EV:生きる呵責 [フラジール クレス]

フラジールさんが入室しました
フラジール : おお?(ワープゲートから落下するように放り出される
フラジール : (しかし目下にはミド・デリー川――
フラジール : (ざっ  ぱぁぁぁん!
フラジール : (ゴボボボボボボ
フラジール : (水? 川? 海?
フラジール : (泳――ーげない! 半身分は無いとは言え、殆どメタルだ
???さんが入室しました
??? : (沈みゆくフラジールに金属製ロープが伸び、ぐるぐると巻き付く
フラジール : (遠ざかる水面を見上げ――紐?
??? : (ぎゅっ、と結ばれ、 ――ぐぐぐぐぐっ
??? : (まるで人間離れしたような―舵手強大な力でフラジールを一本釣り
フラジール : (どっ ぱぁぁぁん!
フラジール : (Fish! 132cm 少女です!
??? : (フラジールが釣り上げられ、上空に姿を現す頃にロープは消えている
フラジール : (川沿いの路面に着地
フラジール : 、、
???さんが退室しました
フラジール : ? ??(立ち上がり
クレスさんが入室しました
クレス : っ はわ!(着地したフラジールを見てァヮァヮしてる
クレス : ぁゎゎゎ…っ だ、大丈夫ですか…っ!?(自信無さげな紫髪の男の子
フラジール : …、(ぺ、ぺっ!と水を吐く 工場帯で綺麗じゃないしね
フラジール : 助けてくれた? ありがとう?
クレス : ぁっ、ぃ、いえっ!その…
クレス : 溺れてる…みたいだったので…つい…
フラジール : 確かに溺れてた。
フラジール : (バイザーから警告音
フラジール : 、(可動限界、力を失ったように装甲が剥がれていく
クレス : …っ(たじっと、伺うようにフラジール覗き込んで
フラジール : (脚部分のヒールがなくなり、クレスより背丈が低く
クレス : ぁ、あの… アナタは一体…?どうして急にあんな所に…
フラジール : (装甲は犬に戻るが…半分なくて、殆ど鉄塊状態に
フラジール : …、
フラジール : 私は、(名乗ると、どうなってきたか、知っている
フラジール : (けれど、私は)フラジール。
フラジール : フラジール・アルジール。
フラジール : トワともう一人と戦ってた(川の方見て
フラジール : 負けそうになって、ラフトに助けてもらった。
クレス : フラジール・アルジールさん。(こめかみに指をとんと当て、片目を瞑る
フラジール : そしたらここ。
クレス : …そう、ですか…。(困ったようにフラジールを見て
クレス : (傍の鉄塊に視線を移す
フラジール : ここは、どこ?
クレス : 此処はシドリーです。工業都市シドリー。
クレス : ボクは此処で…パトロールをしていましたっ。
フラジール : シドリー…シドリー……
フラジール : それは、遠い。
フラジール : (オニールと丁度反対方面だ。それに、セントラを通らないともっと迂回になる
クレス : フラジールさんは、どちらからココに…っ?
フラジール : セントラル。喫茶。
フラジール : どうやってきたか、ちょっと判らない。
フラジール : 穴? ラフトが開けたと思う。多分
クレス : 喫茶から… そうですか。
クレス : ぁっ、ボクは、EE=XIV=Crescっていいます。クレスって呼んでください(胸に手を当てて
フラジール : いーいー………クレス。わかった
クレス : …オニール・シティはEv管轄外ですけど、
クレス : 流石にシドリー<ココ>では、それを見逃すことは…できません。(フラジール、というよりは鉄塊を見て告げる
フラジール : ……
フラジール : クレス。クレスも、戦う?(じ、と見て
クレス : で、出来るなら…争いたくありませんっ!(ぎゅっと目を瞑って、必死の様相
フラジール : それなら、少し待って欲しい…けど、多分、待てない?(じりじりと下がって、シャカールに触れる
クレス : ぁ、ぁぅ。あの…(フラジールの様子を見る、悲しそうな瞳で
クレス : こういう事って…初めてじゃないんじゃないでしょうかっ…?
フラジール : よくある(倒れて動かない犬を庇うように屈み、手を前に ろくな武器もない
フラジール : 助けてくれて、ありがとう。
フラジール : でも、問答無用、なら、やれるだけ、やるしかない。
クレス : ……本当に、わかっているんですか?
クレス : もし負けたら、ソレを使っているアナタは死んじゃうんですよ…っ?
クレス : …ぁ。ぃぇ、そんな単純な話じゃないのかもしれないですけど…抗魔金属っていうのは、
クレス : 基本的にそういうものだって、…そう学びます。この世界の人達は。
フラジール : ……
フラジール : これを使って殴ると、死ぬ。知ってる。
フラジール : これを使って殴ったりは、してない。
フラジール : 武器の抗魔は取った。けど、体のは動くのに必要で、取れなかった。
フラジール : クレスの言うことも、わかる。さっきの戦闘も、そうだった。
クレス : フラジールさんは、コレに、乗ってるんですよね…?普段は。
フラジール : うん。入ってる。
クレス : だったら、やっぱり危険だと思います…っ(ぎゅっと目を瞑って
フラジール : そう、確かに。そうかもしれない。
フラジール : それ以上に、みんな、持っていることを気にする。
フラジール : そんなに、危険? 他は、大丈夫?
フラジール : ……まだ、私は、勉強不足…?
クレス : …この世界の人間は、加護の力を前提として成り立ってるって…ボクはそう学びました。
クレス : 抗魔金属は、その根幹を揺るがすもの…だからココまで忌避されるんだって。
クレス : …きっと、何回も聞いた話だとは、思うんですけど…。
フラジール : 確かに、そうだと思う。そう勉強した。
フラジール : けど、ずっと、皆。手放さない。
フラジール : 調べた。これ。無くすことより、使うこと考えてる人のほうが、多い。
クレス : …それは、お家の残した研究ですか?
フラジール : 半分ぐらい、そう。
フラジール : あとは色々。
クレス : 色々…って…(困惑気味に
フラジール : 家の人、糞豚だった。
フラジール : 糞豚って言い方はよくない、そのうち別の言葉は考える。
フラジール : 本当は、使わないほうが良いかも知れない。
クレス : …。
フラジール : けど、無いなら無いで、困る(クレスに戦闘意思は無さそう…? 立ち上がり直す
クレス : …ぇと、本当に困るんですかっ?
クレス : 何かで代替できれば、問題は解決するんじゃ…ないでしょうかっ?
フラジール : …………
フラジール : それは確かに。
フラジール : そうお願いした。けど、難しいらしい。
フラジール : 技術不足?って言ってた。
クレス : 技術、不足。
フラジール : 無くて困るのはシャカール。抗魔は、無くせられるなら、きっとそれが一番。
フラジール : …まずは修理しないと(尻尾ケーブル掴んで、歩き出す――出さない
フラジール : (壮絶に重い。大人数人つれてきても とても運べる重量ではない。
クレス : …。(その様子を見て
クレス : ……あ、あの、それなら
フラジール : …………これは……相当に、大変。
クレス : ボクにアテがあるかもしれません…
フラジール : (振り向く
フラジール : アテ?
くれすさんが入室しました
くれす : はい。っていうか、ボクが所属してる組織…なんですけど…(PI、と腕の通信機を起動
くれす : (―――通信開始。『NO.VI』
くれす : 『あっ、、、あのぉ…もしもしっ、VI=Pさんですかっ?イーイー・シヴクレスですっ』
クレスさんは退室されたようです
くれす : 『今、市街のパトロール中で…大変なモノを確認しちゃって…あ、ポイントはそっちで確認してくださいセンサー付いてますよね』
くれす : 『本部に運ぶのも難儀っていうか…質量的に無理そうなのでっ、VIPさん今すぐこっちに来てください!お願いしますっ><』
くれす : 『…返事が聞こえないですけど…大丈夫ですよねっ?あははっ。』
くれす : (補足しよう!通話相手のEE=VI=Pは基本的にチャットでしか会話しないのだ!嫌がらせのような通信・・・!
くれす : 『ナビを通して簡易スキャンデータを送りますから、よろしくお願いしますね。VIPせんぱいだけが頼りなんです><期待してますっ』
フラジール : (見守ってる
くれす : (―――通信終了。
くれすさんが退室しました
クレスさんが入室しました
クレス : ふぅっ…… た、多分これで…
フラジール : 助けてくれるの?
クレス : こちらは抗魔金属を回収できて、
クレス : 他組織の技術を知る事もできる。…一方的な救済じゃないですよ。(フラジールに笑って
クレス : あははっ、まぁ、通信相手が来ない事にはどうにも…来なかったら死んだ方がマシな目に遭わせますけど…
フラジール : (ふむ、と見て
フラジール : それでも、助かる。運べないし
フラジール : さっきもそうだった。ありがとう。クレス。
クレス : あははっ、なら、素直に受け取っておきましょうか。(両手会わせて微笑み
クレス : どういたしまして。
フラジール : うん。
フラジール : (動かなくなったシャカールに腰掛ける
フラジール : やっぱり、そういうのが良い。
フラジール : 最強は最強でも、そういうのが(クレス見て
クレス : あははっ、そうですかっ…少し安心しました。
クレス : 望んで抗魔金属を扱いたい…そういうわけじゃなかったんですね。
フラジール : こうするしかない、と言わててた。
フラジール : 実際、防御するには、便利。
フラジール : 魔法、効かない
クレス : (おや。と口元に手を当てて
クレス : あははっ。それは…
クレス : 勉強不足ですね?
フラジール : そうなの?
クレス : こうするしかないと言われ、他の可能性を考えていなかったのでしょう?
フラジール : それは、確かに。
クレス : ならば、それはあなた様の失態です。そうは思いませんか(頬に手を当てて 何か、あまり少年ぽくない雰囲気
クレス : そもそも、かつての圧政者の忘れ形見が、殺傷可能な武器を手放さないという事が、
クレス : どれほど印象<イメージ>が悪く、どれほど余計な軋轢を生んだ事でしょうか。
フラジール : ……(雰囲気が変わったことに気付くが、特に指摘もせず
フラジール : 失態。どうだろう。そうかもしれない。
クレス : 人の中で生きる事こそ人生。他者から見た己があって、フラジールさまは此処にいるのですから。
フラジール : それは、そうだと、思う。
クレス : 学ぶ所はあったのでは無いでしょうか。 傷付くのは、嫌だったでしょう?
フラジール : (頷く
フラジール : 傷つけるよりは、良いと、思ってる。
フラジール : 抗魔、よくなかった。 無ければ、もう少し、マシだったかも。
フラジール : けれど……どうかな。
クレス : あははっ。抗魔無くとも、あなた様を許さない方はいるでしょうね。
フラジール : 私の言葉じゃ届かない。そんなこともあった。
フラジール : (は、と気付く 何かテレビでやってた
フラジール : 世知辛い、そう。世知辛い。
クレス : あははっ、そういう語彙もあるんですね。…(それにしても 遅い
フラジール : 勉強中。言葉は大事。
フラジール : (空を仰ぐ
フラジール : 勉強したら、抗魔なしでもいける?
フラジール : あそこ(空を見ながら
ドローン偵察機さんが入室しました
ドローン偵察機 : (見た空を飛ぶドローン偵察機
クレス : あははっ、勉強と… 修練を積めば。如何様にでも。
クレス : なると思っていますよ。×××は――(空を仰ぎ
ドローン偵察機 : (二人の元へ降下してくる
クレス : あっ…VIP先輩の偵察機です…っ!
ドローン偵察機 : (クレスとフラジールの間に浮遊して
ドローン偵察機 : (船体から電子掲示板が生え出る
クレス : (ドローンの方を向く フラジールには見えない角度で
クレス : (てめえ本体来ないでどないすんだコノ野郎的笑顔(中指
ドローン偵察機 : 『拙者引き籠もり侍と申す者…今宵の注文は如何ようなモノにてござろう…』
ドローン偵察機 : (クレスに見えるように表示される文字列。音声やサウンドは一切無い
フラジール : 勉強と修行で。
フラジール : ?(ドローン見て
クレス : コチラの機構の…抗魔関節部分を、通常の技術で作り変えて欲しいんです…っ(ぎゅっと目を瞑って
クレス : …運搬がちょっと難しいので… コチラに来てもらえると…(っていうか来いよ
ドローン偵察機 : 『え?抗魔?マジ奴?〆はいつ奴?今なう奴?作り変え?マジ奴?』
クレス : さっき電話でも同じ事言いましたよね…
フラジール : ……(ドローンの背面部触ってる
フラジール : (カパッ
ドローン偵察機 : 『こちら受け取りから一週間でご返却という形でお預かりしても――はぁんっ―』
フラジール : あった。(犬から抜き出したケーブルを
フラジール : (ぶっすぅ
フラジール : (僅かにカメラアイが光り、ホログラフ状のバイザーが彼女の前に
フラジール : (概要設計関連のデータを送信
クレス : ゎぁっ…(その様子を驚いた様子で見てる
ドローン偵察機 : 『なんか送られてきてるなうだけど大丈夫奴?高額料金請求されたりしない?』
フラジール : (明確な目的もない。ただ途方に山を登るように、天を目指して建築する塔のような設計思想
クレス : はい… いや、ハッキング対策はそっちの専門ですよね?何かあっても頑張ってくださいっ
ドローン偵察機 : 『んまぁそのドローンからコッチまでハッキングされるような機能は無いけんど』
ドローン偵察機 : 『ドローンになんかとんでもない機密情報送られてきまくってるぽいんだけど、この子何?何者?秘密結社の一員?』
フラジール : (上空の魔力流、果ては外界での単独活動を想定して、わざわざ、ただ重いだけの抗魔金属を積んでいる
ドローン偵察機 : 『つまり、どういう事だってばよ?』
フラジール : (生体兵器、魔眼培養、魔器、電子・量子科学―――あらゆる要素が酷く渦巻いて設計されている
フラジール : パパの夢は、最強を造ること。
フラジール : 色々、積んでる。詳しくは勉強不足で、わからない。
フラジール : 私が今できるのは、見せること(データを送信し続ける
フラジール : 作り変え、できそう?
ドローン偵察機 : (電光掲示板の裏面が光り、両者に見えるようになる)『つまり…』
クレス : … シドリー市街で動作不能に陥ったロボを発見しました。
フラジール : パパの夢は、別に良い。最強じゃなくても良い。誰かを助けられるなら。
フラジール : さっきみたいに。
ドローン偵察機 : 『難しい事考えずに、街中で困っている、機会っ娘を助けろ!って事でんがな?』
クレス : はいっ。お願いしますっ!(ぎゅっと目を瞑って
ドローン偵察機 : 『なーーーるほど。なーんかすっごーい機密情報の数々が送られてきた気がするけど、おじさん気にしないぞー。』
ドローン偵察機 : 『困っている人を助けるのはヒーローの本業だからね!』
フラジール : (それ見て ぁ、と
フラジール : 闇口じぃじの分は、特に困る。黙ってて欲しい。
ドローン偵察機 : 『はて?なんのことかの?わしゃあなにも見とらんぞ?』
フラジール : …?(送ったのに、という顔で
ドローン偵察機 : 『そんでまあモノは相談なんじゃが………』
クレス : 困っている市民を助けるのが、Ev隊員の務めですからっ!
クレス : …はい?なんです?
ドローン偵察機 : 『その、修理治療…っていうか何ならマイルドチューンの改造…? 〆切いつです…?』
ドローン偵察機 : 『今すぐ!じゃないんなら一旦お家にお持ち帰りしてからやらせていただけると助かるなあ的な…機材も全部こっちですし…?』
フラジール : いいよ。それで。
フラジール : 納期? えっと…(ラボで聞いたことがある
フラジール : そう、なるはや。
ドローン偵察機 : 「で、でー!!ASAP奴ー!!!」
フラジール : お金、いる?
ドローン偵察機 : 「人助けでお金はとらないんだなぁ。ヒーローだもの。ゔぃっぷ。」
クレス : わぁ…VIP先輩流石ですっ
ドローン偵察機 : 『それじゃあ、なるほど、はい。』
ドローン偵察機 : 『シヴクレス隊員。そのパーツ諸々。本部まで運べそうですかね?』
クレス : …(少し間 ちら、と犬を見て
クレス : はいっ がんばりますっ。
ドローン偵察機 : 『無理かあじゃぁ――っていけるんかーい!』
ドローン偵察機 : 『そんじゃあまあ本部でお待ちしておりますよーん』
クレス : … はい。よろしくお願いしますね。
ドローン偵察機 : (接続部分を切り離し
ドローン偵察機 : (上空へドローンが飛んでいく
ドローン偵察機さんが退室しました
クレス : じゃあ…コレ(犬)はどうにかして持っていくので…(フラジールに向き直って
フラジール : 
クレス : …。(どうするか。転移装置はEvに記録が残る。
クレス : (直接、可及的速やかに、運ぶのが、なんだかんだ安全か。
クレス : ―――(E4C―――
フラジール : (犬から降りて
クレス : (EE=ライジングフォースッ!!(ぶわっっっっ
クレス : (全身にぶわっとオーラを纏い――続けて!(EE=Change=FOur!!
クレス : (メキメキッッと片腕が変形――鬼の剛腕に
クレス : よ、、、
フラジール : おお。
クレス : いしょっっっ!(一生懸命な動作と裏腹に、ひょいっと片腕で犬を持ち上げる
クレス : っ、、それじゃあ(グ、と片足踏み込み、フラジールを向いて
フラジール : クレス。力持ち。強い。
クレス : はい。(否定しない 内面自信家
フラジール : 強い上に、人助けしている。それは凄い。
クレス : あなた様も、きっと、もっともっと。強くなれます。
クレス : じゃ、行きましょうか。(跳んでいこうかとも思ったが、フラジールに合わせて歩く
フラジール : (ついていく
クレス : (いざ――Ev本部へと。
クレスさんが退室しました
フラジールさんが退室しました

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最終更新:2018年04月06日 10:42