アルナス砂漠の賞金稼ぎ。特定の部族などには属さず、盗賊や賞金首を狩ることで生計を立てている。 遊牧民の中では珍しい長剣の使い手であり、その素早く強烈な斬撃から「砂漠の鉄風」と謳われた。 スネアの乱では当初汗国側の勢力が優勢であり、提示された報酬が高額であったにも関わらず反乱側につき、その勝利に多大な貢献をした。 反乱側についた理由は後世の歴史家の間でも議論の対象となっており、大汗一族に粛清された部族の出身という説や、蛇の部族の隠密という説があるが、いずれも定かではない。 #comment(size=60,vsize=2) ----