その他

昔書いた小説


『ボールパークの惑星たち』
(1991年「すばる」新人賞第2次予選通過作品)
 これ以前にもいくつか習作を書いていたのですが、本格的な中編はこの作品が初めてでした。今でも自分としてはいち押しで気に入っています。「すばる」予選通過作品発表誌を書店で立ち読みし、自分の名が(しかも2次通過を示す太字で)掲載されていたときの思いは今でも忘れません ^o^
※ ホームタウンを失ったプロ球団、「マーク・ロスコはどこで死んだんだろう」、アキレス腱を切った俊足のランナー、トラベリング・インストラクター、ファームで発見したもう一人の俊足ランナー、女性レポーター、ボーンヘッド=塁上憤死、プラスマイナスゼロ、「美術館は墓場だ」、メタセコイア(世界雌雄樹)、「あなたに似た人を見つけたわ」、韓国プロ野球からのベテラン内野手、惑星が壊れるときの音、閉ざされたガラス温室の中の蝶、デッドボール、雪、プラスマイナスゼロ?、「ホームだ!」


『ベースボール・エクスタシー』
(1994年「小説すばる」新人賞第1次予選通過作品)
※ 足の速いマイナーリーガー、産まれなかった恐竜のスライス、新しい球団をつくる、父親の掌、『悲しみの聖母』、球団準備室、「壊れた白」、オーストラリアの先住民の絵画、ベテラン二塁手、麻薬歴のあるキューバ人外野手、肝臓占い師、「新チームからは手を引いてもらえませんか」、ケーブルテレビ局、別れた妻、娘、知らない土地へのノスタルジー、球場立地調査、台北、放映権、通信衛星、「国への帰属感を剥ぎ取り<チーム>への帰属感を提供する」、娘の死、崇高


『亞熱帯 遊撃』
(1997年「小説新潮」長編新人賞第1次予選通過60/535作品)
 前2作に比べ、文体としては「軽い作り」をめざしました。普段の自分を素材に、ジョークを挿入しながらの作品になっていますが、「軽み(かろみ)」までは至っていませんね。
※ ホームページリサーチャー、犬の散歩、「台湾のプロ野球チームの情報を必要としています」、大学野球、シーズンを終えた三日後に失った薬指、市役所「遊撃課」、床の間の陶芸、通信放送広告、開発、利権、新進女性オブジェ作家、ヨンナム・ユウキ・ギャラリー、作品「記憶 一三七」、新竹市中正棒球場、プロ野球選手転落死、黒道、市長汚職逮捕、「はめられたな。」、市長選、「影の市庁」、「なぜ、死んだのか」、遊芸人、ノート、ギャンブル、「遊撃手ハぼーるヲ保持シテイタ」、風

 上記3作品、自分ながら「シーン」の作り方は悪くないと思うのですが、プロットとしての弱さがあるかなと感じています。(^^;)