加速したイメージは留まることを知らない。
自分の思い通りになる展開、状況。故に負けるはずもない。
しかし、そのイメージが「敗北」へ加速していたとしたら。
それをイメージさせるだけの何かが…あるのだとしたら。
「銀の刃は六度永遠を裂く」
ネイの能力を自身の能力によって上書きし、勝利したあやきは決勝の舞台へ駒を進める。
既に決勝の相手であるポコ吉は壇上であやきを待ち受けていた。
「よろしくお願いします」と不敵な笑みを浮かべる言うポコ吉と向かい合い、あやきは席に座った。
最終更新:2012年07月11日 11:27