ニースルーの紅茶とシチュー


※ニースルーの好んで飲んだ紅茶に付いて
「ベルガモットの香」とはアールグレイの香です。ニースルー愛飲の物はエッセンシャルオイルのような強く洗練された香付けが成されている訳でなく、乾燥させたベルガモット片を茶葉と混ぜただけのようなものとしています。
香もイベントの文章の通り「ほのか」で乾燥フルーツの独特の匂いも残っており洗練されているとは言い難いです。
またアールグレイに良く使用されるのはキームンですが(だったと思いますが)、このような個性のある香の紅茶ではなく、セイロン(ウバ以外)のような渋みとクセのない紅茶をベースにしていると想定しています。


※ニースルーの作るシチューについて
ニースルーのシチューはヨネアに好評ですが、その秘密は何と言ってもニースルーの開発した「マジックパウダー」に有るのです。
概ね平和な世の中では魔法は戦闘用よりも生活において活躍していました。建物の中に灯りをともしたり、消えない安全な火種があったりするのは、とても便利な事です。
また、錬金術的な分野を研究する人や、薬草をゴリゴリやって薬を作る人たちも居ました。(ゾーマは錬金系と星幽界な魔法とのハイブリットと思いたい。)
さて、マジックパウダーですが、これは端的に言うと「うまみ成分の粉」です。グルタミン酸とかイノシリン酸とかをたっぷり含んでいる訳です。
ぶっちゃけ味の素な訳ですが、中世ベースですので星幽界が絡まなければ技術は現代科学の足元にも及びません。製法は素朴で、和食で例えるなら昔ながらの鰹節と乾燥昆布をゴリゴリ砕いてとっても細かい粉にしたものです。(細かくする時に星幽界的魔法が使われておりめっちゃキメが細かい)。
とはいえ簡易なダシを使えるのはまさに料理に魔法をかけるが如しでした。シチューは特にヨネアに大好評だったのです。
ちなみに、ニースルーの素の料理の腕前は普通としています。修道院時代のまかない(かなりの粗食)、従魔術師時代のヨネア、ムクガイヤの食事の世話の経験があります。



  • これアナザーの作者さんの作品かな? -- 名無しさん (2023-10-23 18:38:39)
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最終更新:2023年10月23日 18:38