詳細
作者 :
山文京伝
ジャンル : ファンタジー属性
出版社 : フランス書院 (2007/3/3)
ISBN-13 : 978-4829678596
価格 : 本体886円+税
内容
――人間と魔族が争う世界――
長きに渡った人間と魔族の戦いは
〝光の皇女〟と呼ばれる7人の聖女たちによって
人間側の勝利に終わろうとしていた。
追い詰められた魔族の王女は
魔族の世界を取り戻すべく戦いを始める。
光の皇女を犯し、堕落させることで力を得る
〝ミミル〟という魔人を使って……。
- 第1話
- 光の皇女が一人、魔導士ティレス=フォーセット
- 世界が平和になり、故郷の村に戻ってきたティレス。
- 村人との再会もつかの間、ミミルを引き連れた王女に襲われる。
- 負傷した村人を弟マーシュに任せ、たった一人で戦いを挑むティレスだったが、
- ミミルの触手に捕らわれ、その快感の虜になってしまう。
- 弟マーシュの目の前ではしたなく絶頂し、魔族への忠誠を誓う聖女ティレス。
- 光の皇女の一人が堕ちていく。
- 第2話
- 光の皇女が一人、巫女フェリーヌ・リュシェ
- 精霊都市オルカを守る聖母フェリーヌ。
- ティレスが居るダーナが襲われたことを聞き、
- 安否を案じていたところに、当のティレスが魔族を引き連れて現れる。
- 魔族の壁となり立ちふさがるティレス。抵抗できないフェリーヌは捕らわれて……。
- 息子ショナの目の前で、ミミルの女になると告げる聖母。
- 二人目の皇女が陥落する。
- 第3話
- 光の皇女が一人、大精霊使いミルフィース
- 精霊の森に守られたエルフのミルフィースは、ミミルを撃退することに成功する。
- 深手を負い、陣地に舞い戻るミミル。そこには嬲られ続ける二人の聖女が。
- ミミルの怪我の影響で一時は意識を取り戻す二人だが、
- 催淫効果のあるエキスを与えられ、再び快楽の虜となっていく。
- 一方、ミルフィースは何かが起こっていることに気づき旅に出ることに。
- もう一人の皇女シェラザートも動き始めて……。
- 第4話
- 光の皇女が一人、龍狩りカレン・マクミラン
- 龍狩り隊を率い、魔龍を狩る凄腕の剣士カレン。
- そのカレンに魔族の戦士ギルは一騎打ちを挑む。
- 砂金とカレン自身の体を賭けて――。
- ――正々堂々の一騎打ちに敗れてしまうカレン。
- ミミルによって支配された仲間たちに襲われてしまい……第5話へ続く。
- 第5話
- ミミルと龍狩り隊の仲間たちに嬲られるカレン。
- 三人目の皇女が陥落する。
- 第6話
- ミミルの精液(エキス)を注がれ、浸りきったティレスとフェリーヌ。
- そして新たに囚われたカレン。三人は更なる深みに入り込んでいく。
- 一方、残りの光の皇女たちは、標的が自分たちだと気づき対策を始めていた。
- 光の皇女が一人、呪術士マヌエラは魔族の遠視の水晶玉を破壊する。
- 皇女を見張る術を失った魔族の王女は余興を始めることに……。
- 第7話
- 魔族の余興として襲われた村モロス。
- ミミルの支配下にある聖母フェリーヌは、魔族を引き連れモロスを訪れる。
- 村人たちの前で淫らに欲情し、衣を脱ぎ捨てるフェリーヌ。
- 魔族の淫臭に酔ってしまった村人は、男も女も支配されてしまい……。
- 第8話
- 光の皇女が一人、聖騎士シェラザート・クローリー
- 乱交の宴が終わり、一人モロスで魔族に犯され続けるフェリーヌ。
- シェラザートは、部隊を率いた調査の途中で変事を知りモロスに駆けつけるが、
- 紙一重のところで魔族とフェリーヌに逃げられてしまう。
- 残された村の後始末をする中、シェラザートは残っていた魔物に襲われて……第9話に続く。
- 第9話
- 仲間に気づかれぬまま犯されていくシェラザート。
- 快感に堕ちてしまうギリギリのところで部隊の騎士に助けられるが……第10話に続く。
- 第10話
- 助けられたシェラザートは何もなかったかのように気丈に振舞うが、
- 体に潜む快楽の余韻が徐々に精神を蝕んでいた……。
- 下巻に続く。
この本の感想をお聞かせください。
- 2巻、ずいぶん時間がたってますが発売予定ないのでしょうか?
気になります! -- 名無しさん (2010-06-06 09:44:39)
- 早く七色ラミュロスの第2巻を発売してください! 楽しみに待っています! -- 村田博 (2009-01-07 20:59:42)
- よーやく出ました。長かった。ほんとに長かった。
なんらかの事情で単行本化されなかったこの本を、
山文京伝氏の大ファンである管理人はひたすら待っていました。
(信者であるため、管理人のレビューはあまり参考にはなりません。あしからず。)
山文京伝氏の特徴といえば「堕ちていく女」
この本は聖女が魔族に犯され、快楽の虜になってしまうという、
まさにクリティカルヒットの一冊となっています。
この一連のストーリーはさらに続き、現在は第二部が進行中です。
信者は待望の1巻が出たことに満足し、2巻が出るのを待ちましょう。
きっとすぐに出ます。……たぶん、そうだといいなぁ。
おまけ
氏の単行本を持っている人なら知っていることですが、
今回も表紙裏に小話が載っています。豚型の魔物と母親です。
-- 管理人 (2007-04-03 20:37:50)
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