魔法を使う際に必要不可欠な、無形のエネルギーのことである。
ファンタジー的に言うとMP、SP。概ねイメージは共通すると思われる。
厳密には、生命力と精神力のうち精神力に依存するエネルギー。
また、ヴァースには「加護」の影響で周囲に魔力が割りと溢れている。
そのため、よほどの僻地でない限り魔力が無いということはない。
魔力の運用
様々な体系や様々な利用法があるが、基本的に“魔法”として使用する。
魔法使いが自身や周囲の魔力を媒材に、“魔法”を利用して戦うのは一般的な事柄。
魔力は言うなれば“万能なエネルギー”であり、使い方で何にでもなる。
体内の魔力
魔法を使わない人間などでも大抵備わっている。
またヴァースに長く居れば、魔力が宿ることもあるだろう。
人工的に魔力を宿された…ということも。まぁ色々である。
この体内魔力を用いて魔法を発動させることができる。
一般に言われる利点は、集積の時間が要らない故の速効性だろう。
また周囲に魔力があろうがなかろうが、場所を気にせずに使える。
体外の魔力
大気中や建造物、大地、また魔法具などに含まれる魔力。
中には魔力を除去されたものもあるだろうが、大抵は含まれている。
この体外魔力を用いても魔法を発動させることができる。
大抵、“集める”手間があるが自身の魔力を使わない利点がある。
また集めるだけ集めれば体内魔力よりも巨大なエネルギーにすることも可能だろう。
滅多にないことだが、大規模な体外魔力の利用で周囲の魔力が一時的に枯渇することもある。
なお、工夫次第で集積を省いたりいくらでもできる。
ここに書いてあることが魔力の全てではないことを示しておく。
魔力が使えなくなることはあるか?
たとえば封魔のような能力を受ければ、魔力が発揮できなくなることもある。
また
抗魔金属との接触で一時的に魔力関係の力が麻痺する可能性も。
『絶対にないとは言い切れない』のがBC。要注意である。
最終更新:2007年02月24日 10:43