SF研&推理研内部で使用される変な言葉達です


book cafe “BOOOK”(ブーク)

 去年から工事が進められていた工学部新厚生会館で、2010/4/5についに完成した。
 当然だが東北大生でなくても利用可能。
http://www.eng.tohoku.ac.jp/news/news.php?news=20100402135240&ref=/
 またオサレな建物ですなぁ。
 これまで同様ラノベが充実してるほか、妙に青背が充実しているのが特徴。創元は犠牲になったのだ……
写真
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wiki

 本コンテンツ。一般には「特定記述法で簡単に編集可能なサイト」全般を現す。
 SF研の内側・外側のコミュニケーションを活発にするために用意された。
 しかし、肝心の内側の利用者が少ないのが目下の悩みどころ。

Wikipedia

 wiki形式を採用したウェブ百科事典。「知の集積」を目的とした壮大なプロジェクトであるが日本語版ではフィクションに関する記述が異常に多いのが特徴。

 また、Wikipediaの内容を信じる人間が増えるにつれ、Wikipediaを舞台にした壮大な「現実の書き換え競争」が発生することがある。
 これは現実世界にも影響を及ぼす可能性があり、今後の動向が注目される。

青背

 ハヤカワ文庫SFのこと。背表紙が青いことからこの名が付いた。
 重要なのは数では無いと思うが、多くの場合判断基準にされる。
 ちなみにファンタジィは橙色、JAは白、推理は雑多。例外もあり。

空き

 部室本棚に生じるスペースの事。
 生じたそばから本が埋まって無くなる事で有名。

イーガン

 オーストラリアの送る覆面作家にして現代SF二大巨頭のひとり、グレッグ・イーガンの事。
 彼の長編はいろいろな意味で鬼門だが、短編だけ読めば十分という意見もある。
 ちなみに女性説、美少女説、人工知能説に脳腫瘍説と部内でもその正体については意見が分かれる。
 体育会系を露骨に嫌っている、実はジブリアニメを見ているなどの意外な面があるようだ。

一般人

 統計的に平均的とされる人間のこと。
 それゆえに、本部室ではめったに見かけない。

 人類の良きパートナー。俗称K9。犬一匹いれば、たとえ他の人間が核戦争や疫病でことごとく死に絶えているという絶望的状態でも生き延びる事が出来るらしい。
 川内地区ではその立地上あまり見かけない。

イルカ

 地球で二番目に賢い生物。そのわりにはあっさり人間に捕まったりする。
 人間側からするとパートナーとして付き合うほか機械の中枢にしてみたり肉をロボットに流用したり食べたりと用途が多い。
 これらの蛮行に対し、イルカは陸地への侵攻や人類への損害賠償の機会を虎視眈々とうかがっているらしい。

SF左翼・SF右翼

 政治的なものではなく、SFファンとしての立場を指す言葉。
 なんでもSFだと言って楽しむのがSF左翼、ガンダムやハルヒをSFだと認めないのがSF右翼。
 分かりやすいところでは、大森望がSF左翼、神林長平がSF右翼。

追いコン

 進学・就職等により大学or院を去る先輩方を送るイベント
 伝統的に「その人物の趣向を分析し、その趣味とはまったく正反対かつ手元に残りやすいもの」をプレゼントするのがならわし。

合宿

 夏の恒例行事になりつつあったもの。今現在は行われていない。
 希望者の数によっては復活するかも?

刊行予定

 あてにならないものの代表格。
 信憑性は出版社に依存するものの、ひどいときには5年〜10年待たされる・待ってたらどう頑張っても出せない状態になる(著者死亡・会社倒産)事もあり、そのうち「出ないのがデフォ」「出たら天変地異が起こる」と揶揄される事も。

教室取り

 部会の際に使う教室をとる作業。

銀背

 ペーパーバック判のハヤカワSFシリーズと新・ハヤカワ・SF・シリーズのこと。
 基本的に、海外のSFはここに収められたのち、数年後青背に収録される。
 この銀背にしか収録されない作品も多く、魅力的な作品群が収められているが、価格が高く、学生が手を出しづらいのが玉に瑕。

グイン・サーガ

 栗本薫による日本最長(本編130巻&外伝21巻)?のファンタジー小説。ただし作者死去のため未完。

グルメストリート

 大学近く川内地区の飲食店等がある通りの事。
 元は「商店街」だったそうだが、現在ではかなり数が減っている
 先日「まんじゅえん」がなくなったため、生協が閉まった後のメシは基本的にグルメストリートにある「さわき」一択となってしまった。
 場合によっては「おふくろ弁当」orコンビニ2種のいずれか ということも。

黒猫

 近年川内地区近辺で目撃される猫。トップページのアイツ。
 旧サークル棟付近を徘徊し、時に部室に侵入してくる事も。
 けっこう警戒心が強いはずだったが、このごろデレたようで、堂々と畳にまで上がって来るようになった。
 勝手気ままな態度というか、テーブルに登ったり、膝に乗ってきたりするのだが、SF研らしく部員一堂、猫に対してはかなり甘いご様子。
 おそらく名前はまだ無い。

現在の名前候補

  • 「ピート」(「護民官ペトロニウス」から。でもありきたり)
  • 「アービター」(上の名前の「護民官」の訳から たやすいことではない)
  • 「アプロ」(「敵は海賊」から でも、さらにメシをゴネてきそうな予感)
  • 「ネモ」(もう名無しでいいじゃん、ということで)
  • 「ねこ」(吸血鬼の家で飼われている訳ではないがこう呼ぶ部員多し)
 あえて犬の名前にしようという案もある

工学部購買書籍店

 ライトノベル、コミック等の品揃えが(需要のためもあってか)随一。
 また、取り寄せ本を置くスペースがあるが、工学部生の「自重しない」ラインアップを見る事が出来る。なかなかカオス。
 ...だが、最近になってSFはあまり置かなくなってしまった。残念。
 最近工事により、上の「Boook」へと役割を譲った。

黒板

1・部室入って右手にあるもの。
 予定が書いてあることが多い。
2・教室に各自備えられているもの。
 部会中に分かりにくい概念を突発的に説明したり、人間と作品中に登場した物体・生物の比較をしたい場合に使われる。
 たいていは部会前の授業の状態がそのままになっている。

御三家

 ビッグスリー。いわゆる「三大~」のより和風な言い方。
 SF界隈では海外の場合「ロバート・A・ハインライン」「アイザック・アシモフ」「アーサー・C・クラーク」の三人を、日本では「星新一」「小松左京」「筒井康隆」の三人を示す。
 アシモフのミドルネームに「B」が入ればABCとなって最高だという人がいるとかいないとか。
 ライトノベル版を作ってくれる人募集中。って絞れないか?

サンリオSF文庫

 キティちゃんで有名なサンリオは、1978年から1987年にかけてSFに特化した文庫レーベルを持っていた。それが伝説の絶版文庫、サンリオSF文庫である。
 サンリオSF文庫はその独特なラインナップとドギツイ表紙で話題となり、一時期は早川・創元と並んでSF系の三大叢書の一角を担っていた。
 現在、部室に蔵書として10点ほど存在するほか、某会長が熱心に収集中。198点あるサンリオSF文庫のうち、100点以上収集済みらしい。

三本締め

 SF研イベントの〆における伝統。
 微妙に世間一般の「三本締め」と違うが、突っ込まないのがデフォ。

地獄の〇〇部会

 〇〇には作品名や作家名などが入る。
 部会のネタが尽きると誰からともなく提案される、連続で特定のネタを扱った作品で部会を行う行為。
 例として、『時をかける少女』や『攻殻機動隊』(押井でない)、ディストピア、ディックなどが提案されているものの実現には至っていない。

スニーカー現象

 一冊で話が綺麗に終わった(様に思われる)作品の続編が出ること。
 部会で出たワードだが誰が言い出したかは不明。名前の由来はもちろん某レーベルから。

生協

 悪の秘密結社だったり貧乏学生の味方だったりと役割は様々だが、
 SF研部員にとっては「書籍1割引」の恩恵は大きい。
 取り寄せを利用すればアマゾンよりも便利である。

先生

 SF研某氏に対する敬称。

創作

 作る作るといいながら永久に完成しないモノの代表。
 だが、いちおう平成19年度に一冊出ている。
 次はいつになるか、それは神のみぞ知る。

 今年度(2017年)は3人の寄稿者を得て、無事に学祭にて頒布することが出来た。来年度以降も毎年発刊するつもりである。

脱線

 部会中、話題がそれて時間を費やす事。
 これをいかにもとに戻すかが腕の見せ所となる。

誕生日会

 最近になって「行事」になった月一回のイベント。

積読

 SF研部員/推理研部員が慢性的に抱えているもの。
 コレを崩す事は非常に難しい。
 そもそも作らない事自体が難しい。
 人によってはさらに「積みゲー」を抱えている者もいる

つん読

 大学生協のつん読委員が主に執筆している読書啓発小冊子。
 季刊であり、ベストセラーからマイナー本、推理からラノベまであらゆる本を紹介。
 我が部も専用コーナー「G-15より愛をこめて」を持っており、推理とSFで交代執筆中。
 紹介される本は担当者の趣味が多分に反映される。

デスノート

 推理研が使用している情報交換用ノートの事
 常にテーブルの上にあり、自由に書き込める

テッドちゃん

 萌えキャラ
 ではなくイーガンと双璧をなす現代SFの名手
 中国系アメリカ人SF作家の事。
 だが、両者を同一視する見方もある。

 翻訳作品数はまだまだ少ないが、独特のクセになる作品を輩出する。

とある

 冒頭につけるとラノベっぽくなる連体詞。
 他の例としては「(人名)の(何か)」など。
 ちなみにSFの場合は「原子力」「宇宙の」を冒頭に
 推理の場合「の殺人」を末尾に追加するとよい、とされている。

「ならSFだね」

 今は南のほうにいる先輩、探検隊氏の提唱した切り札。
 どんな話題にも使用できる(らしい)

ネズミ

 世界全域に生息する小型のげっ歯類。
 SFでは万能兵器だったり脳手術を受けたり、恵まれてるのか虐待されてるのか分からない存在。ただ、人間によって専用のガン治療薬が開発されている。
 世界的に見た場合、夢と魔法の王国から来たクロネズミと小さなボールに監禁されているキイロネズミがシェアを争っている。片や帯電し、片や鍵剣を持ち出し、一触即発の状態になっている。世界の著作権市場をかけた争いの成り行きが注目される。

フォーラム仙台

 姉妹館チネ・ラヴィータとともに東北大に一番近いミニシアター系映画館。
 メーリスで見に行きませんか系が回る時の場所はたいていここ。
 ラインナップは侮れない。色々な意味で。

部室

 推理研と共有している旧サークル棟G-15のこと。

文系書籍店・学びと成長

 川内南・文系キャンパスの川内メイプルパークにある購買書籍店
 SFの品揃えという点ではおそらく東北大で一番。
 ...需要のほどはいかに。

北京

 地名の方ではなく、主にFORUS地下の「北京餃子」のこと
 SF/推理ともにやたらとココに行きたがる人がいる
 最近は王将というライバルが出現している。が、ここの人気が衰えることはない。

未来日記

 推理研の「デスノート」に対抗して先生が用意したSF研版デスノート。いうなればSF研の日記、もしくはチラ裏
本wikiにはそのWeb版がある
 ...同期できたらと思うがそんな技術は無い
 ちなみに元ネタはマンガの方ではないそうだ

メーリス

 メーリングリストのこと。
 部会の連絡から、映画・飲み会のお知らせまで幅広く利用される。
 メーリスの登場で掲示板の果たしていた役割は事実上終了した。
 ただしドメイン規制やなりすまし機能で簡単に無効化されてしまう脆弱性を持つ。

メタ

 「ネタ・ベタ」とともにオタクが好むもの。
 ただし、多用しすぎるとクドくなり効果は低くなる。

理薬購買書籍店

 穴場。
 SFマガジンが恒久的に置いてあったり、ハヤカワJAがいち早く入荷したりとなにかと品揃えが良い購買書籍店舗。
 ただ、多くの部員に取っては距離がネックとなるだろう。

量子論

 最近のSFのトレンド。ある猫が思考実験で殺されそうになったところから始まったとされる。
 世界を複数作ったりワープしたり人を刻んでデータにしてみる際に重宝する。
 なお、生半可な心意気で授業を受けると非常に後悔する羽目になることも付け加えておく。

旅行

 かつてのSF研夏休み恒例行事。必ずネタになるスポットに行くということが特徴。
 かつてはUFOや幽霊を呼んだと噂されている。
 ただし最近は合宿にとって代わられつつある。
最終更新:2019年09月25日 16:53