もしかして: チ ゲ 鍋

チンゲ鍋とはやまもとの持ちネタの一つである。
後輩より先輩の方が受けがいいらしい。

あのですね、去年の12月ぐらいだったかな、まあね、僕、リアルの方で少し失敗しちゃいまして、
すごい凹んでたんですよ。そんでね、本当に本当に凹んでて、こんままじゃ立ち直れないなって
思って、男友達三人くらいで鍋したんですよ、キムチ鍋。いわゆるチゲ鍋ってやつですね。
そん時、三人が三人とも何らかの事情で凹んでて、鍋の材料はって言ったら白菜だとかつくねだとか本当にありふれたもんだったんですけど、ただその鍋のあったかみとかね、自分は独りじゃないんだとかいう思いがですね、食べれば食べるほどこみ上げてきてね、僕、不覚にも泣いちゃったんですよ、その時。「ああ、俺はこの味を忘れちゃいけないんだな」って思って。本当に、沈んだ心が、ゆっくり、ゆっくり、上のほうに引き出されるような感じがして。僕、もともと少食なんですけど、その時ならいくらでも食べれるような気がして、箸もって次の白菜入れよ思って鍋に手出したらなんや黒いちぢれ麺が浮いてるんですね。最初はちゃんぽんかなー思たんですけどようよう見たらどう見てもチン毛です。本当にありがとうございました。


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最終更新:2009年04月12日 01:46
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