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シナリオ6・最終決戦Ⅱ(校正版) - (2023/10/29 (日) 09:35:44) のソース

混乱は熾烈を極めた。
脅威に対抗する者、先代の遺志を継ぐ者、己の野心を掲げる者・・・
ありとあらゆる思念が渦巻く中、各地で終わりなき戦いが繰り広げられていた。

ムクガイヤを闇に還すべきと立ち上がった賢者サーザイトは、その圧倒的な力を相手に善戦するも、
ムクガイヤと魔王軍の挟撃にあい戦火に飲まれた。
死霊軍団はそのまま南北に向けて軍勢を進め、ロイタス・オーダー、ナース海軍もまた死霊軍団の猛攻により壊滅。
ナース水軍ババラッカスも海の藻屑と消えた。

ラザムの使徒と一進一退の攻防を繰り広げていた魔王軍も、死霊軍団が背後より大挙して押し寄せると共に
作戦の大幅な見直しを迫られていた。
魔王軍は死霊軍団とラザムの使徒による二面作戦を強いられる形で双方に抵抗を重ねていたが、ガルガンダにて
ホルスの聖剣が魔王ルーゼルの体を貫いたことで戦局は一変する。
ルーゼル自身は死に至ったわけではないが、神官イオナの手により魔界へと強制送還されたことで魔王軍は指導者を失い、
その後の方針を巡って分裂。
勢いに乗ったホルスは、残党の掃討及びムクガイヤの討伐へと乗り出した。

黒竜騎士リジャースドによってリュッセルを奪われたリューネ騎士団もまた、軍師ガルダームの死で統率力を
失いかけていた。
また、そのさなかにあって、長きに渡りリューネ騎士団を支え続けてきた大司馬オーティがアルティマイトの光弾を受け
死亡したことで、リューネ騎士団の壊滅は確実的なものとなる。
若き竜騎士セレンには騎士団を纏めきること適わず、リューネ騎士団はエルフと共にラクタイナと雌雄を決する者と
リュッセルの奪還を図る者とに二分され、事実上の離反を許すこととなった。

アルティマイトが最後の一体となり、ラクタイナもまた窮地に立たされていた。
力を失いつつあったラクタイナは、ダークエルフニューマックを天王として迎え入れ新体制を整える。
己の野心、そして闇の因子を持つニューマックはそれを受け入れ、パーサの森を拠点としたパーサ・パクハイトを樹立した。

しかし、ラクタイナの真の目的はパーサ・パクハイトに無く、むしろ闇の因子に関わるニューマックとエルラムを
懐柔することにあった。

- 校正版が既に出ています  -- 名無しさん  (2009-12-30 14:02:48)
- 失礼しました。暫くしたら消します  -- 投稿者  (2009-12-30 18:57:26)
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