SynthEyesには、フレキシブルなビューポートマネージャーがあり、どう使いたいかに合わせて、ビューポートの調整を行うことが出来ます。
メイン表示は、ビュー全体でのそれぞれのビューポートの相対サイズを調整するか、既存のレイアウトから一時的に枠を変更して一時的なレイアウトを設定することが出来ます。
ウィンドウメニューを通してビューポートマネージャーで、ビューポートの数や種類を変更し、全く新しい構成にすることも可能です。
新規ビューポートを追加するためには、以下の操作を行って下さい。
まず、マネージャーを開き、ドロップダウンリストで、既存の構成と同じものを選択して下さい。(訳注:ドロップダウンリストとは、図のビューポートマネージャー左上にあるQuad(画面4分割)と表示されている部分)
そして、Duplicateボタンを押して、新しい構成名を付けて下さい。
メインユーザーインターフェースを新たに”カスタム”レイアウトとして作成したら、今後継続して使用するために、名前をつけておくべきです。
デフォルトの“Custom”のままでは、レイアウトを作成するたびに上書きされてしまうでしょうから。
メインユーザーインターフェースでは、‘7’キーで自動的に“My Layout(マイレイアウト)”を呼び出して、それをレイアウトとして選択させられます。
ビューマネージャーでは、境界(ビューポートとビューポートの間の溝)をドラッグすることで、メイン表示のようにビューポートのリサイズが可能です。
境界をドラッグするときに、SHIFTキーを一緒に押すと、縦か横の列で並ぶ別のセクションからそのセクションの境界を外します。
四分割のビューポート構成のときに試して見れば、理解出来るでしょう。
ビューポートをダブルクリックすると、種類を変更することが出来ます。
2つから分断したり、水平と垂直にしたり、ビューポートで適切なボタンをクリックするか、ビューポートの削除を行うことが出来ます。
ビューポートの削除後、通常は画面上に余白が出来るのを避けるため、残ったビューポートを再配置しなおすべきでしょう。
それが済んだら、メインウィンドウに戻って、新しい構成を使用するためにOKを押すことができます。
同じシーンファイルを再開するときには、いつでも利用可能です。
構成の設定を保存したければ、新規にSynthEyesのファイルを保存する際、ビューポートマネージャーを再度開き、Save All(すべて保存)ボタンをクリックして下さい。
構成を削除する必要があれば、それも可能です。
しかし、基本的なCamera(カメラ)やPerspective(パースペクティブ)などのレイアウトは削除すべきではありません。
個人の設定に戻したり、あるいは出荷時設定に戻したくなったら、Reset/Reload(リセット/再読込)ボタンを押して下さい。
これを押すと、切り替えることが出来ます。