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RD-X4のIFOファイル」(2007/03/28 (水) 22:07:48) の最新版変更点

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DVD-RAMのIFOファイルの情報を元に、RD-X4のIFOファイル(TS_HDDMG.IFO)を見てみると、かなり似通った構造である事が分った。 IFOファイルのブロックは、DVD-RAMのものと若干異なり、 -ヘッダ -プレイリスト -クリップリスト -不明1 -タイトルリスト -ベンダ情報? -不明2 と、ベンダ情報と思われるデータブロックの後ろ、というか、IFO全体の長さの先に、不明なデータブロックが見受けられる。 **ヘッダ データブロックが若干異なる事もあり、ヘッダ情報は、以下の様な構造となっている。 | 位置 |長さ| 内容 | | 0000 | 0C | 識別子('DVD_RTR_VMG0') | | 000C | 04 | このIFOファイルの終端位置(= ファイル長 - 1) | | 0010 | 04 | 「プレイリスト」ブロックの終端位置(ここまでが、本来のIFOブロックなのか?) | | 0104 | 04 | 「クリップリスト」ブロックの開始位置 | | 0108 | 04 | 「不明1」ブロックの開始位置 | | 0134 | 04 | 「タイトルリスト」ブロックの開始位置 | | 0138 | 04 | 「ベンダ情報?」ブロックの開始位置 | | 0168 | 04 | 「不明2」ブロックの開始位置(0x000cで指定された位置の後ろを指し示している) | **クリップリスト DVD-RAMと若干異なり、フラグ情報が0x00000102となっており、 | 位置 |長さ| 内容 | | 0000 | 04 | フラグ?(0x00000102) | | 0004 | 04 | このブロックの長さ相対的な終端位置(= ブロック長 - 1) | | 0008 | 78 | 不明なデータ列 | | 0080 | 02 | クリップ数 | | 0082 | 04 * クリップ数 | クリップ情報への相対位置配列 | の様な構造になっている DVD-RAMのIFOと比較したとき、 |  | DVD-RAM | RD-X4 HDD | | フラグ | 0x00000101 | 0x00000102 | | 0x08からの不明なデータ列長 | 0x3c(60) | 0x78(120) | と、フラグの下位8bitの値と、不明なデータ列長に関連性が読み取れる。 したがって、クリップリストの構造は、 | 位置 |長さ| 内容 | | 0000 | 04 | フラグ | | 0004 | 04 | このブロックの長さ相対的な終端位置(= ブロック長 - 1) | | 0008 | 3C * フラグの下位8bitの値 | 不明なデータ列 | | 0008 + 3C * フラグの下位8bitの値 | 02 | クリップ数 | | 000A + 3C * フラグの下位8bitの値 | 04 * クリップ数 | クリップ情報への相対位置配列 | と思われる。 とろで、「ディスクに問題がある」といわれたHDDのクリップ数は、0x3E8、つまり、1000となっていた。切がいいのか悪いのか微妙な値。 この手のRDシリーズのトラブルの原因として、ストリームデータ領域のフラグメント問題がよく話題にのぼっているけれど、クリップ数が多すぎる事が原因なんじゃないのか??? クリップ数が900を超えたあたりで警告でも出してくれれば、このような被害は防げるんじゃないのか??? と言う事で、ここまでくれば、タイトルと、チャプタ情報を生かした状態でデータを取り出すことが可能なはず。 しかし、取り出せると言っても、パソコン上でのこと。 このデータをDVD-RAMへ書き出したり、DLNA(Digital Living Network Alliance、RD的に言えば、ネットdeダビング)で、HDDレコーダに転送できれば良いのだけれど、DVD-VRや、DLNAの資料が見当たらない…。
DVD-RAMのIFOファイルの情報を元に、RD-X4のIFOファイル(TS_HDDMG.IFO)を見てみると、かなり似通った構造である事が分った。 IFOファイルのブロックは、DVD-RAMのものと若干異なり、 -ヘッダ -プレイリスト -クリップリスト -不明1 -タイトルリスト -ベンダ情報? -不明2 と、ベンダ情報と思われるデータブロックの後ろ、というか、IFO全体の長さの先に、不明なデータブロックが見受けられる。 **ヘッダ データブロックが若干異なる事もあり、ヘッダ情報は、以下の様な構造となっている。 | 位置 |長さ| 内容 | | 0000 | 0C | 識別子('DVD_RTR_VMG0') | | 000C | 04 | このIFOファイルの終端位置(= ファイル長 - 1) | | 0010 | 04 | 「プレイリスト」ブロックの終端位置(ここまでが、本来のIFOブロックなのか?) | | 0104 | 04 | 「クリップリスト」ブロックの開始位置 | | 0108 | 04 | 「不明1」ブロックの開始位置 | | 0134 | 04 | 「タイトルリスト」ブロックの開始位置 | | 0138 | 04 | 「ベンダ情報?」ブロックの開始位置 | | 0168 | 04 | 「不明2」ブロックの開始位置(0x000cで指定された位置の後ろを指し示している) | **クリップリスト DVD-RAMと若干異なり、フラグ情報が0x00000102となっており、 | 位置 |長さ| 内容 | | 0000 | 04 | フラグ?(0x00000102) | | 0004 | 04 | このブロックの長さ相対的な終端位置(= ブロック長 - 1) | | 0008 | 78 | 不明なデータ列 | | 0080 | 02 | クリップ数 | | 0082 | 04 * クリップ数 | クリップ情報への相対位置配列 | の様な構造になっている DVD-RAMのIFOと比較したとき、 |  | DVD-RAM | RD-X4 HDD | | フラグ | 0x00000101 | 0x00000102 | | 0x08からの不明なデータ列長 | 0x3c(60) | 0x78(120) | と、フラグの下位8bitの値と、不明なデータ列長に関連性が読み取れる。 したがって、クリップリストの構造は、 | 位置 |長さ| 内容 | | 0000 | 04 | フラグ | | 0004 | 04 | このブロックの長さ相対的な終端位置(= ブロック長 - 1) | | 0008 | 3C * フラグの下位8bitの値 | 不明なデータ列 | | 0008 + 3C * フラグの下位8bitの値 | 02 | クリップ数 | | 000A + 3C * フラグの下位8bitの値 | 04 * クリップ数 | クリップ情報への相対位置配列 | と思われる。 とろで、「ディスクに問題がある」といわれたHDDのクリップ数は、0x3E8、つまり、1000となっていた。切がいいのか悪いのか微妙な値。 この手のRDシリーズのトラブルの原因として、ストリームデータ領域のフラグメント問題がよく話題になっているけれど、クリップ数が多すぎる事が原因なんじゃないのか??? クリップ数が900を超えたあたりで警告でも出してくれれば、このような被害は防げるんじゃないのか??? と言う事で、ここまでくれば、タイトルと、チャプタ情報を生かした状態でデータを取り出すことが可能なはず。 しかし、取り出せると言っても、パソコン上でのこと。 このデータをDVD-RAMへ書き出したり、DLNA(Digital Living Network Alliance、RD的に言えば、ネットdeダビング)で、HDDレコーダに転送できれば良いのだけれど、DVD-VRや、DLNAの資料が見当たらない…。

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