まあ、どのくらいの数のおなまうがいわゆるうみさんをゲットできるかは別にして、
「おなまうではまったくないんだが、しかし自分の匿名趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らないひデブIRCの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、おなまうの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、IRCのことを紹介するために
語るべき10人を選んでみたいのだけれど。
あくまで「入口」なので、精神的に疲労するばかりの連投ネタなどは避けたい。
あと、いくらおなまう的には基礎といっても極々初期の人物は避けたい。
古参おなまうが「101氏知らないのかよ」と言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
ネット知識はいわゆる「mixi」的なものを除けば、
2ちゃんねるまとめサイト程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い。
という条件で。
まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。
Frau(ふらうラジオ配信)
まあ、いきなりこいつかよとも思うけれど、「ふらう以前」を濃縮しきっていて、「ふらう以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。ネタも豊富だし。
ただ、ここで古参ネタ全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な人物について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、おなまう側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
3+5(リア♀)、JJJ(リア充ギター弾き語り)
この二人って典型的な「おなまうが考える一般人に受け入れられそうな理想的な関係性(そうおなまうが思い込んでいるだけ。実際はネット上の付き合いなんて全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「おなまうとしてはこの二人は“パートナー”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
Lizna(ゆとまう)
ある種のおなまうが持ってる家族への憧憬と、DMMをはじめとするネット通販監修のオタ的ネットライフへのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも30男な
「童貞的なださカッコよさ」を体現するリアルトーク&エロゲ配信
「童貞的に好みな女」を体現する嫁(とまさと)
をはじめとして、おなまう好きのするネタを配信のあちこちにちりばめているのが、紹介してみたい理由。
sakura(c(っ*'ヮ')っ)
たぶんこれを見た彼女は「どう見てもネカマだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系列のキャラ作りがその後続いていないこと、これが&hidebuでは人気になったこと、
アメリカなら実写テレビドラマになって、それが日本に輸入されてもおかしくはなさそうなのに、
日本国内でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
長文君
「やっぱりIRCは単発ネタが多いものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「ひデブIRCwiki」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この人物の文章にかける思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも1200文字、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「伝える」ということへの諦めきれなさがいかにもおなまう的だなあと思えてしまうから。
長文君の文の長さを俺自身は冗長とは思わないし、その長さ自体が価値であるとは思うけれど、一方でこれが
汗様だったらきっちり「それ冷静に○○してみ?」の一言でまとめてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて1200文字を発言してしまう、というあたり、どうしても
「自分の感情を形作ってきたものが捨てられないおなまう」としては、たとえ長文君がそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。文章自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
cliff(全一ひデブプレイヤー)
今の若年層でクリフの生プレイを見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
あおのとかよりも前の段階で、ひデブの技術とか立ち回りとかはこの人物で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの人物がイベントや大会でおなまうを魅了してたんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそれに参加してなくとも、なんとなくひデブ好きとしては不思議に誇らしいし、
ゲームとしての『ひぐらしデイブレイク』の面白さを知らない彼女には語ってあげたいなと思う。
juicychan(浪人全一)
浪人生の「生活」あるいは「逃避としてのお絵描き」の無意味さを人生の先輩として教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない浪人時代を毎日生きる」的な感覚がニートには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそアニメ版『らき☆すた』最終話はビューティフルドリーマー以外ではあり得なかったとも思う。
「曜日の感覚がない日常を生きる」という浪人ニートの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「浪人ニートの気分」の
源はじゅしちゃんの生き様にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に憐れんでもらえるかどうかを見てみたい。
ozisan(おじおじっ☆)
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういう汚物風味の存在をこういうかたちで萌えキャラ化して、それが非おなまうに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
bakuha(#neko民全員まとめて)
9人まではあっさり決まったんだけど10人目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に爆破猫を選んだ。
ふらうから始まって爆破猫で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、真の意味での「ひデブIRCの終わりの終わり」を告げることと
なった集団でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい人間がいそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10人目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこのおなまうは。俺の名前が入ってないじゃないか」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
最終更新:2009年07月25日 11:18