夜の帳が下りる [グリアスVSキアシスの民]

キアシス第五区さんが入室しました
キアシス第五区 : (日が暮れ、夜になった。
キアシス第五区 : (夜な夜なサバトが繰り広げられていたキアシス北部の件の広場。
キアシス第五区 : (ネムロス邸跡地。
グリアスさんが入室しました
グリアス : (暗闇に一人たたずむ老魔法使い。
グリアス : ゴホッ……。
グリアス : (受ける手が赤く染まる。病から来る吐血だ。
グリアス : んーー、
グリアス : 少々待ちくたびれたのう…。
グリアス : しかしあのシエルとかいう流行りもんのせいで計画はおじゃんじゃな…。
グリアス : キアシス全てを壊してやろうとおもったのにのぅ。
グリアス : まぁいいじゃろ…。本体の見当はついておるしのぉ。
グリアス : アンプルぶっ刺して泣かしてやろうかの。
グリアス : 「私がシエルです」って書いた紙と一緒に洗脳状態全世界配信。そんで汚い罵り言葉を垂れ流させてコンプラでBANじゃ。ウキウキするのぉ。
グリアス : お気に入りの娘もいるようじゃし、うまくいくじゃろ。フォッフォ……
グリアス : …………。
グリアス : ……さて、
グリアス : (グリアスが宙を眺めると、
グリアス : (そこには通常では信じられない量の魔力渦が。
グリアス : さて……スタートと行こうかのぉ!
グリアス : (そして、その魔力渦を依り代に、術式は展開される。
グリアス : (一個の術式から別の術式へ。夥しい数の魔法陣が連鎖式に展開されていく。
グリアス : いくぞ! 技 能 召 喚 ・ か  れ い  ど  す  こ  う  ぷ ! 〈万華鏡の如し〉
グリアス : (その時、巨大な閃光がキアシス一帯を包む。
グリアス : (通常では考えられない量の魔力の使用から来る眩い魔力光の放射。
グリアス : (そして、その光はグリアスの体内に注ぎ込まれていく。
グリアス : おほおおお…!!満ちる、満ちるぞ!!!(グリアスの体が輝き、光は収斂する。
グリアス : ………
グリアス : いんすとおる完了まで二時間弱ってとこかのぅ。
グリアス : いんすとおる終わったら、世界をいっぱい滅ぼしてその魔力で、あんち・えいじんぐと行くんじゃ〜、わし。
グリアス : ついでにヴァースを滅ぼしてからのぉ……。フォッフォ…。
グリアス : ……
グリアス : む……。(何者かの接近の気配を感じる。
グリアス : さてぇ……
グリアス : そろそろ、ぱーちぃの始まりじゃて…。(下劣な笑み
カルクさんが入室しました
カルク : ――(バチィ ッ  荒れ果てた広場の端に着地する 発行する人影
カルク : …(全身帯電した状態 足下の草地を焼き焦がし、ゆっくりと立ち上がる。
グリアス : ほぅ…。(人影を眺める老魔術師
グリアス : ……なんじゃい、イーグレットのぼんぼんか…。(少々がっかりした様子で
カルク : …(数十Td離れた場所で対峙。グリアスを見据える
グリアス : 少々小物じゃが…、
カルク : …おや。存じているとは思いませんでしたね。
グリアス : がきを蹂躙するのは嫌いでないからのぉ。ふぉっふぉ。
グリアス : 腑抜けのイーグレットはここらでは有名じゃろう。
カルク : 古の魔術の大家にお見知り置き頂けるとは光栄ですね、老グリアス公。(真顔で吐きながら、
グリアス : 前々から嫌いじゃったんじゃよ。甘い理念ばっかり唱えおる……。
グリアス : だから夫婦二人、仲良く狂乱しながらアンプルをぶっ刺しあう光景は爆笑じゃったのぉ〜!!!
グリアス : いいもんみれたわい。
カルク : …――。(変わらず真顔、だが、明らかに形相を変える。
グリアス : 怒り、怒り。結構、結構。
グリアス : まずはお前のその怒りの形相が……、
グリアス : 諦めに代わり、恐怖に代わり、そして絶望へと変っていく様子を楽しんでやろうかのぉ!!!
カルク : ……。 何故ですか。(つとめて抑えながら、訊ねる
カルク : 老境に達して、……何故わざわざ、この様な事を。
カルク : 自らを投獄したキアシスへの復讐ですか?
グリアス : ……。(ぴくりと眉が動く
グリアス : 単純に好きじゃからじゃよ。力による蹂躙が!!
グリアス : 小僧の腑抜けた理想も、ひっぺがしてくれるわ!!!
グリアス : (その時、仕込まれていた術式が展開される。
グリアス : (魔力の奔流が周囲を覆い
カルク : ――えぇ。どうぞ『力尽く』で。 …出来る物ならば。
グリアス : (そして、周囲の人物を別の空間に連れ去る。
キアシス第五区さんが退室しました
グリアス : ––––––––
カルク : 、―――(空間転移!? 否、これは……!
グリアス : (やけに音が響く、がらんどうな人工空間。
グリアス : (周囲には、何もない。遠くの風景が時折歪む。
カルク : ………。
グリアス : (人工的に作り出された閉異空間。
グリアス : (ーーーーキアシス・《どこでもない場所》。
どこでもない空間さんが入室しました
グリアス : (にこにこしながら、遠くからカルクの姿を伺っている。
カルク : ………(ココは、……彼の保有空間と言った所か。
カルク : …周囲を気にしなくて良いなら、ちょうど良いですね。(ポツリと呟くと、片足を踏み締め
グリアス : (空間はあらかじめ何らかの性質を帯びているようだ。術式だろうか。
グリアス : ほっほっほ、勇ましい勇ましい。
カルク : ――往きますッ(バチィッと帯電 雷を帯び発光しながら、グリアスに向け一直線にダッシュ。
グリアス : ぶち殺してくれるわ……。(グリアスの体内に埋め込まれたスフィア《記録者》が動き始める。
カルク : 殺せるモノなら、どうぞ。(一気に距離を詰め――
カルク : (愚直に右ストレート!
グリアス : (右ストレートをもろに受ける
グリアス : (そのまま転がる
カルク : ――ッ!(頬を雷パンチで殴り抜く
グリアス : (風魔法で後退し威力を殺す
グリアス : (その時……、
グリアス : (かちこちかちこちかちこち
カルク : ……、、(勢い付いたまま、転がったグリアスを見たる
グリアス : (かちん。スフィア《記録者》は記録した事象を再生する
カルク : (直感。…こうもすんなり攻撃が通る筈は無いと。
グリアス : ワシ式!!かれいど・すこおぷ 〈万華鏡の如し〉!!
グリアス : (空間が歪み、カルクとグリアスの距離が遠く離される
グリアス : 痛いのぅ……敬老精神のないやつじゃて……
グリアス : そろそろ本気を出すかのぉ。(詠唱開始
カルク : ――!(広い広い固有空間。一瞬のうち遠くに
グリアス : 冥界から現れるのは悪辣なる巨腕!
グリアス : さあ、存分に暴れて、ぶっ潰すのじゃ!!
グリアス : –––––『蹂躙する悪手』(人よりもはるかに巨大な闇属性の手がグリアス付近の地面から生えてくる。召喚魔法。
《蹂躙する悪手》さんが入室しました
カルク : 距離操作…、(再び雷ダッシュで接近。何はともあれ、敵には近付く。
《蹂躙する悪手》 : (2mほどの漆黒の手がグリアスの眼前に
グリアス : ワシが近距離弱いって誰が決めたぁ?んんんー?(詠唱開始
グリアス : 老人をいたわることのできぬ心なき若者には
グリアス : お仕置きじゃあ!!
《蹂躙する悪手》 : (接近するカルクを握りつぶそうとする巨大な手
カルク : せめて労わりたくなる老人に言って欲しい言葉ですね――…(巨手を見上げて
カルク : (自ら突っ込むように飛躍
《蹂躙する悪手》 : ガシガシゴシゴシ!!!(カルクを握り、潰そうとする
カルク : (――握られる五指に捕まり――   ミシミシ   メキョッ
グリアス : おろっ……
グリアス : 歯ごたえのないやつじゃのぅ…
《蹂躙する悪手》 : (蹂躙する悪手はカルクを無残にも握りつぶす
カルク : ―――(手の中で一寸。抵抗が失せる
《蹂躙する悪手》 : (ぐしゃり
カルク : ― ― ―
グリアス : ……もうちょっと説教してやりたかったがのぅ。
グリアス : まぁイーグレットのぼんぼんならこんなもんじゃろ。
カルク : ――――  (そして
グリアス : さて次いくかの。(第五区、そしてキアシスの様子を魔法による遠隔視によって眺め見る
カルク : ―――― (何もない空間に パァッと光が照らす
グリアス : ん……?(虚を突かれる
カルク : ――― ―   (ゴ  ウン ッッ  と 悪手が内側から弾け飛ぶ
《蹂躙する悪手》 : (弾け飛ぶ
《蹂躙する悪手》さんが退室しました
グリアス : どういう手品じゃこれは……(やや苛立った表情を見せる
カルク : ――(9。(炸裂する金色の光の奔流 ――宙にあるソレは、豪速でグリアスへと飛来!
グリアス : (詠唱、無理、避けれず
カルク : (爆発的な魔力の奔流 黄金の螺旋がグリアスに迫り来る!
グリアス : (再生、不可
グリアス : (ならば……
グリアス : そりゃあっ!!!ーー『炸裂する閃光』(さきほどの詠唱魔法発動
グリアス : (爆裂する正拳突き。ゼロ距離爆破拳を黄金の螺旋に打ち込む。
カルク : ―――ッッ!!(爆破と竜巻が激突 凄まじい衝撃の波が発生する
グリアス : ムゥ……(衝撃の波に体を揺さぶられるが
グリアス : (歴戦のカンから次の詠唱にすぐさま移る
グリアス : 喜び、憎しみ、苦しみ、愛。(詠唱開始
カルク : ―― ッッッ(一度死んだ分のバフは……一度死んだ分のバフだ! 単純な拮抗勝負なら――
グリアス : すべての感情などくだらぬ。
グリアス : この君臨する力の前では…!!
グリアス : ーー『君臨する超常』(空間全域を飲み込む無属性の大爆発
カルク : ―――っ、けるかァッ!!(爆破拳に打ち勝ち、グリアスに迫り来る閃光
グリアス : (迫り来る閃光に対してニンマリと
グリアス : (それもそのはず、グリアスの最も信頼を寄せる魔法
グリアス : (空間の一点から自ら以外すべてを飲み込む圧倒的な爆裂
カルク : ――――  ッ  (大爆発に晒され――
カルク : (る――が―――
グリアス : 原理は分からんが、無限に復活できる人間なぞおらん。(グリアスの体内に埋め込まれたスフィア《記録者》が動き始める
カルク : …(―― 0。(そう、『無敵時間』だ。
グリアス : 世界は有限じゃからの。単純な話じゃ。
グリアス : ならばハメ手!お主が生き絶えるまでハメ殺しじゃ!!!
グリアス : 無能なイーグレットの家に生まれたことを後悔するがよい!!!
カルク : (――タイムリミットがギリギリで圧倒的爆裂を無効化。
グリアス : (悪辣なる大爆笑とともに
グリアス : ……ふえ…?
カルク : ―――ッッッ!!(竜巻閃光がグリアスに  大 激 突
グリアス : ぐ……ぐ お お お お ! ! (防御する術なく閃光に曝される
カルク : ――――(超シンプル!超パワーの体当たり!雷属性故に防御貫通付きだ!
グリアス : (真っ正面から喰らい、押しやられていく。もちろん改造人間(魔)であるため通常の人間より防御性能はきわめて高いが………
グリアス : これは……怒り……怒りか……?
カルク : (空間の端―――あればだが―――までいっぺんに吹っ飛ばす勢いで激突。
グリアス : (かちこちかちこち……
グリアス : (こちん。リアスの体内に埋め込まれたスフィア《記録者》による空間操作(ワシ式カレイドスコープ)がグリアスとカルクの距離を遠く引き剥がす。
カルク : ―――ッッ、、、(ズザアァァッ、、と地を削りながら着地 無敵は切れたが、発光―…バフはまだ続いている
グリアス : ごほッ…がは………
グリアス : さすがに死ぬかと思ったぞい……
カルク : ――はっ、……黙って聞いてれば言いたい放題…。
カルク : 力による蹂躙? 何処がですか?
カルク : 貴方がやっていたのは洗脳。不意打ち。 コソコソ隙を突いてただけじゃないですか?
カルク : その洗脳だって魔本<道具>頼みと来た。
グリアス : ふむぅ……。
グリアス : ちと、カルシウム足らんのじゃないかの。ふぉっふぉ。
グリアス : お主一体何に怒ってるんじゃ?
カルク : …貴方の力で成した事なんて、本当は何一つ無いんですよ。(ざ、と再び歩み始め
グリアス : 言ってくれるのぅ若造が。
カルク : 貴方の時代はとうに終わってます。 ――とっとと消えてください。老害。
グリアス : 眠たい理想が好きなようじゃのぅ(詠唱開始
グリアス : ワシがちょっと眠気覚ましに
グリアス : きっつい霧でも食らわしてやろうかのぉ!!
グリアス : ーー『激烈なる横暴』(フィールドにいる人間の魔力を吸収するとともに知覚を蝕む黒い霧が全体に立ち込める!
どこでもない空間 : (人工的に作り出された閉異空間の風景に一瞬ノイズが走る。
どこでもない空間 : (何者たちかが、侵入を試みているようだ。
どこでもない空間 : (––––そして空間は「老害」という言葉にカルクの感情の揺れ動きを察知する。
カルク : ―――。(ノイズ走った空間で、
どこでもない空間 : (感情の疼きの現れとともに、異空間に仕組まれた術式が発動する。
どこでもない空間 :  《 悪 辣 な る … … … 》
どこでもない空間 : (悪辣なる感情の渦がカルクを呑み込む。喜びは悲しみに、愛は憎しみに、勇気は絶望に、
カルクの抱く感情が反転する。
カルク : ―――  ―ッ (コレは―――…
カルク : ――(カルクの抱く感情は 「怒り」と……
グリアス : ふーむ、ハメ手ハメ手……。そうじゃ。
カルク : …… (そして立ち込める霧にじわじわと魔力を奪われる。
グリアス : 気に食わん術式じゃが……。(グリアスのスフィア《記録者》がカチコチと音を立てて再生準備を始める
カルク : ッ  何、で… ―――…(途端に混沌とする感情の渦。…拙い、コレに取り込まれては――
グリアス : (おそらく時間を稼ぐ類の魔術だろう。魔力切れによる無力化を狙っていく、ということか。
カルク : ――ッッ、、、(うっと胸を押さえる いつものすました面影は既に何処にもなく…
グリアス : (黒い霧とともにあたりに虹が立ち込めていく
カルク : 、 ―――(ちかっと、エプロンのポケット越しに光。
グリアス : (スフィア《記録者》は術式《第五の元素》を再生する。
カルク : ――― ……(そして、戦況に見合わない、気の抜けたコール音が空間に響く
カルク : …… つながった。 (ポツリと呟き
カルク : ッッ (気力を振り絞ってポケットからスマホ取り出し――
カルク : (グリアスの中空にぶん投げる!
どこでもない空間 : (火・水・土・風、さまざまな属性へと変化する可能性を秘めた幻想気体《第五の元素》
スマホさんが入室しました
どこでもない空間 : (グリアスの失脚の原因となった魔術師の使用していた術式であった
グリアス : フン、燃え尽きよ…。(スマホの進行方向にある虹色の気体は爆炎へと姿を変える!
スマホ : (薄小型のスマホ。 液晶が明滅している。
スマホ : (”どこでもない空間”と称されるそれは、現し世より切り離された固有空間。
スマホ : (ましてや家電一つの電波など、何処にも繋がるはずがない。それが道理。
スマホ : (――だがここに例外が存在するとしたら。
スマホ : ―――――(プリズムの煌めきが2人を照らす
カルク : 、―――……
スマホ : (ネオン光レーザー>幻想爆炎
どこでもない空間 : (幻想爆炎は相殺される
グリアス : ふぉっふぉっふぉ。噂をすればのぉ……。
スマホ : (そのまま光のスコールは大地を洗い、魔力を奪う霧と、悪辣なる術式を削っていく
グリアス : その術式、見覚えがある。(光のスコールに対し防御壁を展開
スマホ : (光が防御壁を叩くが――流石の頑強さに弾かれる
グリアス : 生配信させにいく手間が省けたかの❤︎
スマホ : (次いで、光が編まれゲートとなり、中から人影が飛び出してくる
どこでもない空間 : (霧、悪辣なる術式、第五の元素は消失する
カルク : ――…(払われゆく霧を見て、人影を見て
スマホ : (――それは  強烈な”朱”と
カルク : ……来れたんです、  …ね――(人影を見て――?
スマホ : (――突き抜けるような”蒼”の光
スマホさんが退室しました
ロゼさんが入室しました
ロゼ : (相反する光の二重螺旋を纏って、少女が降り立つ
グリアス : ふーむ、なんか増えおったかの。(いんすとおるの高まりを感じている。
グリアス : ま、いいじゃろ。
カルク : ―― …… (やろうとしていた事は、フィッチャー戦でやった事に近い。ネムロス邸の座標を調べた上で…
ロゼ : ――……誰かと思えば。 隠居してたお爺様に、世話になってる店員さんだなんて。
カルク : (…スマホを媒介に転送を行う。 異空間に連れ込まれた時点で、使えなくなったと覚悟したが――これは――…
カルク : ……ええ。いらっしゃいませ、お客様。
ロゼ : (彼女を知る者ならまずその違和感に気付く。 彼女から、”魔力反応が出ている”
ロゼ : 世の中。判らないものね。 ――ええ。 まだ、戦えるかしら?(カルクに目配せし
グリアス : ……誰かと思えば、能無しのぼんぼん。小学校から魔法のお勉強でもやりなおしにきたかの。……ん…?(ロゼの魔力反応に気づく
カルク : 勿論。(即答し
ロゼ : (魔力反応<ソレ>はおかしい。 彼女は炉心無し。 優秀な回路を持ち得ながら持て余していた、文字通りの能無しである筈
グリアス : ……まぁ、能無しが増えたところで、じゃて。
ロゼ : ええ、じゃあ――(ジリ、とグリアスに向き直して
ロゼ : 第二ラウンドよ――!(燃え滾る蒼<ブレイズ・ブルー>が、突撃する――!
グリアス : 小学生にはちと早いかもしれんが(詠唱開始
グリアス : 深淵なる魔術の片鱗、味わうがよい!
グリアス : 弱き希望を砕く薄氷よ!!
グリアス : ーー『深遠なる群氷』(触れるものを切断する無数の高速回転する円形の薄氷が召喚され、一斉にロゼに放擲される。
カルク : …詳細は後に聞きましょう。 (バチィッと帯電し
カルク : (突撃するロゼとは別角度から。回り込むようにしてグリアスに接近する
グリアス : (そして、グリアスのスフィア《記録者》は再生の準備動作を始める……
ロゼ : (駆ける速度を緩めくことなく――手をかざし―― 魔力放出!
グリアス : ……冥界から現れるのは悪辣なる巨腕!(高速詠唱
ロゼ : (術にも呪にも成り得ていない、単純で高出力の魔力を薄氷群にぶつける!
グリアス : –––––『蹂躙する悪手』(簡易詠唱のため規模はさきほどより小さいが、カルクの眼前に巨大な闇属性の手が地面から生えてくる。
グリアス : (薄氷は砕かれる
カルク : っは、先程と同じ手は――…喰らった所で仔細ありません、がっ(拳を振り被り
グリアス : (ふむぅ……自信を感じるのぉ……。(ロゼを見やりつつ
ロゼ : (先の戦いで穂先が折れているが――剣を抜刀。 そのまま刺突しにかかる!
グリアス : (こういう奴は感情を吐露させればイチコロじゃが…、さてどうするか。
カルク : (拳から巨手に放たれる電磁衝撃波 ――霧に魔力を幾らか奪われたとはいえ、凄まじい威力―!
グリアス : (……カチン。スフィア《記録者》は《第五の元素》を再生する。
グリアス : (せまりくる二人との間に壁となるように第五の元素を張り巡らせる
グリアス : (一歩でも踏み込めば自動起爆するだろう
グリアス : (電磁衝撃波、刺突に対して爆裂。
グリアス : し  ま  っ …  …  
ロゼ : ――ッ (爆裂し上空にふっ飛ばされる) こ、の!(――が、すぐさまネオンブースト!
カルク : ッ! (巨手を蹴り倒し《第五の元素》範囲内にフッ飛ばす
グリアス : (巨手は爆散する
グリアス : (同時にネオンブーストに対してもオートで爆裂が生じるが…
カルク : ッ――!(爆裂に煽られ一旦後退――…光が強くなったようだ。
グリアス : (ここで歴戦の経験が仇となった計算違いに気づく。
ロゼ : (光が何度も空を蹴り――連鎖する爆裂を次々と抜け出すように 稲妻めいて急乱降下
ロゼ : く ら え ェッ!!(爆裂突っ切り、突撃キック!
グリアス : (爆発四散を前提とした人間と戦ったことはグリアスにはかつてなかった。
グリアス : (その一瞬の隙が判断の遅れをもたらす。
グリアス : (ロゼのキックは直撃する
カルク : ―― ふっ。(その通り。口の端吊り上げて 
カルク : (魔力の奔流を纏い、雷の火花を散らしながら、《第五の元素》範囲内に突っ込む――グリアス目掛けて!
カルク : (爆裂・強化。爆裂。強化。何連にも爆裂を重ねながら――!
グリアス : くぉぉ……こんの、クソガキぃ……
ロゼ : ――カマしてやんなさい!(そして腕を交差し、自身をオーブ状のバリアで包む
ロゼ : (刹那遅れて発動する爆裂に煽られ、吹き飛ばされ離脱
カルク : ―――子供で結構。(全身黄金に輝きながら突撃。拳を振り被る――
カルク : てめーがムカつくからブッ飛ばす!!
グリアス : (め き り
カルク : (―――先程とは比べ物にならない一撃を―――正拳突きをグリアスの顔面に叩き込む!!
グリアス : (グリアスの顔面が文字通り、めり込む。
グリアス : (強化人間であるからとは言え、想定外の一撃。
カルク : ―――ッ!!!(拳に続けて、纏う雷光の奔流がグリアスに叩きこまれていく――!
グリアス : (一撃一撃に身体が砕かれていく。さすがに耐えることはできない。
グリアス : (雷光の奔流が終わった後に、何もない空間に、ぼとり、と倒れる老魔術師。
ロゼ : ――(そして遠巻きに着地。
カルク : ―― … ― ― … (ぜえ、ぜえ、と
ロゼ : 爽快ね。 良いパンチするじゃないの(小気味よいと微笑みつつ、指先を折って口付け、続けて翳す
カルク : 光栄です。 …溜まってたもので。鬱憤が。 
グリアス : (グリアスの肉体は死骸と化す。
ロゼ : (光で編まれた青い蝶が飛んでいき……何もない空間に留まる
カルク : ――……(大きく吹っ飛んだ先、老人の姿を眺める。
ロゼ : (蝶が光ったかと思うと、強烈なノイズが奔り――異空間に一時的な孔を開ける!
グリアス : (だが……、彼の肉体の死こそが、術式の成立。
アルバさんが入室しました
ロレさんが入室しました
ディッセさんが入室しました
夏凛さんが入室しました
アルバ : っっ、!(空間に空いた孔からぼとっと落ちる
アルバ : っ痛!(着地普通に失敗した
ディッセ : (着地し、ロレをそっと下ろす
ロレ : …(降ろされる
ディッセ : なるほど。急に反応が消えたと思ってみれば……見つからないわけだ。
夕陽さんが入室しました
アルバ : あぁ、空間ごと転送してたなんてね、……、(周囲を見渡し、状況確認
アルバ : …… …(そして、遥か遠方に倒れる躯を視認する
ロゼ : ……余計とは思わないわよ?(コツコツと躯になったグリアスに歩み寄っていく
夕陽 : ……、(相変わらずの体調だが、1、2発打てる程度には回復している…か?
ロゼ : こういうのって大概の場合――(躯に覗き込む
グリアス : フン、くだらんのう……、いやちょうどよかった、というべきか。(喋り始める死骸
ロレ : …… …
ロゼ : 、!(バッと顔を上げる
グリアス : (死骸とかした肉体はかろうじて精神をつなぎとめる。
夏凛 : (アルバの隣に降り立つが、着地失敗したアルバに手を貸すような事はしない
グリアス : (……そして、そこに膨大な魔力が注ぎ込まれる!!
アルバ : ……あぁ、 ほっとした。(ポツリと
アルバ :  …ちょっとしんみりする所だった。
グリアス : めきめき……、
グリアス : ばきばき…、ぼきぼき…
グリアス : (生きていれば曲がることのない方向に関節の節々が曲がりくねりながら、
グリアス : (グリアス・ネムロスの死骸は変異していく。
夏凛 : ほっとしたぁ? あんなん見て穏やかになるような性癖は持ち合わせてないんだけど?
ロゼ :  ッ 、拙――っ!(咄嗟に中断させようと折剣で刺突
カルク : ――…ったく、しぶといジジイですね…(もう継続して口が悪い
夏凛 : (不快そうな顔で変異するグリアスを睨む
グリアス : (膨大な魔力の量に合わせるように死骸は成長を続ける。そして……
グリアスさんが退室しました
アルバ : ……、 だって、もう。もう、あそこまで来たらさ。
アルバ : ……――斃すしかないって、思えるだろ。