アルナス先王の一人娘で、アルナス汗国の大汗(ハーン)を号する。
天真爛漫さの内に、賢しらな謀略を潜ませており、自らの容姿すら
他者を欺く武器とした。旧態依然の汗国の頂点にあって、新風を巻
き起こす大改革を断行して保守派を討伐。アルナスを固めて、先王
の悲願であるブレア地方を奪って他国にその名を知らしめた。しか
し、汗国拡大が滞ると保守派勢力が復権し始め、国の要であった宿
将クルトームが陣没すると、毒蛇スネアに内から食い破られた汗国
は一夜の夢の如く消失した。多くを失ったが、その野望の炎はより
一層の輝きをみせ、宿無き彼女に惹かれるものは後を絶たない。


  • ・『天真爛漫―』から始まる文を短めに
    ・『宿将』には『豊かな経験や力量を持つ』という意味合いも
    含まれるので、『国の要であった』は省く
    ・『~して』『~て』という形はなるべく繰り返さない


    以上、幾つか目に付いた点を踏まえて二行目以降を少々変更してみた。
    参考までに。


    『天真爛漫さの内に策謀家としての側面を併せ持ち、旧態依然の
    汗国に新風を巻き起こす大改革を断行。保守派を討伐して足元を
    固めると共に先王以来の悲願であったブレア地方を奪還、他国に
    その名を知らしめた。だが国土拡大が滞ると同時に保守派勢力が
    勢力を盛り返し、宿将クルトームの陣没を機に毒蛇スネア率いる
    反乱軍により、汗国は一夜にして消失。$
    身一つで逃れるも大汗(ハーン)としての矜持と野望は失わず、
    未だ彼女の瞳に宿る炎に惹かれる者は少なくない。』 -- 名無しさん (2010-07-18 17:19:19)
  • すっと通る文章じゃないだろうか。良いね。
    でも、「賢しら」って言葉は座りがいいけど、
    利口なふりをする、出しゃばる、とかそういう意味じゃなかっただろうか。 -- 名無しさん (2010-07-18 20:53:20)
  • こういう改訂が進んでくるといいね。
    ただ国が「一夜にして」消滅というのは大げさじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2010-07-19 17:13:51)
  • 叛乱の激烈さを端的に表わしていて、それほど悪くはないんじゃなかろうか。
    彼らは遊牧民族だしね。
    ほぼ野戦だっただろうから、保守派勢力のほとんどが裏切ったぐらいの規模の叛乱軍なら、一日でナルディア軍を敗走させることも可能なはず。
    まあ、ファンタジーに許される、想像の範囲内ってことで -- 名無しさん (2010-07-19 19:28:23)
  • 自らの容姿すら他者を欺く武器としたって……
    もしかして…… -- 名無しさん (2011-06-25 22:25:08)
  • おっと、魔法使い様。想像はそこまでにしたまえ -- oni564 (2011-06-27 01:01:48)
  • 遊牧民同士の戦争ってのは、形勢不利な方はあっというまに散会し、
    どこかでまたすぐ集結するだけのダラダラした戦いになるから、
    なかなか決着がつかないんだけどね。
    勝敗が明確になるのは、大将のクビが飛ぶか大将自らが降伏して、
    配下がほぼ全員相手の下につくケースくらい。
    まあクルトに人望がありすぎて、
    奴の死と同時に部下が全員スネアに降ったって話なら一応つじつまあうけど、
    その場合は、ナルはお飾り大将だったってことだね。 -- 名無しさん (2011-06-28 07:00:15)
  • ナルディア側で族長クラスはグリンジャのみ。後は部族出身者ですらない。
    対してスネアは六支族中四従えてる。日和見なやつはスネアにつくだろうよ。 -- 名無しさん (2011-06-28 13:03:15)
  • クルトームが単身魔軍対応に出されたら、保守派全員協力してるから、人望はあったんじゃないかな。
    フォルゴット(ナルディア宮廷=急進改革派)とクルトーム(穏健守旧派)で対立があって、スネアに付け入られる隙があったんだろうとも思う。 -- 名無しさん (2011-06-29 00:50:38)
  • フォルゴッドは革新ではなく軍師だよ -- 名無しさん (2023-12-28 11:48:07)
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最終更新:2023年12月28日 11:48