小技・テクニック
アニメを作る上での小技やテクニック。
タメ
動作の前にワンクッションを置く技術。
すばやい動きの前に一瞬の「止め」を入れることで、その落差によってよりすばやく見せることができ、メリハリも生まれる。
やり方はインターバルを調整する、後述の「中割り」を使うなど方法はさまざま。
自分にあった方法を見つけて体得しよう。
中割り
フレームとフレームの間に新たにフレームを挿入し、より滑らかな動きにしたり、タメを効かせたりする技術。
動きの最適化と言ってよい。
[ 中割りする前 ]
動きが速すぎてメリハリがないように思える。
そこで「フレーム->新規挿入」、または新規挿入ボタンを押す。すると、現在開いているフレームの一つ前に
新たなフレームが挿入されるので、中間の動作を入れる。
↓
[ 中割りした後 ]
タメが加わり、一撃に重みが出た。
[ 中割りしすぎ ]
やりすぎると、このように妙な動きになってしまう。中割りも程々に。
迫力
(動画・文章-ID:tepPQZvD0氏)
やっぱりアクションやバトルだと必須のものなので身に着けておいた方がいいでしょう。
まずはこれ
棒人間が必死に壁を砕こうとしていますが、こんな感じの攻撃では一晩かけても無理でしょう。
というわけでまずは攻撃に威力を与えるために振動を加えます。
どうでしょうか?
攻撃に重みが出てきたと思います。
さらに迫力をつけるために暗転を加えます。
ただ棒を振っているだけなのに結構威力があるように見えませんか?見えますね。
最後に衝撃波や残像を残したりして仕上げです。
棒に線を加えました。これで完成です。
線がぐにゃぐにゃだったりアニメがおかしいのは仕様です。
立体(part 1)
(動画・文章-ID:rzaIypxL0氏、一部編集)
gifアニを作ることに慣れてくると色々やりたいことも出てきます。
そのやりたいことの中でも代表的と思われる”3D”について教えます。
立体を描くのはとても難しいです。
最初からハイレベルなアニメを作ろうとせず、簡単なものから始めましょう。
私が作った立方体のサンプルです。
立方体を横に回したループアニメです。
立方体を横に回しました。
上記の二つの動画とは少し視点を変えた上で、横→斜め→縦、と立方体を回してあります。
絵が下手な私ですのでおかしな部分も多々あると思いますが、参考にしてください。
次回は『もっとハイレベルな立方体』を予定しております。
それでは今回はこの辺でお開きということで。
最終更新:2007年03月18日 00:35