『ディーン』
種族: 人間(機関人間/改造人間(蒸気))
年齢: 不明。外見的には25~26歳程度
性別: ♂
外見: 灰色の髪、無表情、大き目ゴツ目。鉄と油の匂い。
色彩:#474747
交友:
備考:オニール出身と思われる青年。生体部分の殆どを鉄と歯車と蒸気機関に置き換えた機関人間にして機関幻想。
本来ならば蒸気機関の力では成しえないと思える機構や能力も蒸気機関の力で発現させる、まさに鉄と歯車と蒸気の幻想。
ほぼ死にかけだった肉体をオニールに住むヘロンという研究者が改造したものだが、ヘロン自身にも把握できていない機構が発現している。
また、肉体の動作や記憶処理などの一部をオニールに隠されているヘロン研究所の階差機関によって補っており、
改造以前の記憶をほとんど失っている。
元々人間だったため氣を扱える。ただし、肉体の変質により蒸気とともに噴出させるかたちでしかうまく発現することができない。蒸氣。
主食は石炭だが飲み物はコーヒーを好む。
セントラルへは瓦礫撤去などの仕事をするため出稼ぎにやってきている。
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【第一機関】
ディーンには二つの機関<エンジン>がある。
通常動作に使われる第二機関と特定状況においてのみ起動する第一機関。
起動条件は二種類。どちらかが満たされていれば起動する。
ひとつは「理不尽によって他者の命が脅かされる時」、もうひとつは「他者から助けを求められ、エイダが必要と判断した時」。
また、第一機関は無限とも思える蒸氣を生み出す。
この第一機関はオニール地下で発見されたオーバーテクノロジーと大崩落によって失われた無辜の命が結びついて生まれた非常に異質なものである。
【鉄の男/機関幻想】
ディーンという幻想を維持しているのは大崩落によって失われた命たちの小さな願いである。
「この命が失われる前に力ある誰かが助けてくれていたら」「この地獄から守ってくれる無敵の存在がいてくれたら」そんな都合のいい願いの集合が第一機関と結びつき、鉄と歯車と機関で動く男は存在として成立している。
なお、ディーンの人格ベースは崩落のなか子供を助けようとして亡くなった機関工の青年からきている。
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戦闘データ
CL:A+/A+
SL:-/-
ML:C/D
LL:-/-
耐久:EX 防御:S 筋力:A 知覚:B
速度:C 機敏:C 空中:D 経験:B
蒸気:EX
戦闘スタイル
頑強な躯体と階差機関の予測による防御でどっしりと構え一発を当てていきたいタイプ。
相手がスピードタイプでも近距離に来てくれるならカウンターヒットを狙いに行けるが、
ひたすら引き撃ちされると本当に何もできない。石とか投げる。
武装および能力
蒸気の排気とともに圧縮された氣を放出する。
通常と違い蒸気を混ざり合った結果、短射程高威力となっている。
相手を吹き飛ばすための甲型と、浸透による内部破壊を目的にした乙型の二種がある。
掌や脚など複数個所にある排気孔のどこからでも使用でき、そのまま防御にも活用する。
遠距離攻撃手段を持たないためやむを得ず石を投げる。そこそこ痛い。
ディーンの躯体制御と情報処理を担当する装置。
かなり大型なためにオニールのヘロン研究所に隠されている。
戦闘用に稼働することで未来予知に近い予測データを送ることで、
動作が鈍重なディーンの戦闘を補助を行っている。
成り立ちの関係上、雷電にまつわるものに強い耐性を持つ。
ふと思いついて書き出したので「そういう幻想である」としか(困惑
ディーンを動かす動力を作っている機関。
第一機関も存在しているが基本的にそちらは機能していない。
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他者の命が理不尽に脅かされる時、鉄の男に逃走は許されない。
以下第一機関起動時の能力
多量の蒸氣によって形成される障壁。
排気量によって盾形やドーム型に形状が変化する。
破壊されたり切除した腕の代わりに吹き出した蒸氣を錬氣によって形成する。
破壊されても破壊されても蒸氣の奔流によって次々と生成されるだけでなく、
この掌からも蒸氣は容赦なく噴出できる。
ディーンの持つあらゆる排気孔から無限の蒸氣を吹き出す。
広がる蒸氣はエイダの制御によって都市全域に広がり包み込む。
その蒸氣は崩落する家屋を支え、放たれる凶弾を握り潰し、都市を砕くあらゆる脅威から守る盾となる。
ディーンに本来求められた能力であり、失われてなお残る命の総意である。
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最終更新:2018年05月12日 02:24