story op_zegusu
{
friend = sc2

if (isPlayer(zegusu) ||isPlayer(t_dwarf2)) {
	if(yet(op_zegusu2)){
		event(op_zegusu2)
	}
}
}


unit evt_zegusu2
{
name = ゼグス
help = 土候
face =Face96ff_zeg.bmp
}


event op_zegusu2
{
select(seldat, これまでの経緯を回想しますか?)
if (seldat == 0) {
	return()
}
if(isPlayer(zegusu)){
	scroll(zegusu)
}
else if{
	scroll(t_dwarf2)
}

wait()
hideSpotMark()
stopBGM()
event(op_zegusu21)	
}


event op_zegusu21
{
bcg = op_ridersd.jpg
playBGM(zangai)

wait(30)
playSE(swing41)
wait(60)
playSE(defense)
msg(ガルガンダ山の地下深く、鍛冶場と化した一室。@一人のドワーフが金床に向かって無心に槌を振るっていた。)
talk(evt_zegusu2,……)
wait(20)
msg(ふと、扉の軋む音が響き、来訪者の存在を告げる。@ドワーフは作業の手を止め、入り口には背を向けたままで答えた。)
talk(evt_zegusu2,……何度来られても返事は変わらぬ。@アルナスに帰られるがよかろう。)
talk(t_dwarf2,フン!@心配して顔を見に来てみれば……。)
talk(evt_zegusu2,む? ……ジャンクだったか。)
talk(t_dwarf2,よりにもよってあんな人間と間違われるとはな!)
talk(evt_zegusu2,ハハ……。すまん。@その様子ではおぬしの所にも来たようだな。)
talk(t_dwarf2,おうともさ。@無論、断ってやったがな。)
talk(t_dwarf2,魂胆が見え透いておるわ。@砂漠の民の内紛にわしらを巻き込む腹積もりじゃろうが。)
talk(evt_zegusu2,かもしれん。@……だが、応ずる若いドワーフもいるだろうな。)
talk(t_dwarf2,さもありなん。@鉱石は減り続けておる。@馬鹿な戦のせいで随分人も減った。)
talk(t_dwarf2,ガルガンダは……@滅びるほかないのやもしれぬ。)
talk(evt_zegusu2,……。)
talk(evt_zegusu2,おぬしはどうする?)
talk(t_dwarf2,さて。@毒蛇めに便利に使われるのは御免じゃが……。@流しの武器鍛冶にでもなるかな。)
talk(evt_zegusu2,そうか……。)
talk(evt_zegusu2,寂しくなるな。@だが、おぬしの腕ならきっと引く手数多だろう。)
talk(t_dwarf2,何を言う。@お前さんの銀細工の腕こそ、どこに行っても通用するじゃろうに。)
talk(t_dwarf2,どうじゃ? わしと共に山を降りんか?)
talk(evt_zegusu2,フゥム。それも悪くない。@だが……。)
talk(evt_zegusu2,やらねばならぬことが、あるのでな。)
msg(ゼグスはそう呟いて手元に視線を落とした。@ジャンクはその視線の先を追う。)
msg(そこにあったのは、鈍色に輝く一振りの銀の斧だった。)
talk(t_dwarf2,魔除けの銀、か。)
msg(ジャンクの独り言のような呟きに対して、ゼグスは何も返さなかった。)
msg(火が消えたような沈黙の中で、時間だけが緩やかに過ぎる。)
msg(二人のドワーフは、無言のまま、多くの言葉を交わした。)
msg(やがて、ジャンクが再び口を開いた。)
talk(t_dwarf2,……見せてみい。)
talk(t_dwarf2,フン。刃の鍛錬がまるで足らぬ。@……持ち手まわりの工夫ももっと必要じゃな。@こんなものでは魔王は倒せんわい。)
talk(t_dwarf2,まったく。@お前さんは銀細工師としては一流でも、武器鍛冶としてはからっきしじゃのう。)
talk(evt_zegusu2,フフフ、おぬしにはかなわんな。)
talk(t_dwarf2,……やれやれ。@こんなナマクラを見せられては、ほうっておけぬわい。)
talk(t_dwarf2,貸せ。打ち直しじゃ。)
talk(evt_zegusu2,ジャンク……?)
talk(t_dwarf2,フン……。@わしにもやらねばならんことが出来てしもうたわ。)
talk(evt_zegusu2,おぬし……。@……。@……すまん。)
talk(t_dwarf2,よしてくれ。@冥途の道連れになるつもりはないぞ。@仇討ちなんぞ馬鹿げておる。)
talk(t_dwarf2,ただわしはな、もう一度、おぬしの彫った銀細工が見たいんじゃ。)
talk(t_dwarf2,こんな下手糞な斧を作る必要がなくなるまで……。@それまでの間、ほんの少しばかり付き合うだけじゃよ。)
erase()
wait(30)
playSE(swing41)
wait(60)
playSE(defense)
msg(再び、室内に槌音が響き始める。@ドワーフたちの最後の戦いが始まろうとしていた。)
erase()
}

  • かっけぇ……てかジャンクさんツンデレ杉w -- 名無しさん (2010-10-24 06:07:40)
  • 「そうもあろう」「ないのかもしれんて」などの不自然な言い回しをどうにかすれば、良いオープニングだと思う。 -- 名無しさん (2010-10-24 07:21:33)
  • 銀の斧効果をゲーム中に反映しないとなんだそりゃ、になっちゃうのが悲しい。 -- 名無しさん (2010-10-25 02:23:07)
  • 魔除けの力はただの伝承で実際そんな力はない、みたいな扱いでいいんじゃないか
    大体あの魔王は銀の十字架を心臓に打ち込んでも死ななそうだw -- 名無しさん (2010-10-25 11:22:49)
  • 仮に神聖属性なりついたとしてもゼグスじゃどうにもならんがw -- 名無しさん (2010-10-25 19:05:44)
  • そうもあろう→さもあろう、か?


    しかしいい文書くなあ。
    -- 名無しさん (2010-10-25 20:15:51)
  • 「さもありなん」「ないやもしれん(ぬ)」なんてどうだ? -- 名無しさん (2010-10-25 20:46:31)
  • コメントありがとうございます。口語的な剽げた感じにしたかったのですが難しい・・・。↑の案をいただいて変更しときました。 -- 投稿者 (2010-10-25 21:29:58)
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最終更新:2010年10月25日 21:31