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佳奈恵&花月ルート 其の伍

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

武士(無知)との遭遇

俺「ちょっと遅かった?」
佳奈恵「先生の、よくわからない説教があって……」
花月「……」
俺「あ、ども」
花月「初めまして○○○花月と申します」
俺「どうも、佳奈恵の許嫁です」
佳奈恵「なな、何てこと言ってんのよ!?」
俺「え、幼稚園の頃に約束とかしなかったっけ?」
佳奈恵「してないわよ馬鹿!」
花月「……{例の通り、か)」
俺「例のとおりって、何が?」
花月「私の同級生が、恋人が出来て堕落したことですよ
佳奈恵「堕落堕落ってうるさいわね……そんなに堕落好きなら砂漠にでも行ってラクダと戯れてなさいよ」
俺「それはあんま面白くない」
佳奈恵「ダメ出し、しないで……」
花月「おいくつなのです?」
俺「高2、ちょっと遠い高校に通ってる」
佳奈恵「……」
花月「……もう少し年上に見えるけれども、そんなものなのですか」
俺「ま、まあね、あはは」
で、移動中

俺からちょっと離れて、佳奈恵と花月さんが会話してんだけど、

花月「しかし、どうして付き合い始めた?」
佳奈恵「詳しい経緯はあまり教えてたくないわ。それに、恋愛とかにあまり興味ないんじゃなかったの?」
花月「それは互いの持ち分だっただろう、昔は、な」
佳奈恵「……」
花月「私は無関心だが、和泉は毒づいていた。その恋に対して憎悪を抱いていた女が……な」
佳奈恵「ちょっと、別に憎悪なんて抱いてないわよ。無関心ではあったけれども」
花月「無関心であれば、このような結末、迎えてなどいない」
佳奈恵「う……」
俺「佳奈恵からちろっと聞いたんだけれども、家が武家屋敷なんだって?」
花月「大雑把な情報ですね」
俺「正直、武家と聞いても、本家とか分家とかその程度の知識しかないんだけれども……」
花月「私も、家の詳しい成り立ちはよく理解していない、する気も起きない。己が、どれだけ精進出来るか……私の色気は、それだけです
俺「興味を表すのに色気って言葉使う人、あまりいないわな……」
佳奈恵「浮世離れしてるのよ、あまり気にしないほうがいいわよ」
俺「……俺はもう慣れ切ってるけど、佳奈恵だってなかなか……」
で、駅前の珈琲店に入る

俺「しかしまあ、雪月花だっけ?佳奈恵が社長令嬢で、花月さんが武家屋敷な娘さんで」
佳奈恵「雪の子は、公家よ
俺「マジ、で?」
佳奈恵「マジよ、市役所勤務の公務員よ」
俺「……それは公家とは言わない」
佳奈恵「がっくし、ね」
俺「……」
花月「なにか?」
俺「いや、予想はしてたけど、抹茶なんだな、って」
花月「珈琲は舌が鈍る……あまり有意義な飲み物ではありません、私にとっては」
佳奈恵「よくわからないとこにこだわり持ってるのね」
花月「ふと思えば、第三者が混じった状態ではあるが、こうして和泉と共に茶を飲むのは初めてか」
佳奈恵「そう、ね……」
俺「ありゃ、あまり一緒に遊んだりとかないんだ?」
佳奈恵「クラス一緒になったのは3年からだし……今度の修学旅行で班一緒になるけれども」
花月「京都か……寺周りの裏道をほぼ把握するほど行っているから、あまり新鮮味がないのが残念だ」
俺「まあ、友達と一緒なら、いつもの景色も違った感じに見えるんでない?」
花月「ハソクしておきます」
俺「……はそく?」
花月「把握と同じ意味です。把握の『把』に、促す、と」
俺「はぁ……把捉しました」
俺「花月さんのことをある程度把捉したとこで」
佳奈恵「覚えたからって、使いすぎよ」
俺「佳奈恵のことは把捉しまくってるから、別に構わないけれども」
佳奈恵「どういうことよ?」
俺「ホクロの数まで……」
佳奈恵「頼むから……同級生の前でそういうことは……」
俺「え、別にどこの部分のホクロの数だとは言ってないでしょ?何勝手に想像を把捉してるの?」
佳奈恵「はそくはそくうるさいわよ!!」
花月「それで、どの程度まで進んでいるのだ?
佳奈恵「……え?」
佳奈恵「どど、どの程度ってなにひょ!?」
俺「なにひょってなにひょ?」
佳奈恵「うるっさい!!」
花月「握手はもう交わしたのか?
俺「握手?」
花月「握手、です」
俺「……ああ、まあ手を繋いだかってことなら、それは付き合う前からもう……」
花月「いや、そこで了としておきます」
俺「あい、了しました」
佳奈恵「話題がえらく入り口で止まったわね……」
俺「数ヶ月前の佳奈恵は、そこが終着点のようなものだったくせに」
佳奈恵「これが、汚れるということなのね……」
花月「付き合い始めて二ヶ月足らずで、握手までこなすものなのか……
俺「握手の段階をどれだけ高い位置に置いてんですか……?
花月「失礼を承知で言わせて頂くと、○○さんは遊び慣れていそうだから、今さら握手如きで何も感じないのかもしれないが……私にとっては、番(ツガイ)が手を交わしながら道を歩く等……」
俺「もし彼氏が出来て、『手つなご♪』って言われたらどうすんの?」
花月「今は何とも言えませんけど……仮にそうなったとしても、あらゆる状況を前もって分析、またその後も常に端倪(タンゲイ)するので……何も気がかりなことはない」
俺「ほぅ」
花月「もっとも、恋人など、私にとっては邪魔なだけです」
俺「邪魔、ね」
佳奈恵「私も前は、恋人どころか友達にもそう思ってたけれども……」
花月「だからこそ、残念だと言ったはずだ、和泉」
佳奈恵「それは残念だったわね、ふふ」
俺「昨今の中学生って、こんな感じなのか……」
俺「どころで、次の日曜、二人は北辰テストだよね?」
佳奈恵「そうよ」
俺「会場は?」
佳奈恵「私が○○高校で、貴方が……△△高校だっけ?」
花月「そうだ」
俺「ああそうなんだ、当日よろしくお願いします」
花月「?」
俺「試験監督のバイトで、当日俺△△高校に行くから」
佳奈恵「え?あのバイトって高校生できるの?」
俺「ちょっと色々とゴリ押しで……雇ってもらえましたから」
花月「目的を果たす為なら、手段は選ばない性格なのですか?」
俺「まあ、そうかもね。そんな、強い目的持ってるわけでもないけど」
佳奈恵「けれども、私としては会場一緒にならなくてよかったわ、集中出来るし」
俺「だね、俺も試験時間中にちょっかい出すだろうし」
佳奈恵「……日給貰えなくなるわよ?」
俺「それは勘弁。つか、もう5時か……そろそろ」
佳奈恵「そうね」

花月さんが立ち上がり、

花月「では」
俺「あい、楽しかったよ。日曜会ったらよろしく」
花月「……失礼します」
花月さん、去っていく


ウブだナー 握手の段階が山のてっぺんに見えるべ 恋人はいずれ作らねばならんのだよ…
モテなくとも…幸せは来るんでしょうかねぇ…(泣) しかし何の影響でこんな口調になったのやら
つか花月さん、笑いなよ

猫モードに尾行

佳奈恵と俺は、まだ珈琲店でまったり中

俺「ふぅ」
佳奈恵「……なかなか、凄い子じゃない?」
俺「疲れたよ、色んな意味で」
佳奈恵「けど、中3なってからかなり変わった気がするわ……花月さん」
俺「いやでも、試験監督の嘘ついたとき、高校生は出来ないんじゃない云々のフォローは、うまかったね」
佳奈恵「ごめんなさい、あの時は本気で高校生だと錯覚して素で聞いただけだったから」
俺「おいこら」
佳奈恵「高2で偽ったみたいだけど……大丈夫なの?」
俺「相手に嘘プロフィール教えた場合、きちんと全部メモしてあるから大丈夫。辻褄も全部合わせられるから」
佳奈恵「……色々と凄いわね」
俺「脳トレですよ」
佳奈恵「それで……これからどうするの?私たちも帰る……の?」
俺「今日俺、バイトないけど……ちょっと日曜の試験監督員のバイトで、上履き買わなくちゃいけないから……それだけいい?」
佳奈恵「いいわよ、行きましょうか」
上の階に移動して、文房具やらの学用品が売ってるとこへ
見当たらないので店員に聞くと、上履きは店の反対側にあるとのことなので、移動
で、途中

佳奈恵「どうかしたの?」
俺「さっきから、花月さんが微妙についてきてるんだけど」
佳奈恵「え、どこよ?」
俺「微妙すぎて、佳奈恵じゃ気付けないと思う……馬鹿にしてるわけじゃなくて」
佳奈恵「……あ、わかった」
俺「なんでだろ?」
佳奈恵「ま、気になるんじゃない?でなければ、私の彼氏を見てみたいだなんて言わないわよ」
俺「かね」

上履き購入
花月さんを撒くために、エレベーターで屋上へ移動
駐車場の屋上だけれども、誰もいない

佳奈恵「誰もいないし暗いし、寒い……」
俺「じゃ、戻る?それとも、ちょっとだけいちゃつく?
佳奈恵「……」
俺「……」
佳奈恵「……別に、いちゃつきたきゃ、いちゃつけばいいでしょう?」
俺「じゃ、もうちょい隅っこのほう行こうか」
佳奈恵「……把捉したわ」
隅っこ
俺と佳奈恵が、お互いの肩に軽く手を乗せて、向き合ってる状態

俺「……」
佳奈恵「どうする……の?」
俺「考え中」
佳奈恵「……いくら人いないからっていっても、来ないとは限らない場所なんだから……」
俺「ま、そういう場所なんだし、あまりキツいことは出来ないから……」

ってことで、抱き寄せる

佳奈恵「……」
俺「お、無反応?」
佳奈恵「やっぱり、微妙に緊張するわ……ここだと」
俺「へーきだって、気を楽に気を楽に」
佳奈恵「……甘えてもいい?」
俺「猫語ならいいよ
佳奈恵「にゃぁあ~ん♪
俺「あれ、今日は従うの早くない?」
佳奈恵「どれだけ……我慢してたと、思ってるのよ……?
俺「ああごめんごめん、いいよ、好きなだけ甘えて」
佳奈恵「猫語で?」
俺「イリオモテヤマ猫語で
佳奈恵「……いっ、いりおもて~」
俺「だめだめ、ちゃんと出来なかったから仕置きね」

首をさわさわする

佳奈恵「うにゃっ!?にゃは、あ……
俺「あい、正面からも」

で、キス
あとはもう、色々と
佳奈恵「もう無理だから……っ、おはっ、終わりに……
俺「あいあいさ」

佳奈恵、女子トイレから出てくる
佳奈恵「はぁ……」
俺「けど最近は結構、前に比べてそこまでじゃないでしょ?エロいこと」
佳奈恵「それはもう、初めてのときの衝撃に比べれば……全然よ」
俺「……ま、現段階じゃ、俺もこれ以上のことは佳奈恵にしてやれないから、あんまり急がずに、のんびりとやっていこうかね」
佳奈恵「そしたら今度は、私が貴方のことを弄ぶ番よ」
俺「それは無理じゃないかねぇ?にやにや」
佳奈恵「口でにやにや言わないでよ、まあ、見てらっしゃい?」
俺「楽しみにしてますよ」


トイレは性欲処理用ではありません。排便用で御座います。ね~こねこ、ね~こねこ♪(死んでろ)
武士は忍びに変わり、尾行をす…はて、何故に尾行をしたのやら? 後半カオス過ぎて読めません そして一言
お嬢、トイレの使い方はそんなんじゃねぇぇぇええぇぇぇぇぇええぇぇぇぇ!!!

花月との昼食の約束

朝一番の仕事が、試験会場に来る中学生達の誘導で、
俺は駐輪場の整理係だったんだけれども……

俺「お」
花月「……」
俺「おはよう」
花月「……おはようございます」
俺「なんか調子悪そうだけど、平気?」
花月「心配いりません。無難な体調です」
俺「OK、把捉した」
花月「揶揄と受け取っても、構わないのでしょうか?」
俺「朝っぱらから、そんな文語使わないで……まだ頭働いてないんだから」
花月「和泉が、同じ会場でなくて残念がっているのですか?」
俺「いんや、俺と一緒じゃないほうが、全力でいいんでないの?」
花月「……」
俺「まあいいや、後ろ詰まってるからチャリ置いてくれる?」
花月「今日は何時に終わるんです?」
俺「3年の試験は13時頃解散かな。俺は15時まで仕事あるけど」
花月「……把捉しました」

で、そこはいったんお別れ
会場外での仕事を終え、担当教室へ
入ると、花月さん発見、しかも最前列

俺「……」
花月「……」

とりあえず、国語の試験を終了
何かしら話しかけてくるのかな?思ったけど、特に向こうからの接触はなし
で、俺は俺で色々やることあったので、特に接触なし

そのまま、5科目目終了
3年生、退室
俺もまた、すぐ誘導の持ち場に行かなくちゃいけなかったので、色々書類確認
その間に、みんな教室から出て行ってしまったが、
約一名、最前列に、着席したままの子が……
俺「何してんの?」
花月「すぐは、混みますので」
俺「人混み嫌いなタイプ?」
花月「嫌いではないけれども、状況に対し念は入れます」
俺「そかそか」
花月「この近くに、マクドナルドがあります」
俺「はい、ありますね」
花月「そこで待っていても構わないですか?」
俺「構わないよ、でもいいんだけど……一応今は、恋人いる身分になっちゃってるから……」
花月「和泉を同席させるのは?」
俺「ならいいんでない?終わったらそれ含めて連絡するよ」
花月「……把捉しておきます」
で、お別れ
帰りの駐輪場では会わなかった


ココは序章 さてさて、始まりますよ~(メルブラの琥珀さんボイスで)

前半SM、後半お知らせ

昼食べて清掃して、結局終了したのが二時半頃
すぐに佳奈恵にお電話

俺「やほーい」
佳奈恵「あら、珍しいわね?」
俺「試験どうだった?ってのを、家庭教師として確認するまでですよ」
佳奈恵「そうね……全部あってるんじゃない?」
俺「おお、超強気」
佳奈恵「当然よ、出来たもの」
俺「じゃ、総合偏差値が70越えなかったらウサ耳してくれる?」
佳奈恵「……え?」
俺「もし70越えてたら、なんでも言うこと聞くから」
佳奈恵「……そういうのは、受ける前に言いなさいよ……」
俺「まあそんなSM談義はどうだっていいんだ、これから会えない?」
佳奈恵「これ……から?」
俺「あのー、ね。今日やっぱり花月さんに会って、マックで食事しないか誘われたんだけど……」
佳奈恵「……そう」
俺「二人きりってのは色々不味いと思うから……」
佳奈恵「悪いんだけれども、今日は無理よ……これから友達と遊びに行くところだから」
俺「そう……わかった」
佳奈恵「けれども、会うのは構わないわよ?」
俺「んー、でも俺がなんかなぁ……」
佳奈恵「貴方が私のことを信頼してくれてるのと同様、私も貴方のことを信じてるから……
俺「……」
佳奈恵「今さら、そんなことで気分悪くなったりしないわよ」
俺「わかりました。じゃ、友達との遊び楽しんできてね」
佳奈恵「ええ、さようなら」


うどんげいーん、うどんげいーん 実は僕そんなに東方知りませぬ ウサ耳も良いがネコ耳を(ry
下から5つ目の文=致死量

現代武士のギモンやグモン

で、マックに到着
1階にいなかったので、2階へ

俺「ごめん、遅くなりました」
花月「(ぺこりとお辞儀)」
俺「ずっとここにいたの?」
花月「いえ、今来たばかりです」
俺「あと佳奈恵なんだけど、なんかこれから遊び行くらしくて、来れないらしいです」
花月「……」
俺「けど、こうして会うのは別に構わないそうなんで、来させて頂きましたとさ」
花月「……」
俺「俺もまだなんだけど……何か飲み物買ってこようか?お昼はもう食べたよね、さすがに?」
花月「いえ、飲み物だけで結構です」
俺「わかった、何飲む?爽健美茶?」
花月「白ブドウを、お願いします」
俺「あい、把捉」

俺「はいどうぞ」
花月「感謝します」
俺「それで……今日、なんか目的あって誘ったりしたの?」
花月「ええ、そうです」
俺「……聞いてもいい?」
花月「和泉のことを、少々」
俺「と、いうと?」
花月「なんでも構いません」
俺「なんでもと言われても……最近の佳奈恵に対する接し方がいまいち掴めないから、何かしら聞いて参考にしたいってこと?」
花月「ええ、まさしく」
俺「なるほど、ね……」
俺「……いや、ね、俺も似たような悩みを持ってまして……」
花月「と、いいますと?」
俺「学校の佳奈恵をほとんど知らないというか……去年は相当荒れてたらしいんだけどさ」
花月「荒れてるというか、周り全て敵、というな態度だったことは、確かです」
俺「で、今は複数の男子から告白されまくるモテモテに変身?……正直、周囲の反応が物凄く気になったりする」
花月「今は、クラスに打ち解けている感はあります」
俺「あと、佳奈恵から、その変化を花月さんに嫌がられた、とも聞いたんだけど」
花月「私の我侭(ワガママ)です。深く気にしないよう、本人に伝えておいて下さい」
俺「出来れば、その『我侭』」について、深く聞きたいんだけど……」
花月「話せば、私の愚問にも答えてもらえますか?」
俺「……了解」
花月「……」
俺「……」
花月「確かに、去年の和泉は、非常に攻撃的でした。先ほども申し上げた通り、自分のいる環境全ての人間に毒づき、冷酷で、怒り以外の、一分の感情の変化も見せず
俺「……そんなんで、修学旅行の時はどうだったわけ?」
花月「当然孤立状態で、寝てる時に上履きを顔に押し付けられたりしたと、聞きました」
俺「……」
花月「上履きの話の通り、そうして周辺に悪意なちょっかいを出していたわけですから、当然多くの反撃も来ていました。が、本人はそれすらも、全く意に介してなかったようです」
俺「……暴力関連は?」
花月「和泉が振るわれることはあっても、自身が振るったとこは見たことないです。それに、相手が振るおうとしても、大抵かわしてましたが」
俺「……」
花月「けれども、そうして何もかもを嫌悪していた和泉を……少なくとも私は、好んでいました」
俺「……」
花月「普通とは違う、と感じたから……それだけのことです」
俺「平凡な毎日に退屈してた、って感じかな?」
花月「少なくとも、非凡な者や出来事に対し、興味の目はありました」
俺「……なるほど」
花月「その和泉が、三学年に上がり、急激に性格を変えたことに対し……複雑な想いを持っている、だけのことです」
俺「……はい、理解しました」
花月「では、こちらからの質問を少々……」

と、その時、首筋にひんやりとした感触が
振り向くと、佳奈恵が俺の首筋に氷水の入ったコップを当てていた

俺「……や」
佳奈恵「……冷たい?泣いてもいいのよ?


主役の登場は遅れる…いやこれ何か違う気が…うん、全然違うな で、花月さんは佳奈恵に憧れを持っていたのかな…?
他人を諸ともしない猛進力…まぁ憧れはするが良いとは思わんね 毒づいてるだけじゃ悪くなる一方だ

毒舌シュガー、只今参上!

俺「はい?なんすかいきなり?」
佳奈恵「ふふ、入れたての氷水は冷たいでしょう?冷たすぎて、涙も出ないかしら?」
俺「……」
佳奈恵「なっ、涙も……」
俺「……」
佳奈恵「せっかく必死になって考えたんだから反応ぐらいしなさいよ!
俺「やじゃ」
見ると、もう一人女の子が

俺「遊び行くんじゃなかったん?」
佳奈恵「ちょっと寄ってみただけよ、このまま行くわ」
俺「その、ちょっと寄った理由は?」
佳奈恵「会いたかったから♪きゃは☆
俺「……」
佳奈恵「もうダメ……死にたい……」
俺「今日なんか、テンション変でない?」
佳奈恵「うるさいうるさい!」
佳奈恵の友達「あの……テストできなくて、落ち込んでるみたいなので……」
俺「ああ、そうなんだ」
佳奈恵「うさ耳……」
それで、佳奈恵が友達の視線を、俺のほうに促す

佳奈恵「ええっと、私の恋人、です」
俺「……ども、初めまして」
佳奈恵の友達「こんにちは……あの……」
俺「お名前お聞きしてもよろしいですか?」
佳奈恵の友達「あ、佐藤です」
俺「おお、全国ランキング2位」
佐藤さん「……ありふれた名前、ですよね……」
俺「そういや、これからどこ行くの?」
佳奈恵「この子が、色々連れてってくれるみたいで……」
俺「ほほぅ」
佐藤さん「小学校の時の同期なんです。今日久しぶりに会えたので……」
俺「そかそか、佳奈恵迷子にならないよう、きちんと見ててね」
佳奈恵「正月の時のこと言ったら、どうにかしてやるわよ?」
俺「そしたら、指腕相撲、もう二度としないよ?」
佳奈恵「う……うぅ」
俺「しかしまあ、茶髪のソバージュは目立ってたでしょ?」
佐藤さん「アホなんですよ、この人……」
佳奈恵「黙ってなさい馬鹿猫」
佐藤さん「はい……ごめんなさい……、でも、一言だけ言いたいことがあって、付いてきました……」
俺「……俺に?」
佐藤さん「はい……、どうしても、自分の気持ちを、伝えたくて……どうしても……必ず……」
俺「……」
俺「なになに?」
佐藤さん「……佳奈恵とお付き合い、してるようなので……」
俺「……」
佐藤さん「……現在の、世の中学生が、みな佳奈恵やそこの花月さんみたいな人だと、絶対に勘違いしないで下さい……普通の人だって一杯います、
というか普通の人が大半です。
この二人が特別なんです、特別という名でカモフラージュされた変態なんです。だから、それだけは……それだは……!」
俺「……顔を、あげて」
佐藤さん「……」
俺「……大丈夫、俺だって、その位のことはきちんと把捉してるから……把を捉えると書いて把捉してるから……、絶対に、間違った認識を、世に広めたりはしないから」
佐藤さん「……あ、ありがとう……ございまぁぁぁぁあああぁあっ!?」

佳奈恵が佐藤さんの頭をグリグリ

佳奈恵「なにどさくさに紛れて人のことを変態呼ばわりしてんのよアンタは!」
佐藤さん「あああぁギブギブ!」
花月「……(Qooを飲んでる)」


今後佐藤さんが出たら僕はシュガーと呼びます ええ、絶対 それはさて置き、この佐藤さんは嵐を呼びそう
どんな嵐か? 桃色タイフーンに決まってるじゃあないですか

指 腕 相 撲 の 恐 怖

俺「いやー、でも前置きとかがいいね。タメが絶妙」
佐藤さん「そうですか?私としては今のは少し長かったかと……」
佳奈恵「あぁぁ、こんな下らないことを言うために私は連れてこられたの……?」
佐藤さん「いやー、胸のつっかりが取れてすっきりしたよ。じゃ、行こ行こ」
佳奈恵「ったく……じゃ、そろそろ」
俺「あい、楽しんできてね」
佐藤さん「はい……そちらこそ、お楽しみ下さい」

で、二人お帰り

俺「いやー……なんだったんだろ」
花月「しかし、言っていることは間違ってはいなかった」
俺「ん?」
花月「……平凡な者たちがいるからこそ、和泉のような存在が、際立っていたのだと存じます
俺「ふむ……」
俺「ところで、『把捉』って、どういう字書くんだっけ?」
花月「……把握の把に、手偏の捉える、という字です」
俺「……把捉した」
花月「それで、私の愚問ですが……」
俺「ごめんごめん、途中だったね」
花月「どういう経緯で、恋人になったのか、というのを」
俺「……ま、話してもいいかな」
経緯を話す
まず、経緯の前に本当の年齢を教え、その後に、去年あったこと、今年あったことを、
かいつまんで……
かいつまんだはずなんだけど、結局40分ほど話っぱ

俺「と、まあこんな感じ。疲れた……」
花月「……」
俺「他に何か?」
花月「一つだけ」
俺「どうぞ」
花月「そこまでして、和泉に入れ込んだ理由は、何故?」
俺「んー……正直、当時の気持ちの変遷をすべて伝えるのは難しいんだけど……、まぁ、花月さんと、同じ理由だったと思うよ」
花月「……」
俺「……終わり、かな?」
花月「ええ」
俺「ちなみに、俺が大学生だと知ったときの気持ちは?」
花月「……理由を聞けば、何も思わないです」
俺「そっか」
俺「つか、もうこんな時間か……」
花月「……」
俺「そういや佳奈恵から聞いたんだけど、勉強もスポーツも凄いんだって?」
花月「勉強は定かではないが、スポーツ、運動に関しては……幼少の頃から、鍛えておりますので……」
俺「何が一番得意?」
花月「得意なのも不得意なのも特にありません。全てを水準以上に、こなす自信があります」
俺「ほほぅ、じゃあ腕相撲でもやってみる?」
花月「……構わないですが」

右手でも左手でも負ける

俺「……」
花月「お言葉ですが、あまりスポーツはなさらないほうですか?」
俺「筋トレはきちんとしてるって……花月さんが数値いじりすぎなんだよ」
花月「数値?」
俺「いや、メタ世界の話だから気にしないで」
花月「そうですか……」
俺「はぁ……鍛えなおすか」
花月「……先ほど」
俺「ん?」
花月「和泉に言っていた、指腕相撲というのは……?」
俺「あぁ、それだと俺が確実に勝つからダメ」
花月「……?」
俺「俺が二本指で、相手がその指を掴んで勝負、って形」
花月「それだと、どうして貴方が確実に勝つんですか?」
俺「やってみりゃわかるけど……」
花月「いいですよ、やってみようか……みましょうか」
で、その状態で開始
さっきと違い手を抜かず、しばらくキープ状態
花月「……」
俺「ね?こっちのほうが、力出るんですよ」
花月「確かに、そうですね。けれ」

俺が、指で手の平をふにふにし出すと、急に、押し黙る
俺「理由、わかったかな……?」
花月「……」

無言だけれども、うつむいて、片手でQooの紙コップを握り潰している。
なんか可愛そうになってきたので、そのまま押し倒そうとしたが、寸前で花月さんが盛り返す
なので、全力でふにふに
その瞬間、花月さんがびくっと震えて、そのまま腕を倒す
俺「とまあ、こんな具合です……」
花月「……」
うつむいて、左手はQooの容器を握りつぶしたまま、反応なし
俺「大丈夫かな?」
花月「……ええ、大丈夫です」

ようやく、顔を上げる
花月「……くすぐりには強いはずなのですが、迂闊でした」
俺「まあ、そういう日もあるよ」
花月「日によって変動するものなど……実力とは呼べません」
俺「運も実力のうち、って言うじゃない?」
花月「その言葉は、私の中では……最低の部類に属するものです」
俺「運にせよ、変化球にせよ……今回で言えば、力のみのゴリ押しで勝負する必要はないってことですよ」
花月「……」
俺「じゃ、そろそろ」
花月「……(ペコリとお辞儀)」


チート使用確認、やーいルール違反ー げふげふ、あんたの擽りはどんだけの威力なんだヨ 一度でも良いから受けたいと思った僕は
まさに変態 そして花月さぁん…お前が言うなぁぁぁぁぁ!!!!!

バイブとは如何なモノなのかと思ひながらも(当然桃色)

昨日は、とりあえず夕方まで両親も家政婦さんもいないってことなんで、佳奈恵の家へ
玄関開けてもらい、家の中へ、部屋の中へ

佳奈恵「ご機嫌麗しいかしら?」
俺「お、なんか今日は上級貴族っぽい」
佳奈恵「あら、貴方とは身分が違くてよ?」
俺「うわー、去年ならそのセリフむかついてたかもしれんけど、今は虚ろにしか聞こえない」
佳奈恵「どういう意味よ!」
俺「けどねぇ……中学生が彼氏を家に、しかも実家に連れ込むなんて……そうあるシチュエーションじゃないよね」
佳奈恵「そうなの?」
俺「しかも親公認……一種の無敵状態ですね」
佳奈恵「そうね、仲睦まじい関係が、いつまでも続くといいけど……」
俺「ん?なんか意味深な言葉だね」
佳奈恵「最近、ね……」
俺「最近なに?」
佳奈恵「なんかこう、慣れてきたというか、貴方と抱き合ったり、いたずらされたりしても、初期の頃ほど衝撃が……」
俺「覚えたては誰だってそうじゃない?それに、毎回毎回衝撃ありすぎて、その都度、佳奈恵に泣かれてもそれはそれで困るし」
佳奈恵「そうだけれども……」
俺「……で、なるほど。衝撃が欲しい、と」
佳奈恵「前言撤回してもいい?」
俺「駄目だと言ったら?」
佳奈恵「……わかりました、先生」

と、ここでケータイの着信音が

俺「なんで着信音がトリビアの「へぇ」なの?」
佳奈恵「うるさい……あぁ、ええ」

佐藤さんからの電話らしい
佳奈恵「今?今は恋人といるわ。ええ、そう、マクドナルドでの……ちょっと待ってて」
俺「なんだって?」
佳奈恵「『メロンいる?』って」
俺「……メロン?果物の?」
佳奈恵「多分、本人はお裾分けのノリなんでしょうけど……」
俺「……ああ、別にいいよ。こないだの子でしょ?来ても構わないし」
佳奈恵「ええ、わかったわ」

と、いうことで、佐藤さんがメロン持って佳奈恵宅に来ることに
そして電話切れて2秒後、家のチャイムが

俺「早っ」
佳奈恵「待機してたのでしょう……」
佳奈恵と二人で玄関へ

佐藤さん「あ、こんにちは……」
俺「こんにちは、昨日ぶり」
佳奈恵「……偉く突発的ね」
佐藤さん「ええっと、うちの親が、いつも貰ってばかりだからって、たまにはあげないと、なんか世間体的に色々ってことで、ホントは休みで面倒だったんですけれども……」
佳奈恵「なんか、素直に感謝を言いにくいわね」
佐藤さん「まあ、はい、どうぞ」
佳奈恵「どうも」
俺「……?」
ドアの陰に、微妙にもう一人いることに気付く
そして佐藤さんも、俺の目線に気付く

佐藤さん「ここにいる人は、私のカレシでして……」
彼氏「……どもっす」
俺「あ、どうも」
彼氏「……」
俺「……」
佐藤さん「……寡黙なナイスボーイだと思いません?」
俺「そうだね、寡黙だね」
佐藤さん「出来れば、ナイスボーイのほうを肯定してほしかったのですが……」
彼氏「……」
なんとなく場違いな空気を感じ取っている彼氏さんを、佐藤さんがぐいっとひっぱる

彼氏「ばかやろっ、やめろって」
佐藤さん「ラブラブやってますので、問題ないですけれどもね」
俺「結構オープンなんだね」
佳奈恵「うちの中学で、この二人が付き合ってること知らないのって、花月さんぐらいしかいないわよ
佐藤さん「そういえば連休とかどうされるんです?」
と、普通に話を続けてるのだが、佐藤さんと彼氏はべっとり状態なまま
なので、こっちも対抗しようかなと思った矢先
佳奈恵にぐいっと体を引かれる

俺「うわっとと、今日は積極的じゃないの?」
佳奈恵「負けず嫌いなのよ」
佐藤さん「なんかうちら、変な勝負してませんか……?」
俺「まあどうでもいいけど、話戻すけど……連休だっけ?」
と言いつつ……

佳奈恵「……っ
佳奈恵に攻撃開始
まず脇腹付近の背中の辺りを、ゆったりと責める
あまり強すぎると佳奈恵が声出してしまうので、耐えられる程度に

佐藤さん「ああ、行く前の下見もいいですよね~」
俺「今年の連休は長いし、それもいいんでない?」
佳奈恵「そ、そうねっ……
手の平全体で背中を押すように撫でる
佳奈恵が、気持ち海老反り状態に

彼氏「あまり混んでるとことか……嫌だな」
佐藤さん「だよね~、佳奈恵はどこ行ったりしてんの?遊びとか」
佳奈恵「みっ、店とか……
佐藤さん「声裏返ってますよ~?
いったん緩める

俺「佳奈恵はどっか行きたいとことかあんだっけ?」
佳奈恵「え、ええっと……たとっ、例えば……

一本指で背中をなぞる
俺「どこ?」
佳奈恵「……い、あ、貴方の、貴方に任せるわ……


バイブ~♪イエア 黙っとこうか、うん エロいわやっぱり バレたんじゃねぇかいこりゃ?
さて、アナタはこの後の地獄に耐えれますかな? ふつふつふつ…

ま さ に エ ロ ス   い や マ ジ で (桃色天国)

二人が帰ってから

俺「いやー、お疲れさん」
佳奈恵「ずっと、ちょっかい出してきて……」
俺「けど、さわさわ~と柔らかいレベルだったし……」
佳奈恵「あれ以上強くやってたら、二人にばれてたわよ」
俺「けどまあ、こうして家で、ってか個室で?二人でいる機会はそうないし……」
佳奈恵「家庭教師のときとか、当たり前のようにあるじゃない」
俺「指導中に、そう何回もトイレ行ける?
佳奈恵「……うるさい」
俺「……何かしたいこととかある?」
佳奈恵「……もう一回、私に主導権握らせて
俺「……いいよ、どんと来い」
佳奈恵「ふふ、いいのかしら?じゃあ……」
で、佳奈恵が俺を押し倒すような形で、上にのしかかって来る

俺「うわぁ……どうしたの今日?大胆じゃない?
佳奈恵「散々、さっきまで人のこといじくってたくせして……」
そして、多分初めてかな?佳奈恵のほうからキス
顔を離す

佳奈恵「たまには貴方のこと、壊してみたいわ」

俺「そいつはどうかなあ……?」
佳奈恵「いいの?手加減しないわよ?」
俺「なんか……全体的にどうしたんっすか、その自信」
佳奈恵「……ふふ」
で、再びキス
佳奈恵が、こちらの舌を吸ってきたり、噛んだり、舐めたりと……
ちょっと前の佳奈恵とは、別人のようだった
佳奈恵の顔を俺の横に落とす形で、唇をずらす

俺「ごめんごめん、我慢してたのかな?」
佳奈恵「ん……」
と、横から聞こえてきたのだが……
その直後、佳奈恵が俺の首にキスしてくる
思わずぶるっと震えてしまう拙者
佳奈恵「……気持ちいいのかしら?」
俺「けど、少し頂けないかな……」
佳奈恵「どうして?」
俺「多分それ以上進むと、性行為に突入する気がするから」
佳奈恵「……わかったわ」
俺「……色々じらしてごめんね」
佳奈恵「いいわよ、なんでも言うこと聞くって言わなかったかしら?」
俺「まあ、ね……」
佳奈恵「気にしないで。それに、貴方が首弱いことわかっただけでも収穫だわ」
俺「うるせいやい」

そして、佳奈恵が俺の上から横に転がり落ちて、
佳奈恵「……今度は、貴方の番でしょ?」
俺「あい、俺の番、ねぇ……」
佳奈恵「……」
俺「床の上じゃなんだし、ベッドにでも
佳奈恵「……」
で、佳奈恵をお姫様抱っこで、ベッドの上に寝せる

俺「……ところでさ、一つ素朴な疑問あんだけど」
佳奈恵「なによ?」
俺「まあ、色々途中までえっちぃことして、フィニッシュに携わると色々問題あるからってことで、最後は佳奈恵の自己処理なんだろうけど……」
佳奈恵「ええ」
俺「デパートの個室とかでさ……声出たりしないの?」
佳奈恵「……初めてのときは、色々呟いたりしてたけど、今は、自分でする分には……」
俺「まったく出ない?」
佳奈恵「出ないというか、出さなくても平気といった感じね」
俺「成程」
俺「……」
佳奈恵「……な、に?」
俺「考え中」
佳奈恵「なにを……?」
俺「……どのラインまで行こうかな、と……」
この時点で、佳奈恵の手をいじり始める

佳奈恵「ラインって、何のことよ?」
俺「……よし、OK、決めた、決まりました」
佳奈恵「え?」
俺「もうちょっと後に、半年後ぐらいに取っておこうかな思ったんだけど……最近倦怠気味みたいだから、今日でいいや」
佳奈恵「何しようとしてるわけ?」
俺「今、家には誰もいないから、声出しても平気だから」
佳奈恵「だから、何を」

言い終わる前に、佳奈恵の耳に、息を
ふぅっ、と

佳奈恵「っ……ふああぁああああぁああ!?」

後半の『あああ』が若干細々と高い声になる
3秒ほど絶叫した後、10秒ほどしてから、佳奈恵がやっと我に返る
佳奈恵「……」
俺「どうでした?」
佳奈恵「……何されたかはわかったけれど、何起こったかわからない……」
俺「自分が叫んだことは?」
佳奈恵「意識飛んでたから、よく……」
俺「……」
佳奈恵「……」

キスを開始する
で、その日は、全体的にいつもと違うようにしたかったので、
佳奈恵の舌というよりか、口内そのものを思いっきり吸い込みながらキス
佳奈恵「んんんんんん!?
吸い込みつつ、しっかりと舌も責める
しばらくして、口を離す
佳奈恵「ぷはっ!いっ、息吸えなっ……
言い終わる前に、再びそれを
じたばたしてはいるが、手でしっかりと佳奈恵の後頭部を抑え、逃げられないようにする
佳奈恵「ぱはっ!
俺「どんな感じ?」
佳奈恵「気持ちよくて苦しいのか、苦しいので気持ちいいのか、もう、もうっ……!

そのキスと、いつもの脇腹や背中責めを、しばらく続ける
俺「……そろそろトイレタイム?」
佳奈恵「……や
俺「や、って?」
佳奈恵「こんな機会……二度とないんだから……
俺「ずぅっと生殺し状態がいいの?」

佳奈恵「……貴方に、壊されたいの……」

俺「……あい、把捉」
佳奈恵「こんな時に花月さん思い出させないで}お願いだから……」
俺「あい、把握」

再び、耳に吐息、を
佳奈恵「~~~~~~っ!!
もはや翻訳不可能な嬌声を上げて、よがりまくる
しばらくふーふーやってて、そういやさっき首やられたよなーと思い、手で軽く撫でる

佳奈恵「も、ぉ……
俺「平気?」
佳奈恵「き、にゃ……

なにげなく、耳の風速を上げてみる
その瞬間、佳奈恵の体が大きくビクリとなったかと思うと


佳奈恵「あ、や……やぁぁあぁあぁぁぁぁあっぁっ……!」


二度、三度と、佳奈恵が痙攣する

俺「……もしかして、イ……ったの?
佳奈恵「……せん、せい……
俺「『貴方』と『先生』と俺の本名の使い分けは……なんなんだろうね、基準は」
佳奈恵「そんなのどうでもいいから、抱きしめてて……
俺「はいはい」

しばらくは、佳奈恵は甘えムードだったが、しばらくすると
佳奈恵「……鬱ね」
俺「落差が激しいな」
佳奈恵「スカートよごれた……貴方も……
俺「いいよ、よくあることだし」
佳奈恵「そう……なの?」
俺「まあ、ベッドは無事だから、万事おっけーですよ」
佳奈恵「そう、そうなの……」
俺「……まんねり感は?」
佳奈恵「いつの、話よ……?」


この世の桃色地獄ってもんですかな…ふっ、一スレ目から居ても銃弾浴びまくったよ…生きてるのが不思議だぜ……
もう言葉じゃこの桃源郷は表せんですわ、ははは   くじらー、潮吹きー(暴走)
久々に白 うわあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!! 叫びたかっただけです、ハイ



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