ドライバ統合
プラグアンドプレイドライバ
HFSLIP\HFEXPERT\DRIVERCABにドライバを配置します。
直接入れても良いのですがドライバ毎にフォルダを分けると後でドライバのアップデートなどで分り易いでしょう。
HFSLIP\HFEXPERT\DRIVERCAB\VIDEO, HFSLIP\HFEXPERT\DRIVERCAB\AUDIO...etc
ドライバファイルは必ず解凍されたバイナリ(*.sys, *.dll, *.exe ...)とInfファイル(*.inf)を入れてください。
すべてのInfファイルをテキストエディタで開き編集します。
[SourceDisksNames] または [SourceDisksNames.x86] というセクションを探し、
1 = %W2Kcd%,driver.cab,,"I386"
という行を追加します。元々ある行は削除しても構いません。
そして[SourceDisksFiles] セクションの全ての行に" = 1" という文字を行末に加えます。
[SourceDisksFiles]
file1.sys = 1
file2.dll = 1
元々 = 222 等となっている場合はそれを削除し = 1 に変更してください。
Infによっては[SourceDisksFiles]セクションが複数存在することもありますので
よく検索して全ての行に加えるようにしてください。
infを書き換えるのでドライバ署名は無しになる。
そのためWinnt.sifに以下の記述が必要。
[Unattended]
DriverSigningPolicy = Ignore
NonDriverSigningPolicy = Ignore
ちなみにファイルをコピーしない、デバイスの名前を表示するだけのinfは書き換え不要。
またドライバパッケージを解凍しても、拡張子末尾が_のファイルはまだ圧縮されていてそのままだとインストールできないので、expandコマンドなどで解凍する必要がある。
もしファイル名に重複があった場合はリネームして、そのファイルを参照しているinfの記述も書き換える必要がある。
DRIVERCOMP=A,B,Cのいずれかを指定しないと統合自体が行われないので注意。
また、HFSLIP使用後にnLiteを使う場合は、コンポーネント>拡張>[Keep Box]に追加したファイルを書いておかないと削除される可能性がある。
F6ドライバ
まずHFSLIP\HFEXPERT\STORAGEにドライバファイルを配置する。
次にstorage.iniを作成する。[HardwareIdsDatabase]セクションと[SCSI]セクションの二つが必要。
TXTSETUP.OEMの[HardwareIds.scsi.○○]セクションを見て作成しましょう。
ドライバファイルが△△.sysなら
[HardwareIdsDatabase]
ハードウェアID = "△△"
[SCSI]
△△ = "文字列"
となる。文字列は何でもよく、インストール最初のドライバロード時に表示される。
[Unattended]
DriverSigningPolicy = Ignore
NonDriverSigningPolicy = Ignore
もしくはinf_modを使用してカタログファイルも統合すれば手動インストールでも確認画面がでなくなる。
(SP3ではこの2つ方法での検証はOK)
また、
HFSLIP Part3スレ 557氏より引用したものだが、STORAGE.INIの内容を
[HardwareIdsDatabase]
ハードウェアID = "△△", "文字列"
[SCSI]
△△ = "文字列"
に変更するだけでもいいらしい(557氏の環境ではSP2で検証OK)
例
ICH9RのAHCIの場合だと、
STORAGEに置くべきファイルはiastor.sys、iaahci.inf、storage.ini。
TXTSETUP.OEMの中で注目するのは次の部分。
[HardwareIds.scsi.iaAHCI_ICH9R]
id = "PCI\VEN_8086&DEV_2922&CC_0106","iaStor"
storage.iniは次のようになる。
[HardwareIdsDatabase]
PCI\VEN_8086&DEV_2922&CC_0106 = "iaStor"
[SCSI]
iaStor = "Intel(R) ICH9R SATA AHCI Controller"
inf_mod
最終更新:2009年05月09日 00:14