虹の向こうに [キアシスの民]

ディッセ : ――――――!
スフィア《咎人》さんが退室しました
ディッセ : (余韻……衝撃、振動――続いて音が耳を劈いた
カルク : ―――……(余波、というかほぼ直撃して思いっきしブッっ飛ぶ
シエル(?)さんが入室しました
ディッセ : ――っは、、、ぁ―――、、(崩れ落ちる
シエル(?) : (皆から離れたロゼの後方上空に フッ…と現れる
ロゼ : ―――、
アルバ : だ、大丈夫!? …腕ー!?
ディッセ : (両腕から先は黒焦げ状態
シエル(?) : (普段彼女を彩っている虹は無い。 モノクロ。
ディッセ : ぁあ 大丈夫、だ。 命に別状は、、、ないさ(アルバに振り向くと、片目が金眼になっている。
シエル(?) : (瞳は虚ろ。……当然だ。今、彼女の炉心<ココロ>はココにない。
シエル(?) : 「ソレでは聞いてください。本日のナンバー。」
シエル(?) : 『キアシス街民の声』
セレン(音声)さんが入室しました
セレン(音声) : 『ぜっっったいに許さない!!』(モノクロシエルから聞こえる別の女性の声
セレン(音声) : 『女の子の身体を何だと思ってるのよ!絶対ボッコボコにしてやるんだから!』
セレン(音声) : (続けて、新米刑事やら、恋人を傷つけられた男性やら、聖天無限無窮最強最大皇爵が
セレン(音声) : (代わる代わる主張を始める
市民(音声)さんが入室しました
市民(音声) : 『抗魔金属だって!? アンプルだって!? 好き勝手しやがって…!』
セレン(音声) : 『ほら!輝空先輩も! フィウミも! なんか言ってやりましょうよ!』
市民(音声) : 『家の子は……必ず乗り越えると頑張っているのに…… 洗脳して遣われていただなんて……』
フィウミ(音声)さんが入室しました
輝空(音声)さんが入室しました
フィウミ(音声) : 『……………』(涙で声がうまくでない
フィウミ(音声) : (カルクを相当心配していたようだ。
カルク : ………(突然聞こえ出した人々の声を、呆然と聞いている
市民(音声) : 『商売上がったりよもう! マガイモノの爺さんのせいで!!』
アルバ : ……コ、コレは…… どういう趣向……?
フィウミ(音声) : 『………きらい、。でも無事でよかった。ひぐ、』(そして別の人の音声にかわる
フィウミ(音声)さんが退室しました
市民(音声) : 『まぁ、、でも……警察や、八首には、ほんと助けられたよな……』
輝空(音声) : 『わからないのかい?八首に選ばれし皆様ともあろうものが?』
カルク : 、。(目丸くして
輝空(音声) : (アルバの声は輝空には届いていない。予測で喋っている
カルク : ……………(動揺を顔から隠せず黙り込んでしまう
市民(音声) : 『俺達だって、一端の魔術師なんだから……少しは力になれたら……』
市民?(音声)さんが入室しました
輝空(音声)さんが入室しました
セレン(音声) : 『やーい、バカルク! そういう事よ!わかった!?』(フィウミに代わるように
輝空(音声) : 『悪しき老魔術師から、この魔術都市を守った勇敢なる君たちへの』
カルク : …はぁ!?(まだ口悪い
輝空(音声) : 『ささやかな感謝の言葉さ。』
ロゼ : ……(満足気に次々と繋がる”チャンネル”を聞いてる
アルバ : そ、そうかぁ……。 その為に空間ブチ開けて……?(輝空の言葉に
カルク : ちょっと待て。そういう事って何。 おいセレン?
ロゼ : (ぽつぽつと歩いて往き……何となく中心辺りへ
輝空(音声) : 『あぁ。このくらいわけないさ。』(空間をブチ開けているのはもちろん輝空ではない)
セレン(音声) : 『心配する側の気持ち考えてって言ってるの! ていうか調子出てきたじゃない?』
セレン(音声) : 『あんたどうして家族に敬語で喋るのよ!ホンットむずむずしてしょうがなかった!』
セレン(音声) : 『やっとそこそこ陰険なあんたの喋りが聞けそうね!』
輝空(音声) : 『そして、もちろん!言うまでもなく八首以外にも他の機関や僕のような学生魔術師も大活躍したわけだけれどね?ラスボスを倒した者だけが偉いわけではないだろう?さて、所で先の大戦で我らが天敵“抗魔金属”が消失したね?そうなると…僕は歴史上“抗魔金属”の攻撃を受けた最後の人物になるはずで歴史的価値が非常に―――』(不思議な力で音声が消えていく
カルク : ――っは、……知るかよ、 しないよ!
輝空(音声)さんが退室しました
夕陽 : (穏やかな表情で、音声あれこれを聞いている。
市民(音声) : 『アルバ先生! アルバ先生だー!! ひっっさびさに見た!!』
市民(音声) : 『おおおーいせんせーーー!! ってこれ聞こえてないの!? せんせ、せんせーー!!』
カルク : こんな人前でッ……喧嘩売るなら後で買うから!
アルバ : 、……(声に顔上げて
夏凛 : ふーーーん。人気あんじゃん。センセ?
夕陽 : ………、(二人の会話を見ながら。だがそこにもはや焦りはない…はずである。
セレン(音声) : 『っふーん?そうだねー、聞いてるかもしれないもんねー?』(口尖らせて
カルク : うるさい、黙って!!(目瞑って
アルバ : いやぁ……久しぶりー…?(声?の方向にひらひら手振る 困り笑顔で
市民(音声) : 『アルバ、さん…… 。  良、かった、ぁ……。無事、で』
ロレ : …………、、(にわかに賑やかな声の中、ディッセを傍で心配そうに見ている
スフィア《放蕩息子》 : (機械的だが、よく知った音声で、突如再生を始める。
スフィア《放蕩息子》 : 『昔から言っておったが、身寄りのないわしは』
ディッセ : ……、。
スフィア《放蕩息子》 : 『お前を息子のように思っていたぞ……』
アルバ : 、――――。(途端に真顔になって
スフィア《放蕩息子》 : (それが嘘なのか真実なのか、アルバを縛るための調略なのか。それとも本当にそう思っていたのか。どのような意図で残されたものだったのか。それはもうわからない。
スフィア《放蕩息子》 : (スフィア《放蕩息子》は消失する。
スフィア《放蕩息子》さんが退室しました
アルバ : ………。(斃すしかないと言った。 死に水を取るとも言った。
アルバ : (初めから、『ごっこ』だったと、…………
アルバ : ………、
アルバ : (家族は、時に呪縛だ。血の縁が無くとも、決して離れられない、……
アルバ : (………きっと、ぼくは、 彼の事を、ずっと引きずっていくんだろうな。
アルバ : (………グリアス公。 …………父のようだった人。
ロレ : …………。
ディッセ : …………(そんなアルバを見守りつつ
ディッセ : ロレ。……大丈夫か?
市民(音声) : 『ぁ、あれ夏凛ちゃんじゃない!? おーい! 夏凛ちゃーん!!』
ロレ : ……。(アルバの方を見たまま)わからない。
ロレ : 羨ましいと、思うのは、…おかしいかな。(小さな声で
ディッセ : (無言で首を振り
夏凛 : (市民の声援はガン無視
ロレ : ……。そっか。
夕陽 : (内心グリアスのメッセージにブチきれているが、アルバの表情を見ると嘘八百の世迷言とも言えないので黙っている。
ディッセ : …これまでを大事にしながら、これからを拾っていければ良いさ。
ロレ : …… うん。
シエル(?) : 『……ソレにしても。』(俯瞰するように見下ろす虚無。心無い音声。いわゆるゆっくり声
シエル(?) : 『必殺の為に開けた孔が…随分と賑やかなコトになったね…』
市民(音声) : (ロゼに気づいてやんややんやの声が聞こえる。 …そういえば学校じゃ問題児だったか
シエル(?) : 『ま、ココを広げて脱出口にするのが良さそうだ。』
ロゼ : むしろ、全部使い切っちゃえばいいのよ。
シエル(?) : 『ていうと…?』
ロゼ : 散々集められた魔力、放っておけないじゃない(ふふ、と微笑んで
ロゼ : っさー仕上げよ! たけなわと云わず心からの賛美は帰ってから存分にもらって頂戴!(折れた剣を掲げる
ロゼ : (大魔術師亡き後も、かき集められた魔力で充満した空間。
ロゼ : (――カレイド・スコープ。 彼女の家が悲願とした、根源に至る魔法。
ロゼ : (しかし、もはや、それはどうでもいい。彼女には届かないもので、彼女は別の道を見つけるのだから
ロゼ : あのご老公が騙し集めた魔力なんだから、ちゃんと返さないと!(魔力が引き寄せられていく
シエル(?) : 『タシカニ。』
どこでもない空間 : (残存した魔力から「思い」の逆流がある。
ロゼ : (残存した空間より「魔力」が、「思い」が
どこでもない空間 : (微かに、だが確実に、グリアス・ネムロスに使用されることなく、
どこでもない空間 : (キアシスの街への思いを軸とした思いの流れがある。
ロゼ : (開いた街の窓からは「想い」と「懐い」が
ロゼ : (キアシスへの軸として、 彼女の胸にある――”シエル”を通して集められる
ロゼ : ―――――――
ロゼ : (――虹が。
ロゼ : (青空に虹が咲き続けることは きっとない。
ロゼ : (誰もが長雨のなかで 肩を濡らして歩き続けている
ロゼ : (それでも 積み上げた足跡が 愛おしいと思えたなら。
ロゼ : (ひとりひとりの心臓が まだ彩を描いている。
ロゼ : ――――
ロゼ : (きっと、明日は、明日こそは。
ロゼ : (いつか雲が切れて、蒼い空が差すと信じて――
ロゼ : (幾万分の願い。 その、ひとかけらぐらいは。
ロゼ : ――届かせるわよ、シエル…!
シエル(?) : 『…』(虚無の瞳の向こう側で、きっと彼は、見守っている
ロゼ : (光の糸が折れた剣に集まり、織り重なっていく
ロゼ : (握られるは――人々の想念で鋳造された白銀の剣。
ロゼ : (――それを形容する言葉は、この世界にまだ、無い。
ロゼ : (すべてを焦がす、猛き火の力ではなく
ロゼ : (彼がもたらした、遍く照らす光の力でもない。
ロゼ : (もえたぎる願いを束ね、かがやける命の息吹。
ロゼ : (魔の金属とは全く反対の輝きを放つ、意思の奔流。
ロゼ : (其は―― 十より先に 至る。
ロゼ : ――――カレイジアス
ロゼ :      アルク
ロゼ :      キアシス――――!
ロゼ : (極光が、迸る
ロゼ : (空間を穿ち、空を抜け、雲を縫い
ロゼ : (遥か南――キアシスの向こうまで届く虹が架かる…!
ロゼ : ――ただし、、私流に返すけどね…!!
ロゼ : (巨大で長大な虹より、光のしずくが街に降りかかる
ロゼ : (それは一粒一粒が魔力であり、生命力であり、『思い』に連なるもの。
ロゼ : (残滓なる魔力はやがて還元され、閉鎖空間が消えていく
シエル(?) : 『―――』(空間が閉ざされ、元あった場所に ――――
ロゼ : ―――――――
どこでもない空間さんが退室しました
シエル(?) : (街に掛かる虹を、その御業を、
シエル(?) : (こうして勝ち取った、極彩色のハッピーエンドを、見届けて―――――
シエル(?) : 『―』(安堵に糸が切れたように、「魂」の意識はそこで途絶えた。
シエル(?) : (数日に渡る不眠。連日の戦闘。炉心を委ねる形での魔力供給。 ……単純に過労だ。
シエル(?)さんが退室しました
セレン(音声)さんが退室しました
ロゼ : ――シエ、r(供給状態解除され
ロゼ :  (すーーっと血の気が引くように仰向きで倒れる
ロゼ : (ぁ、そうか ずっとドーピングしてたようなものか。
ロゼ : (ぁ、ダメだ……意識が……
ロゼ : (巨大な虹を見て、どこか満足気に――
ロゼさんが退室しました
カルク : ……満身創痍じゃないですか。(異空間御一行を見遣って …言うて自分も何回死んだか。
市民(音声)さんが退室しました
ディッセ : ……、誰か助けを呼べるか?
夕陽 : ……、とにかく救護を手配しましょうか。
ディッセ : ああ、よろしく頼む。 皆、無理をしたからな
夕陽 : (そんな訳で携帯で救護を手配しにいく夕陽。携帯の使い方は少し覚えたらしい。
夕陽さんが退室しました
カルク : …はい。よろしくお願いします。(自分も仰向けに倒れ込みながら
カルク : (実際自分は身体ダメージに関してはチートなのだが、…この能力、痛みは威力相応に感じる。
カルク : ……。(さすがに疲れた。
カルク : (黄金のバフも失せ、後は黙ってる。
フィウミさんが入室しました
フィウミ-さんが入室しました
フィウミ- : (こっそり物陰からカルクが無事かを確認して
フィウミ- : (去っていく
フィウミ-さんが退室しました
カルク : ……(フィウミに気付かない 普段察しのいい店員(笑)の癖に…
アルバ : ……… ぁ!(ハッと正気に戻って)
アルバ : 回復なら掛けられるからお気軽にね!(一行にへらりと
夏凛 : っはぁ。そんな事言ってセンセも病み上がりでしょ? 自分はいーの自分は?
アルバ : まあこう…皆HP以上の何かを失ってるよね…(ぽぽぽ、と周囲に青い花を咲かせながら
フィウミさんは退室されたようです
アルバ : いやぁ、ぼくは基本後ろでじっとしてたしさ…山吹さんはどうよ?(汗にじませつつ笑って
夏凛 : 何それ嫌味? アタシだって今回ずぅーっとセンセの隣いましたけど?
アルバ : そうだね!サポートのサポートしてくれてた!
夏凛 : っは。たまにはね。
ロレ : ……(普通にぐったりしてる。
ディッセ : ……(少し心配そうに。 腕がハンバーグになったが割りかし余裕はあるようだ
アルバ : (――程無くすれば救護隊が来るだろう。 傷を癒し、身体を休めて、キアシスの存亡を賭けた決戦は終息する。
アルバ : (大変なのはきっとこれからだ。痛手を負った街の復興が続く事だろう。
アルバ : (自分はどうなる身かも分からないし…
アルバ : (……それでも、ああして虹が見えたように、今は長く続いた雨の後なのだと。
アルバ : (そう信じて、明日に向かうのだ。
アルバ : ――――ぁ。(ふと、空の向こうを見る
アルバ : …………夜明けだ。
アルバさんが退室しました
ロレさんが退室しました
カルクさんが退室しました
ディッセさんが退室しました
夏凛さんが退室しました