ……………
ミッちゃん : (白目を剥きながらアンプルを持ってニタニタしているミッくんがいた!
ミッちゃん : キシャァッ!!!(アルマナフィアの首筋にアンプルをぶっ刺す
アルマナフィア : あ……ぁ……
アルマナフィア : (魔力吸収とともにアルマナフィアの顔が急速に老いていく
アルマナフィア : (フィリア=アルマナフィアは美容魔術により老化を越えて生き延び続けてきた魔女である。
アルマナフィア : (つまり、魔力を奪われることは死を意味する。肌は枯れ、急速に瘦せこけ、死に向かっていく。
アルマナフィア : (ただ、幸運だったことはここが自宅だったことだ。
アルマナフィア : ………、◆◆◆◆…◆◆◆…。(合言葉によって、いざという時のために家そのものに仕組んでいた緊急時用の術式をかろうじて発動する。
アルマナフィア : ……… …(そしてアルマナフィアは意識を失った。
アルマナフィア : (それは同時に、非常事態が進行するキアシスで研究者連合が機能と力を失い、無力化したことを意味した。
アルマナフィア : (––––それは今から少し前か、それとも少し後の話。
アルマナフィアさんが退室しました
ミッちゃんさんが退室しました

 

 

キアシス元老院さんが入室しました
元老Aさんが入室しました
元老Bさんが入室しました
元老Cさんが入室しました
元老Dさんが入室しました
キアシス元老院 : (–––––アルマナフィアが倒れる少し前か後か。キアシス元老院にて。
元老A : (ローブを被った青年。だが不思議と年齢はわからない。
元老A : ……諸君。集まってくれて、ありがとう。
元老A : 本日集まってもらったのは他ならぬキアシスの未来の話だ。
元老A : それも緊急の話だ。(仰々しい身振り手振り
元老A : ………。
元老A : そう、……度々議題に上がった、山吹夏凛。
元老A : ……、八首、とかいうぽっと出の組織にうまく収まったようだが、
元老A : かれいどすこーぷ、という法外な魔法を打ち込み、サンガルを焼け野原に帰したことは記憶に新しい。
元老A : いつ、キアシスを焼け野原に帰すかもしれない。そう、おそらく下劣な家柄の出だ。
キアシス元老院 : (魔力モニターに夏凛のカレイドスコープの様子が映し出される。
元老A : ……、今日の議題もその彼女について…。
元老A : 彼女こそキアシスに牙を剥く存在にほかならないことが発覚した。
元老B : なんということじゃ!!許せん、許せんぞ……!!
元老C : ……やはりアイツを殺して脳を水槽に浮かべておくべきだったのだ!!!
元老D : 我こそが聖天無限無窮最強最大皇爵なるぞ!!!
キアシス元老院 : (場内にどよめきが起こる
元老A : 静かに。明確な証拠が映像として残されている。
元老A : ………、そして。その証拠を彼が持ってきてくれた。
元老A : 旅の魔術師  ヴァール・ハイト氏だ。
ヴァール=ハイトさんが入室しました
ヴァール=ハイト : ––––ご紹介にあずかった、旅の魔術師?ノンノン、
ヴァール=ハイト : 愛の伝道師……ヴァール=ハイト.
ヴァール=ハイト : 宣言しよう、キアシスは今日を持って愛に到達する!!
ヴァール=ハイト : そして、ヴァースは愛に!
ヴァール=ハイト : 愛 に 包 ま れ る ん だ ! ! ! 
ヴァール=ハイト : (恍惚の顔で両手を広げながら
元老A : ………
元老A : えっ……。話が違
元老B : 
元老C : 
元老D : 
元老A : 
キアシス元老院 : (そして突如モニターに映し出される映像
キアシス元老院 : (ぼやけているはいるが、
キアシス元老院 : (愛を讃える件の儀式がそこには映し出されている。
キアシス元老院 : (そしてこの映像には入念に幾重にも幾重にも術式が組み込まれている。見た瞬間その人間の精神に即座に到達する術式が。
元老A : ぽわわわわ〜ん
元老B : ぽわわわわ〜ん
元老C : ぽわわわわ〜ん
元老D : ぽわわわわ〜ん
ヴァール=ハイト : さあ!!後は待つだけだ!!諸君!!
ヴァール=ハイト : 愛の到来を告げる、その狼煙を!!!!
ヴァール=ハイト : 憎しみを持って愛を淘汰しようとする不届きものは一目散にその狼煙に誘き寄せられてしまうだろう!!!
ヴァール=ハイト : そして……そう、そこでこそ……!!その隙、好機に……!!!
ヴァール=ハイト : キアシスは愛に到達するっっ………!!!
ヴァール=ハイト : そ  し  て  、  ヴ  ァ  ー  ス  も  !  !  !
ヴァール=ハイト : (決まったとばかりに恍惚の顔で両手を広げながら
キアシス元老院 : (場内には術式に陥落し死んだ目をした元老たちによる盛大な拍手がわきおこる
キアシス元老院 : (ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち
元老A : なんと素晴らしい愛 ヴァールハイトこそ我らの救世主
元老B : なんと素晴らしい愛 ヴァールハイトこそ我らの救世主
元老C : なんと素晴らしい愛 ヴァールハイトこそ我らの救世主
元老D : なんと素晴らしい愛 ヴァールハイトと我こそ我らの救世主
キアシス元老院 : (そしてこの日、キアシス元老院はグリアスの術式の手に完全に陥落した
キアシス元老院さんが退室しました
元老Aさんが退室しました
元老Bさんが退室しました
元老Cさんが退室しました
元老Dさんが退室しました
ヴァール=ハイトさんが退室しました

 

 

 

キアシスさんが入室しました
キアシス : (ロレ戦終結直後、魔導警察訓練室。
ウツセさんが入室しました
ウツセ : さて…、一丁やるしかないっすね。
ウツセ : グリアスじじいの居場所を突き詰めて、ぶん殴るしかないっス。
ウツセ : …………。
ウツセ : (験担ぎのために、恩師である警官のフィンガーグローブを付けに訓練室に戻ってきたウツセ。
ウツセ : ……。
ウツセ : センパイは、今のアタシを見たら…、認めてくれるっすかね…。(フィンガーグローブを付けながら
ウツセ : ………、なんか……ずっと間違ってた気がするっス……。
???さんが入室しました
??? : (その時、後ろからポンッ、とウツセの頭に優しく手を置く男性。
??? : そんなことないさ……。
??? : (ウツセが夕陽に勝てず泣いていたとき、恩師がいつもしてくれたあの仕草だ。
??? : ここでお前はデッドエンド……だからな。
??? : (恩師とは似ても似つかぬ声、背格好。だが、生じてしまった一瞬の隙がもはや手遅れだった。
ウツセ : (ブスリと首筋にアンプルが突き刺される。
ウツセ : か は っ    …  …
ウツセ : …………、
ウツセ : (薄れゆく意識のなかでウツセが振り返ると
ウツセ : ………誰だよ、てめぇ……。(恩師には似ても似つかないソイビーンがいた。
ウツセさんが退室しました
???さんが退室しました
キアシス : 一方その頃…………
ドラゴさんが入室しました
ドラゴ : ……ヴァールハイト?やはり一番偉いのは我ではないか……? うーん。(ベンチに座って考え込んでいる。
キアシス : (何者かが背後から
キアシス : (ブスリ
ドラゴ : (バタリ
ドラゴさんが退室しました
キアシスさんが退室しました