解説
6枚目のオリジナルアルバム。ASKA曲のデモテープは友人のマンションの一室を改造したスタジオに毎日通いコンピューターで全て作られた。「ひょんな事から九州時代の音楽仲間のSENSというバンドの所に遊びに行ってこんなふうに機材を使ってデモテープが作れるんだということを知った。(略)そうやって自分でデモを作るうちに音楽に対するこだわりがどんどん出てくるわけですよ。だから自分の音楽人生を変えたって意味では所謂デジタル楽器との出会いっていうのがすごく大きいのかもしれないね。(ASKA)」全ての曲にコンピューターの音が入るという打ち込みの音が主体となったこのアルバムではC&Aの音楽の一つの転機を見る事ができる。
アルバムタイトルについては「TWILIGHT ZONE」という曲から「ZONE」と名づけられる予定だったが「Z」はアルファベットの最後の文字であり同時に始まりを示すという意味で「Z=One(ゾーン)」というタイトルがつけられた。
「TWILIGHT ZONE」「さようならの幸せ」では瀬尾一三と組んでASKAもアレンジを担当している。(12)(13)はCD化の際にボーナストラックとして追加収録された。2009年、初回生産限定高音質リマスタリングによるSHM-CD仕様にて紙ジャケットとして再発売されている。 1985年1月25日発売。オリコンチャート最高9位。売り上げ枚数7.5万枚。
収録曲
1.TWILIGHT ZONE
"作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三 飛鳥涼"
2.棘
"作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:平野考幸"
3.J's LIFE
"作詞:松井五郎 作曲:CHAGE 編曲:Light house project"
4.標的(ターゲット)
"作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:平野考幸"
5.メゾンノイローゼ
"作詞:松井五郎 作曲:CHAGE 編曲:久川譲"
7.マドンナ
"作詞:松井五郎 作曲:CHAGE 編曲:久川譲"
9.星屑のシャンデリア
"作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三"
10.マリア(Back To The City)
"作詞:松本一起 作曲:CHAGE 編曲:平野孝幸"
11.さようならの幸せ
"作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:瀬尾一三 飛鳥涼"
12.真夜中の二人[Bonus Track]
"作詞:松井五郎 作曲:CHAGE 編曲:平野孝幸"
13.SHAKIN' NIGHT[Bonus Track]
"作詞:飛鳥涼 作曲:飛鳥涼 編曲:Light house project"
関連リンク
最終更新:2019年09月07日 18:46