泰葉、直撃インタビュー

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*日本中を感動の涙に包んだ激闘の裏側に迫る!泰葉、直撃インタビュー 2009年1月27日 昨年の12・30『ハッスル・マニア2008』(有明コロシアム)におけるアン・ジョー司令長官との激闘から約1ヶ月。われわれハッスルオフィシャル取材班は、日本中を感動の涙に包んだ張本人である泰葉さんに、改めて試合を振り返っていただきながら、現在の心境、そしてさらなる活躍が期待される今後について直撃インタビューを敢行しました! 激闘の裏に隠された真実とは、はたして……!? それでは、ど~ぞ! -------------------------------------------------------------------------------- 「アン・ジョー司令長官は、敵ながらカッコイイ」 ――『ハッスル・マニア2008』(2008.12.30/有明コロシアム)から約1ヶ月が経ちましたけど、改めて振り返ってみていかがでしたか? 泰葉 まだ、興奮冷めやらずですね(笑)。 ――ハイテンションのまま年越しを迎えた、みたいな(笑)。 泰葉 そうですね。あのときの勢いで年を越しまして、ウィン・ウィンな感じです(笑)。 ――試合を終えて、カラダのどこかが痛くなったりとかそういうのはありませんでしたか? 泰葉 試合直後は、興奮がMAXの状態だったので、痛みとかはまったく感じなかったんですね。それで、この興奮は2、3日じゃ治まらないなということで、これを何かに残そうと、曲を書こうかと思ったんですが、結局は脚本を書いたんですよ。 ――それは、いつから書き始められたんですか? 泰葉 試合の翌日、大晦日からですね。試合をさせていただく前からだいたいの構想は練っていたので、それから約1週間、1月6日に書き上げたんですよ。そうしたら、その直後から急にカラダ全体が痛くなって(笑)。 ――そこでようやく(笑)。ちなみに、その脚本というのは、どんな内容なんでしょうか? 泰葉 タイトルは、『血脈~最後のリング~』です。最初は、サブタイトルを“リング”だけにしようかと思ったんですけど、それだとホラー作品になってしまうので(笑)。 ――ホラーではないと(笑)。 泰葉 はい。内容は、ボクサーが、最後の一撃を受けてから20秒間、天国に逝ってしまうまでに、自分の人生を振り返るというものなんですが、“家族との絆”、“闘う”ということがテーマになった一人芝居ですね。そして、クライマックスは試合シーンになっているので、実際にボクシングを経験された方でないとできないようなお芝居になっているんですよ。 ――それは、ぜひ観てみたいです! 泰葉 この脚本は、ある俳優さんを想定して書いたものなんですけど、実はその方に脚本をプレゼントしちゃったんですよ。なので、その方が演じてくれないと、そのままお蔵入りする可能性も……(笑)。 ――ちなみに、その俳優さんというのは? 泰葉 それは、言えません(笑)。 ――名前を聞けば、誰もが知っている方とか? 泰葉 私は、有名じゃない人に脚本はプレゼントしません(笑)。 ――とても気になりますね(笑)。では、その脚本を書き上げた直後から、カラダ全体が痛み出したと。 泰葉 特に背中が痛かったんですけど、これはカナディアン・バックブリーカーを受けたのと、あとは竹刀攻撃を受けたときにできたものだなと(笑)。 ――では、しばらくは痛さでダウンされていたような感じだったんですか? 泰葉 でも、2日くらいですね。私は回復が早い人間なので(笑)。 ――ちなみに、ご自身の試合を映像で振り返られたりとかは? 泰葉 もちろん、大晦日の放送をオンタイムで観ました。 ――いかがでしたか? 泰葉 「清水(泰葉さんのマネージャー)がやられてる~」って、もう号泣しちゃいました。あのとき、私は気を失っていたので、その間に何が起きていたのか、放送を観るまで分からなかったんですよ。なので、すごい感動しちゃった(笑)。私自身も一生懸命闘えたので良かったとは思っているんですけど、ただ、もうちょっと闘えたんじゃないかなと。 ――もうちょっと闘えたっていうのは、練習の成果をもうちょっと出せたんじゃないかなと? 泰葉 そうですね。でも、実際にリングに上がってみると、何もかもが違ってましたね。緊張感なんかもそうですし。 ――対戦相手のアン・ジョー司令長官に対する印象なんかも、試合前の会見のときと、リングで闘われたときとでは、また違っていたのでは? 泰葉 全然違いましたね。でも、敵ながら、カッコイイと思いました(笑)。 ――カッコ良かったですか(笑)。 泰葉 私の敵にふさわしいと思いました。“汝の敵を愛せよ”というのを私は常に持っているので……って、こんなことを言ったら失礼かな(笑)。 「アイ・キャン・チェンジですよ!」 ――あと、試合直前の状況とかは、いかがだったんでしょうか? 試合前日にお話を伺ったときは、かなりテンションが上がっているとおっしゃられていましたけど。 泰葉 なんか、うちのスタッフが時間配分を間違ってたみたいで、試合直前まで寝てたんですよ(笑)。 ――そうだったんですか!? 泰葉 私は大丈夫だって言ってたんですけど、「いまからそのテンションだと、試合まで持たないので寝てください!」と、スタッフに言われたんですね。それで、ゆっくり休んでリラックスしていたら、急に「泰葉さん、試合です!」って起こされて、そんな状況で試合に臨むことになったんですよ(笑)。 ――では、割とリラックスした状態で試合に臨めたのでは? 泰葉 いやいや、そこから一気にテンションを上げましたよ。もう急上昇です。 ――そして、入場をされたわけですが、入場ゲートから会場全体を見渡したときの瞬間というのはいかがでしたか? 泰葉 もう、会場のてっぺんまでお客さんが入っていて、本当にあの瞬間は気持ち良かったですね。 ――そう言えば、試合コスチュームを直前で変更されたんですよね? 当初の予定では、は、漫画『うる星やつら』のラムちゃん風の超セクシーコスチュームということでしたけど。 泰葉 最初はそうだったんですけど、試合の日が近づくにつれて心境に変化が出てきまして、気持ちを引き締めたいと思ったんですね。それで、本当に無理を言って、急遽、コスチュームを黒で統一させていただくことにしました。ただ、聞いた話だと、私の試合を観てくれたインリンさんが、「もっとセクシーに!」とおっしゃられてみたいですけど、あれ以上にセクシーだと、ポロッと……(笑)。 ――ポロッとは、さすがに(笑)。あと、試合中には、モンスター軍が秘密兵器として用意していた子豚も登場しましたよね。 泰葉 かわいい子豚ちゃんだったんですけど、あれは本当に嫌でしたね(笑)。 ――そして、フィニッシュは“回転海老名固め”という秘技が炸裂しました。 泰葉 もう、あれは必死でしたよ。でも、私、飛んでましたね。あとで、写真と映像を観て、自分でも本当にビックリしました。無我夢中も捨てたもんじゃないと思いましたね(笑)。 ――見事な逆転勝利でしたよ。 泰葉 お客さんからの声援が本当にすごくて、試合の途中で「泰葉」コールが起きたときには、感動してかなり泣いてしまいましたね。あの声援があったから、私は勝つことができたんだと思います。 ――そして、試合後には念願だった新曲『お陽様よほほえんで』をリング上で歌うことができました。 泰葉 1コーラス目は、かなりへばってましたね。でも、そのあとは、ちょっと音程を外してたんですけど、ちゃんと最後まで歌えたので良かったです。 ――やはり、試合直後に歌を歌うというのは、かなり大変だったと思うのですが。 泰葉 でも、ああいう歌は、違った意味では、もう歌えないなと思いましたね。一生に一度味わえるかどうかっていうほどの感覚でしたから。だから、いま思い返せば、あのときの歌を糧にして、さらにパワーアップできたんじゃないかと思いますね。 ――試合全体が、泰葉さんにとって糧になったと。 泰葉 あの試合をきっかけに、かなり打たれ強くなりましたね。いままでは、林家三平の娘ということで守られていた部分もありましたから、どうしてもお嬢様芸というのが抜けなくて。だけど、あのリングで闘わせていただいて、精神的にかなり強くなれました。 ――モンスター軍からも、再三にわたって侮辱行為を受けてましたよね。 泰葉 あれも酷いですよね。CDもめちゃくちゃにされたし、よく耐えられたと思いますよ。私の自分史のなかでは、アメリカ大統領選と同じくらいの歴史的な変革期だったと思います(笑)。あと、試合後に会場でCDとTシャツの即売会をさせていただいたんですけど、そのときに初めてハッスルファンの方々と交流できたんですね。そうしたら、女性の方から「チューをさせてください」と言われまして、一緒に写真を撮ったんですけど、ファンのみなさんもすごく温かかったです。いろいろバッシングを言われてきましたが、すごく自信になりましたね。私は生まれ変われました。アイ・キャン・チェンジですよ(笑)。 「私を変えくれたハッスルに、何かできることがあれば」 ――ちなみに、今後ハッスルのリングで、試合は抜きで、歌を歌うというのは? 泰葉 また違う意義があるのであれば、歌わせていただきたいと思いますが、試合をやって歌うというのは、一生に一度、おそらくあれを超えるものはできないでしょう。でも、あのときの私は、魂で叫んでましたね。お腹から魂を吐き出せましたから。それまでは、自分の叫びみたいなものを歌に乗せていたんですけど、あのときを境に、歌も、声も変わりましたね。おおらかで、とっても無邪気な歌になってるんですよ。だから、私自身、すごく成長させていただくことができました。去年はいろんなことがありまして、私は生まれ変わりたいと宣言をしてリングに立ったんですけど、その変わった部分というのが歌に顕著に表われましたね。 ――では、出ることに意義があれば、ふたたびハッスルのリングで歌う可能性というのも? 泰葉 ただ、リングに上がるということが、私にとっては神聖な物を冒しているという申し訳なさもあるので、よっぽど考えますよね。例えば、私が落語の寄席の高座に上がれてと言われるの同じで、そこで命を賭けている人がいる場所に素人が上がるというのは、どれだけ冒とくになるのかというのは分かってますから。今回だって、そのプレッシャーたるものは、かなりありましたからね。 ――では、ちょっと話題を変えます。昨年大晦日の放送で、泰葉さんの試合の瞬間視聴率が10.2%と大健闘ということもあって、当然のことながら、周りからの反響というのも大きかったと思うのですが。 泰葉 それがですね、私の試合を観てくれた昔の友人や知人から、本来の私に戻ったっていうのはよく言われましたね。あと、この前、ひさしぶりにフランス料理を食べに行ったんですけど、そこのお店のシェフが「ハッスル、観てましたよ!」と言って、一品多くサービスしていただきました(笑)。 ――思わぬ副産物が(笑)。ちなみに、ご家族の方からの反響はいかがでしょう? 泰葉 弟の(林家)いっ平がすごく嬉しかったみたいで、“回転海老名固め”をテレビでしょっちゅう言ってるみたいです(笑)。彼も、襲名を前にいま闘っている最中なので、お互いに気持ちが分かり合えて、私も本当に嬉しかったですね。あと、この前、立川談志師匠からお電話をいただいて、そのときはハッスルの話は出てこなかったんですけど、「俺に似てるから、好きなように生きろ!」と言われまして、たぶん試合を観てくれてたんでしょうね(笑)。去年は、やっぱり精神的にもひずみがあったんで、顔の表情なんかも影があって暗かったんですよ。そんななかで、試合をさせてもらって、それから大事なお友達や家族、師匠からお声をかけていただいたりと、すごく自分が明るくなったと思いますね。本当に変わりましたよ。 ――では、今年の抱負をお伺いしたいのですが。 泰葉 スカッとした晴天がやっと私に訪れたなっていう感じがするので、このままもっと明るくなっていければと思いますね。そして、いまの気持ちは、音楽のほうに向かっているので、最初はやらない方向でいたんですけど、今後はコンサートもやっていきたいですね。あとは、学園祭でのライヴも(笑)。 ――コンサートやライヴをやっていきたいと思ったのは、やっぱり……。 泰葉 そうです、あのときの会場での一体感ですよね。あと、お客さんの熱気と。私、血が騒いじゃったんです(笑)。歌っているときが、一番幸せですね、ウフフ。 ――そうなると、しつこいかもしれませんが、ぜひまたハッスルのリングで歌を歌うというのは?(笑)。 泰葉 私をこれだけ変えてくださったハッスルですので、私に何かできることがあれば、ぜひ参加させていただきたいですね。ですが、闘うことだけはトシもトシですので、無理でございます(笑)。 ――泰葉さんとの再会を楽しみにされている方々も多いはずですよ。それでは、そんなファンの方々へメッセージをお願いします。 泰葉 こんな素人をリングに上げていただいて、失礼だと思った方もいたと思われますが、みなさまからの温かい声援で、私は生まれ変わることができました。本当に、ありがとうございました。もう、それしかありません。嬉しかったです! ――ありがとうございました! 今後のさらなるご活躍を心よりお祈りしたします!! &bold(){日本中を感動の涙に包んだ激闘の裏側に迫る!泰葉、直撃インタビュー} http://www.hustlehustle.com/free/news/?id=1232972296 タグ:&tags() &sizex(1){total view count : &counter(total)} &sizex(1){today's view count : &counter(today)} &meta_keywords(泰葉,ハッスル・マニア2008,アイ・キャン・チェンジ)

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