+ | ... |
「門」
[鉋姫の門/球]:鉋垳の奉納庫から武具を呼び出したり、返したりする。 [鉋姫の門/扉]:短距離空間転移。ゲートに入るのでタイムラグがある。 [鉋姫の門/喚]:召喚獣を呼ぶゲートを作り出す。
「鉋姫の武」
武器を出す。それぞれ鉋垳の奉納庫の魔器であり、特殊な性能を秘めている。 アリカは様々な武器のエキスパートである。ただしいわゆる火器はどうも感覚的に苦手。 いずれの武器も、能力によって「鉋姫」を傷つけることはない。
[鉋姫の武/刀]:ほとんどのものを切断できるが、数秒後~15秒ほどで戻ってしまう不殺刀。
斬る方を防ぐ手はあるが、戻る方を防ぐ手はほぼ存在しないといっていい。 これだけでは勝てないが、これで斬り払ったあとに拳や蹴りでボコりにいく。 [鉋姫の武/槍]:空間ごと斥力場に巻き込んで吹き飛ばしたり、自身を加速させたりする斥力槍。 吹き飛ばすことにより地形に相手を叩き付けダメージを与える他、防御力が高い。 柄からもある程度の斥力場は出るが、穂先が最も強力。真上から叩きつけると地面が割れる。 [鉋姫の武/爪]:刀の柄から、三本の刃が1cm間隔で生えた奇妙な爪刀。複数存在する。 斬撃が内側に捻じ曲がるという性質を持ち、命中すれば斬撃に絡めとられる。 殺傷力は高いが、小さい破片などにも反応する。直接、斬りつければまさに「獣の爪」となる。 [鉋姫の武/弓]:放つと矢が消える弓。消えた矢は30Tdの距離を一瞬で越え、高い貫通力で敵を貫く。 見えない上に速い、威力があるが連射できず攻撃範囲は狭く、そして何より近距離にあたらない。 30Td(約30m)よりも離れないと攻撃できないが、その間の空間に干渉しないのは強み。 [鉋姫の武/牙]:旋棍(トンファー)。2つ出すこともできるが、片方のみ召喚し格闘も。 通常、廻して使うが両の先端どちらかが押し当てられるとそこから錐状のエネルギーが飛び出す。 エネルギーの射程は僅か0.5Tdだがその威力はお墨付き。パイルバンカー。 [鉋姫の武/尾]:鞭(ウィップ)。3mほどだが柔らかくゴムのように伸び、見た目より倍近い長い射程を持つ。 先端の錘は軽々と音速を超え、衝撃刃を生み出す。伸ばした状態で巻きつけることも。 何かに巻きついていると強力な電撃を放つ。自身の手に巻きつけることで…? [鉋姫の武/扇]:これだけ別格の出力を持つ。扇にして奥義。鉋垳の宝物庫の最終武器。 出現時は2mもの塊、一度広げたあとに閉じることで「奥義」の武器となる。 |
+ | ... |
鉋垳の育てた霊獣を“召喚”する。それそのものを呼んでいるわけではない。
鉋垳の大本となる霊獣が存在し、その分霊を召喚しているに過ぎないが、十分な性能を持つ。
「いでよ岩牛、その身を盾に!」
岩で出来た闘獣の霊獣を召喚する。その突進は軽トラじみている。 無論、相手をはね飛ばせれば強いが、実際には岩牛は自動迎撃用の召喚獣である。 砕ける前でも、砕けた後でも破片が飛び道具を遮断するために動いてくれる。 さらに破片が十分にあれば、近接攻撃にもある程度効く。ゴーレム。
「いでよ空鷲、我が翼になれ!」
大鷲を召喚する。サイズは3mほどで、力強く飛ぶことができる。 サポートとして攻撃に回ってもらうこともできるし、風の力で突風や竜巻も起こせる。 だが真価は、騎乗しての戦闘である。飛行能力を得ての“断空”の威力は凄まじい。 攻撃にも回避にも使えるため、よく呼ばれるが戦闘の最後まで居ることも少ない。
「いでよ氷狼、狩りを始めよ!」
氷でできた狼を召喚する。いっぱい出す。1体1体は脆いが、雑魚掃除に非常に使いやすい。 通常の狼同様に噛み付く、爪で押さえつけるなどもできる他、凍結能力がある。 体当たりなどで触れている相手ごと自身を氷の塊にしてしまうという厄介な自爆攻撃である。
「いでよ炎馬、我が足となれ!」
炎馬を召喚する。やや大型種。乗せている鉋姫は焼かない。小回りは効かない。 そのかわり戦闘を考慮しない限り、かなりの速度を生み出す。回避など考えなければ列車にも追いつける。 それもそのはず、アリカが元になる霊獣に無理言って調整してもらった、ハイウェイや列車戦用の分霊である。 ハイウェイぐらいの戦闘速度であれば槍などを振るうスタイルで騎馬戦が可能。 |
+ | ... |
いわゆる必殺技。空間に作用する魔人能力による武技である。
主に刀タイプで使用するが、他で使用することで予測しにくい挙動の攻撃となる。
断空“朔の月” :「ついたち」。武器先の空間を弄り、ある程度のリーチのある斬撃などを放つ。
断空“三つ月” :「みかづき」。弧を描いて飛ぶ斬撃で避け難い。爪は主にこの技で斬撃を飛ばす。 断空“八つ月” :「げんげつ」。突いた先から八つの剣線が放射状に走る妙技。 断空“満ち月” :「まんげつ」。一度しか振らないが、目の前の空間を粉微塵にする。
他、技名は無いが空間を軽く曲げて飛び道具を逸らすなど空間操作を得意としている。
|
+ | ... |
CL:E~B/S
SL:E~S/S ML:E~A/A LL:S/S 耐久:C 防御:C(B)筋力:B 知覚:B 速度:B 機敏:A 空中:D 経験:A
武については達人。高い精度、対応力を持つ。
しかし防御ステータスはかなり低い方のため、ゴリ押しに弱い上に打たれ弱い。 多彩な武装や召喚獣で得意距離を維持し、攻め続けるタイプ。 |
+ | ... |
■■アルニラム研究書■■
●ログ01.その名はアルニラム
アルニラム初登場回。このあたりはオニール・シティ導入イベントのようなもの。
「村を出て、別の街で何かを『成す』事のが懸命な生き方だ」
オニール・シティに対しては「滅びる街」としてのスタンス。
「クチナシィ!(そちらを見ずに名を呼ぶ 」
「厄介事に巻き込まれたッ…! 避難してろ!」 「(左半身が星々の輝きを放ち―左腕が巨大なビームブレードに変化)」 「劣化抗魔金属…アルジール一家か! 懲りない奴だ! 」
普通に気遣う余裕がある。なお余談だが、劣化抗魔金属はここが初登場。
というかなんやおまえ、その左腕のビームブレード。アルタイルに寄越せ。
「ビーム・フィールドッ…!(アルム前方に輝かしく展開される巨大ビームバリア」
「跳ね返すぜ!そんなジャンク品ッ…!」
ノリノリである。明確な悪党相手に戦ってるときはノリがいい。
というかなんやおまえ、そのビームバリア。アルタイルに寄越せ。
「だが、武装の数で、質で、負けるワケがないッ…!(両瞳に青の光が灯る」
「故郷を捨て、有害油と過剰魔石と破損魔器を身に喰わせて生きてきたんだッ…!(全身が淡い青の光を纏う」 「あいにく魔法の類じゃないッ…呪われた魔器―守護星【水曜】の力ッ! 」
守護星【七曜】、水タイプ。抗魔に無効化されないので効果は抜群だ。
「簡単にでも治療した方が良いんじゃない?救急箱なら借りれると思うけど…」
「要らないさッ…あんな奴らごとき敵じゃあないね。 」
基本的に強がり。
「撃ってきたあいつらが悪い」
「片付け、お手伝いします。(ミアに」 「いえ、お客様にそのようなことはさせられません(クチナシに向いて」 「元をたどれば襲撃者と、派手に水圧砲を放った人が散らかした話なのですから(後ろ目に」 「な、なんだよッ…!」 「チッ…(舌打ちし)出直しだッ…またな、『ENDLESS BATTLE』!」
そういうところだよアルム君。基本的に悪びれないスタンスであることがわかる。
●ログ02.故郷の味(EB)&おいしくなーれ♪おいしくなーれ♪(EF)
ログの前半部分。後半は“例のアレ”。ラヴィを決定的に狂わせたやつ。
「──鉋姫アリカと申します。よろしくお願いしますー(一礼」
「僕はアルニラム=コンフェット。オニール出身だ。よろしく。(軽く一礼」
フランクなサディストとしてのアリカでは無い時期なので口調が仕事モード。
今だと「よろしね、アルム君」になるところである。
「ん………旨いね。(つくねを食べて、素直な感想」
「この料理の味も伝説の喫茶の人気の秘密?(つくねの棒を持ちながら」 「どうでしょう?今回は店長でなく、私に任せてもらいましたので…(賛辞に少し照れたように」 「え、おまえが作ったのか?(驚き」 「故郷のものしか、作れませんけど(片手を胸にあてて)…ささ、続きをどうぞ!」 「なら本当に…地元の味だな。(感心したように 」
アルニラムは敵対者がいないところだと青年…いや少年っぽい振る舞いが見える。
「そうなのですか…ではアルニラムさんは?(どんな用事で喫茶に、と」
「僕は…ざっくり言って「経験を積みに」かな。」 「オニール・シティじゃあちょっとだけ商人として成功したんで「幸福」に少し近づいた気がするんだけど…」 「まだ「上」や「その上」は遠い遠い…そんな気がしてさ。(プレート見つめて」 「「幸福」…経験といっても、修行とは違うのですか?」 「修行? そうだね…そうかもしれない。(納得したように」
幸福というキーワード。
「でも、戦闘だけが目的で来たわけじゃないよ、僕は」
「と、というと」 「伝説の喫茶に集まる人物、情報、それに食事。 色々「経験」しにきたんだ」
元々はこういうことだった。ログ01ともあわせても、年齢よりも少年さが強い。
●ログ03.アルムVSアリカ
ログの前半部分。後半はアレ。
「いわゆるレイダーリストです。襲撃者一覧…まあ、いいですよ。(手渡し)」
「非戦闘の店員もたまにいるので、そうした方面向けの警戒リスト、といったところです」 「喫茶の客を襲ったり街を襲ったりする奴らか。(興味津々で貰ったリストを見る」 「当店では店内で暴れない限り、いえ暴れたとしても、襲撃者もウェルカムです」 「そこは伝説の喫茶か。寛容というかなんというか…」
レイダーリストの張り出しの場面。さすが喫茶だ頭がおかしい。
「『アルジール一家』…コレは最近?(リストにある名前を見て」
「先日の襲撃からリストに。オニールから、アなんとかさんを襲いに来たとか、情報が」 「完全に僕のせいだね。(肩すくめてリストを返す」 「お気になさらず(受け取り)何故か保険金がちゃんとおりてますから」 「え?! そうなの?!(結構驚き」 「何ででしょうね、私もさっぱりですが、修繕費は困らないんですよ」 「とはいえ、店員の中には清掃や内装のやりなおし業務を嫌っている方もいますがー」 「ぅ。(この前掃除全任せして逃げたのを思い出し」 「そ、それも戦闘喫茶店員の仕事だから、仕方ないよなっ!」
そういうところだぞアルム君。
「やあ(テラスから突然現れる」
「なんだ。他の客か?(突然現れたいのり見て」 「へぇ、バトルを注文する人なんているんだね。初めて見たよ。(いきなりにこやかに近付いてくる見た目一般人」 「逆に訊くが、おまえはコーヒーだけ飲みに来てるのか?(いのり見て警戒しながら」 「まさかそれだけでこんな物騒な所には来ないよ。(にこやかに」
テラス設置済の時系列。なお、雀騒動はアルニラム登場の前である。
「そうだね。野良試合なんかやったらボコボコにされるのが落ちだよ。(笑顔のまま」
「私といのり様でしたら戦力的には釣り合いますが、それはバトルの意味を成さないでしょう」 「申し訳ありませんアルム様。必要でしたら出来るモノを寄越しますが…」 「揃いも揃って…(いのりとミアを睨み」 「まぁ、どうしても、一般人と変わらぬメイドめを痛めつけたい、という立派な趣味があるのなら お断りはしませんが」 「いや、必要ない。(ミア睨んで、視線逸らして」
からかわれると結構マジ怒りするタイプ。短気なのは割と間違いない。
「お墨付き出たし、がんばろっか!改めて私は鉋姫(かんなき)アリカ」
「ん、調子狂うな…(小声で呟き」 「僕はアルニラム=コンフェット。全力で行く」 「ごめん、思ってたんだけど“アルニラム”って呼びにくい(申し訳なさそうな顔」 「アルム、でいいかな?」 「…構わない」 「"おまえ"の好きに呼べ」
アリカはアルニラムのことをアルム君、ではなく「アルムくん」と呼ぶ。このあと、戦闘。
「物理的破壊じゃないな…空間転移あるいは空間断絶の使い手か?(得意気にアリカに笑み」
「空間転移は、ここのところの時空異常のせいで使えないんで…(とほほ、と」 「げ、違うの?(得意気な笑みが崩れ」 「(長槍を構え)さっきのはだいたい何でも斬れるけど、元に戻る刀」 「呼び出した武器の方の力だったか…(戻った左手で頭抱えて」 「私自身は、呼び出し専門だからね。それじゃ次は槍兵の真似事をば(突撃」 「似た者同士かもな…(左手に隠した両眼が土色に光る」
アルラニムのドヤ顔が崩れるシーン。
「あぁ、機械仕掛は色々都合が良いんだ。(ボロボロの着物から目を逸らして」
「…あら、アルニラムさん。どうなされました?(声色露骨にかえ、スッと隣に」 「な、なんだ?(サッと離れて」 「(スィーッと)先ほどから何か、気にされてるような気がして…」 「べ、別に気にしてなど居ないッ…!(サーっと離れて」 「僕の装備は街に戻れば修理出来るッ…おまえの着物の事など知らんッ!」
少年漫画の色気を直視できない主人公めいたムーブである。
「ふふ、ところで口調はどちらがいいです?それとも、どちらがいいのかな?“アルムくん”」
「お、"おまえ"の好きにすれば良いだろう?!(サササーッと離れて」 「じゃ、お店ではアルムくんって呼びますね。面白そうだし。ところで、助平ですね」 「な。なん…だとッ…?!(アリカ見て」 「(乱れた着物から零れる白い肌)…ほら」 「っっ、(飛び退く」 「…とはいえボロボロの装束のままでは。着替えますかね(店の方へ」 「破れた着物は僕の責任じゃないからなッ…! その、、保険とか保証に訴えろッ…!」 「いや、めっちゃバルカン撃ってたくせに…」 「し、知るかッ…! 注文の企画者に言えッ…!(遠目にアリカ見ながら」
さりげなく飛び出す悪びれないムーブ。アルニラムといえばこれである。
「…ウブですね(見守っていた人その1」
「あはは、良い事じゃないか初いくて(見守っていた人その2 頬杖突いて悠々クッキーカプチーノ」
観客達はほんわかしているが、この直後ヤベェオブDTのトップ、[あなたはわたし]が襲撃する。
●ログ04.《あなたはわたし》VS《蕩い惑う万象華鏡》
初見殺しならば最強、今でも勝てるキャラの方が少ないという絶望、セルフ戦。
「ざまぁ、なぃぜ…(途切れそうな声で大地に頬をつけたままセルフを見上げる」
相性差絶望である。この戦闘はどっちかというとミアの見せ場である。戦闘詳細は割愛。
「おーい。起きてるかい?(まず近くのアルムに緊張感無く」
「起きてるぜ…具合は最悪だが」 「僕みたいなジャンク品を心配してる暇があったら」 「あっちの『非戦闘』店員の様子でも見に行ったらどうだ?」 「あはは、それはそうか。(あっさりと」 「そもそも心配した所で、ボクじゃ君を運べそうにないんだよね。(両肩竦めて」 「なら、尚の事だ。 散れ散れっ(地面に倒れたまま」 「そうだね、残念だけど寝ててくれ。(笑顔で言い残して」
アルニラムなりの心配の仕方。もしくは、強がり。
「さて…(広場に倒れる金平糖の山と抉れ胴体人間」
「本来、自分で修理しなきゃならない不便な体なんだが…」 「『加護の治癒力』とやらを待ってみるか…」 「これもまた『経験』…(広場で静寂の時を過ごす」
いのミアの波動の後、1人で倒れているアルニラム。これはグレる。
●ログ05.架空抗魔戦争
アルニラムといえばDTR戦である。後半3戦全てに関わっている。
「色々詮索されない方が都合いいのか?(目線そらして店の看板見上げて」
「……そうしていただけると幸いです。」 「…(『ENDLESS BATTLE』の看板見て」 「ですが、それがアルム様にとってメリットが無いのも事実」 「別にいいさ。言いたくない事を聞いた所で、得る回答がどれだけのものかわからないだろ」 「……、(少し驚いた表情で」 「(すぐに納得した表情に戻り」 「ありがとうございます、アルム様(頭を下げる」
平常時だと気遣いもできる男。この後、交戦開始。大部分はノリノリで殲滅してたシーンである。
「不味ったな…てっきり"終戦"させれば良いと思って思いっきり撃ちこんじまったぞ…(小声で反省呟き」
「っ、、、ぐ、、ぅ(脇腹に刺さり、栓になっていたナイフが消えた事で、流血が止まらない」 「(加護の力を阻むように鈍い光りを放つ傷口」 「僕の脚本じゃあ"天使化"したあの店員と共に白羽軍の勝利で終わる予定だったんだが…(ぶつぶつと」 「(エプロンを解き、緊急的に包帯代わりに」 「(遠目にミアを見て」 「喫茶の治療設備を信じよう。(勝手に呟いて公園から逃げるように出て行く」
問題のシーンである。戦闘中、フレンドファイアして謝らない男、アルニラム!
悪びれど反省や後悔を相手に伝えることができない。このことが後々まで響いていくことになる。
なお、このあと濃厚ないのミア。
●ログ06.強引ぐ恋バナ
実はクチナシとも何回か会ってるアルニラムである。
「ん。何してるんだ?(計測器見て近づいてくる
「ぁ、(近付くアルムに振り向いて)こんばんは」 「この場所の…空間の歪みの度合いを計測していたの」 「空間の歪みの度合いだと…?」
普通に会話しているアルニラム君。技術系には食いつく。
「特にアルム様は連日連戦、連勝ですからね(いつのまにか後ろにメイド」
「っ、(振り向きながら二人から距離を取る)あぁ…そうだね。(ミアを見て」 「連日全部僕が、"1人"で蹴散らしてるよ。(クチナシに説明するように」 「…?(少し不思議そうにアルムを見て)そうなんだ。強いのね。(笑って」 「ええ。謳う通りの強さをお持ちです」 「1回死にかけたけどね」 「(アルムの方を見遣る。半目で、へぇー? とでも言うように」
味方ごとバルカンぶっぱなした上で全く謝らないからね。そりゃ嫌われるよな。
ここまでみていくと、スタンスに変更はなく悪びれるが謝れないアルニラムが見えてくる。 この後、アルニラムは帰宅。
●ログ07.オレサマサヤマサマ!&VSタキオン
DTRに絡まれ過ぎの男、アルニラム。なおミアといのりも絡まれまくりだが今回はいない。
「こんばんは、アルムくん」
「こんばんわ。これから仕事?」 「まあ、そんなところだけど…アルムくん、何してるのかな」 「いつもどおりさ」 「時間が出来たんで喫茶に来た。そんだけだよ。(公園のベンチで」
夜のセントラル公園。
「それにしても、なんでまた時空の歪み?」
「せっかく通ってる喫茶で起きた奇々怪々だし?(曖昧な理由で」 「見れるもんなら見ておこうと思っただけだよ。『経験』として」 「ふーん…まあ、でも視覚的にはわからない部類だしねぇ…」 「あぁ。全然見れなかったよ」 「…というか、なら喫茶で待てばいいんじゃ」 「・・・」 「時空の歪みを起こしてる張本人と鉢合わせるかも、だよ(と言って) … ?」 「それは確かに。そうだね。喫茶行こうか。(ベンチから立ち」 「なんか変な感じだけど大丈夫?」 「そ、そうか?(アリカ見て」 「なんか、心此処に在らずみたいな…呆けてる感じが」 「…いや。大丈夫だよ」
後ろめたくも偲ばない。
「さては、ミアさんあたりが苦手で入りにくくなったね?(にやっと」
「、え?(アリカ見て驚き」 「いや、、そう、見える?(たじたじ」 「この前も、なんかそんな感じ… (かんざしが鳴り」
いちゃついてるところに「少年?」の砂のビッグウェーブが近づいてきた。
よりにもよってフランクなサディストでバトルマニアのアリカの居るところに。
「断空“三日月”(問答無用の攻撃!こいつは自分の刀が殺傷力が無い故、一ミリも躊躇がない!」
「(空間ごと少年をとりあえずぶった切ろうとする斬撃が放たれる」 「――ちょ、マジ?(思いがけない血の気に驚き」 「死ぬほど痛いだけだよ!」
アルニラムのコラムなのだが、見返してみると大概アリカもヤバイ奴だこれ…。
「まあ、たぶん敵ね。こいつは“喫茶っぽくない”(すげぇこと言い出して」
「っふ、っふ、っふ(すごく血走った目」 「…(ふと、冷静になり)アルムくん、これ喫茶の住民じゃないけど襲撃者でもないよ。…ご新規さん?」
独断と偏見によるエネミー認定するアリカ。誤解はとけた。
「アルムくん、私…」
「何だ?(アリカと少年へ近づいて」 「積極的に痛がる人は、苦手かもしれない(真顔だ」 「…(確かに能力特性上そうだな。と戦闘脳な納得をし)」
アルニラムのまとめのはずだが、アリカのやべぇ面ばかり思い出させてくるログである。
「女の子とお喋りって言ったら……それ即ちナンパだよ!」
「飛躍しすぎだろ色ボケ!」 「喫茶で女の子と喋った事ぐらいあるけど、(ていうか男全然来ないし!)」 「ぇ、何?女の子に興味無い星の人?(わぁ、と一歩下がって」 「別にナンパじゃねえ! ――し! 興味ないワケでもねぇよ!(なんかムキになって」
アルニラムの可愛げのあるところ。これがなんでああなったのか全くもって。このあと、対タキオン。
「―なら、僕がおまえを責任持って始末しないとな…(喫茶の壁から離れて」
「ちょっと…堪えてろ…(アリカに呟く」
タキオンに先行してやられたアリカに。これがなんでああなったのか…。タキオン戦の多くは割愛。
「(それが無理やり、成すべきことを固定されては)お前、このあたりの時空が!」
「本当に捻じ切れるぞ…!」 「知ったことかよッ…!」 「オーバーヒートで熱に溶けなポンコツッ…!」
手段を選ばない男、アルニラム。だがDTR相手に手段を選んでたら殲滅されるのでこれは正解。
「おい。生きてるか?(アリカに近寄り」
「…なんとか(目を開き」 「そりゃ良かった。(アリカに手を伸ばし立ち上がらそうと」
この後アリカ気絶。喫茶奥で治癒…をアルニラムがするとはおもえないので多分寝かせた。
▼そして空白のオニール・シティが幕を明け、オッド・アルジールは死んだ▲
●ログ08.DoublePulse
そして月日が経ち、復讐の悪鬼アルニラムとなる。
「戦って、欲しい」
「私は、フラジール・アルジール(背部ノズルが開き、星粒のような光りが溢れる」 「アル、ジール!!?(その名に激しく反応する」 「最強を作る(金属音めいた咆哮を上げ」 「戦闘、開始(カメラアイが鈍く光る」 「生き残りか!?それとも後継者か!?(両腕を広げ外套をはためかせる」 「何にせよ―潰す!(ちかちかと輝く星のような光が体に浮かび上がり変形していく」
まあアルジール名乗られたら殴るよね、この頃なら。
「どの道アルジールは生かしておくつもりはないからな…!」
オニールで何があったの君…!
「これは(これは――」
「私の、負けか」 「そうみたいだな………(その姿を見つめ」 「でも、許してもやらねえし、逃してもやらねえよ…!」
オニールでやっぱり何かあったんじゃないの君。
「いーや、終わっちゃ無いね。(ギミミスに見向きもせず返事する」
「せっかくあの街ぶっ潰してまで終わらせた戦だ。残滓だろうが後継者だろうが残すもんかよ…」 「根絶する…アルジールの名を継ぐ者は!」
オニールで何があったんだよ!このあとの流れについては、直接ログを読もう。
DoublePulse
悪辣なるや AlnilamAnswerer ScaredScar |