第一話 おまけ

「そいや、まだあんたの名前聞いてなかったわね。なんていうの?」
「ただの、こほん、多田野名梨だが何か?」
「……っぷ。2ちゃんねるかよ」
「文句なら親に言え。というか、作者に言え。ってか、知ってるのか2ちゃんねる」
「伊達に居候ニート生活二年も続けてないわよ。ネカフェとか、パソコンある家に忍び込んで、こう、ちょちょいと」
「ほう。それで、書き込みにレスは貰えたのか?」
「……………うぅ…名梨のあほ!…名梨なんて通りすがっちゃえばいいんだぁ!!」
ドタドタと、走って何処かへ行ってしまった。
ということは、noか。
あいつが書き込んだスレだけ、何故かレスの番号が、飛んでるように見えたりするのだろうか。
飛んでいることすら気付かれなかったりして。
しかし、あいつを認識出来てしまう俺では確かめようも無い。
非常に残念である。
最終更新:2012年07月01日 22:51