バレバレ・バレンタインep9 情熱チョコレート(物理) [ラヴィ ベリサマ 善一]

ラヴィさんが入室しました
ラヴィ : (特設厨房にて)…非の打ち所の無い、ごく普通に食べられるブロックチョコができたわ
ベリサマさんが入室しました
ベリサマ : (特別厨房奥からラヴィに近寄る)…ほう。
ラヴィ : …あなたは確か、炎の
ベリサマ : 如何にも!炎の属性神!炎神ベリサマ!(胸に手を当ていばる。ぴよこエプロンの幼子
ラヴィ : ふ、お子様ね。だいぶ力を失ったのかしら?
ベリサマ : (手には炎燃え立つチョコの内側からチョコムースが蕩け出るバレンタインチョコ×5を乗せた皿
ラヴィ : …(燃えてる…)
ベリサマ : お子様と侮るなよ。この肉体は、余の選びぬいた珠玉の体。
ベリサマ : 大変理不尽で納得の行かぬ神罰を受けた身ではあるがソレはソレ。
ベリサマ : まだまだ余の力は健在よな!!
ラヴィ : ふーん… …
ラヴィ : まあそれはいいわ。ちょうどいい、チョコ交換しましょう
ベリサマ : なに・・・? チョコ交換だと…?!
ラヴィ : ええ。…その燃えてるのがちゃんと食べられればいいんだけど
ベリサマ : 無論食べられる! 余が喫茶で修行した末編み出した宝物であるぞ!
ベリサマ : しかし、待て。
ベリサマ : チョコ交換…そんなシステムがあるのか…?
ラヴィ : …え、ダメなのかしら…?学生の間ではよくあることだと聞いたけど
ベリサマ : 余は言うまでもなく女神。そして貴様も高等な種族の…女性であろう?
ベリサマ : バレンタインは男女間でのやりとりではないのか?
ラヴィ : 高等かどうかは三者意見に任せるものだけど、別にそういうことは無いわ。
ラヴィ : この前、店員(男)が客(男)にあげてカウント増えてたし
ベリサマ : なんだと・・・!?
ラヴィ : そういうわけで口をあけなさい、炎神(小さなハートブロックチョコを手に
ベリサマ : 余は命令は受け付けぬ。しかし、贈り物は受け取ろう。(つまり口を開ける
ラヴィ : はい、あーん。
ラヴィ : (チョコ入れる
ベリサマ : チョコ交換システム…その抜け道…第一歩目…とくと味合わせるがよい!
ラヴィ : (抜け道でもなんでもない気はするけど…)
ラヴィ : (中にレーズンが入った、一口ほんのりチョコ ミアの教育により余計なことをしなかった故の普通のチョコである
ベリサマ : (チョコを味わい
ベリサマ : ー…、ほう!
ベリサマ : コレがバレンタインチョコか! やはり手作り…人の想いの籠もったモノは良いモノであるな!
ラヴィ : (ピコーンと増えて)……そうするとこの、燃えてるのを食べれば
ベリサマ : (楽しそうにラヴィを見るひよこエプロン
ラヴィ : いいわけだけ…ど…
ベリサマ : (ベリサマのチョコカウンターも0→1に
ラヴィ : …頂いていいかしら?
ベリサマ : 許す!食べるが良い!(両手組んで偉そうに
ラヴィ : (… 燃えてるソレをパクりと
ベリサマ : ヴァース中の火を司る炎神ベリサマ!熱を使った料理で間違おうはずもない!
ベリサマ : (燃え立つチョコと内側のムースの温度差が絶妙な大変美味いチョコ
ベリサマ : (口の内部がどう考えても燃えるが、それ以外最高の出来!
ラヴィ : (もぐ   も ぐ
ラヴィ : ……
ラヴィ : (口から煙と蒸気を吐いて)美味しいわ。でもこれ人間食べれないわよ
ベリサマ : 美味しいか!そうか!そうなのだな!?(腕解いて食い入るようにラヴィを見る
ラヴィ : いや、美味しいんだけどこれ人間は・・・
ベリサマ : ふはは!ふは!ふははははは!(掻き消すように笑い
ベリサマ : 流石は余!初めてのチョコ作りで大作を美味に作り上げるとは!
ラヴィ : いやだから、その…いえ、いいわ。きっと人間の中にも食べられる人はいるはず
ベリサマ : 喫茶の特別厨房に籠もった価値もあると言うもの。余にチョコ作りを教えた奴らにも褒美を取らせねばな。
ベリサマ : (チョコカウンターが1→2へ
ラヴィ : (ぴこーん 5
ベリサマ : そして貴様からは大変重要な情報を聞いたぞ? チョコ交換システムとな。
ラヴィ : システムでもなんでもなく、普通にやりとりするだけなんだけど
善一さんが入室しました
ベリサマ : 降神体での交流範囲で野郎の候補が見当たらなすぎてな!
善一 : チョコの香りがする!(扉バァン
ラヴィ : …野郎がきたみたいよ?
ベリサマ : 苦肉の策として他の男神共に配る展開もありえたが…その必要もなくなったわけだ!
ベリサマ : ふむ?(来た者を見る ベリサマカウンター2
善一 : ぁ、ラヴィさんに、初めて見…る…?(どっかで見たこと有るような
ベリサマ : 余は炎の属性神!炎神ベリサマ!(名乗るぴよこエプロン
ベリサマ : 見ての通り喫茶でチョコを作っているだけだが? 暴れまわる神共とは余は違う!
善一 : えーそうなんだ、炎の何、――はい?(二人の方に寄って
善一 : 神様? 神様なの!?
ベリサマ : 如何にも。余が神であるぞ。
ラヴィ : この前、暴れてたほうの片割れね
ベリサマ : む。(ラヴィ見て
善一 : う、うそだぁ マジで!? こんな幼い子なのに!?
ベリサマ : 幼子なのは体を借りているからじゃな! 余の神としての歴史は長い…
ラヴィ : ま、それはいいわ。よかったわね住良木君。チョコくれるみたいよ。
善一 : マジで!?
ベリサマ : 如何にも。余はチョコを作った。
善一 : チョコくれるの!? 俺に!? 本当に!?(ガバァッとベリサマに
ベリサマ : (炎燃え立つチョコの内側からチョコムースが蕩け出るバレンタインチョコ×4が置いてある
ベリサマ : ・・・
ベリサマ : 貴様、並々ならぬ熱意を感じるな!
善一 : イエス! チョコ欲しいです炎神チョコベリ様!!
ベリサマ : ベリ様ではない!ベリサマ様だ!
ベリサマ : しかし良いだろう!美しい余からのチョコを欲するならば与えん!
ベリサマ : 余は出来る女神だからな!(炎燃え立つチョコの乗った皿を善一に突き出す
善一 : マジで!! 嬉しいですベリベリサマサマ!!
ベリサマ : もう一度言おう!余はベリサマ様だと!
善一 : いやーベリ様サマったら寛容なんですねもう――(皿の上のそれ見て
善一 : ―――
ベリサマ : どうした? 余りの出来に言葉も出ないか?(自信満々
善一 : ――こんなコトってある!?(半泣きでラヴィに
ラヴィ : ええ、そういうこともあるかもね
善一 : ……(ごくり
ベリサマ : 食べるが良い。
善一 : ―――――
ベリサマ : 余は神。貴様の望むモノを与えん。
善一 : (住良木善一はいわゆるヘタレのレッテルを張られている――
善一 : (勝てない戦闘からは泣きながら逃げ出すし、喚き散らかして助けを呼ぶなんて日常茶飯事
善一 : (しかし彼にも! 彼の根底には! 譲れないものがただひとつだけある!
善一 : …っ!(むんずっ(燃
善一 : (女性に恥は、かかせない!
善一 : いただきます!!(ガブゥ!
善一 : ――ッ!! ~~~~!!!(口内炎上
ベリサマ : (善一の口の中を容赦なく襲い来る炎!
善一 : (何で 口ん中 に 入ったのに 鎮火 しないの
ベリサマ : (燃え続けるチョコ!それがベリサマがこの炎に込めたテーマだからだ!
ベリサマ : (炎神ベリサマはヴァース全土の炎を司る!神罰で7割減した力であってもそう簡単に潰えはしない炎!
善一 : ―――――!!!(灼熱のムースがあばばばば
ラヴィ : 案の定ね…まあ死にはしないんじゃないかしら
ベリサマ : (カウンターが2→3になる
ベリサマ : 死にはせんよ。あのチョコは美味しいと貴様も言うておったよな。
善一 : (意識が燃えそうな中、何とか食べきる 胃の中に落ちると流石に消える様子
ラヴィ : いや、それは私が…いいわ別に
善一 : ――――(口と鼻からブスブスと煙
善一 : ぉ、、、
善一 : ……美味しかった……デス……(カウンターが6に
ラヴィ : …はい、がんばったで賞(煙をあげる口にぺしっとチョコを押し込み
善一 : !(パクリ
ラヴィ : 全く、どうしようもなく馬鹿ね。
善一 : …!!(美味しさが身に染みる!
善一 : …! ……!!(ラヴィの両手を取ってブンブン 何やかんやラヴィにもらえて超嬉しいらしい
ラヴィ : (…   しばらく振られてたが、ぺしっと払って)気安いのよ
ラヴィ : さっさと水でも飲んできなさい
善一 : (払われて、しょぼんとしながら厨房へ
ラヴィ : やれやれ…ま、いいとしましょう(6に増えたカウンター
ベリサマ : あと2人よ!
ベリサマ : 奴のようにチョコを求む者にあと2名出会えば良いのであろう?
ラヴィ : そうね、死なさない程度に
ベリサマ : ならば!簡単な話よ!
ベリサマ : (ぴよこエプロンを脱いで、チョコの乗った皿を手に持ち
ベリサマ : 見つけてこよう!あと2名!
善一 : (コップ片手に戻ってくる
ラヴィ : …うん、まあ、がんばって。
ベリサマ : うむ!
ベリサマ : (力強く返事して、特別工房から出ていく
ベリサマさんが退室しました
善一 : ………(見送って
善一 : 味は……味は本当に美味しかったんだけどな……
ラヴィ : さて、私も行こうかしら。それじゃあね
善一 : あっはい!
ラヴィ : (それだけ言って去っていく 目的は果たしたようだ
ラヴィさんが退室しました
善一 : ラヴィさんもチョコありがとうー!(見送って
善一 : ……
善一 : まだジンジンする……
善一 : (その後、「バカなんです?」と云われながら蜂蜜茶を淹れてもらうのであった
善一さんが退室しました

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最終更新:2018年02月26日 09:31