ラヴ・クラフト Prequel [ヴァール=ハイトVS八首はじめキアシスの民]

ヴァール=ハイトさんが入室しました
ヴァール=ハイト : (––ロレの一件後のキアシス。午前7時。
ヴァール=ハイト : (いつもは朝のニュースが流れる時間帯。
ヴァール=ハイト : (突如電波が乱れ、見知らぬ男の影が映る。
ヴァール=ハイト : (ーーまたショーウィンドウなどを彩るキアシスの魔導モニターがバツン、と一斉に起動される。
ヴァール=ハイト : (それも、商店街も、工区街、学生街を問わず…。
ヴァール=ハイト : あーあー、これは愛のテスト、聞こえてるかね。
ヴァール=ハイト : 僕はヴァールハイト…。愛の伝道師だ。
ヴァール=ハイト : (画面に映るは、モヒカングラサン男。
ヴァール=ハイト : (だが、体中が改造されている。どうやら何かの金属で出来ているようだ。
ヴァール=ハイト : 君たちにぜひ伝えたいことがあってね……。
ヴァール=ハイト : そう、キアシスの中枢部は、元老院も市議会も魔導警察も!!!研究者連盟でさえも!!!
ヴァール=ハイト : すでに打ち壊されている……。もはや機能していないのだよ……。
ヴァール=ハイト : グリアス、君の計画は実に美しかったよ…。
ヴァール=ハイト : 名もしれぬ市民を持って、悪を打ち倒し、キアシスを 愛 に 満 ち 溢 れ さ せ た ! ! !
ヴァール=ハイト : このまま行けば、自然とキアシスは崩壊するだろう……。フム……。そうだね……。
ヴァール=ハイト : (首を傾げる。
ヴァール=ハイト : だが!!!
ヴァール=ハイト : 全てをひた隠しながら!!愛に満ちさせることはできない!!!
ヴァール=ハイト : 何故かって……?愛は闘争を求めるからだよ……君達も知っているだろう……?
ヴァール=ハイト : 愛故に人は争う……、
ヴァール=ハイト : そ し て 僕 の 体 が 疼 き が ! ! !
ヴァール=ハイト : キ ア シ ス に 到 来 す る 愛 を 告 げ る ! ! ! 
ヴァール=ハイト : 僕はありったけの抗魔金属を!!!!!!
ヴァール=ハイト : そう、表に流通するもの、裏に流通するもの、研究段階にあるもの………
ヴァール=ハイト : そ の 全 て を  か き 集 め た ! ! ! ! ! ! !
ヴァール=ハイト : ……さあ、真っ向から愛を語り合おうじゃないか。
ヴァール=ハイト : 君達は、僕の愛からキアシスを守ることが出来るのか。
ヴァール=ハイト : キアシスに今日の正午ぴったりに、僕は現れるよ。
ヴァール=ハイト : そして、キアシスを愛という戦乱の渦に巻き込もうとしている!!!!
ヴァール=ハイト : ちなみに、
ヴァール=ハイト : 僕の体は99.9%が対抗魔金属で出来ている。
ヴァール=ハイト : 八首とかなんとかいう組織があったかなぁ。僕の愛からキアシスを守れるのかなぁ。
ヴァール=ハイト : あるいはもちろん、八首以外も大歓迎だよ。
ヴァール=ハイト : それでは愛という探し物を見つけようじゃないか!!!!!
ヴァール=ハイト : 今日の12時ぴったりに東ゲートにて。
ヴァール=ハイト : 待っているよ。それではご機嫌よう。
ヴァール=ハイト : (ブツン、と映像は途切れる。
ヴァール=ハイトさんが退室しました
グリアスさんが入室しました
グリアス : チッ……、脳足りんめ……。
グリアス : ワシの名前を出さないと言っておったのに……、ノリで出してしまいおったわ……。
グリアス : ………。まぁいい。
グリアス : ワシも老い先短い身。
グリアス : せっかくの、ぱーちぃを、楽しもうかのう……。フォッフォ……。
グリアスさんが退室しました
ヴァール=ハイトさんが入室しました
ヴァール=ハイト : (そして、その日の正午。緊急避難警報が発令される中………、
ヴァール=ハイト : (予告通り体内抗魔金属99.9%の男が、白昼堂々と東ゲートから入場する。
ヴァール=ハイト : (まさしく、キアシス始まって以来の前代未聞の事件である。
シエル(ミニ)さんが入室しました
シエル(ミニ) : 『キンキュウ ヒナン ケイホウ ――キンキュウ ヒナン ケイホウ』(キアシス中の魔導モニターに映るミニサイズゆるキャラ
キアシス東ゲートさんが入室しました
キアシス東ゲート : (数時間前に逃げ惑っていた人々が嘘のように…、
キアシス東ゲート : (現在は閑散としているキアシス東ゲート付近
シエル(ミニ) : 『ミニシエルンノ アンナイニシタガッテ ニゲテネ』(キアシスの民達の避難誘導を行っているようだ
夏凛さんが入室しました
ヴァール=ハイト : はっはぁ、人の姿が全然見えないねぇ〜〜〜
ヴァール=ハイト : 僕の愛に恐れをなした腰抜けばかりかな……?
ヴァール=ハイト : そう……
ヴァール=ハイト : 今 、 僕 は 愛 に 打 ち 震 え て い る 
ヴァール=ハイト : (キマった笑顔で両手を広げながら
夏凛 : っへぇ。それが望みならアテが外れたわね?(歩きスマホしながら歩いてくる学生
夏凛 : スマホもテレビも見ない化石老害達はどうか知らないけどね、
ヴァール=ハイト : ふーーーーーむ……。
夏凛 : あんな挑発されてのんびり授業受けてる程、アタシは冷めてないっての。
ヴァール=ハイト : (夏凛を見つめながら一歩一歩、ゆっくりと歩みを進めていく。
ヴァール=ハイト : (言動は冗談じみているが、一歩一歩に禍々しいオーラが宿っている…
シエル(ミニ) : (――因みに、モニターからの光には洗脳解除術式(パッチ)が組み込まれている。
シエル(ミニ) : (洗脳技術の出所が比較的早期に解明できたからこそできた事。
ヴァール=ハイト : (体中が抗魔金属で出来ている、というのは嘘ではないようだ。
ヴァール=ハイト : いけないなぁキミィ……(夏凛に向けて話しながら
ヴァール=ハイト : (一歩一歩歩みを進める
ヴァール=ハイト : 老人をいたぶるその言動……
i☆Padさんが入室しました
ヴァール=ハイト : 愛 が 足 り な い ね ぇ ! ! !
夏凛 : そういうアンタは知能が足りないわね?(ヴァール見て不敵に笑って
i☆Pad : (一瞬、日差しに陰りが出たかと思えば ふらぁ っとヴァール目掛けて落ちてくるPAD
シエル(ミニ) : (広く浅くの一斉施術という事もあり、術式が深く根付いた者は完全解除とは行かないようだが…
大魔法陣さんが入室しました
ヴァール=ハイト : そういえば君は八首、でも今は一首。君の愛のなさを証明しているようだ…。
i☆Pad : (『健康なヒトの身に生まれ、――家族仲も良好。友達だって――』 (何かしら再生されているようだが
ヴァール=ハイト : ラヴゥ!!!!(手に持った抗魔金属棒でPadを叩き落とそうとする
i☆Pad : (ドバッキン! 粉砕されるPAD!
大魔法陣 : (ヴァールの周囲を取り囲むように光り輝く八芒星の装飾魔法陣
ヴァール=ハイト : ふっ、猪口才な愛……。(粉砕されるPADを見ながら
大魔法陣 : (地表に輝く半径20m以上の巨大な複雑な文様
ヴァール=ハイト : 知 能 が 足 り な い な ら 、 愛 で カ バ ー ! ! !
ヴァール=ハイト : それが定石……ム……?(魔法陣を見ながら
夏凛 : っは。5時間も準備時間があって無策で来るとでも思ってんの?
i☆Pad : (粉砕するPADの 影に隠れて 何かが落ちてきて――
i☆Pad : ――『ファルア――』(銀の刺突を
i☆Padさんが退室しました
ロゼさんが入室しました
ロゼ : スタブ ッッ!!(脳天串刺しコース!>ヴァール
ヴァール=ハイト : (避けずに額そのものでロゼの刺突を受ける
ロゼ : (ガ  ギンッ
ロゼ : ――、ッ!!(肘まで痺れる反動。鈍い衝撃。 この硬度は、間違いなく――!
ヴァール=ハイト : ハッハッハッハ…! ! ! ! (べりっとヴァールハイトの皮膚のコーティングが剥がれ
ヴァール=ハイト : (内の抗魔金属が露わになる
夏凛 : (乱入してきた剣士を見つつも、)
ヴァール=ハイト : んんん〜〜〜〜人の話を聞いていなかったのかねぇ??君はぁ……???
ロゼ : ―、――!(すぐさま額を蹴っ飛ばし、ムーンサルト描きつつ魔法陣の外へ退避跳躍
夏凛 : 悪趣味な整形ね、(ヴァールの皮膚の裏側を見て、飛び退く
大魔法陣 : (全ての文様が金色に輝き、合間の地表を青黒い宇宙<ソラ>色が塗りつぶす
大魔法陣 : 「宇宙よ」「地に」「現れ」「天へ」「届け」
大魔法陣さんが退室しました
ヴァール=ハイト : 受けよ!!!愛の台風を!!!!!(足のジェット噴射をON。ロゼに向けて優雅なる棒術による攻撃に移ろうとする。
輝空さんが入室しました
輝空 : 星流大魔法――――(夏凛より遥か後方にて詠唱を唱える天才魔術師
輝空 : スペース・ノヴァ!(半径20mの大魔法陣から天空へ打ち上げられる流星群
ヴァール=ハイト : んんん––––?悪趣味な花火だねェ––––?!!(ジェット噴射を取りやめ、打ち上げられる流星群を見ながら
ヴァール=ハイト : でも僕には魔法は効かないんだ…… 愛 に 満 ち 溢 れ て い る か ら ね ! ! ! ! !
ヴァール=ハイト : (大規模な流星群を見ようと、余裕である、
輝空 : (天地が逆転したが如き天立ち上る流星群が――ヴァールのカラダに接触する瞬間に消えていく
ヴァール=ハイト : (キマった笑顔で両手を広げながら爆笑している
ロゼ : ――、っ……!(迎撃体制に構える。悪夢のような光景だ
輝空 : っっ、バカな…
ヴァール=ハイト : 愛が、 愛が足りないよ!!!!
ヴァール=ハイト : 僕が愛を君に教えてあげようかな……?(足のジェット噴射が再度点火される。
ヴァール=ハイト : らゔらゔらゔらゔらゔゔらゔらゔらゔ!!!!(輝空に向けて、抗魔金属棒を振り回しながら突進していく!!!
輝空 : (入念な準備を積み重ねて撃ち放った自身の最大魔法を
輝空 : 一瞬で、掻き消された…!(愕然と、ヴァールの突進を見つめる
ロゼ : 早ッ ―― こ、のっ……!!(追い駆けつつ、鞘をヴァールにぶん投げる
ヴァール=ハイト : ハッハー!!!君は愛に召される記念すべき第一号だッ!!!!!(突進は続く
輝空 : (輝空の体がふっ飛ばされる――ヴァールにぶつかる寸前に
ココスさんが入室しました
ヴァール=ハイト : らゔぅ!!!(棒術の一撃で投げられた鞘を打ち砕く
ロゼ : (いたって普通の鞘、容易く粉砕されるが――瞬き程度の隙間を作ることくらいは――
ココス : (輝空に思いっきり飛び蹴りして記入参戦する八首最強のインファイター!
ヴァール=ハイト : (ロゼとヴァールハイトの目が合う。ニコリとするヴァール=ハイト。
ココス : にゃは。(ヴァールとロゼの間に着地する猫耳娘
ロゼ : ――、(ゾク、と寒気がするが 臆せず駆ける…!
夏凛さんが退室しました
ヴァール=ハイト : ……、フムゥ。(輝空の吹き飛びを見ながら、思案する。
夏凛さんが入室しました
ヴァール=ハイト : さあて、どちらからいただこうか……。(接近するロゼに向けて構える。だがココスに対する警戒も怠らない。
輝空 : (夏凛の隣を滑って民家に頭を打つ
夏凛 : (輝空には一瞥もくれず、遠方からヴァールを見ている
ココス : あたい、テレビ見てないんだけど。
ココス : お前が全部やったんかにゃ?
ロゼ : 敵! 全身抗魔!(手短にココスに説明しつつ
ココス : にゃーっはっはは!(ロゼの説明を聞いて、高笑いし
ヴァール=ハイト : まあそういうことになるかもしれないねぇ……愛ゆえに!!(ジェット噴射ON
ロゼ : 波状でっ 仕掛ける! 先!(駆け寄ってココスの背を踏んで跳躍
ヴァール=ハイト : (逆に跳躍したロゼに向かって接近する!!
ココス : 魔導警察滅茶苦茶にしたのもお前かー!!(跳躍にタイミング合わせて押し上げる
ロゼ : 往くからッ!!(勢いよく飛び上がり――思い切り身を捩り、鋭い刺突一閃!>ヴァール
ヴァール=ハイト : らゔぅ!!!!(ダメージレースに関して自分に分があると判断。避けずにロゼの右足を撃ち抜かんとする一撃
ココス : 召魔憑着-ランクA サンドワーム!(ヴァールの一撃を防ぎに伸びる巨大サンドワームの大口
ヴァール=ハイト : (ヴァールの一撃はサンドワームを粉砕する!!
ココス : (サンドワームが粉砕され、肉片が飛び散る
ロゼ : (ワームのクッション差――先に刺突が肩に激突し―再び鋭い金属衝突音!
ヴァール=ハイト : (鈍い金属音とともに、ヴァールのボディーコーティングがまたも剥がれる。
ロゼ : ッ――、生半可じゃまるで手応えが――ッ!(先程と同様。中空で表情顰めつつ
ヴァール=ハイト : その通り。受けよ!!!愛の竜巻……!!!(ヴァールが抗魔金属棒を高速回転させはじめる!!!
ココス : (サンドワームの砂混じりの肉片が空中を舞い
ココス : 召魔憑着-ランクA ストームホーク!(ココスの背に生えた翼がサンドワームの肉片と砂利を砂塵の竜巻へと変える
ヴァール=ハイト : らゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔ!!!!!(ロゼに抗魔金属棒の連打を放たんとする
ココス : 竜巻がほしいなら先にぶつけてやるにゃ!(乱打するヴァールを呑み込む砂塵の竜巻
ロゼ : ――、っ!(細剣で咄嗟に防御体制
ヴァール=ハイト : 魔法なら効かない……効かない……????(砂塵に飲み込まれる
ココス : (打ち消されずヴァールを呑み込む砂塵の竜巻
ココス : にゃーはっはっは! キアシスで抗魔金属使ってあたいを知らないとかモグリかお前ー!(別に知らないとは言われてないが
ヴァール=ハイト : (正確無比であるはずの乱打の軌道が逸れる!!
ヴァール=ハイト : (それとともに砂塵の竜巻の風圧をもろに受ける
ココス : (胃袋にて媒体の準備と召喚魔術を行い体に装備するココスの召魔憑着
ロゼ : 、 ――ッ !(何発かギリギリガードしたところで砂塵の余波でふっ飛ばされる
ココス : (魔法を打ち消す空気があっても体内が無事なら召喚は成立するし、
ヴァール=ハイト : (ヴァールの体が砂塵によって宙を舞う
ココス : (ココスに装備された魔物たちは実体を持ったクリーチャー達だ。
ココス : (更にはその魔物が放つ技が筋力や種族固有の技術を使ったものなら…
ココス : (抗魔金属に打ち消されない砂塵の竜巻だって起こせる!
ヴァール=ハイト : (どさり、と。鈍い音ともにヴァールの体が醜く地に打ち付けられる。
ヴァール=ハイト : ふ……ふふ………
ヴァール=ハイト : あ は は は は は は は ! ! ! ! !
ヴァール=ハイト : そ う だ ! ! ! そ れ で こ そ 愛 ! ! ! 
ヴァール=ハイト : (ヴァールのボディーコーティングが無残にも全て剥ぎ取られる
ヴァール=ハイト : (自慢のモヒカンも、サングラスももはや吹き飛ばされた。
ヴァール=ハイト : (あるのは人の形を象った、純粋な抗魔金属の肢体。
ヴァール=ハイト : 聞こえるかい………?この声が……。(起き上がり、
夏凛 : あ。ロゼの剣戟を見て体表剥がしに行く戦術に決めて、砂塵が出せる組み合わせにしたっつーわけね。
ヴァール=ハイト : (両手を広げる
夏凛 : (八首の同僚を分析するゲーム脳
ヴァール=ハイト : "––––––nbi, …nbi, …nbi "
ヴァール=ハイト : 聞こえるかな!!!君達には聞こえないだろう……!!!!僕は一人であり、一人ではない!!!!
ココス : …何言ってんだにゃ?
ロゼ : っちょ ――拙 ッ ……!(そして天地がぐるぐるしながら吹き飛ばされている…!
ヴァール=ハイト : (ヴァールの胸がぱかりと開き、ガンビットを模した抗魔金属×3が出てくる。
輝空 : 「星よ」「包め」
ヴァール=ハイト : 愛に愛に愛に愛にィぃぃぃぃ!!!!!!!(打ち出されるものは勿論抗魔金属。一斉掃射>全員
輝空 : スター・パイ(星型のふわふわ地盤がロゼを空中キャッチする
ココス : ふんぬっ!!(自ら翼をもぎ取って、それを抗魔金属に向かってぶん投げる
ヴァール=ハイト : (抗魔金属は翼を撃ち抜く
ココス : にゃは!(片翼のストームホークが起こした強風が撃ち抜かれた翼の羽を金属にまとわりつかせ軌道をずらす
ヴァール=ハイト : チッ…愛の足りない強風め!!!!(軌道はずらされる
輝空 : (輝空と夏凛へ向かう軌道の抗魔金属へ空中から落っこちて追突してくるドローン
ヴァール=ハイト : (追突される
ロゼ : ――、(星型地盤にキャッチされ何とか着地
輝空 : (激突した衝撃でドローンは砕け散るも、抗魔金属の弾丸も地へと落ちる
夏凛 : っはぁ? 何、誰?(落っこちてきて抗魔金属と相殺するドローン見て
輝空 : 人知れず空中魔法陣を描くために取っておいた隠し技だったんだけどね…仕方ないか。(ホコリを叩いて立ち上がり
キアシス東ゲート : (ロゼに向かう弾丸の進行を幾重にも重なった水の壁が阻む!
夏凛 : っはぁ? キモ。 何かっこつけてるワケ? 5時間準備した魔法陣が通用しなかったから空中版諦めただけでしょ?
フォスキアさんが入室しました
フォスキア : あかん!遅れてもた!!抗魔金属対策はないけどサポートだけするで!!!(遠くのビルにフォスキアの影。本当は毒属性がこれに付与されるはずだが……
夏凛 : 魔法で出来た水なら一瞬で貫通されそうだけどなんとかなるってワケ?(遥か遠方の助っ人をなじる
フォスキア : 大気中の水分利用や!!勢いだけは打ち消せるで!!(遠くからの声
ヴァール=ハイト : ふーん、どうにもうまくいかない愛だね…(ガシ、ガッシという音とともに抗魔金属棒が如意棒のように伸び上がる
夏凛 : 対策あんじゃん!働けっての!(ヤジ飛ばす
ココス : 愛愛愛愛うるっさいにゃー!!!(ヴァールに駆け出す
ヴァール=ハイト : ならば一気に打ち抜くのみ!!!(大きく伸び上がった金属棒を横薙ぎ一閃、周囲を振り払わんとする
ココス : 召魔憑着-ランクA 巨人族の腕ぇええ!!!(右腕を肥大化させて横薙ぎで金属棒にぶつける
ヴァール=ハイト : (金属棒と巨人族の腕が真っ正面から打ち合う
ココス : うまくいかない愛はこっちのセリフにゃ!!やっと叶った片想いどうしてくれるにゃー!!(力任せに奮った腕が金属棒へめり込む
ココス : (抗魔金属で食らった怪我は守護による治療が不可能。誰もが肉体での接触は避けたがる
ヴァール=ハイト : 片思い……?知ったことじゃないねッ!!!!(力任せに抗魔金属棒を押しのけようとする
ココス : でもそんなの関係ねー!あたいはキアシス最強だバカヤロー!!っていうかヒサヤっち返せー!!!
ココス : (押し込まれ、金属棒が巨人の腕にめり込む
ロゼ : ――っは、ぁ  もう、何もかもデタラメね……(超暴力の鍔迫り合いを見ながら立ち上がり
ヴァール=ハイト : 君と愛と僕の愛……
ヴァール=ハイト : どっちに分があるかは明白であるはずだが………?(巨人族の腕を抗魔金属が蝕んでいく
ココス : おまえとの間に愛なんてねー!!(新たに作った左拳を右腕に打ち込む
赤い花さんが入室しました
ココス : 召魔憑着-ランクS パラサイト・ボム(爆弾を打ち付ける寄生虫
赤い花 : (――ふと。 鍔迫り合いを続ける二名の――ヴァール付近の足元に、一つ赤い花が咲いている。
夏凛 : っは?
ヴァール=ハイト : (左拳が右腕に打ち込まれ、体勢が崩れる
赤い花 : (――ぽ、 ぽぽ、 とその数を増やしていく。地面を伝うように増え、ヴァールの脚に、一輪二輪と
ココス : (切断された左拳は寄生虫となり右腕の巨人腕を侵食。巨人腕の栄養価を絞り尽くし、爆裂
ヴァール=ハイト : (そして爆弾の連撃を直接に受け、仰け反る
赤い花 : (――魔力的干渉を全て撥ね退ける筈の全身抗魔金属。だがしかし、その花は、魔力でつくられたものに間違いない。
ヴァール=ハイト : はははは…なんだいこれは?お花屋さんでも開こうっていうのかな……?
赤い花 : (――生命、霊体干渉の範疇外にある、大地に還った死者の残留魔力が、抗魔の体の継ぎ目を縫うように浸透していき…
赤い花 : (――体が急激に重くなったように感じる。行動阻害・鈍重化
ヴァール=ハイト : (それが魔力で作られたものならば、花開くことなく朽ちていくはずであるが…
ココス : (動物敵勘でヴァールの周りに咲く花から飛び退く
ヴァール=ハイト : …………、(動きがスローになるとともに、乱れが出始める
赤い花 : 「――さあさあ おいでなさいませ。」
赤い花さんが退室しました
アルバさんが入室しました
アルバ : あかん、遅れてもた… (フォスキアの後ろに続いて現れる影。ローブの男性。
ロレさんが入室しました
ヴァール=ハイト : ………ハハハ、ハハハハハハ!!!!!
ロレ : ……、、(その後ろからおずおずと戦況を伺う 折れそうに細い、患者衣の少女(?)
ヴァール=ハイト : (抗魔金属の強度に保護されていたヴァールに対し、明確に効果のある一撃
アルバ : いや、だってさあ……東ゲートって遠くない…? 端と端じゃん…(あきらかにお疲れ気味だ
フォスキア : 真似せんとってや!!!(後ろを振り返る
夏凛 : 文句言ってんじゃないわよご老人!アイツの前にアンタぶっ殺すわよ!!!(怒声飛ばす
アルバ : 、す、すみません。(フォスキア) ――すいませんでしたあ!!(びっくぅ
フォスキア : 若い子怖いい……(びっくぅ
アルバ : (げほぅごごほゥ
ヴァール=ハイト : (ぎこちない動き口をギィィっと開く、
夏凛 : 生きてんならとっとと来いっての!!社会人の癖に時間も守れないワケ!?
ヴァール=ハイト : (一閃する粒子砲>ロゼ
ロゼ : ―― ――(は、っと
アルバ : (急に大きな声出してげほった。 なんせ培養漕出たて
ロゼ : ――― ッ  !!(咄嗟に細剣を盾にするが 思い切り薙がれる
アルバ : うぅ、病み上がりに容赦ないお言葉――…、、っとか、言ってる場合じゃないな…!?
ヴァール=ハイト : ………なんだか……、体の動きが悪いなぁ……
ヴァール=ハイト : いいさ……これも……また……讃えよう……
ヴァール=ハイト : "––ambi, ambi, ambi, ambi, ambi"
アルバ : …、くっそアイツ、相当注ぎ込んでる筈なのに。(ヴァールを見下ろし
ヴァール=ハイト : ……ハハハハハハハ……!!!僕が動かなくても……、
ロゼ : ……、、!!(剣を刺しブレーキ、すぐさま反転し接近に駆ける
ココス : (赤い花から離れて様子を見る。右腕無し、翼無し、左拳無し、左足先無し(ワーム時)
ヴァール=ハイト : (遠くから飛来してくる飛行物体。
輝空 : へぇ。抗魔金属で殴る以外の攻撃方もあったんだね。それなら…(急にやる気を出すエリート
アルバ : (大地に還った、どころか……その身自身に死霊魔力が染み付いてる。ソイツ等を逆用する外道の術
ヴァール=ハイト : (新たなる抗魔金属ガンビット×10
夏凛 : それどころじゃ無さそうだっての。イキってんじゃないわよ。(イキりに厳しい女学生
ヴァール=ハイト : (それぞれのガンビットが意志を持ったように動き、各人に接近飛来する
ディッセさんが入室しました
ディッセ : ――ソニック(十字の真空波が炸裂
ヴァール=ハイト : (ロゼに向かって、あんぐりと口を開く
輝空 : (スマホ開いてスクショアルバムをスライド。お目当ての装飾魔法陣を画面に写す
ヴァール=ハイト : (粒子砲が充填されていく!!
キアシス東ゲート : (……というところでヴァールの脳天めがけ飛来する超音速弾
ディッセ : ――トルネード!!(豪旋風が、瓦礫を巻き上げビットを防ぐ――! 範囲はアルバ、フォスキア、ロレを含む!
夕陽さんが入室しました
輝空 : 「灼き」「穿け」 ファイア・ランス!(スマホ画面からあんぐり口へ撃つ魔法の火矢
アルバ : ―…ぉ?(助かったって顔
夕陽 : この一発で限界なんて……、情けがない……。(はるか遠方からの狙撃
ロレ : …! (見上げて
ロゼ : ――、!(接近、接近、間一髪でビットを避け、掠め、退けて走る!
夏凛 : へばってんじゃないっての!(また遠方にヤジ
夏凛 : アンタはこんなもんじゃあ無いでしょ!夕陽!!
ディッセ : 病み上がりにお熱いことだ(瞑目しつつ歩を進める
ヴァール=ハイト : (あんぐり口に魔法の火矢を受ける
ヴァール=ハイト : (ブスブスと煙が立つが……、抗魔金属の口でそれを飲み込む!!
アルバ : ええい煽るなよ。しょーじき満身創痍だからみんな頑張って欲しいよ!
輝空 : 体表を抗魔金属でいくらコーティングしても体内までは・・・何っ!?
ディッセ : お陰でお前まで駆り出されて…… 防戦に徹するが、無理はするなよ(ロレを後ろに隠しつつ、アルバ、フォスキアに
ロレ : … (ディッセを見上げ、コクリと
ヴァール=ハイト : 見当外れ……愛が足りないね……(ギギギ、と鈍い動きで
ヴァール=ハイト : (コントロールを失ったガンビットが再び起動する!!!
ロレ : …行かなきゃいけない時もある、だって。(アルバの背を見つつ、ディッセにポツリと
ヴァール=ハイト : 愛に応えよ!!!!!
ココス : あぐっ!(動き出した近くのガンビットに噛み付く
ロレ : …… 罪滅ぼしかな。 ちょっと、わかるけど。
ヴァール=ハイト : らゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔらゔ!!!!!(噛み付かれたガンビットを除き、それぞれから一斉射出される抗魔金属弾
ディッセ : ……まぁ、堪え所ではあるがな。 いや、是非もない場なのかもしれないな――
ディッセ : 決して油断はできんがな……っ!(再び瓦礫を舞い上げ、屋上組を抗魔弾からガード
輝空 : またも抗魔金属弾!? この数はっっ!(屋上組ではない人
夏凛 : (「何のために遠くにいんのよ。」という言葉すら輝空にかけずに目星をつけておいた民家に忍び込んで退避
ロゼ : ―― 、  ッッ !(クロスレンジまで接近していくが、 肩口に被弾――
アルバ : ん、あれって再利用されてるのか。なら……、、 ”さあさあおいでなさいませ”。
輝空 : っっが!!(腰を撃ち抜く抗魔金属弾
アルバ : (ガンビットそれぞれにぽつぽつと赤い花が咲き、射出口に死霊魔力が膜を張る
ロゼ : ―っ ―――(体が半回転するが倒れ込むように近付き――( 『99.9%は――』
ココス : バリ、バリバリ。ムシャムシャ。
ココス : (金属を噛み砕く音。
ロゼ : (恐らく、脳 か 心臓 か 目が――
ココス : (魔術師なのに抗魔金属食べても大丈夫なのか?は~二流はコレだから困るにゃ。
アルバ : (次放ったら中で暴発してガンビットごとおじゃんにするぜ!
ロゼ : ――そ、こ、ならッ――!!(しかし脳も心臓も”外皮”を前にこの剣では文字通り歯が立たない―― 故に、一手は
ロゼ : ど う――ッ!!?(狙うはヴァールの 瞳! 倒れながらの刺突一閃!
ヴァール=ハイト : ハハハハハ……ハズレだ…よ……(ガキィンという金属音
ヴァール=ハイト : (そして次の瞬間にガンビットが猛烈な爆発を起こす
ロゼ : (何かが弾け跳び――遠方に突き刺さる 剣の穂先
輝空 : (腰を抑えて倒れ伏しながらロゼの勇姿を見る
ココス : バリ、バリバリ。(世間にゃあ秘密だがあたいは古代魔器使い。つまりアーティファクター。抗魔金属だって古代魔器で消化してやるにゃ。
ココス : (ココスの体内でガンビットが爆発した…ような気がする
ロゼ : ――(三度目の衝突でへし折れる剣。 むしろ、ここまでよく耐えたと言っても良い。
ヴァール=ハイト : (ゆっくりとした動きで、だが的確に、抗魔金属棒がロゼに振り下ろされる
ロゼ : (金属としても最上級の硬度。故に不落、故に抗魔…!
ココス : (ガンビットを食べながらココスのフォルムが前傾姿勢に鋭く変わっていく
ココス : ムシャ、ムシャ(そもそもあたいがコレ、食った事あるのみんな覚えてないのかにゃ?覚えてるよにゃ?
ココス : ――メルト・キャノン!!(ヴァールへ撃つ、破壊の熱線
ヴァール=ハイト : ハハハハハ……ハ………!!!!!!(振り下ろす寸前に熱戦に呑み込まれる
ロゼ : ――(ビットの爆裂に煽られた所に、魔の一閃が――と熱閃に攫われる!
ココス : (魔力ではない。オーバーテクノロジーの生み出した純然たる破壊のエネルギー
ココス : (ヴァース中で技術の模倣が行われ、今も悪用され続ける最高の攻撃技術
ヴァール=ハイト : (自慢の抗魔金属のボディが、熱に負け、徐々にだが確実にひび割れていく
ココス : (召魔憑着-ランクS レウカ。 その砲台を口中に持つ鉱核生物
ヴァール=ハイト : ……ああ、なるほど………(熱線を受けながら
ロゼ : ――、――……(抗魔と熱線の本流に、目を霞ませながらたたらを踏み
ヴァール=ハイト : 僕…は……一体誰だ………?
ヴァール=ハイト : 声が聞こえる………
ヴァール=ハイト : "–––––Sambi, Sambi, Sambi, Sambi, Sambi"
夏凛 : samb・・・さんび、賛美・・・?
夏凛 : (民家の窓から外の様子を見ている
ヴァール=ハイト : (隕石のように空中から超速度で飛来する抗魔金属塊>ココス
ロゼ : ――に、が 賛美、よ……ッ!(折れた剣でダメ押し刺突
ココス : にゃ?(超速の抗魔金属塊見上げて
アルバ : ……… ぁ~、何か思い出すな。半年…もうじき一年になるか?
ヴァール=ハイト : (パキリ、と
ヴァール=ハイト : (ロゼの刺突に、今までとは異なる感触
ココス : にゃ―――!(超重量にぶっ潰れる
ココスさんが退室しました
ロゼ : ――、!?  もう、一発――…!(振り被り、再度刺突
アルバ : ――、、って、まっずぅ……!(ココス見下ろし
ヴァール=ハイト : (脳であったはずの部位の奥に隠されていたチップ。ヴァールハイトであったものの記憶が留められた部位
ヴァール=ハイト : (それが損傷を受ける
ヴァール=ハイト : ア”ア”ア”ア”ア”ア"(明らかに今までとは違う挙動
鏡さんが入室しました
アルバ : …、ううん。(隕石の着弾した箇所に―――赤い花がぽつ、ぽつ、と咲き始める
ヴァール=ハイト : ア”ア”ア”……
夏凛 : (ヴァールの背に浮かぶ鏡
アルバ : (ぼくはむしろ、 『こういう時』の為に―――……ココに来た筈だ。
ヴァール=ハイト : ア”イ”ヲ……ア”イ”ヲ……
夏凛 : あー、ごめんごめん。センセ。アンタの出番取っちゃったわ。
アルバ : 、っは?(なんか聞こえる声に素っ頓狂に
夏凛 : (否、鏡のように風景を映し出す対影の魔術
ロゼ : ――、、! ッ……手応えが、、、あるなら……!(至近距離に踏み込んで、再度突き立てようと
アルバ : ちょっと待ってくれ、、霊体ダメージ回復おじさんじゃないぼくの【役割】は一体!?
鏡さんが退室しました
ロレ : 何か混ざってる……
ココスさんが入室しました
ココス : にゃーっはっはっは!(鏡のような宝石が割れ――中から猫耳娘が飛び出してくる
ココス : (飛び出てきた姿は既にレウカへの換装を止めており―新たな四肢を生やしている
夏凛 : 礼装召喚☆4 宝石魔術・対影。 今日のアタシはサポート役だっての。
ココス : (前面のロゼと背面に突如現れたココス。インファイターでヴァールを挟み込む布陣
ヴァール=ハイト : ア”ア”ア”……
ヴァール=ハイト : (ロゼの刺突が突き立てられるとともに……
ヴァール=ハイト : (ヴァールハイトであったものの肢体は地面に崩れ落ちる
ヴァール=ハイト : ………
ヴァール=ハイト :    
ヴァール=ハイト : (ヴァールハイトであった抗魔金属の塊は、機能を停止した。
ロレ : ……。……、 止まった、の?
ヴァール=ハイト : (……
ヴァール=ハイト : (……ように思えた。

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最終更新:2019年06月10日 02:44